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光の射す方へ

ここのところの激動っぷりに、ブログを書こうと思いつつ、なかなか手がつかなかった。



え?別に待ってなかったですか?いやー、わはははは。

フミさんの辞任については、Facebookに書いたのだけれど、昨オフの監督選考の迷走から始まっていたことだと思っているし、そんな中、火中の栗を拾ってくれたフミさんには、ただただ申し訳なく、感謝の気持ちしかない。
そして、昨年に続いてまたしても担ぎ出すことになってしまったフチさんとウッチーにも、申し訳なさと感謝しかない。



そんな中、迎えたホーム浦和戦。
正直なところ、代表やケガで不在な選手が複数いる現状で、何とか勝ち点が取れればとは思っていたが、結果はやはり厳しいものだった。



先制点はよかったんだけれどな。マサルのアシストも、武蔵の入り方もタイミングがピッタリで、久しぶりに会心のゴールだったと思うのだ。



ただ、試合開始早々の先制点に、これは浦和に火をつけるかもしれないと感じ、相当気を引き締めてかからないとだぞ…と思っていたのだが、その喜びの時間もわずかなものだった。



わずか4分後にラファのアシストで武藤に同点ゴールを押し込まれると、防戦一方になった。新潟は変則的な5バックで、マサルが左SBの位置に入るという守備陣形で対抗したが、簡単にクロスを上げられ、不用意なファウルを与えているうちに、前半31分までの間に2ゴール追加されてしまった。



そして、前半35分、浦和はラファをベンチに下げる。名目上は足の違和感だったのかもしれないが、ゲームの流れから、累積警告がリーチになっているラファに無理をさせなかったということなのだろう。
ああ、浦和にベストメンバーじゃなくても、楽に勝てると見切られてしまった。同じJ1なのに、こんな悔しいことがあるだろうか。



新潟は、立ち上がりこそ積極的に前から奪いに行き、それが先制点に繋がったのだが、失点してからは徐々に前から奪うプレーが減っていった。
これは以前からの課題なのだが、圧倒的に助け合うプレーが少なすぎる。責任感を持って最後まで自分の役割を果たそうという意識が低い選手が一人でもいれば、新潟のようなチームはあっという間にチーム全体にしわ寄せが来る。その犠牲になった一人がマサルで、左サイドでプレスバックしてこない武蔵やボールウォッチャーになってしまうジュフン、助けに来てくれないロメロの間で、前へ後ろへ攻守に孤軍奮闘を余儀なくされていた。
マサルが一人で何役も背負わされている以上、左サイドを浦和がどんどん狙ってくるのは当然で、そこから破綻するのも極自然なことのように思えた。



このような場面は他の場所でも頻発していて、攻守ともに数的優位が作れず、常に1vs1の勝負になってしまっていた。カバーしてくれる仲間がいなければ、チャレンジだってできないんじゃないだろうか。そんな中、身を粉にして仲間を助けに走っている選手が助けを得られず、消耗していく様子は見ていて辛い。


大谷も、ミスがなかったわけではないけれど、前に出るときは出る、という決断力と勇気で失点を防いでいた。
守備陣も、そんな守護神をもっと信頼して、ラインをもっと上げる勇気を持ってもいいんじゃないか、とも思う。

とにかく、チャレンジ&カバーの基本に立ち返ってほしい。勇気を持ってほしい。それができるだけで、随分変わるんじゃないだろうか。試合終了の笛が鳴るまでの間、ずっとそんなことを思っていた。

後半、良さが出たとは言うけれど、それは6失点目を喫してから。そこから浦和が圧力を弱めたことを考慮しなければならないが、積極性を思い出した、その感覚は、忘れないでほしいと思うのだ。



メインスタンド2層目の、普段はFM PORTの放送席になっている個室に、新監督と新コーチの姿があった。
この試合を、どんな目で見ていたのだろう。







新監督として発表された呂比須ワグナー氏。多くの人がそうであるように、イメージはフランスW杯に出場した日本代表時代のもので、決定力のあるストライカーだったことと、W杯前の特番で、お母さんとのエピソードでボロボロ泣いたこと、かなぁ。正直言って、どんなサッカーを志向している人なのかよく分からないけれど、今日の記者会見では、



「パスを回してスペースを突く攻撃サッカー」



という言葉を口にしていた。そして、



「システムを変える」



とも。



昔と変わらぬ流暢な日本語で語り、新コーチのサンドロも、高校から日本で生活していた人だけあって、スムーズな日本語をしゃべっていた。
日本語とポルトガル語を両方操れる指揮官といえば思い出すのは淳さんだが、淳さん時代のブラジル人選手たちがそうであったように、意思疎通がスムーズに行ってくれれば、ホニもガリャもジャンも、もっと力が出せるようになるかもしれない。日本人選手たちとのコミュニケーションも、もっとうまくいくかもしれない。



まずはそこに、光明を見出したい。



なぜこんな状況になったかという検証は、シーズン終了後でいい。



賽は投げられた。



後は覚悟を持って、やり切るだけなんだ。必ず道は拓けると信じて一歩一歩前へ進むことだけを考えよう。


author:ぐっちい, category:アルビレックス
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ヨンハがいる風景
なんか、1試合すっ飛ばしたような気がするけど、キニシナイ!w

というわけで、今日はもう川崎戦なのに、いまさらながら柏戦。

この日は、ヨンハの引退セレモニー関連のイベントが早い時間から目白押しだったので、早めにスタジアムへ。

バスターミナルからの通路では、花絵プロジェクトをやっていたので、ちょっと参加。



そして、Eゲート前広場に設置されたステージでヨンハのトークショーがあり、大盛況だった。



ヨンハの話に聞き入っている柏サポさんたちもいて、柏時代も愛されたんだろうなと感じる。

試合前には、スタジアム内で引退セレモニー。
ヨンハが場内一周したとき、柏ゴール裏に差し掛かるところでは柏のユニに着替え、そこを通り過ぎたらアルビユニに着替えていて、少しほっこりした。そこが国境だもんねw

新潟側も柏側も、それぞれヨンハのチャントを歌い、ヨンハへの惜別の拍手を贈る。
ホームもビジターも分け隔てなく、こんなにスタジアムすべてが幸せな空気に包まれた試合前イベントは、未だかつてないんじゃないだろうか。

そんな中で試合も勝利で終われたら、最高だったのだが。

試合の立ち上がりは、悪くなかったと思うのだ。
それが、逆に攻め込まれたときに、カンペーとジュフンが挟み込むみたいな形になり、嫌な位置でFKを与えてしまう。

キッカーとして、クリスティアーノと手塚が立ったのだが、クリスティアーノが蹴るかと思ったら、蹴ったのは左利きの手塚で、そちら側の壁は誰も飛ばず、あっさりとゴールを決められてしまった。
選手たちもクリスティアーノが蹴ると決め打ちしていたフシがあった。

CBコンビの動きが被ってファウルを与えてしまった守備と、FKへの対応。
肝心なところで甘さが出る。
これでは失点が減らないのも当たり前だなぁ。

後半は配置を変えたこともあって新潟が反撃に出たものの、打っても打ってもシュートが決まらない。
柏GK中村航輔(チャントの元歌は桜田淳子の「わたしの青い鳥」)が当たっていたこともあるけれど、どうしたらシュートがゴールマウスの中に入るんだろうと、途方に暮れる感じなのだった。

それにしても。
これは開幕以降ずっとなのだけれど、選手個々に見どころのあるプレーは多いのに、それが点でしかなく線にならない。
オーガナイズという言葉がキーワードのように監督や選手の口から出てくる割には、オーガナイズから程遠い印象しか残らないのは、どうしたものだろうか。

新潟がここまでJ1に生き残ってこれたのは、組織力という強みがあったからだと思うのだが、それがなかなか形にならないのが、見ていて何より歯がゆい。
チームのベクトル、矢印が一つになる日はいつ来るのだろうか。

新潟らしいサッカーとは、スピーディー、泥臭さ、ひたむきさ以上に、組織力、ベクトルの強さじゃないかと個人的には思っている。
一日も早く、全員が同じ絵を描くチームになってほしいのだ。




翌日。

北書店で、ヨンハと木村元彦さんのトークショーが4年ぶりに開催された。



月曜日の夜というスケジュールだったにもかかわらず、多くのサポーターの皆さんが参加してくれた。
今回も「AN後援会」の同窓会みたいな雰囲気があり、ヨンハも家族に囲まれているようにリラックスしていたように見えた。
本当に絆が強いなぁと、今回も実感。

この日の昼間、ヨンハは寺尾のくいしん坊で、ウジやもっくん、テラさん、フチさんらと食事をしたそうで、フチさんが史哉を連れてきたとのこと。

そうか、ついにヨンハと史哉が出会ったのか。

ヨンハは、
「早川くんはいい子ですね」
と言っていたが、史哉にとって、ヨンハとの語らいが生きる力になってくれることを祈る。
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ぶりカツバーガーとてんかすトリオと焼き鳥の1日なのだった
4月22日(土)、ホームFC東京戦。

知り合いのFC東京サポさんが、泊りがけで新潟に来るという話だった。宿を聞いたら、上古町のゲストハウス「人参」とのこと。

うわぁ、いいなぁ。確かここは、かつて老舗の団子屋さん「伊勢屋」さんがあったところだ。伊勢屋さんが店じまいをし、その建物を活かしながら改装して、ゲストハウスがオープンしたのが1年前の今頃だったか。
地元民が地元の宿に泊まる機会というのは、滅多にないものだけれど、ここは泊まってみたいなぁ、と思っていたのだ。
そこに目をつけるとは、さすが蝗サポというかw(後で、感想を聞いてみよう)

この日は、FC東京戦は16時キックオフだったのだが、12時30分キックオフでなでしこリーグのアルビレディースvsINAC神戸レオネッサが開催されるので、早めにスタジアムへ。





ランチは、今季から新たに出店した佐渡汽船商事さんの、「ぶりカツバーガー」。

「すみません、今、揚げてますので、少々お待ちください」

と、目の前でぶりカツを揚げてもらい、熱々をバンズに挟んでもらった。700円と少々お高めだけれど、ボリュームがあって美味しくて、大満足。たぶん、またリピートしますw

サポ仲間と広場でちょっとしゃべったりしたあと、なでしこリーグのキックオフ時間の少し前にスタジアム内に入った。

久しぶりにレディースの試合を見て、INACとの試合も何年か前のビッグスワン以来だったけれど、どちらも顔ぶれが若返ったよなぁ、という印象。
そんな中でも変わらずスタメンを張っているメグと大野忍姐さんは素晴らしいと思う。(もちろん、途中出場したサヤカだって素晴らしいことに変わりない)

試合は、前半の早めに、DFラインの裏を取られて大野に蹴り込まれ失点した、すぐにボランチの萌乃が左足で技ありシュートを放ち、同点。

さらに、後半の早い時間帯にルーキー高橋美夕紀のゴールで逆転。前半から高橋のしっかりとしたポストプレーが光っていただけに、結果が出てよかった。後半立ち上がりからINACが攻勢を強めていたときだったので、その中で逆にゴールを奪えたのは大きかったな。

INACも猛反撃に出てきたものの、萌乃、楓、桃子が素晴らしい予測でピンチの芽を摘んでいった。いやー、素晴らしかったなぁ。キャプテン楓が男前すぎてクラクラするw

そのまま2-1で試合終了。今季初勝利。しかも、無敗の首位であったINACから奪った勝ち点3だけに、その価値は計り知れない。

いや〜、INACに勝ったのを生観戦したのは初めてだわ〜。L2時代に対戦したときも、白根まで見に行ったけど負けたもんな〜。あの時から、INACにはブラジル人選手がいたりして、L2では反則気味なメンバー構成だったしなぁ(遠い目)。




そして、レディースの勝利の後は、トップチームのFC東京戦。

スコアは0-3で、完敗という言い方になってしまうのだろうけど、前半などはむしろ新潟の方が押していたと思うのだ。攻撃の形は今季で一番よかったんじゃないだろうか。
そんなことを言っても、勝てなきゃ意味がない、ということになってしまうのだろうけれども。

ただ、押している、チャンスを作っている割にはシュートで終わることが少なく、ゴール前でのアイディアやラストパスのクオリティには、まだまだ課題が多い。

失点シーンを振り返ってみると、1失点目は太田宏介のFKがスーパーだったのはもちろんなのだけれど、いらないファウルを与えてしまったのが痛かった。2失点目は、人はいるのに詰めることができず、ボールウォッチャーになってフリーで打たせてしまう悪癖がそのまま出た。3失点目は、まぁ、あれは大久保が巧かった。負けるなジュフン。

やはり、2失点目のような失点の仕方がずっと続いているので、ここはもうどうにかしなきゃいけないね。
ウチの選手たちの真っ正直さが仇になっているのは、今に始まったことではないのだが、いやー、そろそろこういう「伝統」は払拭したいんだけどなぁ。

そして、交代カード3枚目はギュンOUT、カズINで、ジュフンを前に出してのパワープレーを仕掛けることになった。
これは、普段のトレーニングから準備していたことなのか、アドリブで繰り出した策だったのか、ちょっと気になる。

そういう中で、相変わらず空気を読んだプレー、先を読む力を誰よりも見せていたのが輝綺だった。
見ていて、本人は特別なことをしているわけではなく、きちんとした裏付けがあり、普通にやってきたことをそのまま出しているだけなんだと思う。これは市船やAZ青梅で培ってきたものだろうけど、育成のレベルの高さ、根本的なベースが違うとしか言いようがない。
今は、輝綺の恐るべき適応力の高さで左SBが何とかなっている感があるが、このまま左SBで使い続けるよりも、もっと適材適所での起用ができるようになりたいものだと思う(それがボランチなのかCBなのか右SBなのかは分からないが)。それに、来月にはU-20W杯で輝綺が留守をすることになるわけだし、チーム唯一の左SBのスペシャリストである前野の復帰もまだ先なので、喫緊の課題として、チームとして何とかしたい。ノリとゴメス、頑張って〜〜〜(切実)

なかなか勝ち星が増えていかないのが辛いところだが、確実に一歩一歩成長している部分はあるし、とにかく今は我慢のしどころなんだと思う。
チームの伸びしろを信じたい。




試合後は、別のサポ仲間と合流して、駅前の焼き鳥屋さんで試合のことや、アルビのこと、そしてもろもろよもやま話。

いやー。レバーとカシラ、美味しかったなぁ。白レバーや皮が売り切れだったのが残念だったけど(すんません、写真撮る前に食べちゃいました)。




ところで、この日スタジアムで「Jリーグサッカーキング」最新号のアルビレックス新潟特集が先行発売。数日前に成岡さんがTwitterで、

「ベイマックスがいる」

と、ギュンの白衣姿についてつぶやいていたけれど、隣にいる大谷も十分ベイマックスで、「でっかいベイマックスとちっちゃいベイマックス」みたいな感じになのだった。(まだご覧になってない方は、ぜひ買ってください)


あ、そんな大谷さん、新応援チャントお披露目おめでとうございます。ももクロファン(モノノフ)だけに、用意された曲は、てんかすトリオの「永遠のトリニティー」。
非常にいい感じに出来上がっていると思うので、ぜひこのチャントに乗ってベストパフォーマンスをお願いいたしまする。
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木村元彦×安英学トークショーin北書店のお知らせ

http://kitashoten.blogspot.jp/2017/04/blog-post.html?m=1

北書店さんからお知らせです。

5月1日(月)19時より、新潟市中央区医学町通(市役所前)の北書店さんにて、ノンフィクション作家の木村元彦さんと、このたび引退が発表された安英学さんのトークショーが開催されます。

前日のビッグスワンでの柏戦では、ヨンハさんの引退セレモニーが行われるタイミングでの開催となりました。

トークショー終了後は懇親会もございますので、平日夜ではありますが、この機会にぜひご参加ください!

お申込みは上記リンク先、北書店さんブログから、メールでお願いいたします。

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初勝利は遅いタイヤ交換とともにやってきたのだ

4月16日、日曜日。



この日は午前中は両親を車の後部座席に乗せて、お花見ドライブ。そして午後は後半途中まで甲府戦をテレビ観戦してから、タイヤ交換で近所のトヨペットへ、という流れだった。




だから、輝綺のプロ初ゴールはリアルタイムで見られたものの、車にタイヤを積んでいたら、2点目が入っていた。



ええ〜!誰が決めたんだ〜? えっ、貴章!




そして、試合終了はトヨペットでコーヒーを飲みながら確認したのだった。
なんかもう、バタバタしていて、試合を見た気がしない。



いや、もちろん、帰ってから録画を見ましたけれども。



 



どんな試合であっても常に勝ちたいと思うし、負けていい試合なんてひとつもないのだが、この甲府戦は勝つしかない、と思っていた。
相手が甲府というより達磨さん、という感覚。
もしも負けたら、今まで新潟がたどってきた道のり、選択が全否定されてしまうような気がした。それだけは嫌だ。何としてでも。
(私は新潟が達磨さんを切らざるを得なくなったことは、今でも残念だと思っている)



そんな試合を、NHK甲府制作で地上波放送されたのはラッキーだった。
あぁ、フミさんが珍しくスーツ着てる。あぁ、達磨さん、ちょっと髪伸びたな。
テレビ画面が映し出す両ベンチを見ながら、そんなことを考える。



 



新潟のメンバーは、水曜日に行われたルヴァンカップ広島戦でアピールできていたロメロが慶とボランチを組み、輝綺は前節同様、左SB。CBはカズがサブに回り、カンペーとジュフンのコンビ。そして、ルヴァンカップで頑張っていたゴメスがベンチ入りしている。
カズがベンチスタートになったところに、フミさんの重い決断を感じる。1年前、やはり失点に直接絡むミスを犯した裕紀が外された時のことを思い出す。カズも正念場だなぁ。新潟の歴代キャプテンは背負い込むタイプが多い気がする。というより、背負い込まざるを得なくなってしまうのだろうか。
去年、裕紀には直接言ったけど、カズにもノビノビやってほしいんだよ。自分のストロングポイントが何かを、もう一度思い出せばいい。



 



試合は、例年の甲府戦からすると、立場が逆というか、甲府が達磨さんのもと、ボールを保持する場面が多く、パスを回してくることが増えた。
新潟は最後はホニ、ということになるわけだけれど、いつもと違うのは、ボランチにロメロが入ったことで、時間を作れる場所がガリャしかいなかったのが、もう一つ落ち着きどころができた感じ。何より、ブラジルコンビに言葉で明確に指示が出せる選手がいる、というのは安心感があるし、ロメロが前、慶が後ろ、みたいな役割分担もできていた。これは、しばらくはこのコンビで行くのかな。
中盤で時間が作れるようになると、両サイドも動きやすくなるんじゃないだろうか。



 



ガリャがパスを狙い、ホニが走り、ギュンやマサルがプレスバックで奮闘。本当は、ギュンとマサルがもっと攻撃に関わる時間が増えた方がいいと思うのだけれど、今後の課題だろうか。



 



前節と比べると、輝綺の左SBっぷりがさらに堂に入っていて、当分フミさんは左SBに固定してしまいそうだ。その順応力の凄さは、ちょっと今まで新潟では記憶にない。
この試合では、前節以上に攻撃参加が増え、アウトにかけたロングパスをホニに通すなど、さり気なくスーパーなことをやってのける。
そんな中でのプロ初ゴールは、セットプレーから。
ガリャのCKをファーでカンペーが頭で折り返し、ニアでどフリーになっていた輝綺がダイビングヘッドで押し込んだ。
なんであんなにどフリーなんだ、と思ったら、そうだ今年の甲府はゾーンディフェンスなんだ、達磨さんだからなぁ。
去年、同じようなシーンをうちの試合で何度も見たような…げふんげふん。

達磨さんはよほど悔しかったのか、ハーフタイムコメントで
「事故のような失点」
と言った。
いやー、ちゃんと練習通りに(スカウティング通りに)あそこにいた輝綺を褒めなきゃいけないし、そもそもあそこまでフリーにしてしまうのは、事故以前の問題なんじゃないのかなぁ。
それ以上に、去年の5月に練習参加してきた輝綺を見て、獲得にゴーサインを出したのは達磨さんだったはずで、そう考えると、自分が見込んだ選手に見込んだ通りの活躍をされて悔しさ倍増、だったかもしれない。推測ですけどね。

背景はともかく、敵将に負け惜しみを言わせた高卒ルーキー、なのだった。


後半は早い時間帯に、再びガリャのCKから、貴章が打点の高いヘディングを決め、2点目。
そこからは、甲府の攻勢を凌ぐ新潟、という形で、甲府のミスに助けられながら、今季初勝利が2-0の完封ということになった。


お互いにミスが多く、向こうにはウイルソンの不在という要素もあり、スコアほどの快勝感はないし、まだまだ苦労しそうだなぁとは思う。
でも、慶とロメロのボランチコンビの親和性が高いこと、両SBが安定したこと、カンペーの存在感が素晴らしかったこと、そして何より、鬼神のようだった慶の攻守(ドゥドゥからペナ内でスライディングタックルでボールを奪い切ったプレーは圧巻でしたね)など、ポジティブな要素はたくさんある。
何より、勝って反省できるのは素晴らしいことだと思う。

たかが1勝、されど1勝。

やっとスタートラインに立てた。
ここから、このチームは始まるのだ。

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夜桜の中、ルヴァンカップ


本当は鳥栖戦のことを先に書くべきところなのだけれど、何しろちゃんと見ていないので、推測でしか書けない。
それだったら、潔くスルーしよう、そうしようw



 



というわけで、話は飛んで、ルヴァンカップ広島戦。



 



毎年、桜が開花した頃にカップ戦の平日ナイトゲームが開催されるのが楽しみで、今年も「夜桜サッカー」がやってきた。



 



18時過ぎに仕事を終えて、通勤ラッシュ時間帯のバイパスを避けて、新潟空港ICから日東道に入る。そうすると渋滞にはまらず、18時半頃に会社を出ても19時キックオフにぎりぎり間に合うのだ。



 



平日のカップ戦は夕食難民になることが多いので、昼休みに会社近くの美味しいパン屋さんでサンドイッチを買っておいた。これで夕食の心配もないぞw



 



スタメンメールで巧のプロ初スタメンを知り、これはしっかりと見届けなきゃなぁと思った。今年から、ルヴァンカップはスタメンに必ず1人は21歳以下の選手を入れるという規定ができていて、第1節はその役目は輝綺だったのだが、この日は巧。まさにチャンスだから、頑張れですよ、これは。U-18時代には天皇杯で出場を経験しているのだから、落ち着いて自分の持ち味を出してほしい。



 



で、試合は結果的には0-1の敗戦だったわけだけれど、見どころがいろいろあった。
カズとマサル以外は、リーグ戦であまり試合に絡めていない、あるいはほとんどベンチにも入っていない選手が主体のスタメンで、どれだけアピールできるか、チームの底上げのために力になれる選手は誰か、という見極めが大切な試合だった。
見ていて、自分のストロングポイントをしっかりと出そうという意識が特に高かったのは、豪、ゴメス、巧だった気がする。



 



豪の良さは、ボールを持ったらとにかく前を向く、という意識の高さ。あいだ、あいだでボールを受けてはどんどん攻撃に絡んでいく。放ったシュート本数も多くて、1本でも入っていればなぁ、という感じではあったが、相手が嫌なところに入っていける嗅覚は、さすがだと思った。



 



ゴメスは、自分より大きいトイメンの選手相手に臆することなく、とにかく仕掛けていくし、守備でも体を張っていた。1本いいクロスがあったかな。
左SBはスペシャリストである前野が負傷離脱中であり、急造で仕立てている状況なので、ゴメスが出てくるかどうかはチームにとっては大きいのだ。頑張ってほしいんだよなぁ。



 



巧は、積極性が目立ち、オーバーラップやクロスを何度も見せていた。自分の持ち味をどんどん出そうという意識はとてもよかった。ディフェンスでも、簡単に飛び込まず、我慢強く対応していたのが印象に残った。デビュー戦としてはまずまずだったんじゃないだろうか。



 



この試合では、攻撃面での改善が見られ、縦パスを入れるタイミングもよくなっていたし、いい繋ぎがたくさんあった。チャンスの数は広島よりもかなり多かったはずで、それだけに、ラストの精度が課題になる。そして、ピッチの幅を目いっぱい使う意識がほしいし、もっと攻撃に関与する選手が増えれば、もっともっとよくなるんじゃないだろうか。



 



そして、やはりこの試合でも課題になったのはディフェンス。ペナ内に入り込まれた時、あるいはバイタルエリアでも、人数が揃っているのに簡単にやられすぎる。ボールばかり見ていて、人を見ていない。
最後の最後で体を張らなければ、いつまでたっても失点は減らないだろう。意識ひとつでガラッと変わると思うのだけれどなぁ。
確かに、失点シーンは攻撃に出た豪が開けた穴を突かれてしまったのが発端だけれど、カバーできなかっただろうか。もっと、チーム全体でチャレンジ&カバーの意識を共通で持ってほしいなぁ。
とにかく、人任せにせず、責任感あるプレーをすることが大切。



 



試合ごとに良くなっているのは主に攻撃の部分で、これはもっと磨いていってほしいと思う。ディフェンスは、本当に一人ひとりの意識の問題であったり、受け渡しの問題であったりするのだろうけれど、これが良くなれば、チームは随分楽になる。




まだまだ、高めていかなければならないもの、改善しなければいけないものはたくさんある。
でも、可能性を信じてやっていくしかないのだ。やろうとしている方向性が間違っているとは思わない。
ブレずに、しっかり歩んでいこう。




ところで余談だけれど、この試合の第4の審判が田中玲匡さん。ついに、アトムのお兄さんがビッグスワンで試合を担当をしたのだった。
おかげで、選手交代とかアディショナルタイムの表示とか、ついついレオくんを凝視してしまったではないかw


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勝負強さという名の新しい風を



4月1日土曜日、ホームでガンバ大阪戦。
リーグ開幕から1ヶ月以上も経つのに、ホームゲームがようやく2試合目だなんて、どういう日程の組み方やねん、ええ?日程くん!という気分を抱えつつ、ビッグスワンへ。

みかづきブースで、数量限定だという「越後みそ越後もち豚イタリアン」を買ったら、想像以上に肉が主張していてボリューミーだった。
イタリアンでガッツリいきたい方にはオススメですよ。

少し早めにスタジアム内に入り、しゃべっていると、アカデミーのシーズン開幕セレモニーが始まった。
今年からU-18監督になった鳴尾さん、U-18レディースコーチになった斎藤さんの挨拶にしみじみしたあと、U-15コーチに就任した氏原さんには感動。あーーーーーー、ウジ、本当に帰ってきたんだなぁー。

「みなさーん!15年ぶりに帰ってきましたぁー!覚えてますかー?」

あぁ、乗りが変わってないなぁ、ハタチの頃とw

今年、初めて聖籠へ行ったとき、陸上トラック付ピッチでU-15が練習をしていて、遠目で見ても、そのシルエットでウジと分かった。
15年という歳月を隔てていても、わかるもんはわかるんだなと思ったのだった。

15年ぶりに飛び出したウジダンス。
あ、ウジダンスは2006年に中原貴之(現・福岡)が仙台からレンタル移籍してきたときに中原ダンスとして1年だけ復活したから、それ以来だけれどね。


そんな感じで、いい塩梅に場が温まったところでキックオフ。


立ち上がりは確かによくなかった。
簡単にボールを明け渡し、寄せが甘いからボールを奪うこともできない。
先制ゴールを奪われたシーンも、人はたくさんいるのに、ボールウォッチャーだらけで、簡単にシュートを打たせてしまった。
今季の失点シーンは、同じようなパターンだ。もっとも体を張らなければいけない場所で、体を張れないのは致命的すぎる。
何が何でも、改善してもらわないと困るなぁ。

それでも、この試合が違っていたのは、攻撃がガリャをコントローラーに、うまく機能していたことだった。
ガンバのディフェンスが緩かったこともあるけれど、ガリャが時間を作ってホニを走らせる形が出せていた。
ガンバ側もホニのスピードには手を焼いていて、特に苦戦していたファビオが、たまらずホニの足を引っ掛けて倒してしまい、PK。
これをギュンがしっかり決めて、比較的早く同点に追いつく。

逆転ゴールは、今季目指している形が実を結んだものだった。
輝綺がボールを奪ってガリャに預け、ガリャが絶妙なスルーパスをホニに送る。



ドンピシャのタイミングでDFラインの裏に出たホニがGKヒガシとの1vs1を制し、シュートを流し込んだ。



 



思えば、過去、ガンバとはホームでしばらく負けなかった時期があったけれど、ガンバはこういうハッキリとしたカウンター攻撃に弱いところがあって、それが相性の良さに繋がっていたんだよな。思い出したわ。



 



しかし、ここからの試合運びが拙かったと思う。



ディフェンスラインがどんどん下がっていく。いや、今季はカウンター発動のためにラインを低くする傾向があるのだけれど、リードしてからの引き方は、どう見ても1点リードを守りきるためのもので、守備のための守備、という感じだった。



こういう時こそ、守備意識を高めつつも攻めの姿勢を失わない攻撃的な守備で、ガンバを押し込むくらいの意識が必要だったんじゃないだろうか。



守りきるなら、タイトな守備でガンバに自由を与えてはいけないし、ペナルティエリア内に侵入されたら、簡単にクロスを上げさせない、簡単にシュートを打たせない。最後の最後で体を張らなければいけない。



残念ながら、その全てが中途半端だった気がする。



一番効いていたガリャを後半早めに達也に交代させたのは、達也のスピードでもう1点を狙ったのかもしれないし、ガリャがスタミナに不安があるということに意識があったのかもしれないが、ガンバにとっては助かった、という感じだったんじゃないだろうか。そこはフミさんに聞いてみたいところだ。



 



2-1のリードが、気がつけば2-3の敗戦。



攻撃は良くなってきたんだよなぁ。確実に前進している部分があるのに、それをチャラにしてしまうプレーが出てしまうのが、なんとももったいない。



攻撃も良くなってきたといっても、もっと攻撃に関わる枚数を増やさないとチャンスが限定されてしまうので、そこはもっと意識を高める必要があるのではないか。



ガンバの出来が良くなかっただけに、勝てる試合だった。ゆるくないねぇ、初勝利までの道のりは。一歩一歩進んでいくしかないね。



 



さて。ノリは頑張っているし、彼の左SBには可能性を感じるが、周囲がノリのサポートに忙殺されつつあるという現実がある(ギュンは完全に守備の人になっていた)。結局、貴章がいる右サイドは簡単に崩せないから左サイドを重点的に狙ってくるという状況は、この試合でも繰り返された。さすがにそろそろ可能性に賭けるだけでは済ませられない頃合いだ。



本職の左SBである前野が負傷離脱中で、戻ってくるのは夏頃まで待たなければならない。ゴメスが台頭してきてくれればいいが、もう少し時間がかかりそうな気配だ。帰りのシャトルバスの中で、観戦仲間とあれこれ話しているうちに、自然と左SB問題に行き着き、前野の復帰が当分先である以上、現状の中でどうにかしなければいけない、さてどうするだろう、という話になった。



 



「もしかして…輝綺を左SBで使うっていう発想が出てくるかもしれないよ」



 



などという禁断のセリフを口にしてしまい、ハッと顔を見合わせたのだった。



 



いや…ない話じゃないなぁ。実際、右SBはやれるんだし。ポリバレントの極致みたいな選手だもんなぁ。



いや〜、次節、輝綺の左SBが実現しちゃったらどうしよう。本当は、ボランチとしてしっかり育ててほしいのだけれど。



 



そんなことを言っていた矢先、今朝の新潟日報には、



 



「原 左SBに安定感」



 



などという見出しが踊っていた。ぬぬー。



 



「高校時代は自分たちで相手を見極めてサッカーすることを求められてきた」



 



と、さらりと口にする18歳。輝綺の中に息づく「市船soul」が、アルビレックス新潟に「勝負強さ」という名の新しい風を吹き込むか。


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J1が2週間の中断期間に入ったので、土曜日に聖籠へ行ってきた。ブラウブリッツ秋田とのトレーニングマッチ。

内容は45分×3本。
U-20日本代表ドイツ遠征中の輝綺と別メ組を除く全員が出場。1本目は主力組、2本目はサブ組、3本目はサブとなかなか試合に絡めない若手、という顔ぶれ。
必然的に現段階でのチーム内序列が分かり、誰が評価を上げているのかなど、興味深かった。

内容については差し控えるが、1本目よりも2本目の方が攻撃に関与する選手が多くて連動性があり、フミさんが目指す形はこれなんじゃないかなぁと思いながら見ていた。
やはり、達也と成岡さんはよくわかってらっしゃる。このふたりの存在感は、主力のスタメン組にとっても大きい。今年のチームには欠かせない要素なのだと思う。
成岡さんがゴールを決めたとき、一緒に見ていた仲間うちで、
「ゆりかごダンスやんないの?」
なんて言っていたのであった。成岡さん、ご長男誕生おめでとうございます。

気になったのは、主力組に声が少なかったことで、これは昔からのチームの課題ではあるのだけれど、大谷が

「もっとしゃべれ!」

と声をかけていたのが印象的だった。聞こえる主な声が大谷とフミさん、真中さんだけじゃいかんですよ。

ブラウブリッツのGKは、昨シーズン、アマチュア契約でうちに所属していた小澤くん。頑張ってた。
1本目が終わったあと、カズや慶、ギュンがクールダウンで小澤くんの近くを通りかかっては、声をかけていた。


2本目が終わり、3本目が始まった頃、ファンサゾーンに勲が来てくれたので、声をかけた。

──お久しぶりです。お帰りなさい。

「お久しぶりです!くい坊行ってますか?」

──行ってますよー。この間も飲み会やりました。

「オレ、まだ行ってないんですよねー」

──早く行ってあげてくださいよ。マスターもママも喜ぶから。

などと、ゆるーい会話。
選手でこんなゆるい会話ができるのは勲くらいしかいないので、改めて、帰ってきてくれてよかったなぁ、などと思ったのだった。

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一歩一歩、前へ進む
水曜日のルヴァンカップ鳥栖戦は、スカパー観戦。

今年から、21歳以下の選手を必ず一人はスタメン起用しなくてはいけないというレギュレーションになったため、リーグ開幕から出ずっぱりの輝綺(立派なプロなんだし、いつまでも「原くん」ではどうかと思うので、これからはこう呼ぶことにする)は、この日もスタメン。U-20日本代表の活動も合わせると、本当に休みがないので、くれぐれもケガだけはしないでくれぇぇ、と思いながら見ていた。
もっとも、当の本人は、そんな心配などどこ吹く風のプレーぶりだったわけだが。

試合は先制され→追いつく→アディショナルタイムに勝ち越される→直後に追いつく、という流れ。
達也の2ゴールはお見事のひと言だった(豪のアシストもよかった)。

この日初スタメンだったGK大谷の出来がとてもよかったので、リーグ戦でも観たいなぁと思っていた。

そして、その3日後。
お誘いを受けて、ビッグフラッグお広げ隊がチャーターしたバスツアーに参加して、横浜へ、今季初アウェイ参戦、ということになった。

日東道新潟東スマートICのところにある西野バスストップ駐車場を5時出発。
知り合いが大半のバスツアーなので、スタートからハイテンションな車内。この雰囲気、ニワカバス以来で懐かしいなぁ。
当時セリエAだったエラス・ヴェローナFC(今はセリエB)のサポーターの熱狂ぶりを描いた「狂熱のシーズン〜エラス・ヴェローナFCを追いかけて」というノンフィクションの中でも、アウェイバスツアーの話が出てくるのだけれど、そこで描かれた殺伐とした雰囲気とは真逆の、ひたすらお気楽なバス旅なのだった。

途中、首都高や環八で渋滞にハマりつつ、日産スタジアムに到着したのは12時頃。
スタジアムに入る前に、有志数名で新横浜ラーメン博物館へ。いやー、初めて来たわー。



どこもかしこも大行列で、凄いところは90分待ちなんて店もある中、一番空いてそうな店に並び、13時になっても入れなかったら諦めてスタジアムへ戻ることにしようね、なんて言ってたら、ギリギリ入れた。



二代目げんこつ屋のワンタンメン。美味しかった。

ラーメン博物館は初めて行ったけれど、まぁ、1度経験すればいいかなー。


スタジアム入りは13時半過ぎ。ピッチでは選手たちがアップ中だった。



ルヴァンカップでいい出来だった大谷が、ついにスタメン。これは期待せざるを得ないなぁー。ガリャルドもスタメンに入った。

スタートの位置は、こんな感じだったかな?

ホニ ガリャ

ギュン マサル

慶 輝綺

ノリ カズ ジュフン 貴章

大谷

ホニとガリャの2トップではあるのだが、ガリャを真ん中に、ギュンとホニがシャドーのような、3トップのようにも見えた。
フミさんは攻撃の最適な組み合わせを探っているのだろうなぁ、という印象だった。

マリノスのスタメンには右SBにマツケンがいて、その前にはマルティノス。左サイドには前に齋藤学、後ろに金井。
マリノスの好調には、この両サイドの力が相当関与していると思うので、ウチの両サイドがどれだけやり合えるかがポイントだったと思う。特に貴章には齋藤学を、ノリにはマルティノスを好きにさせない、逆に押し込むこと。

で、結果的にこの両サイドの攻防が大迫力。

貴章vs齋藤学はとにかく凄くて、突破しようとした学に貴章がグイッと体を入れて阻止したシーンは鳥肌もので、これが観られたというだけで、遠路はるばる日産スタジアムまで来た甲斐があったというものだ。

ノリは前野不在の穴を埋める急造左SBとしてスタートして、相手には穴として狙われ続けてきたし、清水戦では相当悔しい思いをしたはず。しかも、今回の相手はマルティノスである。
確かにマルティノスを潰しきれずにゴールを許したシーンはあったものの、マルティノスに簡単に自由を与えないポジショニング、間合いの詰め方など、清水戦をしっかり糧にしていた。そして、機を見て攻撃に転じる力強さなど、SBらしさが増してきた。この対応力、適応力の高さは、やっぱりゴートクの弟だなぁと思う。

そしてとにかくよかったのは大谷。
ほぼ守備に回ることになった後半、それでも選手たちが慌てることなく対応できていたのは、大谷の存在が大きかっただろう。
スーパーセーブもあったけれど、ステイする時はどっしりステイし、出るときは迷わず出る、ボールにしっかり触る。そして、常にコーチングし続けている。キックはやや不安定だったけれど、試合出場を重ねるうちによくなっていくんじゃないだろうか。
これは、いよいよ正守護神交代の時がきたか。守田の意地も見たいぞ。

試合は、前半にマルティノスのゴールで先制されたものの、前半のうちに、相手のバックパスをかっさらったホニがGKをかわして同点ゴール(バック宙のパフォーマンス付き)で追いついた。
後半は一転して防戦一方になってしまったのは、こちらが攻撃しているときのミスの多さ、精度の低さが主な原因だったんじゃないだろうか。攻撃に転じようとしてはボールを簡単に失い、守りに奔走せざるを得なくなるの繰り返し。
守備陣の踏ん張りで何とか凌ぎきったものの、やはり課題は攻撃の形をしっかり作る、ということなんだなぁと思った。
今のままでは、点が取れる気がしない。もちろん、フミさんもいろいろ考えているところだろう。

そのためにも、慶と輝綺の攻撃参加がもっと増えるといい。
このふたりのディフェンス力やボール奪取力、危機察知能力は素晴らしい。あとは、攻撃の起点となる縦パス、サイドチェンジ、機を見て攻撃に関与するプレーなど、試合をもっとコントロールできる存在になってほしい。絶対にできますよ、このふたりなら。
(輝綺の縦パスの出し方が小林裕紀に似てるなーと思っている)

課題は多いし、まだ勝ててないのも事実なので、楽観できる状況ではないが、必要以上に悲観することもない。
このタイミングで2週間空くというスケジュールを、どう活かすか。
輝綺はU-20日本代表ドイツ遠征で何かを掴んできてほしいし、その他の選手たちは心してトレーニングしてほしい。
このマリノス戦で得たものを形にするためにも、頑張りどころですよ。



試合終了後、バスが出発したのは16時半頃。
この日の16時に開通したばかりのピッカピカの首都高横浜北線を通り、



大井競馬場や東京タワー、皇居、サンシャインシティを眺めながらの首都高ルートは、お上りさん気分を満たすには十分。
車内での試合の感想戦も楽しかった。やっぱりアウェイバスツアーはいいなぁ。


【追記】
書くつもりでうっかり書き忘れていたのだけれど、ガリャさんのこと。

ルヴァンカップからスタメンで起用されるようになったガリャ。
何というか、ひと言で言い表せないプレーをするなぁ、という印象。わが道行ってるという表現がしっくり来るような、そんな感じなのだ。
ホニがゴム鞠なら、ガリャは突っ立ったまま走っているようなフォームで(イメージがアレッサンドロに似ている気がするんだな)、誰とも違う独特のリズム。パスも出せるし自分からも仕掛ける。正直雑だけどw

ガリャが周りに合わせるよりも、周りがガリャを活かすようにした方がいいのかもしれないが、チームにフィットしたら心強い存在になりそうだ。正直雑だけどw
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いつか花咲く

 

J1リーグが開幕して早3節。ようやくホーム開幕戦がやってきた。
昨シーズンから開幕が早まった影響で、降雪時期である新潟はホーム開幕戦が2試合待たされるようになった。未だに慣れないなぁ、この不公平感。

 

新潟駅で清水サポの方々の姿を見かけて、あ〜、久しぶりー!と声をかけたい気分になった。オレンジダービーって言葉、まだ生きてる?

 

この日は全選手対応のタオマフが新発売されることになっていたのだけれど、原くんの34番タオマフはあっという間に売り切れるに違いないと思ったので、スタジアムへ行く前に、オレンジガーデンで買っていくことにした。
果してこの判断は大当たりで、オレンジガーデンではもう残り2枚になっていた。プレゼント用も含めて2枚買うつもりだったので、結果的に残りを買い占めることになってしまったのだがw

店員さんは、つくづく驚いた、という表情で、

 

「たぶん、スタジアムでも売り切れるでしょうから、増産しないとですねぇ」

 

と言っていた。高卒ルーキーのグッズがいきなり売り切れるなんて、少なくとも私の記憶にはない。

そんな原くんは、この日もスタメンだった。


4万人観客動員を目指して、クラブがいろいろと仕掛けた結果、4万人には遠く及ばなかったものの、久しぶりに3万人超の観客が集まった清水エスパルス戦。

入場時に配られたオレンジブルーのフラッグが一斉に振られると、スタジアムの一体感が増した。こんな感覚、いつ以来だろう。

 

私としても、ようやく今季初生観戦ということで、チームがどんなサッカーを見せてくれるか、楽しみにしていた。

最初に結論から書くと、開幕3試合目で一番内容が悪い試合だったんじゃないかと思う。一番良かったのが開幕戦の広島戦、神戸戦、そして清水戦と、下降線をたどったという印象なのだ。

 

選手同士の距離感が遠く、連動したプレスも見られず、中盤でタメが作れず、両サイドが追い越すようなプレーがほとんどなかった。うーん、それじゃ怖くないよな〜。特に、貴章が期待していたのような駆け上がりをほとんどせず、ほぼ守備の人と化していたのは、何か意図があってのことだったのだろうか(セットプレーでの高い打点のヘディングは凄かったが)。

個々は頑張っているのは分かるのだけれど、連動できてないし、パスがずれることも多く、点が線にならない。

そこが、去年から小林監督のもとでチームを継続して作り上げてきた清水との、チームとしての成熟度の差だったかもしれない。何しろ、去年から監督も替わり、主力選手も入れ替わって小粒になり、ほぼゼロからのスタートなのだから、そんなに簡単にチームが出来上がるはずもないのだ。

 

去年、達磨さんのもとで作り上げてきたパスサッカーの良さが、きれいさっぱり消えてしまっている。

「新潟らしさへの回帰」とは、去年のサッカーを消し去ること、ではないよね?フミさんだって、そうは考えていないだろう。
感じ取れるのは、まずは守備の構築から始まって、段階を踏んで1年のスパンでのチーム作りをしていく狙いなんだろうな、ということだ。

 

うーん、時間かかるなぁ。結果が出るようになるまで、我慢の日々はしばらく続きそうだ。

 

それでも、マサルと慶の充実ぶりが目を見張るようだったし、原くん、貴章、ホニなど、個々の選手に見どころはたくさんあった。

清水に狙われ続けたノリも、左SBとして使われる理由はよくわかった。左サイドぎりぎりを、清水の選手に絡まれながらも、それをかいくぐったシーンなどは、レフティーを左サイドで使う利点なんだろうなと思った。ディフェンスで悔しい思いをしているだろうけれど、それは乗り越えるべき壁として立ち向かってほしいのだ。

 

この日も原くんは、堂々たるプレーぶり。楔のパスをビシっと入れるシーンも増え、タメも作れるので、チームのリズムに変化をつける役割を担っている。立ち位置的には、去年までの裕紀みたいな感じになっていくのだろうか。

おおっ、これは、と思ったのは、白崎に背後を突かれそうになったとき、すぐに体勢を立て直して白崎をフリーにせず、最後は何人かで挟み込んでボールを奪い返したシーン。もしかして背後が苦手なのかな?と思っていたところだったので、そこで相手を好きにさせなかったところに、原くんの18歳らしからぬ懐の深さを感じる。

失点シーンは反省点だろうけれど、それを糧にまた成長してくれるんじゃないだろうか。

原くんの一番の良さは、ミスを怖がらない、たとえミスをしても引きずらない、必ず取り返す強いメンタリティにあると感じている。どこまで伸びていくのかなぁ。将来、長谷部誠のような選手に育ってほしい。

 


 

0-2。

決して褒められた内容の試合ではなかったし、ちょっとこれは困ったなぁと思ったのも確かだ。

でも、個々に見えた良さを、チームとしての良さにどう結びつけていけるかなんだろうなとも思う。

チームとしての伸びしろは、去年よりあるかもしれない。

厳しいシーズンになるのは最初から分かっていたのだから、一歩一歩進んでいくことだけを考えよう。

 


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