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あるプレスリリース
昨日の夕方、新潟アルビレックスBCから1枚のFAXが届いた。


故障選手のお知らせ


内野手 登石 卓選手 背番号5

5月6日対富山サンダーバーズ戦においてデッドボールによる右前腕尺骨骨折により全治3ヶ月と診断されました。
これにより5月7日付で選手登録抹消となりましたのでお知らせいたします。尚、抹消後の処遇に関しましては現在未定です。決定次第ニュースリリースにてお知らせいたします。



登石選手のケガについては耳にしていたので覚悟はしていたのだが、

「選手登録抹消」「抹消後の処遇未定」

という文字に、プロの端くれである独立リーグの選手が置かれた立場の厳しさを改めて実感する。

先月、ドカベンでの定例飲み会で、登石選手のお父さんにお会いすることができた。
アルビBCのキャップを被って登場したお父さんは、根っからの野球好き。茨城ゴールデンゴールズやアルビBCで野球への夢を追い続ける息子のことを心から愛おしく思い、そしてリスペクトしている様子が言葉の端々から伝わってきて、しみじみと感動した。
菊地くんのお父さんもそうだけれど、プロのアスリートとしての道を歩く息子のことを、ご家族は心配しながらも本当にリスペクトしている。

それだけに、病院のベッドの上で目を真っ赤にして悔しがっていたという登石選手と、それを見守るしかないお父さんの心情はいかばかりか、と思う。

まだシーズンが始まったばかりで、本領発揮はこれからだと思っていた矢先のアクシデントは、選手たちにとって、NPBやJリーグとは比較にならないほどの厳しい現実を突きつける。
ゆっくりケガが治るのを待ってくれるほど、独立リーグは甘くない。オープン戦で骨折した木ノ内選手に対しては、練習生としての登録を認めたアルビBCだが、今回はどのような判断を下すのか。ある程度の対応はしてくれるだろうという淡い期待はあるが、ダメならダメで、受け入れなくてはいけないことだと思っている。

「昨日まで隣のロッカーにいて談笑していたヤツが、翌日にはいなくなる」

というアメリカの3Aや独立リーグでの経験を語ってくれたのは根鈴コーチだった。開幕したばかりの北信越BCリーグも、紛れもない独立リーグ。
選手たちには、どんなに厳しい環境であっても大好きな野球がやれる、今この時の幸せを感じてほしい。そのために飛び込んできた世界なのだから。
author:ぐっちい, category:BCリーグ
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