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積み重なるチームになるために

 

この3連休は、ラグビーW杯決勝のパブリックビューイングを観にメディアシップへ行ったり、母の運転手役をしたり、髪を切りに行ったりしていた。

 

その間に、アルビはアウェイで栃木SCと戦い、1-2で敗れ、プレーオフ圏内に入る可能性が消えた。つまり、来季もJ2で戦うことが決まってしまったわけである。

 

この日の試合、前節の京都戦で今季ベストゲームと言えるような素晴らしい内容で勝ったのとは裏腹な、低調な出来だったようだ。

ここ数年のアルビは、ずっとこうだ。ナイスゲームで勝った次の試合で、別チームのような試合をしてしまう。前の試合で出来ていたことが何もなくなっていることすらある。相手にスカウティングされてストロングポイントを押さえ込まれると、手も足も出なくなる。二の手、三の手がない。自分たちの発想や判断で状況を打開出来ない。

 

それでも、ここ数試合は積み重なってきた力を感じさせるプレーが増えていて、チームの成長が見られるようになっていたのだ。

それだけに、プレーオフに出られないのは辛い。このチームは、11月24日で終わってしまうのだ。

一体どれくらいのメンバーが来季も残ってくれるのかは分からない。今年、育ち始めた芽が、来季も継続されるだろうか。

それだけに、遠回りしすぎた今季の歩みが、残念で仕方がない。覆水盆に帰らず。

 

メディアシップ最上階のそらの広場には、春〜夏に信濃川やすらぎ堤に出店している萬代橋サンセットカフェが、期間限定で出店していた。

新潟の街や海、川の風景を見下ろしながら、新潟ではここでしか飲めないヱビスクリーミートップスタウトを味わう。

 

 

いやー、美味しいなこれ。

 

新潟の街と、ビッグスワンの姿を眺めながら、アルビのこれからのことを考えた。

 

もちろん、J1に戻るか戻れないかで、様々なこと…クラブ経営、スポンサー、チーム編成に大きな影響が出る。だから、昇格しなきゃダメなんだ!何やってるんだよ!と声を荒げたくなる気持ちは分かる。不安すぎるもの。

 

でも…と、思う。

 

そらの広場から眺める新潟は、本当に美しい街だ。

 

この街にアルビレックス新潟というプロサッカークラブが未来永劫存在してくれることが、カテゴリー云々よりも遥かに大切だということを、心の中の第一義としたい。

だから、無批判はよくないけれど、アルビに関して発生する事象の全てを、しっかりと受け止めていきたい。そうすることが、継続という言葉を置き忘れてきたチームを支える力になるんじゃないか。

ぼんやりと、そんなことを考える。

 

信濃川の雄大な流れを見ていると、チマチマすんなよ、と言われてるような気がする。

 

さて。チームに継続や積み重ねを求めるなら、私ももちろん後援会もシーズンパスも継続しますよ。

でも、少し何かを変えたい。

とりあえず、シーズンパスの席種を少し変えてみようかな。

まずは、そんなささやかなところから実行してみよう。来季のために。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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