2007年08月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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ラグビーW杯プレビュー
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ラグビーマガジン別冊「第6回フランスワールドカップ展望号」(ベースボールマガジン社)発売。
表紙に写る大畑の姿が切ない(泣)

優勝候補はオールブラックス(ニュージーランド)。追うのはワラビーズ(オーストラリア)か、開催国フランスか、南アフリカか。ディフェンディングチャンピオンのイングランドは…。はたまた、思わぬ伏兵か。

見逃せない戦いは、いよいよ9月7日開幕!
author:ぐっちい, category:モブログ
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四宮の日本復帰
ラグビーW杯開幕を1週間後に控え、ラグビーファンの端くれとしては、何となく気持ちが落ち着かないような何のような…という、ワクワクした気分を味わっている今日この頃。
日本戦については日テレ系列で深夜に地上波放送があるそうなのだけれど、果たしてTeNYでやってくれるかどうか、それが問題なんだよな。

現地で左アキレス腱断裂した大畑も帰国したそうで、このケガで現役続行への思いを強くしたらしい。
無事にW杯に出場していたら引退も考えていたというから、このケガが逆に選手生命を延ばすということになるのかもしれない。4年後、35歳でW杯のフィールドに立つ姿が見てみたい。

日本国内のラグビーは、まだオフシーズン。今年は9月にW杯があるのでトップリーグ開幕が例年より1ヶ月遅い10月になっている(大学ラグビーは9月に始まるけどね)。
移籍市場は今日一杯(8月末)で締め切りになるのだけれど、昨日、ニュージーランドでプレーしていた四宮洋平の近鉄ライナーズ入りが発表になった。

四宮は関東学院大を卒業後、ヤマハ、ワールドでプレーをし、南アやヨーロッパでのプレーを経験した後、去年からローマへ移籍、今年からニュージーランドでプレーしていたが、出場機会に恵まれず、日本復帰を決めたようだ。
そんなに上背がある選手ではないけれど、パワーとスピードを兼ね備えたFBとして魅力的なプレーをする。一見FWかと思えるくらいの体型でありながら、爆発的なスピードでカウンターアタックを仕掛けてくる姿は、なかなかのド迫力。日本代表に選ばれていた時期もあったのだけれど、最近では7人制日本代表としても活躍していた。
トップリーグ復帰を目指す近鉄としては、今季東芝から獲得したバツベイとともに、トップウェストを勝ち抜く切り札として四宮に白羽の矢を立てたのだろう。近鉄の本気度が伺える。
四宮としても国内でプレーすることが日本代表復帰に繋がるかもしれない。

トップウェストの試合を観られる機会はまずないが、バツベイと四宮加入後の近鉄の動向については、注目しておきたい。



ところで、オシムジャパンの欧州遠征メンバーが発表された。
個人的には松井のオシムジャパン初招集がうれしいが、またFWの発表が後回しになった。やれやれ。

こうなると、ますます明日の千葉戦は負けるわけにはいかない。貴章には、気合いが入りすぎて空回りしないことを希う(笑)
author:ぐっちい, category:ラグビー
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どってことのない小ネタ2題と千葉戦のこと
一昨日の夜、ホークスファン友達の神戸のダンナさんからメールが来た。

「地下鉄が赤い人で一杯や〜」

てっきり甲子園帰りの広島カープファンが一杯いるのかと思ったら、サッカーのサポーターとのこと。
そういえばあの日の関西方面には、甲子園にカープ、神戸ユニバーに神戸と浦和、といった具合に、赤系チームが集結していて、ダンナさんが目撃した赤サポとは、ユニバー帰りの浦和サポであったらしい。
ただでさえ暑い夏の夜に、見た目にも涼しくない赤サポのるつぼにハマるハメになった非サッカーファンのダンナさん、大変でしたね(笑)。



過去何度も書いた通り、わが家でスポーツ好きはワタクシひとりで、両親はスポーツにはほとんど無関心。というよりむしろ、「キライ」と言った方が正しい。
だから、家族揃った御飯時にBSやハイビジョンでJリーグ中継があっても、たとえそれが新潟の試合であっても、チャンネルをそっちに替えるということはまず許されない。居間のテレビのチャンネル権は大の「スポーツ中継嫌い」の母がガッチリ握っているからである。そこでワタクシはコソコソとモバアルチェックするハメになるわけ。

その割には新聞のスポーツ欄はチェックしているようで、清水戦の翌日の朝、父がソファーで日報を読みながら一言。

「ふーん、今季6敗目か。…なに!今年はまだ6敗しかしてないのか!

例年なら今頃は余裕で10敗はしているのに、まだ6敗という事実に、今年はどうやら結構強いらしい、ということを認識した模様。まあ、上を見ればまだ1敗というチームもいるんだけどね。

「それに、なんだこの得失点差は。プラスになってるじゃないか!

得失点差がプラスになっていることに驚くとは、ウチの父も結構アルビのことが分かってるのかもしれない(一度も試合を観に行ったことがないんだけど…笑)。



さて、明日の千葉戦。

ワタクシは仕事のため、何とかキックオフまでにはスタジアム入りしたいと思っているんだけれど、NTTドコモサンクスデーということもあってか、ドコモさんがキアイの入ったスタジアム映像の新作をご用意してくださっているとのこと。ワタクシは確実に見られないので、ご覧になった方には後で感想をお聞かせいただければ幸い。
あ、サッカー講座もあるそうで。行けませんけど。

明日は見どころ満載の試合になること間違いなしで、巻vs貴章とか、水野vs隊長とか、選手個人の対決構図なんぞもあって、サッカーそのものだけではない楽しみ方もできそうだ。
とにかく千葉が大分で6得点なんて勝ち方をして乗り込んでくるし、前回の対戦のときとは状況が違う。順位はあまり関係ない。

とりあえず一番コワイのは、「キャプテンシーに目覚めてしまった佐藤勇人」なのだが、そこは「プロ8年目にしてキャプテンマークを初体験した本間勲」に頑張っていただきたい。

そして、「ホームで千葉に勝つところが見たい」というのが、ワタクシの切なる願いなんである。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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スポニチより
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今日のスポニチ新潟版に掲載されていた、甲府戦の写真。

前半25分、マルシオのCKにヘッドで合わせ、先制ゴールを決めた坂本隊長と、抱き合うマルシオ、駆け寄る貴章と松尾。

何故か、この写真を見て、いつもと違う感動が湧いてきたのだ。

名古屋戦後のアフターバーで、試合の講評をしたサカマガの大中さんは言った。

「新潟は、本当にチームが一丸になれる雰囲気があるんです。これは他のチームではなかなか作れないものだし、新潟のよさであり武器。これはずっと続けてほしいですね」

この写真の選手たちの表情には、そんな新潟の一番のストロングポイントが現われているように思える。

貴章や千葉やU-20コンビなど、若い選手が脚光を浴びがちな中で、一丸となったチームの象徴は誰なのかということも、この写真は教えてくれる。

さあ、次は古巣の千葉戦。

坂本隊長は、プレーにどんなメッセージをこめてくれるだろう?
author:ぐっちい, category:モブログ
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やっぱりサッカーはラジオ向きのスポーツじゃないよね
【昨日の試合結果】

J1リーグ第23節(山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場)

ヴァンフォーレ甲府 0-1 アルビレックス新潟

【得点者】
25分・坂本隊長(新潟)



いやー、疲れた。

こういう試合を「車を運転しながらラジオで聴く」というのは、非常に危険だ(笑)。

「うわっ」「ぐはっ」「うぬー」「やたー!」

などと、ハンドルを握りながらひとりで叫びまくりで一喜一憂している様は、よそ様が見たら、さぞかし「なんじゃらほい」だろう。
「チバン!」で吹いている顔も、あまり人には見られたくないけど(ところで、「Fly」の次が「チバン!」という曲の順番は意図的にしか感じられないんですけど、実際はどうなんでしょうか)。

得点シーンの前後は割と新潟の攻撃シーンも多かったようだけれど、概ね甲府の攻撃に時間が費やされた感があったこの試合。
帰宅してからBS1の「Jリーグタイム」でダイジェストを見たら、得点シーンの坂本隊長のプレーは、実にオトコマエであった。そして、大写しになった背番号5のでっかい背中が頼もしかった。ホレボレするねい。

ここのところ、2トップに当たりが止まっているのが気になるところだが、ワンチャンスをモノにする勝負強さと、それを粘り強くしっかり守るしぶとさが備わってきたのは、上位定着には大切なこと。
そして何より、前節の敗戦での課題をひとつひとつつぶしながら、着実に成長していることが伝わってくることは喜ばしい限り。

途中交替したマルシオの足の具合が心配だけれど(先日の練習でも、マルシオは終了後長い時間をかけて足をアイシングしながら淳さんと話し込んだりしていたのだ)、まずは連敗が許されない重要な試合を勝ち切れたことを喜んでおきたい。
さあ、次はホームで千葉戦。対千葉は2連勝中だけれど、いまだにホームで勝ったことがない。大分戦での爆発っぷりを見ると、その復調気配がおっかないことこの上ないが、ホームで連敗は許されませんぞ。
間違いなく相当面白い試合になると思うので、今から楽しみで仕方がない。


ところで、甲府のウワサのラドン温泉。見た目が激しくバレーに似ている(笑)。「Jリーグタイム」で見たところ、思った以上に足元がイケてる選手でビックリした。
ああいう選手を獲ってこれることを見ても、甲府って簡単に降格するようなチームじゃないね。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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セビージャのことと甲府戦のことと
セビージャのスペイン代表DFアントニオ・プエルタが急死したというニュースが飛び込んできた。
リーガの今季開幕戦の試合中に心臓発作を起こして倒れ、ずっと意識不明の重体になっていたとのこと。

プエルタって、確か去年市陸でセビージャと対戦したとき、左サイドでスタメン出場していた選手ではなかったっけ?サイドに張ったり、中に切れ込んでいったりしていた8番の選手のプレーが記憶に残っている。

実際にプレーを見た記憶がある現役選手の訃報は、遠いスペインでの話とは言え、やはりショックだ。


セビージャ戦といえば0-6で大敗したゲームだったけれど、あのときのセビージャの美しいカウンターサッカーは素晴らしかった。
本当に完膚無きまでにやられた新潟だったが、あれから1年が過ぎて、セビージャの足元くらいのレベルには到達してきたかな、と、多少贔屓目入りで思ったりしている。
今年のチームがセビージャと対戦したら、どんな試合をするだろう?

そんな空想をする前に、今夜の甲府戦だ。

順位こそ16位で降格争い真っ只中にいる甲府だけれど、攻撃陣は好調。ブレイクした感のある須藤もいれば、長期出場停止明け2戦目の茂原もいる。前節ではまだコンディションが戻っていないプレーぶりだったそうだが、2戦目となればグッと状態が上がっているだろう。怖い怖い。
柏時代、履いてきたおニューの靴をフリマで茂原に10円で売られてしまった過去がある貴章としては、茂原の目の前でゴールを決めたいところだろう(笑)。
さらに、評判になっている外国人FWがいるが(名前が覚えられない)、何でもグアムキャンプでKリーグの仁川との練習マッチで対戦済みらしい。そこは復活千代たんにしっかり抑えていただこう。
DF陣では秋本が出場停止で、増嶋がスタメン復帰するらしい。まっすーと相性がいいエジの爆発に期待したい。

ひとつひとつが上位定着のためにも負けられない一戦。今年は4試合もあっていい加減お腹イッパイの甲府戦もこれが最後。勝ち点3取って帰ってくるべし。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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「頑張れ北川」とお久しぶりのサッカー談義
ラグビーW杯開幕直前に左アキレス腱断裂という重傷を負った大畑の代役が、三洋電機の北川に決まったそうである。
北川のプレーは去年9月、ビッグスワンで行われたトップリーグで実際に観たけれど、相手ディフェンスを一瞬にして置き去りにするスピードは、トップリーグでも1、2を争う。大畑ほどのパワフルさはないが、代表経験もあるし、十分やれるんじゃないだろうか。頑張ってほしい。


昼休みにエルゴラを配達しに行ったら、久しぶりに浦和サポ専務がデスクに座っていたので、しばしサッカー談義。

──気がつけば首位じゃないですか。
「まあねー。あれはガンバが勝手にコケてくれたからな」
──この間、BSでFC東京戦見ましたけど、ちょっとやばそう?っていう試合展開をきっちり勝っちゃうところがさすが浦和さんですよね。
「あれはきつかったなー。立ち上がりからヤバヤバだったもん。先制点獲られたときはマジでヤバイと思ったけど。達也のゴールで流れが変わってくれてよかったよ」
──堀之内までゴール決めてましたよね。
「あれはビックリしたよー。しかもセットプレーじゃなくて流れでの得点だもん。誰が決めたのかと思ったら堀之内だったからビックリ。オマエは闘莉王か!って感じ(笑)」
──あれって、新潟で言えば、名古屋戦での永田のオフサイドにビックリ、みたいなもんですよね。
「そうそう(笑)…それはそうと、この間の試合、テレビで見てたけど不甲斐なかったな」
──……清水戦すか。貴章のヘッドが入ってれば全然違う試合になったと思うんですけどね。まあ、その、清水が巧かったです。
「うん、清水は巧かった。新潟はやっぱり千代反田がいなかったのが大きかったみたいだねぇ」
──千代はすっかり不動のDFリーダーになりました。それと、シルビが不調だったのも痛かったですね。
「シルビーニョね。…それはそうと、あのマルシオって凄いな」
──でしょー。入団が決まったときは誰も知らなかったんですけどね。入っていきなり同点アシストですから。
「同点アシストって…う、あの試合か(汗)」
──そうですよ(腹黒笑)
「まあ、あれもあるけどさ、運動量あるし頑張るしキープ力あるしキックもいいし、いい選手獲ったよなあ」
──J1昇格以降、ブラジル人選手でババを引いたことがないのがウチの真骨頂でして。
「そこは大したもんだと思うよ。エジミウソンもスゴイしな」
──エジは得点王狙えそうですからねー。で、何となくなんですけど、今オフにはガンバあたりに連れて行かれちゃいそうなヨカンがするんですよね。
「ガンバねぇ。有り得るかもな」
──マグノが今年はケガがちで、この間も復帰したとたんにケガしたでしょ。何だかマグノの代わりにエジが狙われるような気がするんですよ。あそこは他チームのエースストライカー引き抜くのウマイから。
「カネ持ってるしな。エジミウソンって若いし、高く売ってもっといいFWを獲得する、というのも一つの手だけどな」
──まあ、そうですね。エジも4年目だから、そろそろ…という時期ではあるんですよね。
「だったら、エメルソンどう?」
──エメ?!…いやー、いくらスゴイ選手でも、あんな守備しないわ遅刻するわ連絡取れなくなるわ本当の年齢も分からないわの不良外国人は新潟にはいりません!
「やっぱり?(笑)」
──ウチは選手が少ないですけど、現時点でもしもFW獲るなら貴章のバックアップができる選手が欲しいっす。貴章がいないときに同じ役割が出来る選手がいないんで、代えが利かないのが困る。
「なるほどねぇ。ウチはワシントンがいないけど、達也と永井でうまくいってるから、逆にいい感じなんだよね。次は神戸だけど、何とかなるでしょ」
──あっ、そんなこと言ってると足元掬われますよ。神戸のカウンターのスピードはかなりなもんですよ。ウチは勝ちましたけどねっ(強調)。
「来月はACLがあるから、今のうちに勝ち点積み上げておきたいんだよねー」
──ACLですか…。ウチは何もないけど、浦和戦までは負けませんよぉ。

というわけで、まずは明日の甲府戦。目の前の試合からコツコツと。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
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あの歌声が耳から離れない
FEEEVER2!!8月26日の清水戦より発売になったサポーターズCD「FEEEVER2!!」
新潟サポーターのみなさまにおかれましては、お買い求めになりましたでしょうか?

今年で6枚目(だよね?)のサポーターズCD。初期の頃は、グッズ売場の横やコンコースに出店を出して地味に手売りをしていたのをお見かけしていた(すんません、第1弾は買ってない)。
「ローカリズム」では、マルクスが自ら歌う「マルクスゴール」に衝撃を受け、ヨンハッがHPの日記に、

「最後の“オー、イェ〜〜〜”というマルクスの歌声で深い眠りに落ちます」

と書いていたのには笑った(笑)。

J1に上がったらとたんにR&Cレコードから全国発売になり、うはー、J1上がると違うもんだねー、と密かにカンドーしていたものだった。

今年は原点に戻って販売はスタジアムの出店とオフィシャルショップのネット販売のみ。
発売当日、ビッグスワンでは、みんなが総出で声を張り上げて手売りしていた。大々的な全国発売より、こっちの方が新潟らしくていいよね。

「箱買い、箱買い!」
という声にめげず(笑)、1枚だけ買ったCDを、今朝、通勤のBGMとして聴いた。

メドレー調と違って派手なアレンジもなく、シンプルな作り。やはり著作権の問題で収録出来なかった曲は多かったようだけれど、千代たんやアトムのチャントは本人のイメージに合ってるね、今やスタジアムが一番盛り上がるチャントは「オメキメレキショー」だよね。

ビッグスワンの雰囲気に触発されて、Zoppというアーティストによって書き下ろされたという「Fly」という新曲は、海岸道路を走るときのBGMにピッタリだ。

そんなことを考えながら聴いていたら、その直後に、このCDのメインとも言うべき歌が聞こえてきて、危うくブレーキを踏みそうになった。

ああ、いかん。「チバン!」が耳から離れない(笑)。
その次の「全力王子〜」もスゴイ歌詞だけど。
サポーターにこんなチャントを作らせてしまう千葉ちゃんってスゲー、と素直に思わされる2曲は必聴ですぞ。

カリスマCの思いがこもったライナーノーツと合わせて、ぜひどうぞ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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人生銀行
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最近話題のゲーム式貯金箱「人生銀行」。
前から欲しかったのを、ついにヴィレッジ・ヴァンガードで買っちゃいました。
500円玉を入れるたびに、中の人が様々な人生劇場を繰り広げてくれます。

目指せ、10万円!

これを買ってから1階の食料品売場で買い物をしていたら、アルビBBの佐藤公威選手をお見かけしました。ご利益?
author:ぐっちい, category:モブログ
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負けられない試合はまだまだ続く
【昨日の試合結果】

J1リーグ第22節(東北電力ビッグスワンスタジアム)

アルビレックス新潟 0-2 清水エスパルス

【得点者】
62分・岩下(清水)、78分・チョ・ジェジン(清水)



思えば、朝から気分がどんどんブルーになるような知らせが立て続けに入ってくる日だった。

まず、東京在住時代に参加していたタッチラグビーチームの人が突然亡くなったという悲しい知らせから始まり、ラグビーW杯を目前に控えた日本代表のトライゲッター大畑と司令塔の安藤が練習試合でケガをして、W杯出場が絶望になったという最悪なメールが飛んできた。

特に大畑は右アキレス腱を断裂して、手術後の苦しいリハビリを経て意地でW杯本番に間に合わせたというのに、あろうことか、今度は左アキレス腱を切ってしまったのだという。まるでフナゾーではないか。
31歳で恐らく最後になるW杯に賭ける気持ちの大きさが伝わっていただけに、言葉がない。

大畑と安藤を失ったカーワンジャパンのW杯はどんな戦いになるのだろうか?もう時間がない。


お昼に中しまで、おしゃべりしながらお好み焼きランチをしたことで、多少は気分が晴れたような気がしたのだけれど、いつもよりかなり早くスタジアム入りしたこともあって、試合開始前にあらかたスタミナを使い果たし、蒸し暑い空気が充満したなか始まった試合を見て、さらにドッと疲れた(苦笑)。

いつもガチンコ勝負になり、走り負けた方が負け、という試合になるのがいつもの清水戦。
昨日の試合も、まさにそんな立ち上がり。
両チームのフォーメーションは、新潟はいつもの4-4-2。清水は見たところ、チョ・ジェジンと矢島の2トップにフェルナンジーニョをトップ下に置き、右サイドに兵働、左サイドに藤本、伊東テルの1ボランチに4バックを配置した4-1-2-1-2という感じだった。

前半3分に兵働がいきなり突っ込んできたのを皮切りに、直後に貴章が右サイドからペナルティエリア深くえぐったり(この動きはほとんど止められたことがない貴章の武器のひとつ)、両チームの攻守が目まぐるしく変わる一進一退の展開になった。その中で、やはり清水の1.5〜2列目の仕掛けが怖い。

新潟は最初から中盤のプレスが甘く、キーマンの伊東テルを自由にさせているのが気になって仕方がなかった。伊東テルにもっとプレッシャーをかけにいかないとヤバイよ。
それでも、貴章がいい動きをしていたのでチャンスの数は立ち上がりは新潟の方が多かったような気がする。

12分、みっちゃんのフィードからエジとマルシオのいい形のワンツー。得点には結びつかなかったものの、3人の意識が見事にシンクロしたいい攻撃が出た。17分の隊長とエジのワンツー、19分に隊長からのパスを貴章がヘッドで飛び込んでポストに嫌われたプレーなど、いつ新潟に点が入ってもおかしくない時間帯が続く。

結果的には、この時間帯に点が入らなかったことが、清水に試合の流れを渡してしまうことになったわけだが。

とにかく中盤がスカスカで、ボールの奪いどころ、プレッシャーのかけどころがハッキリしていないように見えた。シルビと勲の連動性もいまひとつよくない。やはり長期離脱開けは難しいのだろうか。
シルビが清水の徹底マークに遭っていつも以上にサイドに流れる場面が多く、真ん中周辺でプレーさせてもらえない。シルビと勲が完全に分断されてしまっている。
それ以外でも、清水の選手たちがスカウティング通りに忠実に守備をしっかり固めている場面が目立った。新潟も、いよいよ相手から研究される立場になった。「上位争いをする」とは、こういうことなのだ。

中盤のあいまいさが伊東テルとフェルナンジーニョを自由にさせることになり、特に神出鬼没の伊東テルには好きなようにやられていた。くそー、悔しいけどウマイよ、伊東テル。

中盤でフィルターがかからないので、その負担がバックラインにモロに来る。
それでも、北野のファインセーブとみっちゃん、勲を中心に何とか粘り強く守ることが出来たのだけれど、やはり千代たんの不在は大きそうだった。

後半になると、清水の優位がますます顕著になり、押し込まれる時間帯が増えた。セカンドボールがほとんど拾えない。

もっとボールの奪いどころをハッキリさせないと…と思っていたら、CKから岩下にヘッドで決められてしまった。ほとんどフリー。誰も競りに行かなかったのはどういうことか。しかも岩下はプロ初ゴールとのこと。どうしていつもいつもウチは「プロ初ゴールプレゼンター」になってしまうのか。

その後も、伊東テルとフェルを中心にした清水の攻勢は続く。逆に明らかに焦りを感じる新潟。無闇に縦パスを入れては獲られる繰り返し。せっかく攻め込んでも、ラストパスの精度が悪い。また悪いときのクセが出てきた。まだ時間があるんだから、落ち着けって。
一方の清水は、抑えどころをハッキリさせてしっかりとした守備ブロックを作っている。そこを崩すために深井を投入したのだろうけれど、なかなか崩せないウチに逆にチョ・ジェジンに2点目を入れられてしまった。ここらへんの決定力はうらやましい。

結局、そのまま試合終了。
上位争いをしていくためにも、絶対に負けてはいけない直接対決を落としてしまった。
清水が特別良かったというわけでもなかったのに(藤本も兵働も存在感は今ひとつだったし)、自分で自分の首を絞めるような試合だったように感じる。
前半のチャンスで得点できれば全く違う試合になったはずだが、そこで獲れるかどうかが大きな分かれ目になっていくし、そこがまだまだウチの甘さなのだということを思い知らされた。抜け目なく点を取った清水はえらい。
選手も悔しいだろうが、見ている方も悔しかったよ。

だからといって、あのイエローはいかんよ、エジ。


まあ、いろいろと課題はあるけれど、まだ試合は12試合も残っている。ひとつひとつ課題を克服して成長しながら戦っていきたい。今回のような拮抗したゲームを着実にモノに出来るかどうかが、上位と中位の差になっていく。
深井も言っていたけれど、「これから一つも負けられない」という強い気持ちを選手たちが持っている限り、大丈夫だと信じている。少なくともホームでは、もう悔しい思いはしたくない。

よし、次は甲府戦だ!(小瀬には行けないけどなー)


追記。
昨日の主審は岡田さん。普通だったと思いますYO!
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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