大切なことは日本代表に教わった | ぐっちいのスポーツを読もう!
RSS | ATOM | SEARCH
大切なことは日本代表に教わった
エコスタからの帰り道は思ったよりもスムーズで、キックオフの1時間弱前くらいには家に帰りついていた。
地上波の中継はTBS。解説は金田喜稔。
この大一番がテ○朝や日○レじゃないことを、ささやかに喜びつつ(本音はNHKがよかったのになーと思いつつ)、迎えたパラグアイ戦。

PK戦でパラグアイの5人目がゴールを決めた瞬間、悔しいという気持ちと同時に、もうこのチームの試合が見られないのかという、言いようのない寂しさが湧き起こった。
試合毎に成長していくチームを見ていく喜びは、新潟でいつも感じていることだけれど、まさか代表でそんな経験ができるとは思わなかった。
今回の日本代表は、そんなチームだった。


試合内容の評価については、「サッカーを知っている」人たちにお任せするとして、このPK戦までもつれ込んだ試合は、日本代表にとって、サッカーに関わる日本人すべてにとって、ひとつの歴史的な第一歩になったのではと感じている。

W杯本番を迎えるまで、あれだけメディアにネガティブなことを書かれまくった日本代表と、日本代表監督は今までなかったと感じるほどだったけれど、その声を、結果を出していくことで小さくしていった選手たちと岡田監督は、本当に素晴らしかったと思う。

そして、欧州や南米の「個の力」に目を奪われがちな中で、「チームスポーツとしてのサッカー」の原点を改めて見せてくれた。
個の力で劣っていても、チーム戦術が確立されていれば勝てる。
チームのベクトルが一方向へ向かっていれば、本田圭佑のような強い個性も生かされる。
日本がW杯で勝ち進んでいくために必要な基本的な部分を、今回の大会で示すことができたのではないか、という気がする。

日本代表のサッカーを「アンチ・フットボール」と言われても、正しいフットボールの定義なんて誰が決めたのか。
そもそも、定義がないからサッカーは面白いんじゃないのか。そうじゃないのかなぁ。よく分かんないけど。


ところで、今回の日本代表が世界を驚かせた、本田と遠藤のデンマーク戦のFK。この2つのゴールを受けて、スペインのメディアが「日本はジャブラニの秘密を知っている」という記事を書いたとか。
ジャブラニは昨年12月に発表され、世界のプロサッカーリーグの中では、シーズン開幕からジャブラニを公式球として採用したのはJリーグだけ。欧州ではブンデスリーガが、リーグ後半戦から採用したという。
つまり、Jリーグの春開幕のシーズン制がメリットになったというわけだ。
W杯の開催時期が今後も変わらないとすれば、日本にとってひとつのアドバンテージになるのではなかろうか。
シーズン制問題の議論でも、クローズアップされてもいいかもしれない。


さて。日本の闘いは終わって、もうすぐ選手たちが日本に帰ってくる。つまり、貴章とゴートクも新潟に戻ってくる、というわけだ。
一体、新潟のチームに、どんな財産を持ち帰ってきてくれるんだろう?
それが楽しみで仕方がない。Jリーグ再開が待ち遠しい。
欧州組である本田や長谷部、松井はもちろんのこと、新たに海外移籍を果たす選手も何人も出てくるだろう。それもまた楽しみなこと。

もちろん、W杯はまだまだ続く。
今の日本に、ぜひスペインとのガチの闘いをしてほしかったが、それはまた次への課題に残しておくとして、今度はニュートラルに、W杯とサッカーを楽しもうっと。
author:ぐっちい, category:FIFA World Cup
comments(2), -
Comment
御意。

川島がベルギーらしいですね。
シゲッチ, 2010/07/01 11:51 PM
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html
岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
, 2010/07/03 1:03 AM