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小針駅前の夜は更けて

いやー、始まりましたね。やっと再開しました。


正田醤油スタジアムで開幕戦を見てから、もう4ヶ月。長かった。長かったなぁ。よくぞこの日を迎えられたものです。一時はこのまま再開できずに終わりになっちゃうんじゃないかと思ってましたから。

 

この日の朝、母とご近所の奥様を新潟大学近くのヨガ教室に送り届けた後、亀貝のいっぺこーとへ買い物へ行こうと車を走らせていたら、カーナビのハンズフリー電話が鳴りました。

 

出てみると、中越地方在住のサポ仲間。

 

曰く、
「今日の甲府戦、試合見ます?」

 

もちろん見ますよぉ。

 

「新潟日報さんが試合後に電話取材を受けてくれる人を探しているので、お願いできないっすかねぇ」

 

で、電話取材?!

 

その日は、地元の小針駅前の店にタブレット端末を持って行って、常連の皆さんとプチPVをやることにしていたのです。カウンター席で数人で、ですけどね。

 

帰宅して間もなく、新潟日報の女性記者の方から電話がありました。これから甲府へ取材へ行くとのこと。そうですか〜、頑張ってくださいね!

話によると、取材は運動部ではなく社会部からということだそう。てことは、記事は社会面に載るってことですね?

 

「後ほど、担当者からお電話いたしますので、よろしくお願いいたします」

 

と、電話は切れました。

 

午後、今度は社会部の担当記者さん(こちらも女性でした)から電話が。アルビを初観戦したのはいつ頃か、そのきっかけは?など、簡単に前取材を受け、専門学校生から代わりに行ってほしいと頼まれたことを話したら、記者さん爆笑。N○Gの受付でチケットにハンコをもらう時、

 

「あなた、学生じゃないでしょ?」

 

なんて言われたらどうしようって、列に並びながら戦々恐々としてたんですよ。いやマジで。まぁ、もう22年も前の話ですけれどね。(一応、私もそれなりに若かった)

相手はサガン鳥栖でした。向こうのGKは松永成立だったことは鮮明に覚えています。アルビは選手のことなど全く知らず、知ってるのは永井監督だけでした。

 

 

さて。

17時ちょっと前に小針駅前の店へ。17時開店なのに、すでにカウンターには常連さんたちが数人、出来上がってましたw

開店前に、何時に来てるんですか、みなさんw

 

カウンターの上にタブレットを置いて、DAZNにセット。やっと再開だね〜なんて言いながら18時キックオフを待ちました。

 

さて、試合。

 

開幕戦のスタメンから、GKが小島から藤田に、CBがマイコーから田上に、右SBが大本から新井に、FWがシルビーニョからファビオに変更。長い中断期間中に、ケガ人が出たり、新たに台頭してくる選手がいたりしたということで、開幕戦の記憶はとりあえず置いといて、という感じでした。しかも、ん? 5バック?

アルベル監督のコメントによると、甲府のロングキック攻撃対策としてサイドの幅を埋めたとのことですが、これは中断中の練習試合で、そこそこ失点が多かった(富山にも3失点とか)のが教訓になったのでしょうか。知らんけど。

それでも、5バックの間に2失点してるので、どれくらい効果があったかは分かりませんが。

 

守備はともかく(ともかくじゃねーだろ、というツッコミはさておき)、得点シーンはどれもこれも素晴らしかったですねぇ〜。

いや〜、美しいの一言に尽きる。

 

先制点は、マウロのインターセプトから、新井→ロメロ→新太→ファビオ→新太で、どーん。

(ざっくり)

 

その時の店内カウンター席では、地元真砂小学校出身(←ここ重要)の新太の先制点で大盛り上がり。

ハイタッチは自粛して、手にしたジョッキを掲げて祝いました。

 

いつもの甲府戦だったら、点を取るまで時間がかかるイメージがあるのですが、前半19分という早さ。しかも、ボール奪取から細かいパスを回してゴールに結びつけるという、おおよそ「新潟らしくない」得点シーン。ああ、これがスペインの風なのか。

 

2点目は前半46分、秋山のミドルパスが新太にピタリと入り、そのままワンタッチゴール。2人の高度なテクニックがシンクロした見事なものでした。このビューティフルゴールで、ビールが進む進むw

 

そして3点目は、後半36分。ゴンサロが足を伸ばしてつついたボールが至恩へ、至恩が見事なルーレットで相手をいなしてバスを出した先には、フリーになったシルビーニョが待っていました。

 

もう、それぞれの得点シーンを振り返るだけでもビールがおかわりできちゃいますが、それでそのまま勝ててたら、もうこれでJ1昇格確定!なんて血迷った発言をしてしまったかもしれませんw

 

まぁ、そうはいかないのが、新潟らしさ、ではあるのですが。そういう伝統芸は、監督や選手が替わっても変わらないんでしょうか。

 

最後の最後、追いつかれたシーンも、結局セットプレーか、という感じだったのですが、金園やハーフナー・マイクを投入してパワープレーに転じた甲府の勢いを抑えきれなかった試合運びは、今後の課題になるのでしょう。もっとネチネチ時間稼ぎやればよかったのに、なんて思ったりしますけどね。

 

こういう時、無観客でなければ、サポーターがコールやチャントで選手を下支えすることもできたと思うのですが、観客が入っても当面はコールやチャントがNGということを考えると、サポーターの存在がどれだけ力になれるのか、やってみないと分からない感じです。

 

守備に関しては課題山積ですが、藤田にとってはほろ苦いプロデビューになってしまいました。彼にサインをもらったことがあるので、とにかく頑張ってほしいですねぇ〜。(でも、次節はさすがに大谷かな…)

 

この試合、とにかく選手の声がよく聞こえましたね。

ゴメスがパスミスした後、

 

「あ〜〜〜、ごめ〜〜ん」

 

と叫んだ声が聞こえて、思わずニヤニヤしてしまいました。

 

 

結果は3-3。勝てたなぁと思ったり、負けなくてよかったなぁと思ったり、いろいろと考えさせられましたが、何はともあれ、新太の2ゴールで盛り上がりましたよ小針駅前。ありがとう新太。

 

試合終了後間もなくスマホが鳴り、新潟日報の記者さんの取材で一方的にしゃべりまくったので、果たしてちゃんと記事になるんだろうかと思ってましたが、翌朝の新潟日報には、ちゃんと要点がまとまった記事なっていました。さすがプロ。

 

 

次節はいよいよ今季開幕戦。ビッグスワンにアルビが戻ってくるわけですが、残念ながらこの試合まではリモートマッチ。

照明に白く浮かび上がるビッグスワンを遠く眺めながら、また小針駅前で楽しもうかな。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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長かったstayhome期間、皆さんはいかがお過ごしでしたか?


イベントは軒並み中止や延期、個人的に観戦予定だった東京五輪も来年に延期になり、甲子園もなくなり、JリーグもラグビートップリーグもBリーグもプロ野球もない。

 

そんな中、私はNHK朝の連続テレビ小説「エール」を楽しみに過ごしていました。

 

数々のヒット曲を世に送り出し、「栄冠は君に輝く」や「オリンピックマーチ」、「六甲おろし」など、スポーツの名曲も多数作曲した古関裕而さんを主人公にしたドラマですが、先日は早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」誕生秘話が1週間にわたって放送されました。

 

高校生の頃、早稲田に憧れて、風呂場で「紺碧の空」を歌いまくっていた身としては、グッと来る内容でした。
(結果的には早稲田とはご縁はありませんでしたが 笑)

 

ドラマの中で、曲が作れず悩む主人公に早稲田の応援団長が、なぜ自分は早稲田を応援するのかを博多弁で切々と語る場面があります。

 

「野球ば頑張ってる人のラジオば聴いて、頑張れる人がおる。頑張ることはつながるんやって」

 

この言葉には、選手を応援するという行為は、ただの自己満足を超えて、選手とファン・サポーター、そしてテレビやラジオの前で応援している人も結びつける力があるのだという「応援の原点」が、シンプルに表現されているように感じました。

 

あー、スタジアム行きたい!試合が見たい!

 

…と悶えていた矢先、ようやく発表になりました、Jリーグ再開。
J2は6月27日(土)から。本来ならホーム山形戦ですが、日程は組み直しになるかもしれないので、どうなりますか。できればホームでやりたいですね。

 

東西でグループ分けし、当初は無観客で、その後は最大5000人から段階的に、とのことですが、とにかく試合がやれることが全て。プロサッカー選手がプロサッカー選手であるためには、試合でプレーしなければ。

 

ソーシャルディスタンスを保ち、横断幕も大旗もチャントもないwithコロナのスタジアムがどう変わるか気になりますが、まずは緑のピッチで躍動する選手たちの姿が画面越しに見られることが、今から楽しみで仕方ありません。


さて。先週はアルビ周辺で様々なニュースがリリースされました。

 

その中には、契約解除が発表されていた内田潤さんがU-15アドバイザーという肩書きで復帰、というものがありました。

 

この一連の騒動は、経緯が不明瞭だっただけに物議を醸しましたが、何はともあれ、いい方向に行ったのはよかったと思います。

 

が、きちんとしたコミュニケーションが取れていなかったことが根底にあり、「看過できない重大な契約違反」から契約解除にしたはずなのに「とことん話し合った結果」契約解除を取り消すというお粗末なドタバタ劇は、二度と繰り返さないでいただきたい。一連の意思決定のプロセスについて、クラブとしてきちんと問題点を検証してほしいと思います。

 

何より、最も多大な影響を受け、傷ついたのは、クラブの宝であるアカデミーの選手たちだということを関係者の方々は肝に命じて、よりよいクラブになるために前に進んでほしいと願うばかりです。
 

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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悲しくてやりきれない

前エントリーで、「書きます」と宣言してしまったので、書く書く詐欺にならないうちに書くことにしました。私個人の思いとして読んでいただければ幸いです。

 

先日、大きな衝撃とともに駆け巡った、

 

「内田潤アルビレックス新潟U-15監督解任」

 

のニュース。

まず、オフィシャルサイトで「アカデミー組織変更のお知らせ」というタイトルでリリースされたのが最初でした。

 

内容を読み進めると、吉永U-18監督がアカデミーダイレクター兼任になるとあり、吉永さん、ダイレクターもやるんだ(復帰とも言えますが)と思いながら下を読むと、森アカデミーダイレクターがU-18コーチに転任。

ん?これは降格人事じゃないかと思いながら、さらに下を読むと、

 

「内田潤U-15監督退任」

 

の文字が。

えええええー!ウチさん退任ー??!!!

なんでそんな肝心なことを、こんなにしれっと、なんのコメントもなく書いてあるんだ?!

 

まず、私の頭の中に駆け巡ったのは、そんな思いでした。

 

この時期にアカデミーダイレクター交代とU-15監督退任なんて、どう考えてもただ事ではありません。

最も影響を受けるのはアカデミーの子どもたちであり、それに対する配慮があったのか、ケアはやってるのか、まずそこを考えると同時に、クラブのレジェンドであるウチさんが、なぜこんな形でクラブを去ることになったのか、説明がなければ誰も納得しないだろうと思いました。

 

すると翌日の新潟日報に、「解任」という文字が踊り、森ダイレクターのコメントとして、

「看過できない重大な契約違反があった」

という記事が出ました。こんな重要なことを、なぜ新聞辞令で出すのか。なぜオフィシャルには出さなかったのか。そもそも、なぜ降格されたダイレクターのコメントが最初に出てくるのか。順番が違うんじゃないの?というのが正直な感想でした。

 

そしてすぐにウチさんの、

 

「重大な契約違反は思い至らない」

 

という反論コメントが出て、これはダイレクターとウチさんの間で何かあったとしか考えられない状況に。

それにしても、またもや新聞記事です。

 

その後、是永社長がインスタライブでサポーターに直接コメントを出しましたが、なぜそれをオフィシャルサイトで出さないのでしょうか。インスタライブなんて時間が経てば消去されるメディアで出したコメントをオフィシャル扱いにするのは無理があるでしょう。モヤモヤが解消されるどころか、さらに大きくなるばかりでした。

 

その後、聞いた話から少しずつ真相らしきものがわかってくるにつれ、変革の真っ只中にあるクラブの中で、避けられない摩擦だったのかもしれませんが、コミュニケーションの拙さや言葉の扱い方のズレが最悪な結果を招いたのだとしたら、間に入ってくれる大人がいれば、こんなことにならなくて済んだのでは、という思いが残ります。

覆水盆に帰らず。こんなことで、誰よりも新潟を愛してくれたウチさんが、新潟を去らなければならないなんて、あまりにもやりきれなく、悲しいことです。

 

何より、今回のことで一番影響を受け、ショックや不信感に包まれているのはアカデミーの選手たちや保護者の方々でしょう。

鳴り物入りで導入されたエコノメソッドの成否も重要ですが、それ以上に大切にしなければならないものは何なのか、クラブとしてもう一度考えてほしいと願います。

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コロナ禍の中、今思うこと

大変ご無沙汰しておりました。

 

昨年末にラグビーW杯観戦記をアップしただけで、えのきどさんと松村道子さんのトークショーのことも、ラグビートップリーグを観に2度も熊谷ラグビー場へ行ったことも、J2開幕戦を観に前橋へ行ったことも、書かずにいました。

(J2開幕戦は新潟日報モアのサポーターコラムに書きましたので、ぜひそちらを)

 

今、あちこちのチャンネルで過去の試合の再放送をやってますが、去年のラグビーW杯での試合を観ると、どれも超満員のスタジアムで、大声援の中で行われていたのが、ほんの半年前だったなんて、信じられない気持ちがします。

横浜国際総合競技場が、初めて7万人超の観客を集めた決勝戦。サッカーでも実現できなかったことです。

 

今、「コロナ後」という話が出ていますが、コロナ後のJリーグ、プロ野球、ラグビー、Bリーグは、スポーツ界はどうなるのか。

ソーシャルディスタンスを求められるJリーグのゴール裏は、今まで通りにはいかないだろう。それだけはわかります。イタリアで感染拡大した元凶がセリエAの試合だったと言われているだけに。

 

今、一番辛いのは、プロとして生きる選手たち自身です。

そして、プロクラブを運営している人たちです。

 

他にも辛い人たちが山ほどいすぎて、何とかしなければと、そればかり考えています。もちろん自分自身もです。

 

おー、ここまで書いて、ウチさんのことを書くスペースがなくなってしまいました。

それはこの後で。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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ラグビーの花芽〜私的ラグビーワールドカップ

 

2019年も残り約3週間。ラグビーW杯が閉幕してからも1ヶ月以上が経ってしまった。

未だにラグビー日本代表のメンバーが各メディアに顔を出す状況が続いていて、今年の流行語大賞には「ONE TEAM」が選ばれたりもしている。

 

こんな状況になろうとは、半年前に想像した人がいただろうか。少なくとも私は、半年前どころか開幕1ヶ月前でもまだ、「日本戦以外の観客席が空席だらけだったらどうしよう」とか「テレビ視聴率が1ケタ台にしかならなかったら、いろいろ言われそうでイヤだなー」とか思っていたのだ。それがどの試合も満員か満員に近く、テレビ視聴率も日本vs南アフリカが瞬間視聴率で50%近くを記録するとは。

スタジアムだけではなく、入場者100万人超えのW杯新記録を樹立したファンゾーンや、試合会場から遠く離れた新潟でさえ、メディアシップでのパブリックビューイングは大盛況だった。

イングランドvs南アの決勝のパブリックビューイングへ行った時、このパブリックビューイングの仕掛け人である、新潟県ラグビー協会会長の三膳さんが、ビール片手に試合を見ながら熱い解説を繰り広げていると、隣にいた若者コンビに、

 

「ラグビー詳しいっすね!」

 

と言われていたのが、一番のハイライトであるw

 

さて。そんな私も、予選プール2試合を観に行った。フランスvsアルゼンチン(東京スタジアム)とジョージアvsウルグアイ(熊谷ラグビー場)。

味の素スタジアムがW杯期間中だけは、正式名称の「東京スタジアム」に戻り、Jリーグで訪れる時とは違って見えた。

 

調布駅前広場のファンゾーン。ラグビー体験コーナーでは、トップリーグ選手たちに親子でチャレンジ!

 

飛田給駅前。ワールドカップ期間中は味の素スタジアムではなく東京スタジアムに戻った

 

アルゼンチンファンのみなさん

 

ニワトリのコスプレしてるフランスファンのおじさんたちは大人気。(ニワトリはフランスの国鳥です)

 

フランスファンは陽気でした

 

スタジアム内のファンゾーンでは、茶の湯の体験コーナーも。やはり正座は辛そう

 

この日はフランスvsアルゼンチンでしたが、他国のファンも多数観戦してましたね。スコットランドファンとアイルランドファンのカップルがハイネケンを注文

 

そしてW杯のために改装された熊谷ラグビー場は、何もかもがピカピカで(トイレもホテルのようだった)、ラグビー場までの道が交通規制でシャトルバス専用レーンになって渋滞知らず、街全体がラグビーを盛り上げようという空気に満ちていた。

 

熊谷駅前のラグビー少年像。熊谷ラグビー場開設当時にはなかったですねー、これは。

 

熊谷ファンゾーンのシャトルバス乗り場

 

熊谷駅でもらった「スクマム!クマガヤ」(ラグビータウン熊谷のブランド)のクマくんのウチワ(開くとラグビーロード沿いのお店が紹介されているイラストマップになっている優れもの)と、販売していたピンバッジ

 

新しくなった熊谷ラグビー場。トイレまでピカピカでした

 

熊谷のスタンドにいたボランティアの高校生はラグビー部員で、

 

「ここは、県大会の決勝会場なので、いつも僕らはここを目標に練習しているんです。それがW杯の試合会場になっているなんて、夢のようです」

 

と、目を輝かせながら話してくれた。こうやってラグビーW杯はレガシーを生み出していくのだろうな。本当に、日本で開催できてよかった。それだけに、新潟でもやりたかった。

そういえば、W杯を記念して丸屋本店が発売した「ノーサイド最中」というお菓子は、20年後に次のW杯が日本で開催されるまで販売するそうな。やるなぁ、丸屋本店さん。(話によると、社長が同志社でラグビーをやっていた人なんだとか)

20年後。今度こそは、新潟も開催都市になろう。

 

W杯が終わり、日本代表もジョセフHCが引き続き指揮を執ることが発表され、トニー・ブラウンアタックコーチの留任もほぼ確定のようだ。(長谷川慎スクラムコーチはヤマハ復帰が発表された)

初のベスト8進出という偉業達成の余韻はまだまだ続いているけれど、もう4年後のフランス大会に向けて一刻も早くスタートを切らなければ間に合わない。

この日本でのラグビー熱が、さらに盛り上がるために、やれることはたくさんあるよなぁと思うのだ。そのためにも、日本代表は進化し続けなければならないし、日本代表が強くなるためにも、トップリーグや大学ラグビー、高校ラグビー、そしてジュニア世代のラグビーが、もっともっと盛り上がらないとね。

 

11月30日、大学のクラス会で東京へ行ったついでに、関東大学ラグビー対抗戦の慶應vs帝京を観に秩父宮ラグビー場へ行った。

29-24で慶應が9年ぶりに帝京に勝ったのだが、大学ラグビーらしい熱があり、エモーショナルなナイスゲームだった。

私の斜め前に座っている父子がいて、まだ幼稚園生くらいの男の子は、プレー一つひとつに反応し、「すごい、すごーい!」と手を叩いて喜んでいた。あぁ、この子はそのうちラグビースクールに入るかもしれないなぁ、入ってくれないかなぁと思いながらその様子を眺めていた。

W杯がきっかけで、ラグビースクールの入会希望者が激増しているという。ようやく芽吹き始めたラグビーの花芽を、大切に育ててほしいと、心から思う。

author:ぐっちい, category:ラグビー
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えのきどいちろうトークショーin北書店2020のお知らせ

アルビレックス新潟の2019シーズンも終わり、すでに次のシーズンが始まらないかなーと思っている人も多いんじゃないでしょうか。

 

そこで、2019シーズンの振り返りと、アルベルト新体制が始まる2020シーズンへのウォーミングアップを兼ねて、毎年恒例の「えのきどいちろうトークショーin北書店」を開催いたします!

 

例年は年末ですが、諸事情により年明け開催となりました。ちょうど、アルビレックス新潟2020激励会の翌週。新チームの顔ぶれが揃い、新監督の肉声も聴いた後という、絶好のタイミングです。

 

今回のゲストは、FM PORT「リアルアルビ」のピッチサイドリポーター、サポーターマガジン「ラランジャ・アズール」のライターとしても活躍中の松村道子さん。

常日頃、聖籠でアルビの取材を重ねている松村さんならではの視点と、アルビウォッチャーであるえのきどさんとのトークを楽しみながら、アルビの来し方行く末を語り、新シーズンを展望したいと思います。

 

トークショー終了後、いつものようにサイン会と懇親会を開催します。

こちらも奮ってご参加ください!

 

❰開催日❱ 2020年1月19日(日)

 

❰時間❱  14時〜16時(受付開始13時30分)

 

❰会場❱  北書店 新潟市中央区医学町2-10-1 ダイアパレス医学町1F

 

❰定員❱  特に設けません。(ぎゅうぎゅう詰めでどうにもならない状況になったら締め切ります)

 

❰参加費❱ お一人様1500円(当日受付にて)

 

❰懇親会❱ 17時〜(会場・北書店) 予約先着20名様 お一人様3000円

 

❰お申し込み方法❱ 北書店まで、メール(kitashoten412@gmail.com)または店頭にて

 

(1)代表者氏名

(2)連絡先(電話番号)

(3)参加人数

(4)懇親会参加・不参加(必ず明記してください)

 

をご明記の上、お申し込みください。

 

※北書店には専用駐車場がありません。市役所駐車場、白山公園駐車場、コインパーキングなど、周辺の有料駐車場か、公共交通機関(JR白山駅から徒歩約15分、バス市役所前下車すぐ)をご利用ください。

 

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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去る者、来る者、残る者、そして繋がっていくもの

11月24日に、アルビレックス新潟の2019シーズンが終わりを告げました。天皇杯も終わっちゃったし、今年もオフが長いなー。オフが長いといろいろあって嫌なんだよなー、と思う間もなく、最終節前後に最初の関門がやってきました。そう、「契約満了選手」のニュースリリースです。

 

その顔ぶれは、野沢洋輔、矢野貴章、小川佳純、チョ・ヨンチョル、田中達也、田口潤人、サムエル・サントス、パウロンの8人(12月1日現在)。

中でも、貴章、ズミさん、達也という、ここ数年、若返っていくチームにプロとしての姿勢を見せ続けてきてくれた3人と、かつての「新潟らしさ」の象徴的選手として復帰してきたノザとヨンチョルの満了には、サポーターにとっては様々な複雑な感情があるのではないでしょうか。

 

「走れ!ニイガタ流儀」

 

というキャッチフレーズのもと戦ったシーズンの終わりに、その象徴とされてきた選手たちとの別れが待っていようとは、運命とはいえ皮肉なものです。

 

ノザの場合は、今季4人体制だったGK陣に、来季新加入として筑波大からアルビユース出身の阿部航斗くんが発表された時点で、大学屈指のGKが入るとなると誰かが外に出されることは容易に想像がついたので、もしかしたら…という思いはあり、満了の発表には驚きはなかったのですが、田口くんまで出ることになるとは思っていませんでした。そうかー。来季のGK陣は3人体制、なんですかね。

改めて、プロアスリートの世界の厳しさを実感せざるを得ません。

 

来季の監督は、吉永一明監督が退任してU-18監督となり、新たにスペインからアルベルト・プッチ・オルトネダ氏の就任が決まっています。ところで、どう呼べばいいんでしょうね?アルベルト監督?プッチ監督?オルトネダ監督?

 

呼び名は追々考えるとして、経歴を拝見すると、2003〜2014年の間、FCバルセロナのスカウト、アカデミーコーチ、アカデミーダイレクターを務め、それ以外でもアカデミーコーチ歴が長いようなので、育成畑を歩んできた人であることは理解できます。

 

「ペップ(グラウディオラ)の右腕の右腕」

 

なんていう言葉が独り歩きしてる感がありますが、「右腕の右腕」ってつまり「右腕じゃない」ってことなので、アルベルト・プッチ・オルトネダさんは独自の存在として新潟でのチャレンジを選んでくれた意欲的な人なのだと思っています。

気になるのは、監督経験がないキャリアですが、経験のなさを凌駕するほどの能力の持ち主かもしれません。いずれにせよ、サポートするコーチ陣がどんな顔ぶれになるかが、大きなポイントになりそうです。

 

感じるのは、今年からスタートした、スペインのサッカーサービス社によるアカデミーの「メソッド」部門の取り組みと、トップチームの目指すサッカーがようやく点から線につながるのだろう、ということ。

アルベルトさんが具体的にどんなサッカーをやろうとしているのかは分かりませんが、新たに就任するGMを中心に進められる来季のチーム編成は、当然監督の意向が強く反映されるでしょうし、どんな選手を獲得するかによって、これからの新潟が目指すものが見えてくるのではないでしょうか。

 

いまだかつてない領域に入っていくのかもしれないと思うと不安もありますが、楽しみの方が大きいかな、今は。去っていくベテランたちが残してくれたものも、必ず財産となって生かされていく。そうなるかどうかは、彼らの思いを受け継いだ若手たちにかかっています。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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積み重なるチームになるために

 

この3連休は、ラグビーW杯決勝のパブリックビューイングを観にメディアシップへ行ったり、母の運転手役をしたり、髪を切りに行ったりしていた。

 

その間に、アルビはアウェイで栃木SCと戦い、1-2で敗れ、プレーオフ圏内に入る可能性が消えた。つまり、来季もJ2で戦うことが決まってしまったわけである。

 

この日の試合、前節の京都戦で今季ベストゲームと言えるような素晴らしい内容で勝ったのとは裏腹な、低調な出来だったようだ。

ここ数年のアルビは、ずっとこうだ。ナイスゲームで勝った次の試合で、別チームのような試合をしてしまう。前の試合で出来ていたことが何もなくなっていることすらある。相手にスカウティングされてストロングポイントを押さえ込まれると、手も足も出なくなる。二の手、三の手がない。自分たちの発想や判断で状況を打開出来ない。

 

それでも、ここ数試合は積み重なってきた力を感じさせるプレーが増えていて、チームの成長が見られるようになっていたのだ。

それだけに、プレーオフに出られないのは辛い。このチームは、11月24日で終わってしまうのだ。

一体どれくらいのメンバーが来季も残ってくれるのかは分からない。今年、育ち始めた芽が、来季も継続されるだろうか。

それだけに、遠回りしすぎた今季の歩みが、残念で仕方がない。覆水盆に帰らず。

 

メディアシップ最上階のそらの広場には、春〜夏に信濃川やすらぎ堤に出店している萬代橋サンセットカフェが、期間限定で出店していた。

新潟の街や海、川の風景を見下ろしながら、新潟ではここでしか飲めないヱビスクリーミートップスタウトを味わう。

 

 

いやー、美味しいなこれ。

 

新潟の街と、ビッグスワンの姿を眺めながら、アルビのこれからのことを考えた。

 

もちろん、J1に戻るか戻れないかで、様々なこと…クラブ経営、スポンサー、チーム編成に大きな影響が出る。だから、昇格しなきゃダメなんだ!何やってるんだよ!と声を荒げたくなる気持ちは分かる。不安すぎるもの。

 

でも…と、思う。

 

そらの広場から眺める新潟は、本当に美しい街だ。

 

この街にアルビレックス新潟というプロサッカークラブが未来永劫存在してくれることが、カテゴリー云々よりも遥かに大切だということを、心の中の第一義としたい。

だから、無批判はよくないけれど、アルビに関して発生する事象の全てを、しっかりと受け止めていきたい。そうすることが、継続という言葉を置き忘れてきたチームを支える力になるんじゃないか。

ぼんやりと、そんなことを考える。

 

信濃川の雄大な流れを見ていると、チマチマすんなよ、と言われてるような気がする。

 

さて。チームに継続や積み重ねを求めるなら、私ももちろん後援会もシーズンパスも継続しますよ。

でも、少し何かを変えたい。

とりあえず、シーズンパスの席種を少し変えてみようかな。

まずは、そんなささやかなところから実行してみよう。来季のために。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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ノーサイド・ゲーム

ラグビーW杯での日本代表の戦いはベスト8で終わり、残すは今日明日のベスト4と来週の3位決定戦、そして決勝を残すのみになった。

まだまだお楽しみはこれからですよ、みなさん!

 

今ごろになって、録画していた「ノーサイド・ゲーム」を見てたりしている。

劇中で、アストロズ唯一の日本代表選手であるSH里村(演じているのは、明治とトヨタでプレーしていた佳久創。お父さんは元プロ野球中日の郭源治さん。佳久くんは現役時代はSHではなくWTBかCTBだった)がライバルチームに引き抜かれるというエピソードの中で、アストロズとして「移籍承諾書」を出すかどうかというやり取りが出てきた。

 

これは、選手の移籍に際して、移籍元が移籍承諾書を出さないと、移籍先で1年間公式戦に出場できないという取り決めが、実際にトップリーグにあったということをモチーフにしていると思われる。
この取り決めは、独占禁止法に違反する疑いがあるという公式見解を受けて、昨年ようやく撤廃されたので、今は存在していない。
ただ、ストーリーの流れで、あえてこれを出したのだろうな、池井戸潤さんは。

 

実際にあった話では、この取り決めで対照的な流れになったのが、日本代表不動のSO田村優と、その弟、田村熙(ひかる)。
二人とも、当時低迷期にあった明治で、大黒柱として頑張っていた。

 

兄は明治からNECで7シーズンプレーした後、キヤノンに移籍。弟は東芝に入り、わずか1年でサントリーに移籍。
兄は移籍後すぐに公式戦に出場したが、弟は1年間公式戦に出場できなかった。


これは明らかに、それぞれの移籍元チームが移籍承諾書を出したか出さなかったか、ということ。兄はNECにとって長年主力としてチームを引っ張っていた功労選手であり、何よりW杯を目指す日本代表の大黒柱でもあったので、NECは移籍承諾書を出してくれたのだろう(万が一、出さなかったら、ラグビー界から批判を浴びただろうなぁ)。一方の弟は、大卒1年で移籍したので、東芝は認めてくれなかったと。
東芝の判断は、当時の常識では当然だっただろう。しかも、同じ府中市内に本拠を置くライバル中のライバルに移籍したのだから。

 

「ノーサイド・ゲーム」でのアストロズ里村は、最終的にはチームメイトたちの理解もあって、移籍承諾書を出してもらえ、移籍先のサイクロンズで、アストロズの強敵として立ちはだかる。


ここらへんの細かなディテールの描きかたは、池井戸潤らしさであり、演出の福澤克雄さん(旧姓山越、慶大ラグビー部時代は日本代表A(U-23)にも呼ばれたことがある、ゴツいロックだった)のこだわりなのだろう。

元日本代表や、大学やトップリーグで活躍した選手(現役・OB含む)を配役にし、練習や試合のシーンに本物を持ってきた、このドラマの本気の作りが、ラグビーに興味を持つファンを増やし、ラグビーワールドカップ本番の盛り上がりの一助になった。
ワールドカップの放映権を持たないTBSが、日テレやNHK、J SPORTSに塩を送る形で、このようなドラマを制作したのは、もともと高校ラグビーの中継を長年してきて(実際の番組制作は同系列の毎日放送)、伝説のドラマ「スクールウォーズ」を世に送り出した局としてのプライドでもあったのかもしれない。

author:ぐっちい, category:ラグビー
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歴史が変わる日

10月13日は、15時からサッカーJ2愛媛FC vsアルビレックス新潟、19時45分からラグビーワールドカップ日本vsスコットランドだった。

まず、サッカーで新潟が勝って、その勢いで日本がスコットランドに勝ってベスト8、というのが最高のシナリオなんだけどなぁ、と思っていた。

 

果たして、新潟は相性の悪い愛媛に1-0で競り勝ってくれた。至恩と史哉が2試合連続スタメンで、その至恩のスーパーミドルが決まり、それが決勝点になった。

全体的に愛媛にボールを持たれる苦しい展開の中、至恩のゴールを守りきった。守りきれるようになったのは、チームの成長であり、ようやく積み重ねが形になってきた。もっと早くこうなっていれば、という思いはあるけれど、プレーオフ圏内への可能性をまだまだ追い続けていかなければいけない。

もうね、残り全勝しましょうよ。

 

 

そして、スコットランド戦。

試合展開を細かく書く必要はないだろう。日本がスコットランドに勝ち、予選プールAを4戦全勝で1位通過し、初のベスト8入り。

大会前に思い描いていた夢が、本当になった。

 

私が初めて日本代表のテストマッチを観に行ったのは、89年のスコットランド戦だった。ずっと大学や社会人の試合は山ほど観に行っていたのに、日本代表を観に行きたいと思ったことがなかった。

どうせ勝てない。

アジアでは勝てても世界では通じない日本代表を観るのが辛かったからだ。 

でも、そんな私の「日本代表観」を変えてくれたのが、宿沢ジャパンのデビュー戦であったスコットランド戦だった。秩父宮ラグビー場のバックスタンド最上段で目の当たりにした歴史的勝利は、日本代表の刺さるようなタックルとともに、記憶の底にある。

 

その後、ワールドカップでは91年にジンバブエに勝っただけで、その後は全く勝てず、95年にはオールブラックスに145点取られるという屈辱もあった。

繰り返される「世界で勝てない日本ラグビー」の姿は、出口の見えないトンネルの中にいるような感覚だった。

 

日本代表ヘッドコーチが、日本人から外国人に代わったのも、そんな屈辱の歴史が刻まれた後になってからで、エリサルドはうまくいかなかったものの、ジョン・カーワンがワールドカップでの日本の連敗を止め、エディー・ジョーンズのもとで、「世界で勝てる日本」にまで成長した。それがジェイミー・ジョセフによって開花したのだと思う。

 

今の日本代表の戦いぶりは、あの「接近・展開・連続」の大西理論をバージョンアップさせたもののように見える。

大西理論は体が小さな日本人が世界に勝つために編み出されたものだが、フィジカルでも十分対抗できるようになった今の日本代表が見せる「接近・展開・連続」は、それがいかに先端を行く理論だったかを教えてくれる。

それを証明したのがアイルランドとスコットランドを撃破した試合だったんじゃないだろうか。

 

4年前、予選プール最終戦のアメリカ戦に勝ち3勝目を挙げたのに予選敗退が決まり、ヒーローインタビューで五郎丸が涙を流したあの日。

あれからの日々を、選手たちもラグビー関係者も、どんな思いで過ごしてきたのかは想像することしかできないけれど、日本ラグビーの歴史が塗り替えられていく様を観てこられたことは、幸せだ。

 

そして、準々決勝の南ア戦で、さらに歴史が変わる瞬間が見たい。

author:ぐっちい, category:ラグビー
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