2008年08月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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雨の市陸の鈴木淳コール
NEC_0537.jpg

何しろ、昨日の今日なだけに、雨模様の平日ナイター、しかもサテライトの割には人が入っていた市陸。みんな、チームを心配して駆けつけた、という感じだろうか。
メインスタンドのあちこちに、最近、お互いに誕生日が同じだということが発覚した(それもこれもサポリンSNS効果だw)太鼓マスターや、どう見ても等々力帰りの人たちの顔がちらほら見える。

この試合で見たかったのは、若手選手たちの成長度合いと、大野が90分間戦いきることができるかどうか、の2点。
トップチームの若手&ユース&JSC連合軍の新潟のスタメンは、見たところこんな感じ。


    ケンゴ  アウグスト

アトム    河原    明堂(JSC)

       アヤト

ゴートク 大野 慶治兄さん マイケル

       ノザ



ちょっと、河原の位置が自信がない。どうもトップ下っぽい位置にいたようなんだけれど、時々下がってアヤトと並ぶような位置に入ったり、主にセンター付近で動き回っていた。
明堂はJSCのエース。北信越リーグでもゴールシーンを見たことがあるけれど、オフ・ザ・ボールの動きに特徴がある。体型もプレースタイルも大久保タイプの選手だ。

立ち上がり1分で、いきなりCKで大宮に先制を許す。何だかキックオフ直後の集中し切れていない時間帯のお約束のような失点で、思わず苦笑い。
その後、徐々に新潟がペースを握り始め、ボールを持つ時間帯が増えたのだが、シュートまで行く回数が少ない。もっと前の動きに工夫がいるよなあと、見えてくる課題はトップチームと同じ。
それでも、前半の終盤に、セットプレーから、どういうわけかケンゴがどフリーになり、全く競り合うこともなく(ジャンプすらせずに)ヘッドで決めて同点。そしてロスタイムにケンゴがドリブルで持ち込み、きっちりとゴールに流し込んで逆転。
このあたりのケンゴの得点力は、見るべきものがあるといつも思う。

後半は、少しメンバーの入れ替え。たぶん、こんな感じ。

    ケンゴ  明堂

  アトム      河原

    アヤト  奥山(ユース)

ゴートク 大野 慶治兄さん マイケル

       ノザ


後半になって、新潟の動きが全体的によくなり、連動性が生まれてきた。前半では、ちょっと空回り気味だったアヤトの動きが一段とよくなって、お若いのに妙に落ち着いているw奥山ムサシとのコンビが見ものだった。
そして、新潟の動きがよくなるにつれて、大宮の後追いタックルが目立つようになり、ほとんどロスタイムの時間帯で橋本早十がアトムへのバックチャージで一発レッド(もう、その瞬間にレッドだと分かったくらいだったし、アトムの叫び声が凄かった)。橋本っていい選手だと思うんだけれど、伸び悩んでるよなー。
後半の終盤で明堂に替わって入ったユースの田中僚が、ほとんど残り時間のないところで抜け出し、思い切りよくシュートを打ち3-1。
大卒ルーキー中心だった大宮相手に、高卒ルーキーとユースっ子中心の新潟が完勝、という試合だった。


さて、選手個々について感じたことを少し。

ケンゴ…ポストプレーやセットプレーのポジショニングなど、少々怪しいところもあったりするけれど、得点感覚は天性のものなんだろうね。守備面でも進歩が見られたし、貴章の後釜として無事に育ってほしい。後半になって急に守備で頑張り出したのは、ハーフタイムで石井さんかクロさんに何か言われたんだろうかw
アウグスト…少し動きが重く見え、他の選手とも合っていなかったのが気になるなー。ハーフタイムで交代。
アトム…前半は目立たなかったが、後半良くなった。大宮に相当削られていたので心配したけど、ケガもなく何より。
河原…中盤にいることでボールに触る回数も多く、攻守に奮闘。でも、もっと攻撃的でもよかったと思うのだけど。
明堂…いや、いい選手だと思いますよ。動きのよさが目立ち、ボールに良く絡んでいた。去年見たときは、最前線に張り付きっぱなしだったけど、この日はサイドということもあって、周りを生かす意識も強く出てたと思う。
アヤト…前半は下がり気味で、攻撃に絡むプレーがほとんどなかったが、後半から積極性が出てきた。後半のようなプレーが持ち味だと思うので、あれを90分間よろしく。
奥山ムサシ…まだ高校2年生なのに、あの老成した落ち着きっぷりは何なのかw ちょっと淡泊なプレーもあったりするけど、センスのよさは抜群。ぜひとも育ってください。
ゴートク…さすがに飛び級でU-19に呼ばれて、自信がプレーに出てるね。でも、もっと上がってきてもいいんじゃないかな。
慶治兄さん…別格。
大野…一番目立ってたなあ。1対1のボール奪取、ポジショニング、機を見た攻め上がりなど、らしさを発揮。ケガから復帰2試合目で、いきなりこれですかって感じ。見に来ていた淳さんへのいいアピールになったのでは。何より、サッカーがやれることがうれしくてたまんないって感じがよかったよ。
マイケル…もっとね、どんどん積極的に、上がるなら上がるでメリハリのあるプレーを希望。もっと自分の特徴を出すことを考えれば、もっとよくなると思う。
ノザ…よかったですねぇ〜。スーパーセーブやコーチングなど、久々にノザらしさ全開。ロングフィードが明堂にピンポイントで収まったときは萌えますた。
田中僚…すんません。ずっと「りょう」と読んでたんだけれど、「つかさ」という名前だとは初めて知ったw スピードのある思い切りのいいプレーで、ほとんどファーストプレーでゴールをゲット。数年前に新潟国際ユースで初めて清水の山本真希を見たときのことを思い出した。今は怖いもの知らずという感じだけど、怖さを知ってからどんな選手になるのかが注目だ。


試合後、「いやー、久々に勝ち試合を見たよー」という声がスタンドのあちこちから聞こえる中、選手たちが挨拶に回る。
観戦に来ていた淳さんが姿を見せると、ゴール裏から「鈴木淳コール」が起こった。
苦しかった8月を越えて、反攻の9月へ。サポーターも淳さんを信じてついていく。その決意表明を、淳さんは受け止めてくれたかな。


さて、なぜか市陸に来ていたw磐田サポさんから、来月のヤマスタのチケットを受け取った。

チケット

もう、こうなったら行っちゃいますよ、今年2度目の静岡へ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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市陸より
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サテ大宮戦。雨はどうにか止んだけど、蒸し暑い(>_<)
author:ぐっちい, category:モブログ
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逆境上等
【昨日の試合結果】

J1リーグ第23節(等々力陸上競技場)

川崎フロンターレ 4-1 アルビレックス新潟

【得点者】
黒津とか伊藤とかテセとか田坂とかが入れたらしいけど全部スルーだ(川崎)、62分・貴章(新潟)




昨日の夕方、親しくしている磐田サポさんからメールが来た。

「今、磐田にいるので、来月の試合のチケットを後援会優先で買いますけど、どうします?」

なんですとー。今年のヤマスタは日曜日の夕方からの試合だし、行く予定にはしていなかったのだが…そんなこと言われちゃったら、行くしかなくなるじゃないかー。
入院中の父も何とか大丈夫そうな感じになってきたし、こうなったら、去年食べ損ねて心残りの浜松餃子のリベンジに行くか。

ということで、「アウェーゴール裏のチケットをジュビロ磐田後援会優先販売で買う」という、荒技を使うことになったわけである。


帰りに病院へ寄ってから、カーラジオで等々力の実況生中継を聴きながら帰宅したのだったが…
そういえば、等々力って久しく行ってないよなー。あそこの入口の車止めには、今でもスズメの彫刻がくっついてるのかなー、なんて、どうでもいいようなことばかりが頭に浮かんでくるような試合展開。
やれやれ。何で等々力だとこうなるかな。って、たぶん逆のことをいつもビッグスワンで、川崎サポさんたちも思っているんだろう。

貴章の意地のゴールに、ポジティブな要素を発見しつつ、これでプチ中断期間に入るのは不幸中の幸いってやつか。
サポーターとして、まずやるべきことは、選手たちに前を向かせることだろう。
さて、やれることを考えてみよう。


…と、ここまで考えているうちに、来月の磐田戦が、ある意味「直接対決」であることに思い当たった。
あのジュビロ磐田を、自分たちの手で蹴落とすチャンスってわけだ。そりゃー、ヤマスタに行くしかないじゃん、と思ったら、何だかワクワクしてきたではないか。
チケットを買ってもらった恩もへったくれもないw

逆境上等。どっからでもかかって来なさい………あ、いや、ホドホドにひとつ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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ラグビーからJリーグを考えてみる
今日は等々力で川崎戦。BSNラジオで中継があるそうだけれど、それはひとまず置いておいて、久しぶりに本の話を。

ラグマガ10月号
ラグビーマガジン10月号(ベースボール・マガジン社)

川崎戦よりも先にラグビーかよ、と言われてしまうかもしれないけれど、いやいや、ラグビーだってトップリーグ開幕直前。ラグビーファンにとっては、いよいよシーズンインのワクワク感満載の季節なのである。
今年も新潟では、9月14日に市陸でトヨタvsクボタの試合がある。よりにもよって、ホーム柏戦とモロ被りだ。キックオフ時間が、サッカーが16時でラグビーが17時って、どないやねん (;´д⊂)

トップリーグよりもJリーグの方が先にスケジュールが発表されていたのだから、せめてラグビーを15日にずらすとか、調整ができなかったのだろうか。そんなことしてるから、ラグビーが集客で苦戦してしまうのだ。
しっかりしてくださいよ、トップリーグの中の人。

というわけで、10月号はトップリーグ開幕プレビュー号。表紙を飾っているのは、サントリーサンゴリアスの山下主将と、今季新加入の元ワラビーズの世界的名SH・グレーガン選手のスキンヘッド2人。
これを見ると、グレーガンが日本でプレーをするのだという実感が湧いてくる。
サントリーのジャージ姿が違和感がないのは、ワラビーズのジャージと同じ黄色系だからだな。

最初に目にとまったのは、スポーツライター藤島大さんの巻頭コラム。最近のJリーガーはすっかり個人事業主になり、クラブへの愛情が希薄な選手が増えた、という現場サイドの嘆きから、その傾向がラグビートップリーグにも増えつつある、という内容だった。
同じプロスポーツでも、選手が簡単に移籍できないプロ野球に比べると、移籍が自由なJリーグは、1年、あるいは半年単位で選手が替わっていく。所属期間が短い分だけ、選手たちの「チーム愛」が薄くなるのも仕方がないことではあるけれど、だからといって、「強い個」を持った選手が増えたわけではない、という矛盾。
今のような中途半端な「日本風個人主義」が定着するのは、チームスポーツにとっては望ましいことなのか。根っこの部分がどんどん脆弱になっていくだけ、のような気がする。

ああ、こんなことを考えるのは、トシ取った証拠、ですかね?


それと、北京パラリンピックに出場するウィルチェアーラグビー日本代表の記事も。
新潟からは南魚沼市の高橋選手と新潟市の室橋選手の2人(いずれも新潟BULLDOGS所属)が出場するので、ぜひ注目していただきたい。


今回は付録として、トップリーグ選手名鑑がついているのだけれど、これが読み応え満載。

ふろく

初心者向けのラグビールール解説ページが増え、さらにはトップリーグから採用される試験的国際ルールが、写真入りで詳しく解説されている。ぜひ予習してから試合を見に行こう。




ところで、ご存知の方も多いと思うが、日本のラグビーシーズンは秋春制であり、欧州と同じカレンダーである。

ただ、現在の世界のラグビーの中心は欧州よりも南半球。南半球では季節が逆なので、メインイベントのリーグ戦・スーパー14は2〜5月開催、南アフリカ・ニュージーランド・オーストラリアが参加する3ヶ国対抗リーグ戦「トライネイションズ」は7〜9月で、現在、終盤にさしかかっているところである。
一方の欧州には「6ヶ国対抗(シックスネイションズ)」という、伝統の国別対抗リーグ戦があり(参加国はイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス、イタリア)、この開催時期は2〜3月。
北半球と南半球でカレンダーを同じにするのは当然無理だから、W杯や国際Aマッチなどは、間を取って春や秋に行うことが多いし、日本代表の活動もメインは春。北と南でうまく折り合いをつけてカレンダーを作っている、という感じだ。

日本のラグビーシーズンが秋春制なのは、それがベストシーズンだから、というのが大きな理由だろうが、主要大学リーグに降雪地帯が含まれていない、ということと、トップリーグの参加チームに雪国チームがないから、問題が発生しないというのもあると思う(昔は新日鐵釜石とか秋田市役所が頑張ってたけど)。
何より、ラグビーの場合は「ホーム&アウェー」という概念がないに等しいため、優勝に絡むような試合ほど、秩父宮ラグビー場か花園ラグビー場、あるいは国立競技場開催という「中立地方式」になる。
ただし、そのおかげで、試合過多による秩父宮の芝生の惨状は、シーズン終盤になると目を覆わんばかりになってしまう。芝生の保護の意味でも、ラグビーの場合はむしろ地方開催をもっと増やすべきだと思うのだが。

JFAの外部理事にラグビーの平尾誠二が入ったので、「すわ、秋春制への布石か」という声も聞いたけれど、ハッキリ言って、少なくとも日本では、ラグビーカレンダーはJリーグの参考にはならないから、そんな心配はしなくていいんじゃないかな、と。たぶん、JFAとしても、そういうつもりで呼んだわけではないだろうし。
そこまでバカじゃないと思うよ、犬飼さんって人は。
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ブログ再開しました
菊地直哉オフィシャルサイト

親しい磐田サポさんからのメールで、既に再開していることを知って、慌てて見に行った。
ドイツからの第一声が書かれている。

これを読んで、
「なんだよ、事件について何も書いてないじゃないか」
「謝罪のひと言もないのか」
という声もあるだろうが、今の段階では、ここまで書くのが精一杯なんだろうな、と思う。

もっと書きたいことがあるのに書けない苦しさは、本人が一番実感しているだろうから。

でも、サッカーのこと、ドイツでの生活、今後のことについては、これから本人の言葉で、率直に語られていくだろうし、その中で、彼の人間的な成長も読み取っていただけると思う。

事件があって、高すぎる授業料を払い、自分を見つめ直して、サッカーや周りの人たちと真摯に向き合うようになった。
躓いて、今まで築き上げてきたものを失うだけ失って、本物とニセモノの違いや、本当に大切なもの、かけがえのない人たちの存在を再確認した、この1年。

本人のたっての希望で再開したブログ。
長い目で、しっかりと見守っていきたい。



ちなみに、トップページの画像は最新ではない。
なぜなら、最近、坊主頭になったからである。
その坊主頭画像は、イエナ公式サイトの試合画像の中で、チラッと見ることができるので、ぜひそちらをどうぞw
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スクランブルだよドラえもん
「これがあると夏の終わりを実感するイベント」のひとつ、松浜ござれや花火が昨夜、無事に上がった。
会社が打ち上げ場所からそう遠くないところにあるので、仕事をしていてもドンドンと豪快な音がよく聞こえた。
唯一困るのは、会社周辺道路が普段の20倍くらいの交通量になるのと、路上駐車が激増すること。
駐車場から出るのに邪魔なんですけどー。

残すは赤塚まつり(今年から「佐潟まつり」とネーミングが変わるらしい)の花火。今年は8月31日に行われるとか。
これが終わると、小中学生の頃は、一気にアンニュイな「夏休みもこれで終わり」気分に突入したものである。
それって、日曜日の夜に「サザエさん」のエンディングテーマを聞いたときに感じる「明日はもう月曜日」気分と似ている。


昨日は、家のことと仕事の締切でバタバタし、ござれや花火で和んだあとにモバアルを見たら、フミヤの「左手関節骨折で全治6週間」でアンニュイ気分に逆戻りした。
足ではないのは幸いだが、関節骨折だから、時間がかかりそうだ。うーむ。ボランチにテコ入れが必要なときに、フミヤの離脱は痛い。本人はぜひこれをいい「フィジカルトレーニング期間」と捉えて、じっくり体を作って戻ってきてほしい。
それにしても、パルセイロ戦ではマイケルもケガをしたと言うし(こっちは大丈夫らしいが)、そんなに当たりがきつかったのか、パルセイロは。

昨日のクラブハウスニュースによれば、京都戦の途中からボランチにポジション変更したウッチーが、練習でもボランチの位置に入ったりしているらしい。
いよいよ、本格的にウッチーのボランチ起用を考え始めているのか、淳さんは。

いやー、スクランブルですね!

この3連敗は、ボランチでゲームコントロールができていない、ということが大きな要因のひとつになっていると感じるのだけれど、視野が広く、タメが作れるウッチーをボランチに上げて、中盤を活性化させようという意図だろうか。
それに伴って、右SBの位置にワンちゃんを入れる形を試しているようだ。
ワンちゃんはSHが一番力を発揮できると思うが、ウッチーがタメを作り、ワンちゃんがどんどん上がるシーンが増えれば、面白いかもしれない。その代わり、ワンちゃんには守備でも頑張ってもらわないと困るけれど。

本当は、ボランチは勲と千葉ちゃんで通せれば一番いいのだけれど、少々壁にぶち当たっている状況を打開するためには、こういうコンバートも仕方がない。
もっとも、ポジションやメンバーを固定して乗り切っていけるほど、甘いシーズンじゃないことくらい、始まる前から分かっていたこと。総力戦の始まりとして、腹を括って戦っていこう。

個人的には、ウッチーのボランチは、ぜひ見たいぞ、と。



ところで、新潟では明日発売のサカマガとサカダイ。
サカマガには東口くんのインタビューが掲載されているようだが、今週はサカダイの方が面白そうだ。淳さんのインタビューもあるしね。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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松浜ござれや花火
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会社の屋根越しに。
間近で見る花火は、今年最後かな。
author:ぐっちい, category:モブログ
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夢を続けよう
北京五輪の閉会式を見ようかと思っていた日曜日の夜、夕食中に父が胃腸の不調を訴えたため、救急車を呼んだ。

風邪菌が腸に入って炎症を起こしている、という診断で、点滴と整腸剤の投与を受けて深夜に戻ってきたのだけれど、朝になったらやはり腹痛が収まらないとのことで、病院に逆戻り。
若ければ何と言うこともない風邪も、年を取るとタダで済まなくなる。そんなことを実感した週末だった。

というわけで、北京五輪の閉会式も観ていなければ、新潟市内で国体のプレ大会として開催中の、全中陸上と全中バスケも観ていないし、当然、昨日のAC長野パルセイロとの練習試合も観ていない。スポーツニュースを見ていないので、京都戦の映像も全くノーチェックだ。
貴章がバーレーン戦のメンバーに入れなかったようだが、さほどショックではない。チームで結果を出せばいいだけのことだ。それは、貴章自身が一番よく分かっているはずだから、それでいいと思っている。

京都戦については、同じ0-1でも大分戦とは段違いにいい内容だったと聞いているし、余計な心配はしていない。
新潟は、気持ちの部分が大きいチームであることは、昔も今も変わらない、ベースの部分。どんなに選手が移り変わっても、それだけは失わずにいれば、新潟は大丈夫だと思っている。
淳さんは、そういうチーム作りができる監督だから。
信じること。それが大事。

今日、病院へ付き添ってから出社する前に、郵便局に立ち寄って、後援会追加支援の振込をしてきた。
折しも、本日給料日のため、ちょっと奮発して3口だ。その分、何を倹約しようかなw

このお金が少しでも、選手たちの給料や、強化費の足しになってくれれば、と。ついでを言えば、追加支援特典の「勝ちの種入りスーベニアカップ」は「不要」にしておいた。
特典や見返りなんかいらないから、その分、少しでも選手のために使ってほしい。

郵便局の隣のフットサルコートでは、小学生たちが楽しそうにボールを蹴っていた。

この子たちの夢が、いつまでも続きますように。

その一番身近な夢が、アルビレックス新潟なのだから。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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花火を見ながら京都を思う
【昨日の試合結果】

J1第22節(西京極陸上競技場)

京都サンガFC 1-0 アルビレックス新潟

【得点者】
28分・柳沢(京都)



金曜の夜は、ヨッパー状態で遅く帰ってきてすぐに寝てしまったので、郵便物に気がついたのは土曜日の朝。

おわ。「ねんきん特別便」だ。おお、「アシストプレス」だ。

中でも、アシストプレスに同封されていた、「後援会員増強と追加支援のお願い」と「07シーズン選手実使用ユニ特別販売」のチラシに目が行った。
うーん、何だか追い詰められてるなあ、クラブは。

今年から、後援会費が課税対象になったため、実質的な大幅な減収になる上に、新規会員も思うように増えていない現状のままでは、選手の強化支援金も相当減ってしまうのは目に見えている。
ただでさえ財政状況が悪いこともあって、来季の補強も新人中心になりそうだとも聞いているし、既存選手の年俸を今年もアップできないのであれば、現有戦力の引き止めも厳しくなる。
もう、背に腹は代えられない、ということなんだろう。

追加支援は、個人会員が1口3000円。何口入れられるか、できる限りのことはしよう。


京都戦の時間は、スポーツ観戦嫌いの両親におつきあいして、途中までNHK-hiで秋田・大曲の全国花火競技大会を見ていた。

そして、さすがに耐え切れなくなって、自室にこもってモバアルのチェックをしていたのだった。

最初に見たときには、すでに1点先制されていて、うーん、先制されると苦しいなあ、と思いながら見ていた。

後半、反撃を試みて、選手の交替カードを早めに切る淳さん。

62分・貴章→アウグスト
71分・勲→河原
86分・ウッチー→アトム

貴章→アウグストは、単純にFWの入れ替えかな、と思ったのだけれど、勲→河原では、ん?これはどういうフォーメーションになるんだ?と、頭の中で想像をめぐらす。

【スタメン】
   貴章   アレ

 ワンちゃん  マルシオ

   テラ   勲

松尾 永田 千代 ウッチー

     北野

【62分】
   アウ   アレ

 ワンちゃん  マルシオ

   テラ   勲

松尾 永田 千代 ウッチー

     北野

【71分】
   アウ   アレ

  河原  マルシオ

   ワンちゃん テラ

松尾 永田 千代 ウッチー

     北野

かな?

でも、試合後の監督インタビューでは、淳さんは
「内田をボランチに入れて時間を作って(タメを作るという意味か)、そこからマルシオ、サイドにボールを供給できればと考えました」
とコメントしている。さらに、テレビ観戦組の話によると、ワンちゃんがボランチに入っていた、とのこと。ということは、マルシオがトップ下とか?誰が右SBに入ったのだろうか。まさか3バック?
見ていた方、教えてくん。

さらに、86分にはウッチーに替えてアトムを入れ、超攻撃的布陣にしたとある。
アトムを入れて3トップ気味にしたのだろうか。

ああ、もう、文字情報だけだと、さっぱり訳わかんねー、と思いつつ、いろいろと淳さんもやってくるなあ、と。

文字だけ見ていても、はっきりと伝わってくるのは、中盤、特にボランチが機能していない、ということだった。
勲を途中交替させるというのは、よほどのことだ。
この連敗は、まず千葉ちゃんの不出来が目立つようになってから始まり、さらに勲も調子を落としてしまっている。中盤の連動性がキモの鈴木サッカーで、ボランチコンビがブレーキになっているようでは、勝てるはずがない。

いやー、困ったなあ。この2人にはとにかく立ち直ってもらうしかないんだけど。

そんな折、Jリーグ公式サイトによれば、ユースの奥山くんが第2種登録されたとのこと。
まだ高校2年生だけれど、アルビユースの司令塔として、サテや練習試合で高い能力を発揮している選手で、最近はトップチームに練習参加する機会も増えている。
実際にトップチームの試合に出すのは、あまり考えていないのだろうけど、ボランチの強化の必要性から、今の段階から高いレベルで鍛えようという意図を感じる。


これで3連敗になってしまったけれど、チーム全体としては徐々に立ち直りの方向へ行っているようだし、まだまだホームに帰ってこられない厳しさはあるけれど、前を見据えて、目前の壁を乗り越えて行くしかない。
パスの精度やフィニッシュの正確性は、選手たちが自分たちで克服していかなければいけないけれど、サポーターも、できることからやっていかなくちゃ。新潟の総合力の発揮しどころなんだから。

目の前のチキンラーメン争奪戦にパワーを使ってる場合じゃないってことさ。
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京都戦の前にオリンピック
金曜日の夜から、東京から友人が来ていて、駅前で飲んでいる間に男子400メートルリレーが銅メダルを獲っていた。
素晴らしい。

朝原宣治は、何年か前にビッグスワンで見たけれど、一人異次元の走りだった。
ついに「夫婦でメダリスト」になったわけだなあ。おめでとうございます。



そして昨日。友人の新幹線の時間までドライブをしている頃、野球がアメリカに負けた。
試合後のインタビューで、悔しさのあまり能面のような顔になっていた宮本が、世界一になったWBCとの違いを尋ねられて、顔色が変わり、

「オリンピックとWBCは違う大会ですから」

と語気を強めた。

北京では、メディアの「何を言わせたいのか」があからさまに分かるような質問の仕方が、やけに気になる。
選手の生の声を伝えるのがメディアの役目だけれど、最初からストーリーありきの取材姿勢は、事実を歪めかねない。
五輪後は、メディア側にも検証が必要なんじゃないかな。


帰宅してからは、男子サッカー決勝をじっくりと。
非常にスピーディーで、見応えがある試合だったけれど、アルゼンチンの、攻守にバランスがよく、老成した試合運びのうまさが印象に残った。メッシは巧いなー。

ところで、昼日中の炎天下の試合だったこともあって、試合中に2度、給水タイムが設けられた。
ラグビーでは以前からやっているけれど、サッカーでは初めて見たな。

パフォーマンスを低下させず、試合の質を保つためには有効な方法だと思う。
Jリーグでも取り入れてみたらどうか。

この給水タイム時の過ごし方も含めて、アルゼンチンの戦いはハイレベルだった。
必然の金メダルだった気がする。



で、夜は京都戦だったわけだけど…。
オリンピックの話だけで長くなってしまったので、次のエントリーで書こう。
author:ぐっちい, category:オリンピック
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