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前へ進め、悔いを残さぬように

8月19日、土曜日、仙台戦。

 

しばらく更新しなかったけれど、仕事で結局行けなかった川崎戦以外はホームへは足を運んでいた。

 

なんというか、書きたいことは相変わらずたくさんあるんだけれど、どう書くか悩んでいる間に次の試合が来てしまう、という繰り返し。


その間に、鳥栖から小川佳純と富山貴光が移籍してくるという出来事があり、免許センターへ免許の書き換えしに行くついでに聖籠に寄ったら、佳純と富山がいて、佳純が思っていたよりも随分小柄だったのと、富山が見慣れぬ髭面になっていて最初は見分けがつかなかったりした。

ずっと渡そうと思っていて渡せていなかった本2冊を、ようやく輝綺に渡せたのはよかったな。

 

 

 

仙台戦当日は、朝から夕方まで、東区役所エントランスホールで開催された「アカミチフルホンイチ」に出店していたのだけれど、本をお買上げいただいた方の中には、

 

「いつもブログ拝見してます」

 

とおっしゃってくださる方がいて、

 

「すみません、最近サボってまして」

 

と、思わず謝ってしまったw

せめて仙台戦はちゃんと書こう。

 

 

古本市が終わってから、荷物を車に積んでそのままビッグスワンへ直行。
駐車場に着いてから、いきなり雨が降り出したが、30分もたたずに止んだ。いい夕日が出た。

 

 

 

スタメンメールによると、佳純と富山がサブメンバーに入っている。早々に出番があるんじゃないかな。

 

試合は、立ち上がりから新潟に勢いがあり、前線からのプレスが効いていたし、セカンドボールも拾えていた。中でも、ハイボールの争いでは、ほぼ完勝だったんじゃないだろうか。少なくとも、タンキの移籍後初ゴールが決まった前半23分までは。

 

しかし、前半30分過ぎあたりから、ガリャの動きが悪くなり、やたら下がってボールを受けに来るようになると、全体のバランスが悪くなり始めた。ギュンがガリャに、

 

「下がるな!」(ガリャが下がることで、ギュンが上がれなくなっていた)


と厳しい調子で伝えるくらいだったのだ。ゴールを決めるまでは、あれだけ前から追っていたタンキも、トーンダウンする。

 

前線からのプレスが緩くなると、とたんに中盤以降の負担が増す。これはまずい。この調子が続くようなら、少しでも早くガリャを佳純に替えた方がいいんじゃないかと、相方とも話していたのだ。

 

後半に入ると、ますますブラジル人2人の動きが悪くなり、特にガリャはほとんどボールに絡むプレーがなくなってしまった。ボールホルダーに寄ることもせず、アリバイディフェンスすらもない。実質的に、新潟は10人でプレーしているようなものだった。

 

早く佳純入れてくれ、と思っている間にも、仙台はどんどん攻撃的な交代カードを切ってくる。いい加減こっちも動いて欲しいんだけどなぁ、と思っていたら、ようやく選手交代の動きが見え、タンキout、富山in。動きが落ちたタンキを下げて富山を入れるのは、なるほどと思った。が、その次にベンチが切った交代カードには、正直言ってビックリした。

 

え?ゴメスに替えてジュフン?!

 

左SBとして、攻守で奮闘していたゴメスを引っ込めてジュフンを入れるというのは、3バックということかな。

ん?いや、違う。ジュフンはそのままゴメスがいた位置に入るじゃないか。4バックのままだ。ジュフンが左SBだって?

練習でジュフンが左SBに入ったなんて話も聞いたことがない。

(試合後の選手コメントを見ると、「ジュフン入れて3バックにするんだろうと思ったら4バックのままだったのでビックリした」「練習でもやったことがない形」という言葉が並んでいたので、選手たちも相当戸惑ったのだろうなぁ)

 

ウチの選手たちが微妙な雰囲気になってるなと思う間もなく、交代で入ってきたクリンスランに深い位置まで持ち込まれ、クロスを上げられて、大谷が弾いたところに詰めていた石原直樹に押し込まれて同点。

さらに4分後、縦にボールを入れられたと思ったら、三田啓貴にミドルシュートを決められ(カンペーさんの足に当たってコースが変わるという不運もあった)、あっという間に1-2。

 

試合後の呂比須さんの記者会見によれば、ゴメスに替えてジュフンを入れたのは、「仙台が高さのある選手を入れてきたので、ジュフンの高さなら跳ね返せるだろうと思った」ということだったそうだが、ケアするべきだったのはそこだったのだろうか。

スタミナ切れで動けなくなっていたガリャをそのまま90分使い通したのはなぜなんだろう。

前半30分過ぎから前から追えなくなり、ボールにも関与できなくなっていたから、しわ寄せが後ろにストレートに行ってしまっていた。仙台はそこを狙っていた。それならば、動けない選手を替えて、佳純を入れて中盤を強化した方がよかったんじゃないだろうか。

 

監督には監督にしか見えない景色があるのは確かで、それを素人の外野がとやかく言えることではないことも承知しているし、戦犯探しは好きじゃないが、2試合連続で選手に不信感を与えてしまう交代策が、勝ち点3が取れた試合を0にしてしまったような思いは消えないのだ…。

 

 

8月のホームゲーム3試合はチームが巻き返すための重要な3試合で、それが勝ち点0に終わってしまったことの意味は重い。

8月下旬になっても総勝ち点がひとケタのままという厳しい現実。

さて、どうするかなぁ。やれることをやってくだけなんだけどね、サポーターは。

試合が終わった瞬間に、選手たちの笑顔が見たい。

 

 

 

 

モヤモヤした気分を残したまま月曜日を迎えたくなかったので、翌日曜日は、髪を切りに本町へ行き、ついでに新潟市美術館の「石川直樹写真展」を見てきた。

 

 

 

あ、石川直樹って同姓同名の選手が昔ウチにいましたけど、関係ないですからねw

 

冒険家でもある石川直樹さんは大好きな写真家で、初めて作品を見たのは水と土の芸術祭で、今は現美新幹線でも作品を見ることができる。

スケールが大きく、そして人間への愛情に満ちた写真は、とても心が洗われたし、気持ちをリセットすることができた。

 

うん、可能性がある限り、前に向かって一歩一歩進んでいこう。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(2), -
Comment
勇気付けられるコメント!!
ありがとうございます♪
matu, 2017/08/23 6:30 AM
>matuさん
まだ何も決まっていないので、諦める必要はありませんが、どんな結果でも受け入れようと腹をくくってます。
残り試合、勝ち負けも大切ですが、どう過ごすのか、どう振る舞うのかは、来年以降に大きく影響を与えると思っています。
アルビレックス新潟のクラブ、チーム、サポーターが、「新潟としての矜持」をどう表現していくか試されているのかもしれません。
ぐっちい, 2017/08/23 7:17 PM