- 最終節前日
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2007.11.30 Fridayさて。いよいよ明日は最終節。
どうにか仕事を休む段取りもついて、あとは試合を待つばかり。
いろいろと思うところが多い試合になりそうだけれど、今年こそは勝って終わりたい。願うところは、それに尽きる。
大分がどうとか、関係ない。
慎吾がいようと関係ない。
(慎吾が敵としてどんな風に見えるのかは楽しみだが)
ただ、新潟のサッカーを貫くまでだ。
すべては、新しいシーズンのために。来年を飛躍の年にするために。
2007年版アルビレックス新潟、鈴木サッカー2年目の集大成。
喜びも悲しみも幾年月。うれしいことも、ロクでもないことも、いろいろあった1年だったけど。
毎年「今年のチームが今までのベストチームだ」と思っているけれど、特に今のチームには本当に楽しませてもらったから、最後は選手と一緒に笑いたいよね。
そのためにサポーターにできることはただ一つ。
「おめーもチームの一員なら声出せ、信じて叫べ!!」
(by「リアル」)
ってことだね。
- 「リアル」第7巻
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2007.11.30 Friday井上雄彦センセイの丁寧な仕事っぷりのおかげで、単行本が年に1冊しか出ない車いすバスケマンガ「リアル」。
今年もようやく第7巻が出た。
いつ読んでも、エエ話や。
「そいつをまず認めろ」
どんな相手でも、敵としてリスペクトすることで、周りの広いスペースがくっきりと見えてくる。自分のやるべきこと、進むべき方向が見えてくる…。
「番狂わせの可能性ってのはな、全員が信じて初めてゼロじゃなくなるんだ。
ベンチを含めた全員のうち、誰か1人でも勝利を疑い始めた時点で勝ちは逃げていくんだ。
おめーがその可能性を潰す気か?おめーもチームの一員なら声出せ、信じて叫べ!!」
「俺たちはこれから強くなっていくんだ」
いつものことながら、読んでソンはない名作。明日の試合を前に、ぜひどうぞ。
- Albirex Supporter's Awards 2007!
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2007.11.29 Thursday
楽しかったシーズンも残すところ1試合。さあさあさあさあ。今年もやって参りましたよ、この季節が!
Albirex Supporter's Awards 2007
今年も俺たちのサッポロビール協賛(してくれたらいいいなあ)により堂々の開催でございます。
●日時:12月15日(土)午後6時(午後5時開場予定)
●会場:新潟フェイズ
●参加費:大人5,000円 中学生以下2,000円(未就学児は無料)
年内一杯で閉館してしまう新潟フェイズへの惜別の思いも込めて、みんなで思い切り盛り上がっちゃいましょう。
恒例のサポーター投票による選手MVP、流行語大賞など各賞発表やスペシャルゲスト登場など、イベント盛りだくさん。
ゴール裏の人も、メインの人もバックの人もSの人も、アルビを愛する人なら誰でも大歓迎。
老若男女千客万来、おひとり様もどんと来い!
参加お申し込みの後は、ぜひ投票してってくださいねん。
- 「ココデスカ?」は忘れた頃にやってくる
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2007.11.29 Thursday昨夜は天皇杯があることをすっかり忘れていて、気がついたときには、とっくの昔に試合が終わっていた。
およよ、浦和ってば愛媛に負けてるし。 Σ( ̄□ ̄;)
(青野はスタメンフル出場でシュートも1本放つなど、頑張っていたようだ)
しかも、会場は埼スタではなく駒場だ。あそこで浦和に勝ったら、さぞかし気持ちがいいだろう。何だか、愛媛に先を越された感…と、過去駒場の浦和戦で大敗しかしたことがない新潟サポが悔し紛れに言ってみる。
あ、そうか!考えてみれば浦和だって、市陸には忘れ去ってしまいたい思い出しか残ってないわけだ。
じゃあ、来年の浦和戦は市陸でやってみますか?…と、無理難題を言ってみる。
ウチの浦和サポ専務は、浦和がACLで予選リーグを戦っていた頃からずっと、こんなことを言っていたのだ。
「いやー、今から12月の過密日程が心配なんだよねー。だってさー、クラブW杯があるだろ?天皇杯があるだろ?クラブW杯用と天皇杯用で2チーム作らないと選手が壊れちゃうよなー。心配だ心配だぁ」
よかったじゃないですか。天皇杯がなくなったおかげで、クラブW杯に専念できるからw
- 淳さん
- 梅山修活動レポート
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2007.11.28 Wednesday元アルビのウメッティこと、新潟市議会議員・梅山修さん。
1年生議員としてのこれまでの活動内容をオールカラー4ページにまとめたレポートを発行されています。いやー、頑張ってますね、ウメさん。
先々週の水曜日に、西区内の世帯に無料配布された「新潟情報」に挟み込まれていたはずなんですが、なぜかわが家には「新潟情報」そのものが配布されず…。
たまたまご本人とお会いする機会があったので「届いてないんですよぉ」と言ったら、その場で頂戴しました。ありがとお、ウメさん。
さらに、
「他の方にも配ってください」
と、数部余分にいただきました。
欲しい!という方に差し上げますので、メールなり直接面と向かってなり、ご一報くださいまし。
ところで、ウメさんの選手の立場からの話が印象に残ったので追記。
「負けたとき、温かい拍手をもらうのが選手にとっては一番キツイ。本当に申し訳ない、次は絶対に勝たなければって思います。
逆にブーイングをされると、これでチャラだって思う。バスを囲まれても、ああ、なんか騒いでるなーくらいにしか感じないものなんです」
うーん、なるほど。
ブーイングでチャラってことは、あの日、バス囲みをした時点でそのサポーターたちは、選手たちにカツを入れたどころか、逆に借りを作ったってことになるわけですね。
選手たちの心に本当に響くサポートとは何か、もう一度よく考えてみたいものです。
- 11/22付朝日新聞新潟版のコラムより
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2007.11.27 Tuesdayわが家では新聞は新潟日報と朝日新聞とエルゴラを購読しているのだけれど、11月22日付の朝日新聞新潟版にこの記事が出ていたことを、旅行から戻ってきて渚さんのブログを見て知り、慌てて読んだ。
アルビサポーター暴力事件
書いているのは、ニューズラインの斎藤慎一郎さん。新潟で活躍するスポーツライターの第一人者のひとりだ。
事件発生後、サポーターからつつかれて重い腰を上げた形のクラブ側は、ぽちぽちと小出しに処分を発表してきた。
しかし、真っ先に処分されるものと思われていた人物が結局処分されず、その後も自粛することなく大きい顔でホームやアウェイのゴール裏に姿を見せているという現実を、どう考えればいいのだろう?
「疑わしきは罰せず」という言葉があるが、今回はこの言葉が都合良く解釈され利用されてしまった感は否めない。
そして、「スタジアムの門を乗り越えて、関係者入口から侵入した者もいた」というくだりは初めて聞いた。これに関するクラブ側の見解は何も出ていない。ぜひそれをお聞かせ願いたいものだ。
大多数のサポーターの人たちは、クラブの処分発表でこの件は終わりという気分になっていると思うが、すべては始まったばかりで、今、公式に出ている部分は氷山の一角にすぎない、ということは心に留めておいてほしい。
この記事にあるように、急きょ立ち上げた「安心なスタジアムをつくる会」のHPは今後も存続させて、事件を風化させないようにしていくことを、メンバーの間でも確認している。
このまま忘れ去られていけば、また同じことが再び起こる。その危機感を失わないように、折に触れて考えていきたいと思っている。
- 大阪工大高と啓光学園
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2007.11.27 Tuesday早明戦を日曜日に控えている今週ではあるが、これは高校ラグビーに絡んだネタで、ちとびっくりのニュースが出てきたので、その話を。
大阪工大と啓光学園、年明けにも経営統合 学校は存続
いや、もう、この記事を目にした瞬間、目が点になりましたがな。
大阪の高校ラグビーのライバル、大阪工大高と啓光学園が経営統合って。 Σ( ̄□ ̄;)
少子化の波がこんなところにまで…と言う感じだ。
これって、阪神の親会社が阪急になったときの(タイガースファン的)衝撃にかなり近い。
高校サッカーで例えるなら、帝京と修徳、滝川二と近大付が統合するとか、高校野球ならPL学園と報徳学園がくっつくとか、それくらいのレベルの話だ(たぶん)。
新潟なら、明訓+日本文理、みたいなもんだな。うむ。
ちなみに、過去の花園では、9年前の決勝が啓光学園vs大阪工大高という大阪対決になり、このときは15-12で啓光が勝って全国優勝。今年の大阪府予選では、大阪第3代表決定戦の顔合わせが大工大高vs啓光学園で、19-14で大工大が勝って花園出場を決めている。
となると、来年以降は常翔啓光学園と常翔学園高の対戦が府予選や全国大会で実現する可能性があるわけだ。うーむ、まるで甲子園で東海大付属校同士や智弁学園と智弁和歌山が対戦するときのような紛らわしさではないか。
ジャージのデザインも同じになるのかもしれないが、せめてチームカラーだけはそれぞれの伝統の形を受け継いでいってほしい。
伝統的にFWが強い大工大、BKからも人材を輩出している啓光学園。
この2つの良さがミックスされれば全国最強チームができあがるだろうけれど、そんなチームが2つできたってつまんないもん。
- 旅のスケッチ
- いつかどこかで
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2007.11.26 Monday
深井似の添乗員さんに率いられて楽しんだ社員旅行も、本日で無事終了。
金沢から新潟への道中、バス車内でビデオ放映された映画は、なぜか「真夜中の弥次さん喜多さん」。
どおゆうチョイスやねん深井、と心の中でツッコミを入れつつ、ゲラゲラ笑いながら見ていたら、速報メールが飛んできた。
「契約満了選手のお知らせ」
よりにもよって、こんなタイミングで。ばか笑いしているアホ面の持っていき場がないではないか。
ヒカル、シルビ、ムグ、ヒデヤ、ヨッシー。
その名前を見て冷静でいられたのは、予感していたからに他ならない。
こんな予感は、当たらない方がいいに決まっているのだが。
両膝の手術以降、以前のパフォーマンスに100%戻りきれなかったシルビをはじめ、ウッチーの離脱をチャンスとしてモノにできなかったヒカル。目の前にあったチャンスをモノにできなかったという意味では、ムグもヒデヤもヨッシーも同じだろう。
チームが本気でタイトルを狙いにいくレベルに上がっていこうとしている今、仕方のないことだと、割り切ることにしている。
ただ、会えばまともに口をきいてくれる、数少ない選手のひとりだったヒカルが新潟を離れることになったのは、何とも言えず寂しいし、それぞれに優れた武器を持っているムグ、ヒデヤ、ヨッシーが見切られてしまったのも残念だ。
でも、まだ彼らは若い。シルビの展開力とキープ力、ヒカルのアーリークロス、ムグのパスワーク、ヒデヤのロングフィード、ヨッシーのドリブルを、必要としてくれるチームがきっとある。元気な姿をいつかどこかで見られることを信じている。
今日、ヴェルディのJ1復帰を確実にする2得点を決めたフナゾーのように。
それ以外にも、色々な話が飛び込んでくる日だった。
素さんが横浜FCを戦力外になり、先日の試合での様子の合点がいった感じだったが、まだ現役続行希望だという。素さんらしいね。
また、慎吾が大分に完全移籍する方向だという。
慎吾に新潟復帰の意志がほとんどないことは最初の段階で耳にしていたから、ああ、という程度の感想しか出てこない。
さらには、札幌が一昨年新潟にいたネット獲得をめざしている、なんて話もあった。
去っていく人たちがいる一方で、今日のJAPANサッカーカレッジとの練習試合には木暮、長谷部、大野が出場し、溌剌としたプレーを見せていたそうである。
こうやって、チームの歴史は積み重なっていくのだ。