ヨンハがいる風景 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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ヨンハがいる風景
なんか、1試合すっ飛ばしたような気がするけど、キニシナイ!w

というわけで、今日はもう川崎戦なのに、いまさらながら柏戦。

この日は、ヨンハの引退セレモニー関連のイベントが早い時間から目白押しだったので、早めにスタジアムへ。

バスターミナルからの通路では、花絵プロジェクトをやっていたので、ちょっと参加。



そして、Eゲート前広場に設置されたステージでヨンハのトークショーがあり、大盛況だった。



ヨンハの話に聞き入っている柏サポさんたちもいて、柏時代も愛されたんだろうなと感じる。

試合前には、スタジアム内で引退セレモニー。
ヨンハが場内一周したとき、柏ゴール裏に差し掛かるところでは柏のユニに着替え、そこを通り過ぎたらアルビユニに着替えていて、少しほっこりした。そこが国境だもんねw

新潟側も柏側も、それぞれヨンハのチャントを歌い、ヨンハへの惜別の拍手を贈る。
ホームもビジターも分け隔てなく、こんなにスタジアムすべてが幸せな空気に包まれた試合前イベントは、未だかつてないんじゃないだろうか。

そんな中で試合も勝利で終われたら、最高だったのだが。

試合の立ち上がりは、悪くなかったと思うのだ。
それが、逆に攻め込まれたときに、カンペーとジュフンが挟み込むみたいな形になり、嫌な位置でFKを与えてしまう。

キッカーとして、クリスティアーノと手塚が立ったのだが、クリスティアーノが蹴るかと思ったら、蹴ったのは左利きの手塚で、そちら側の壁は誰も飛ばず、あっさりとゴールを決められてしまった。
選手たちもクリスティアーノが蹴ると決め打ちしていたフシがあった。

CBコンビの動きが被ってファウルを与えてしまった守備と、FKへの対応。
肝心なところで甘さが出る。
これでは失点が減らないのも当たり前だなぁ。

後半は配置を変えたこともあって新潟が反撃に出たものの、打っても打ってもシュートが決まらない。
柏GK中村航輔(チャントの元歌は桜田淳子の「わたしの青い鳥」)が当たっていたこともあるけれど、どうしたらシュートがゴールマウスの中に入るんだろうと、途方に暮れる感じなのだった。

それにしても。
これは開幕以降ずっとなのだけれど、選手個々に見どころのあるプレーは多いのに、それが点でしかなく線にならない。
オーガナイズという言葉がキーワードのように監督や選手の口から出てくる割には、オーガナイズから程遠い印象しか残らないのは、どうしたものだろうか。

新潟がここまでJ1に生き残ってこれたのは、組織力という強みがあったからだと思うのだが、それがなかなか形にならないのが、見ていて何より歯がゆい。
チームのベクトル、矢印が一つになる日はいつ来るのだろうか。

新潟らしいサッカーとは、スピーディー、泥臭さ、ひたむきさ以上に、組織力、ベクトルの強さじゃないかと個人的には思っている。
一日も早く、全員が同じ絵を描くチームになってほしいのだ。




翌日。

北書店で、ヨンハと木村元彦さんのトークショーが4年ぶりに開催された。



月曜日の夜というスケジュールだったにもかかわらず、多くのサポーターの皆さんが参加してくれた。
今回も「AN後援会」の同窓会みたいな雰囲気があり、ヨンハも家族に囲まれているようにリラックスしていたように見えた。
本当に絆が強いなぁと、今回も実感。

この日の昼間、ヨンハは寺尾のくいしん坊で、ウジやもっくん、テラさん、フチさんらと食事をしたそうで、フチさんが史哉を連れてきたとのこと。

そうか、ついにヨンハと史哉が出会ったのか。

ヨンハは、
「早川くんはいい子ですね」
と言っていたが、史哉にとって、ヨンハとの語らいが生きる力になってくれることを祈る。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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