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いつか花咲く

 

J1リーグが開幕して早3節。ようやくホーム開幕戦がやってきた。
昨シーズンから開幕が早まった影響で、降雪時期である新潟はホーム開幕戦が2試合待たされるようになった。未だに慣れないなぁ、この不公平感。

 

新潟駅で清水サポの方々の姿を見かけて、あ〜、久しぶりー!と声をかけたい気分になった。オレンジダービーって言葉、まだ生きてる?

 

この日は全選手対応のタオマフが新発売されることになっていたのだけれど、原くんの34番タオマフはあっという間に売り切れるに違いないと思ったので、スタジアムへ行く前に、オレンジガーデンで買っていくことにした。
果してこの判断は大当たりで、オレンジガーデンではもう残り2枚になっていた。プレゼント用も含めて2枚買うつもりだったので、結果的に残りを買い占めることになってしまったのだがw

店員さんは、つくづく驚いた、という表情で、

 

「たぶん、スタジアムでも売り切れるでしょうから、増産しないとですねぇ」

 

と言っていた。高卒ルーキーのグッズがいきなり売り切れるなんて、少なくとも私の記憶にはない。

そんな原くんは、この日もスタメンだった。


4万人観客動員を目指して、クラブがいろいろと仕掛けた結果、4万人には遠く及ばなかったものの、久しぶりに3万人超の観客が集まった清水エスパルス戦。

入場時に配られたオレンジブルーのフラッグが一斉に振られると、スタジアムの一体感が増した。こんな感覚、いつ以来だろう。

 

私としても、ようやく今季初生観戦ということで、チームがどんなサッカーを見せてくれるか、楽しみにしていた。

最初に結論から書くと、開幕3試合目で一番内容が悪い試合だったんじゃないかと思う。一番良かったのが開幕戦の広島戦、神戸戦、そして清水戦と、下降線をたどったという印象なのだ。

 

選手同士の距離感が遠く、連動したプレスも見られず、中盤でタメが作れず、両サイドが追い越すようなプレーがほとんどなかった。うーん、それじゃ怖くないよな〜。特に、貴章が期待していたのような駆け上がりをほとんどせず、ほぼ守備の人と化していたのは、何か意図があってのことだったのだろうか(セットプレーでの高い打点のヘディングは凄かったが)。

個々は頑張っているのは分かるのだけれど、連動できてないし、パスがずれることも多く、点が線にならない。

そこが、去年から小林監督のもとでチームを継続して作り上げてきた清水との、チームとしての成熟度の差だったかもしれない。何しろ、去年から監督も替わり、主力選手も入れ替わって小粒になり、ほぼゼロからのスタートなのだから、そんなに簡単にチームが出来上がるはずもないのだ。

 

去年、達磨さんのもとで作り上げてきたパスサッカーの良さが、きれいさっぱり消えてしまっている。

「新潟らしさへの回帰」とは、去年のサッカーを消し去ること、ではないよね?フミさんだって、そうは考えていないだろう。
感じ取れるのは、まずは守備の構築から始まって、段階を踏んで1年のスパンでのチーム作りをしていく狙いなんだろうな、ということだ。

 

うーん、時間かかるなぁ。結果が出るようになるまで、我慢の日々はしばらく続きそうだ。

 

それでも、マサルと慶の充実ぶりが目を見張るようだったし、原くん、貴章、ホニなど、個々の選手に見どころはたくさんあった。

清水に狙われ続けたノリも、左SBとして使われる理由はよくわかった。左サイドぎりぎりを、清水の選手に絡まれながらも、それをかいくぐったシーンなどは、レフティーを左サイドで使う利点なんだろうなと思った。ディフェンスで悔しい思いをしているだろうけれど、それは乗り越えるべき壁として立ち向かってほしいのだ。

 

この日も原くんは、堂々たるプレーぶり。楔のパスをビシっと入れるシーンも増え、タメも作れるので、チームのリズムに変化をつける役割を担っている。立ち位置的には、去年までの裕紀みたいな感じになっていくのだろうか。

おおっ、これは、と思ったのは、白崎に背後を突かれそうになったとき、すぐに体勢を立て直して白崎をフリーにせず、最後は何人かで挟み込んでボールを奪い返したシーン。もしかして背後が苦手なのかな?と思っていたところだったので、そこで相手を好きにさせなかったところに、原くんの18歳らしからぬ懐の深さを感じる。

失点シーンは反省点だろうけれど、それを糧にまた成長してくれるんじゃないだろうか。

原くんの一番の良さは、ミスを怖がらない、たとえミスをしても引きずらない、必ず取り返す強いメンタリティにあると感じている。どこまで伸びていくのかなぁ。将来、長谷部誠のような選手に育ってほしい。

 


 

0-2。

決して褒められた内容の試合ではなかったし、ちょっとこれは困ったなぁと思ったのも確かだ。

でも、個々に見えた良さを、チームとしての良さにどう結びつけていけるかなんだろうなとも思う。

チームとしての伸びしろは、去年よりあるかもしれない。

厳しいシーズンになるのは最初から分かっていたのだから、一歩一歩進んでいくことだけを考えよう。

 


author:ぐっちい, category:アルビレックス
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