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歴史を塗り替える



昨夜は当然のことながら、ロンドン五輪男子サッカーのスペイン戦を見ていた。


NHKの放送開始が22時、キックオフが22時45分っていうのは、ヨーロッパでの大会の割には見やすい時間帯でうれしい。
考えてみればウィンブルドンの決勝もそれくらいの時間だったもんね。
なるべく、この放送枠でお願いしますw


国歌演奏で、大輔の顔が大写しになったときは、さすがに感動した。
アルビレックス新潟所属の選手が、スタメンとして五輪の舞台に立ったという歴史的な瞬間。
さらに、後半、酒井宏樹のケガによる交替という形ではあったけれど、ゴートクが五輪のピッチに立てたこともよかった。
生まれはニューヨークだけど、幼少の頃から三条で育ち、三条の町クラブとアルビユースで鍛えられてきた根っからの「新潟の子」が、五輪出場を果たしたことは、何より子どもの頃からゴートクを指導してきた人たちにとって、本当に嬉しいことだったろう。
どうしても私は、サッカー講座で元アルビ育成部長の若杉さんが、
「ゴートクはね、ウエンツに似てるんですよ。ふふふふ」
と、親バカ風に相好を崩したのを思い出してしまうのだがw


ところで、三条でのパブリックビューイングの様子が今朝のNHKで出たのだが、インタビューを受けているゴートクのお父さんを見て、酒井兄弟がドイツ人のお母さんの血をいかに色濃く受け継いでいるか、ということを思い知ったのだった。
でも、いかにも息子たちに、お寺の子みたいな、一発では正しく読めない名前を付けそうなお父さんだな、とは思ったけれどw


試合は、日本の積極的な前からのプレスと、徹底したカウンター戦法がスペインを慌てさせたこと、特に前から徹底的にボールを追い回し、カウンターでもスピードを遺憾なく発揮した永井は、実質的なMVPだったんじゃないだろうか。
スペインが退場者を出したのも、永井のスピードの脅威に負けたから、でもあったし。
決定的なシュートが決められればパーフェクトだっただろうけど、それは次の試合で、ぜひ。


吉田麻也、徳永のOA枠2人の存在感も凄かったし、大輔も出足のいいディフェンスが目立った。浦和戦のときも感じたけれど、大輔って、一皮むけた感じがするんだよなぁ。



優勝候補のスペインにいきなり勝ったことで、アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」にちなんで、「グラスゴーの奇跡」という言葉が登場しているようだけれど、五輪はまだまだ始まったばかり(何しろ、開会式だってまだやってないのだ)。
アトランタのときは、ブラジルに勝った後、ナイジェリアに0-2で負け、ハンガリーに3-2で勝ったものの、得失点差で決勝トーナメントに行けなかった。
予選リーグの残り試合を全勝して、予選1位で決勝トーナメントに出て、ようやくスペイン戦の意味が本物になってくる。


なでしこも、男子も、どんな大きな世界の舞台でも、臆することなく普通に闘える、この凄さ。
今の男子U-23世代は、U-20W杯にも出ていない「谷間の世代」と言われ続けてきた選手たちだ。
五輪予選でも評価がそれほど上がらなかった彼らが、ロンドン五輪本番で輝く。そんなストーリーが楽しめたら最高だな。

author:ぐっちい, category:オリンピック
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