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ブレイクダウン
ラグビークリニック 2009年 04月号 [雑誌]
ラグビークリニック 2009年 04月号 [雑誌]

明日はゼロックスカップの鹿島vsG大阪で、いよいよJリーグ開幕前夜祭、といった風情でもあり、3月5日から開幕するWBCも盛り上がりつつあり…という世間一般の空気を読まず、ワタクシ的には明日のラグビー日本選手権決勝の方に頭が行っていたりするわけであるw

…というタイミングで、「ラグビーマガジン」4月号と「ラグビークリニック」春季号が発売。昨日の会社帰りに赤道の藤見町交差点近くにある知遊堂書店に寄って買ってきた。

ラグマガの方は、東芝のトップリーグ優勝と大麻事件による日本選手権辞退という明暗が中心になっていて、読んでいてブルーな気分に陥りそうにもなるのだけれど、「ラグビークリニック」は、明日の試合を前にうってつけとも言うべき「ブレイクダウン」がメイン特集だ。

現代ラグビーは、IRBが全世界で実施しているELV(実験的ルール)を見ても分かるように、スピード化と「ボールと人が動きを止めない」傾向を強めているが、その中で試合を決定づけるのが「ブレイクダウン(局面でのボール争奪戦)」だと言われている。
決勝に出場する三洋電機もサントリーも、ブレイクダウンに滅法強いチーム同士であり、明日の試合も、ブレイクダウンでどちらに軍配が上がるかで試合が決まる、というのが、大方の予想になっているようだ。
(スクラムはサントリー有利、ブレイクダウンはほぼ互角、BKの力も大差がない、しかしソツのなさでは三洋が上…ということで、サントリーファンのワタクシではあるが、優勝予想は三洋だったりするw)

いつの間にか「ボール争奪戦」のことを「ブレイクダウン」と呼ぶようになり、相手ボールを奪い返すプレーには、「ジャッカル」なんてカッコイイ名前がついた(以前はよく「ボールをぎる」なんて言い方したよなぁ〜)。ラグビー用語の変わり様には、追いついていくのが大変だw

…そういえば、サッカーもボールを奪うプレーは攻撃の基点として重要だけれど、「ジャッカル」に類した言葉ってあったかな?個人的には、アルビで言えばウッチーなんかは「ジャッカルの名手」って感じがするなぁ…おっと、話が脱線w

今回の「ラグビークリニック」では、ブレイクダウンの実際と奥義を、ブレイクダウンを得意とするチームや選手へのインタビューや、分解写真等で解き明かしているのだけれど、その一方で、ブレイクダウンに頼らないプレースタイルを追求している福岡サニックスブルースのような例も挙げ、「ブレイクダウン至上主義」へのアンチテーゼも提示している。

ブレイクダウンの優劣が勝敗を決める一方で、スピード化を目的にしたELVの実施という世界の流れもあるのだから、「相手と接触する寸前に、すれ違いざまにパスを通す」という「接近・展開・連続」理論の重要性もまた高まっていると感じる。
だから、今季のトップリーグでは下位に低迷し、入れ替え戦に回るという苦戦を強いられたサニックスの「脱ブレイクダウンラグビー」へのチャレンジはもっと注目されてもいいと思うし、ぜひ続けていってほしい。もしも来季のトップリーグでサニックス旋風が起これば、ちょっと面白いんじゃないかな、と個人的には思ったりしているのですよ。


で。本の内容にはまるで関係のない話なんだけれど、毎回「ラグビークリニック」の表紙を飾るラグビー人形を制作している、「ウメサワカツミ」さんという作家のことが気になって仕方がない。
毎回登場する人形たちの顔や手足の筋肉の表情の豊かさが、タダモノではない感プンプンなのだ。もしも、この人形たちを集めた展示会が開催されたら、ぜひ見に行きたいと本気で思っている。どうですか、ラグマガ編集部の方w

Yahoo!やgoogleでキーワード検索しても、全くヒットしないので、どなたか「ウメサワカツミ」という人形作家の正体をご存じの方、情報をお待ちしておりますw

author:ぐっちい, category:
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なんちゃって非公開試合と冬開催反対署名提出のことなど
んーと。試合結果も一切公開しない「完全非公開」ってのは、お互いのオフィシャルで発表しないってだけの意味なのかね?

というわけで、試合結果がバレバレな「完全非公開試合」だったマリノスとの練習試合。
45分×2本で、前半は主力組、後半はメンバーを入れ替えて、前半0-0、後半0-1だったそうで。試合出場メンバーも非公開だったはずだけど、大島が途中出場して、マリノスもルーキーのFW渡邉千真が出場したらしい、ということまで漏れてくる非公開というのは、何の意味があったのかがよく分からない。
少なくとも、淳さんは公開しても構わなかったんじゃないかな。

この試合では代表の岡田監督も見に来ていて、その主目的はDF陣の視察だったそうで、そのターゲットの中にはみっちゃんも含まれていたようである。
先日の新潟日報の記事でも、みっちゃんが代表復帰に並々ならぬ意欲を燃やしていると書かれていただけに、リーグ戦での頑張り次第では、みっちゃんの代表招集も現実味を帯びてきそうな気配だ。頑張れよー。

マリノス戦では収穫と課題の両方があり、淳さんも選手も一定以上の手応えを感じているようだ。残るは清水との練習試合を残すのみ。これも非公開ではあるけど、まあ、「一応非公開」ってことでしょうw
28日に静岡キャンプを打ち上げたら、すぐに新潟に戻ってきて、いよいよ目前の開幕戦に向けたトレーニングに入る、とのこと。来週も雪のない1週間になることを、お天道様にお祈りしとこう。



さて。昨日、ニックさんをはじめとする「冬開催に反対するJリーグサポーター有志の会」の代表が、本郷のJFA本部へ、田嶋専務理事に署名を直接手渡した様子がニュースでも紹介されていた。
ニックさんたち新潟サポは、レプユニではなくスーツを着ていったが、正解だったんじゃないかな、というのが一つ目の感想。

田嶋さんのコメントは…う〜〜〜ん。
「ひとまずここは穏便に」というのが見え隠れしていたのが、正直なところ微妙な感じ。
JFA的にはひとまず秋春制移行は先延ばしにして、犬飼発言も控え目になるかもしれないが、逆に表だった活動よりも、水面下での動きが中心になっていきそうな予感がする。
次に秋春制論議が勃発するときには、すでに根回し完了で、一気に実現に持っていくくらいのことはするかもしれない。それくらいの予測は立てておいて、作戦を練っておく心づもりはしておいた方がいいのではないだろうか。

各メディアもこぞって記事にしていたが、ワタクシ的に一番賛同できたのがこれ。

「夢が見えない」サポーターに不信感招くJリーグ秋春制

JFAやJリーグは、一体どの方向へ向かおうとしているのだろう。本当に選手たちを第一に考えているのか。サポーターや観客を大切に考えているのか。そういった根本の部分に不信感を抱かざるを得ない今の状況は、やはり健全とは言えない。

ところで、朝日新聞で連載中の欧州の秋春制の現状についての記事は、今日は北欧では例外的に秋春制を採用しているデンマークリーグの話題。
デンマークリーグの秋春制の特徴は、12月初旬〜3月上旬までの長いウインターブレイクにある。デンマークでは「サッカーは冬にやるものではない」というのが常識になっているため、このようなスケジュールになっている。
デンマーク1部リーグのチーム数は12チーム。J リーグで同様のスケジュールにしようとするなら、試合数を減らすためにチーム数を調整する必要があるだろう。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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「戻ってくる」こと
走れる日本、新たな歴史=地道な強化結実

今朝のニュースで、世界ノルディックスキー選手権複合団体で日本が金メダルを獲ったことを知った。
複合前半のジャンプで5位、という話だったので、それなら入賞は出来るかな、と思っていたら、何と金メダル。今まで、日本のノルディック複合といえば、ジャンプで上位に付けて距離で逃げ切り、というパターンしかイメージになかったから、距離で欧州勢を逆転するという新パターンには正直驚いた。
知らない間に、日本のノルディック複合は、そんな進化を遂げていたのだ。それだから、エース格として君臨してきた高橋大斗を、距離が苦手という理由でメンバーから外すという決断が可能だったのか。ようやく納得できた。

冬季オリンピックで日本選手がジャンプやノルディック複合で金メダルを獲得するたびに、日本選手にとって不利なルール改正が行われるのは、ノルディック王国である欧州のプライドを守るためだという話は、よく耳にしたことだけれど、それに対抗するために、日本が苦手としていた距離を磨く。正攻法の強化方法で金メダルに復活したというのは称賛に値するし、他の競技にとっても参考になるんじゃないだろうか。

ここまで戻ってくるまでに、荻原健司らで金メダルを獲得した95年世界選手権から、14年かかった。
どんなに時間がかかっても、「戻ってきた」ことに大きな価値がある。何もないところから強くなるのも大変だが、一度は転げ落ちた場所に「戻る」ことの意味は、過去の栄光を取り戻せないまま消えていくケースが多いことを思えば、その重みがよく分かる。

来年のバンクーバー冬季五輪では、また欧州列国が「打倒日本」で強化をしてくるだろう。日本もまだまだチャレンジしていかなくては。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
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開幕まであと9日ですってよ
FC東京方面からのアクセスが増えると、開幕が近いことを実感しますね(ごあいさつ)

そちらはケガ人が続出して、予定が狂って困ってるみたいですが、ウチはウチで、果たして新システムが本番で機能するかどうか出たとこ勝負って感じなんで、どっこいどっこいってことで手を打ちませんかw
それと、おたくのタヌキの芸の仕込みは万全でしょうね?ハジメテだからって中途半端なことしたら容赦しませんよ(真顔で)


さて。

今朝はエルゴラと朝日新聞にアルビの戦力分析が掲載。エルゴラは好意的、朝日新聞は辛口ってとこですかね。
エルゴラは番記者が一生懸命担当クラブのいいとこ探しをしてくれるので、まあ、あんなもんか、という感じだけど、担当の桐山さんが、

「まだ開幕していないし、ここがピークになってしまわないかと心配」

なんて書いているのには笑ったw 同じこと考えてる人、多いんじゃないかねぇ。
朝日は、3トップのプラス面よりも、守備のリスクの方を懸念した書き方。どうやら湘南戦を取材して書いた内容らしいので、「カウンターを受けたときの守備の戻りの遅さ」が懸念材料と実感したらしい。これは、淳さんも選手たちも百も承知で、今日のマリノス戦もそのあたりの課題克服を強く意識しながら戦うんじゃないかと。

え?大島が発熱で、今日出られるかどうか分からない?

この間はヨンチョルが熱出したって言うし、風邪がはやってるんですかね、チーム内で。困るなぁぁぁぁ。
ケガも怖いけど、体調管理も頑張ってくらはい。アスリートは体脂肪率が低い分、一般人より風邪を引きやすいんだから。
もっとも、大島が出ないなら、大島抜きの戦い方のシミュレーションになるから、ちょうどいいかもね。

今日の試合は、試合結果の発表も一切なしの完全非公開だそうで、どんなシステムで誰がスタメンで誰が点獲って…というのが一切分からないのが残念だけれど、手応え十分な内容になることを期待。(とか言いつつ、なにぶんにも相手が情報管理に難のあるマリノスさんなので、そっち方面からダダ洩れしてきそうなヨカンがしますがw)

開幕から3トップを敢行するかどうかは、マリノスと清水との練習試合の内容次第と思われるので、淳さんの目論見通りにコトが運ぶことを、ひたすら祈念することにしますよっと。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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ヨーロッパの秋春制の現実を知る
うーん、三門くんは全治3週間ですか。とにかく、焦らずじっくりと完治させてからピッチに戻って来てほしいね。慌てなくても、ちゃんとビッグスワンはキミのことを待ってるからさ。



明日、新潟サポのニックさんが、新潟サポ、札幌サポのグループで「Jリーグ冬開催反対署名」を携えて、本郷のJFAへ田嶋専務理事に直接手渡しするために赴くことになっている。
田嶋さんは犬飼さん以上に現場視線の人なので、秋春制推進については、ある意味犬飼さんより手強いかもしれないが、意見を直接伝えられる機会が得られたというのは貴重なことなので、ぜひ頑張ってきてほしい。

このタイミングを計ってのことなのかどうかは分からないが、朝日新聞では今週から秋春制についてのヨーロッパ現地報告の記事を連載している。昨日はロシア、今日はドイツだった。
犬飼さんが秋春制を推進する根拠として、「ヨーロッパではほとんどが秋春制」「ヨーロッパのクラブは、スタジアムの観客席にヒーターを入れているし、練習場のピッチにも融雪用のヒーターが埋め込まれている」という話を盛んにしていたが、朝日新聞記者による現地報告では、必ずしもそうではなく、冬の厳しさに苦労していることに変わりはないということが伝えられている。

現在は春秋制を採用しているロシアリーグでは、秋春制移行論議が出ているそうだが、厳冬期を克服することは容易ではなく、踏み切れていないのが現状。
ドイツのブンデスリーガでも、冬の暖房費がかさみ、実際に観客席のヒーターを使用しているクラブはごく限られていて、中には、スタジアム改修時にヒーターを取り外すところもあるという。実際、ウィンターブレイク明けのリーグ戦も、ピッチの凍結による試合延期が続出した。
また、練習場のピッチのヒーターについては、維持費がかかることもあって普及は進んでおらず、ヒーターをつけていても大雪が降ったときには役に立たないそうである。

ブンデスリーガでの冬の苦労は、現在3部のイエナでプレーしている菊地直哉くんが自身のブログの中で書いている。
イエナは昨シーズンまで2部に所属していた伝統のあるクラブで、旧東ドイツ時代は強豪のひとつだったそうだが、1部のビッグクラブとは違い、練習場にヒーターなどなく、環境的には決して恵まれているわけではないようだ。旧東ドイツのクラブは旧西ドイツと比べると財政的に恵まれてはいないだろうことは、容易に想像がつくだけに、菊地くんの日記は現場の選手の生の声としては貴重だと思う。

菊地くんの日記の中で気になったのは、「練習場の天然芝ピッチが凍結で使えず、人工芝ピッチや室内でしか練習ができないので筋肉痛がひどい」というくだりだった。
確か、犬飼さんが秋春制のメリットのひとつに「真夏に選手が消耗しなくて済む」「日本代表選手もオフが取りやすくなる」と、選手のコンディションを挙げていたはずだが、その一方で、「雪国のスタジアムは人工芝を認めることも考えている」と語っている。
人工芝では選手のケガが増えることは明白で、選手寿命が確実に縮むことは、人工芝では先進的なプロ野球でも強く言われていることだ。それくらいのことを、JFAが知らないはずがないだろう。
「プレーヤーズファースト」を声高に言っているように見えて、実際にはそれと逆行したことを平気で口にする。結局は、興行が第一で、選手や観客のことなど二の次でいい、という本音が透けて見えてくるようだ。



明日、JFAへ署名を持参する「冬開催に反対するJリーグサポーター有志の会」では、署名と一緒に田嶋さんに手渡す「Jリーグ冬開催反対意見署名」を募集しています。
下記サイトで受け付けていますので、「これだけは言いたい!」という意見をお持ちの方は、ぜひご参加ください。期限は明日までとなっておりますが、本日中にいただければ、より確実かと思います。よろしくお願いいたします。

PCから…http://www.shomei.tv/project-792.html
携帯から…http://www.shomei.tv/mobile/project-792.html
author:ぐっちい, category:サッカー
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チームの顔
WBCの日本代表最終メンバーが発表されたり(和田よりも内海の方が選ばれた理由がよく分かんないんだけど原カントク)、朝、外が明るくなるのが早くなったりと、1日1日春の話題が増えてくると、気分も浮き立ってくるわけで。
しかも、サポカンの議事録がおひさるにUPされてますよ。春だなあ(違)
こちらは後ほど、じっくり読ませていただくとして。

あー、気がつけば今週末はラグビー日本選手権決勝で、来週末にはJリーグ開幕ですよ。3/7には味スタですよ。早いなあ、おい。

ワタクシ的には、ラグビーシーズンが決着した翌週からJリーグ開幕、というのは、実に理想的なスケジュール構成。気分をラグビーモードからサッカーモードにスパッと切り替える時間的余裕があるというのはスバラシイ。



最近、書店やコンビニに行くと、サッカー専門誌が発売している選手名鑑が何種類も売っているけれど、表紙のデザインは各チームの選手を1人ずつ出す、というものが主流なのは例年通り。顔ぶれにそれぞれのチーム事情が透けて見えたりして、なかなか興味深かったりする。

ちなみに、サカマガとサカダイの表紙に登場している選手をリストアップしてみると…。

J1
山形…宮沢克行(サカマガ) 石川竜也(サカダイ)
鹿島…内田篤人(両方とも)
柏……フランサ(両方とも)
千葉…巻誠一郎(両方とも)
FC東京…中村北斗(サカマガ) 石川直宏(サカダイ)
浦和…闘莉王(サカマガ) 田中達也(サカダイ)
大宮…内田智也(サカマガ) 小林慶行(サカダイ)
川崎…中村憲剛(両方とも)
横浜…中澤佑二(両方とも)
清水…永井雄一郎(両方とも)
新潟…矢野貴章(両方とも)
磐田…川口能活(両方とも)
名古屋…小川佳純(サカマガ) 玉田圭司(サカダイ)
京都…柳沢敦(両方とも)
G大阪…遠藤保仁(両方とも)
神戸…宮本恒靖(両方とも)
広島…佐藤寿人(サカマガ) 柏木陽介(サカダイ)
大分…金崎夢生(両方とも)

J2
札幌…西大伍(両方とも)
仙台…関口訓充(サカマガ) 梁勇基(サカダイ)
水戸…荒田智之(両方とも)
栃木…小針清充(サカマガ) 米山篤志(サカダイ)
草津…高田保則(両方とも)
東京V…土屋征夫(サカマガ) 大黒将志(サカダイ)
横浜FC…カズ(両方とも)
湘南…菊池大介(サカマガ) ジャーン(サカダイ)
甲府…石原克哉(サカマガ) 藤田健(サカダイ)
岐阜…片岡淳至(両方とも)
富山…上園和明(両方とも)
C大阪…香川真司(両方とも)
岡山…川原周剛(両方とも)
徳島…倉貫一毅(サカマガ) 羽地登志晃(サカダイ)
愛媛…江後賢一(サカマガ) 田中俊也(サカダイ)
福岡…田中誠(両方とも)
鳥栖…廣瀬浩二(サカマガ) 飯尾和也(サカダイ)
熊本…藤田俊哉(両方とも)


ふ〜〜〜〜〜〜ん。

登場している選手は、誰もが認めるチームの顔。新潟は今年も貴章(順当ってとこ)。両方共に登場している選手が多いのは、それだけ「チームの顔」として定着している選手の移籍が少なかったということなのかもしれない。が、新加入選手がいきなり「顔」扱いされている場合もある。FC東京の中村北斗とか、清水の永井とか。
永井なんて両方に登場しているけど、清水は生え抜きの中心選手が多いチームなのに、なぜ「永井」という選択になったのか。FC東京も、中心は梶山だと思うのだけど(今野もいるけど、生え抜きという意味で)、梶山も年齢的に中堅どころにさしかかってきたのに、いまだに「顔」扱いされないのは、キャラ的に地味なせいなのかw
逆に磐田の場合は、いつまでも川口じゃなくて、フィールドプレーヤーに誰か顔になれる選手はいないのか。
新加入でいきなり顔になっている田中誠や藤田俊哉は、かつての新潟における素さんと同じ位置付けなのであろう。
去年まで顔と言えば文句なしに小林大悟が登場していた大宮は、内田智也と小林慶行。来年はまた違う選手になっていそうな気がするな。

じっくり見ていて感じたのは、若返ったなーということ。今や日本代表の常連になっている内田篤人や香川真司は、まあ当然として、大分はついに金崎の時代になったのかw 去年までは高松とかだったよね。
札幌の西も、水戸の荒田もすっかり中心になってるわけですね。
このあたりにも、このオフにJに吹き荒れたベテランリストラの嵐の余韻を感じたりするのだけれど。
そういえば、浦和の大きい田中くんが、こんなことを言っていたらしいが、たまにはいいことを言うじゃないかw

ちなみに、エルゴラッソで出しているハンディタイプの選手名鑑の表紙はここ数年、「J1の若手注目株シリーズ」なのだけれど、新潟からはアトムが選ばれている。去年は確か河原だった。
アトムも今年が正真正銘の正念場だと思うから、来年はサカマガかサカダイの表紙に登場できるように頑張れってことだね。
author:ぐっちい, category:サッカー
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本日の本3冊
大島のことを○×の一つ覚えみたいに「リストラの星」「リストラの星」言ってるんじゃありませんよ>報知(ごあいさつ)

え?昨日のやべっちに貴章が出たんだって?見ないで寝ちゃったなぁぁ。


さて、本の話。

土曜日、映画に行く前に立ち寄ったのが古町の萬松堂書店。そこで3冊ほど本を買った。


広告批評
広告批評2月号

惜しまれつつ4月号で休刊することが決まっている「広告批評」の最新号のメイン特集は「オバマの広告力」。
ワタクシも、オバマさんは大統領をやらなくてもメディアの世界で成功できる人だと思っている。バックについている優秀なブレーンを使えば、マードックなんて目じゃないっすよ。


名波浩 夢の中まで左足
名波浩 夢の中まで左足
名波 浩,増島 みどり

サカマガに連載中のコラムを書籍化したもの。素さん、藤田俊哉、ミスチルの桜井との対談は、ぜひ読んでおいた方がよさそうだ。
ワタクシは、ジュビロでは名波よりも藤田俊哉のファンだったが、名波のプレーがもう観られない、というのはやはり寂しい。新潟で素さんのプレーを常に観られたことは、重要な経験だったと思っている。藤田を観られるのも今のうちだから、富山か草津にでも行っちゃおうかしらん。


シャムスカ・マジック
シャムスカ・マジック
ペリクレス・シャムスカ

「オシム・マジック」やら「ヒディンク・マジック」やら、「マジック」流行りのサッカー界。そして今は「シャムスカ・マジック」。新潟にだって「反町マジック」があったし、今は「鈴木マジック」がある。そうやって、何でもかんでもマジックで括ればいいってもんじゃないぞ、と教えてくれるのがこの本。
マジックと呼ばれるものは、「必然の積み重ね」なんですよ、結局はね。
author:ぐっちい, category:
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ラグビー日本選手権準決勝
本当は、昨日は秩父宮ラグビー場へ行っているはずだったのだが、テレビでおとなしく、花園ラグビー場の試合を観た。

三洋電機ワイルドナイツvsリコーブラックラムズは、立ち上がりからリコーがボールをよく動かし、三洋陣内に攻め込むシーンが続き、まずはPGで先制。
ターンオーバーなど、ボール争奪戦でリコーが頑張り、三洋を押し込むシーンが多かったのだけれど、この時間帯にトライを奪えなかったことで、流れは徐々に三洋へと傾いていった。

個々の力で上回る三洋は、ミスが少なく、フィールドを一杯に使ったパス回しが展開されると、リコーのディフェンスがついていけなくなった。数的優位が作れず、スピードに優れる三洋相手に、常に1vs1で対峙せざるを得ない。こうなると、能力差が明確に表れてしまう。

最終的なスコアは59-3。日本選手権2連覇を目指す三洋が、来季からトップリーグに復帰するリコーに貫禄勝ち、という形になった。
リコーは力負けだったけれど、ボールの争奪戦や人とボールの動かし方など見どころもあり、来季のトップリーグでの戦いが楽しみになった。ラーカムはFBとしてフル出場だったが、ディフェンスのポジショニングが凄い。キックもよく伸びるし、テレビではあったけれどプレーが観られてよかった。ああいう選手が1人でもチームにいると、他の選手のいいお手本になるだろうなあ。

三洋は、リコーのプレッシャーがどんどん弱くなっていったおかげもあって、走りたい放題だった。HOの山本貢(レゲエ頭)と、トライ王のWTB北川の走力は相変わらず素晴らしい。
特に印象に残ったのは、北川のステップ。トップスピードに乗ったまま、エッジを効かせてステップを踏み、相手ディフェンスを置き去りにする。

ステップの名手といえば平尾誠二だったけれど、平尾のステップはジグザグに走っているように見えて、実は線で結ぶとほぼ直線に近い最短距離を走っていると言われていた。北川のエッジの効いたステップも、俯瞰で見るとほぼ直線に走っているのだろうな。

決勝の相手のサントリーには、「うなぎステップ」の異名を取るWTB小野澤がいる。北川とは対照的に、にょろにょろぬるぬるした、いかにも「うなぎ」のような滑らかなステップを踏む小野澤もまた、最短距離を走る名手である。

エッジの北川、うなぎの小野澤。国内最高峰のステップ技術を持つ2人のトライゲッターの走り合いもまた、決勝の見どころになるだろう。

28日の決勝は、2年連続で三洋vsサントリー。ワタクシのへっぽこ予想では、三洋の2連覇かな、という気がする。
三洋のミスの少ないプレーの精度の高さ、集中力の高い鉄壁ディフェンス、FWにもBKにも走れる選手が揃っている総合力の高さは、今年もハイレベル。去年はSOトニー・ブラウンのチームといった感じだったけれど、今季は手術でチームを離れる期間が長かったおかげで、SOには入江という新星が育った。大黒柱の離脱というアクシデントを選手層の底上げに繋げる強さは、やはり大したものだと思う。
サントリーは、選手個々の能力では遜色ないので、面白いゲームになると思うが、早稲田戦で見せたようなハンドリングエラーの多さなど、勝負所でのミスをなくさないと、三洋相手に勝ち切るところまでいけるかどうか、という気がする。

いずれにしても、28日の決勝が楽しみだ。ラグビーシーズンもいよいよ、最大のクライマックスを迎える。
author:ぐっちい, category:ラグビー
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映画、全員集合、湘南戦
昨日はまず、にいがた国際映画祭を見に、古町の映像メディア専門学校へ行き、その後、ホテルオークラのサポーターイベント「開幕だよ!全員集合」に参加、というスケジュール。

映像メディア専門学校の建物の中は、まだ松竹だった頃に「ライフイズビューティフル」を見に行って以来だから、何年ぶりになるのかな。

観た映画は「チベットへのキックオフ」と「少女とアイスホッケー」のドキュメンタリー映画2本立て。
どちらも北インドで暮らすチベット難民が「スポーツする自由」を訴えながら、心の自由を獲得していく話だった。

「チベットへのキックオフ」は、サッカーのチベット代表がグリーンランド代表とデンマークで国際親善試合を実現させるまでのドキュメントで、中国政府からの圧力や、パスポートが間に合わずに遠征帯同を断念する選手の涙など、スポーツに政治が介入してくることで、
「チベットの誇りにかけて、サッカーの試合がしたい」
という、選手や関係者の純粋な願いさえもままならなくなってしまう厳しい場面が多く出てくる。
だからこそ、苦難の末に開催にこぎつけた試合での、選手たちのイキイキとした姿が眩しく見えた。
チベット代表のキャプテン、福西に似てたな。

「少女とアイスホッケー」は、チベット問題に加えて、チベット社会に根強い女性差別が絡まってくるので、また違った重さがあるテーマなのだけれど、
「アイスホッケーがしたい、試合に出たい」
と願うチベット人女子高生たちの明るいバイタリティのおかげで、重くなりすぎずよかった。
こちらのキャプテンは宮里藍似w


映画が終わって出ようとしたら、アイアンさんとばったり会えたので、全員集合の時間まで、古町の白十字でコーヒータイム。久しぶりの白十字のブレンド、うまー。


その後、ぶらぶら歩いてホテルへ行くと、すでにヤル気満々モードの方々で溢れていたのであったw

イベントのメインはチャントの新作発表会。
なんというか、力作ぞろいって感じだったけど、大島だけで何曲あるんだか。
個人的にウケたのは、みっちゃんの新曲。キョンキョンかいw

しかし、
「スタジアムで歌っても、たぶん本人は気が付かないんだろうね」
「“ミツルー、手を挙げて応えろよ”“あれ、オレの歌なんスか?”みたいなw」
ということで密かに意見一致していたのであったw

総じて、替え歌よりもオリジナル曲の方にいいものが多かったような?
果たして、どれが採用されるのか、本番が楽しみですなあ。


チームは湘南との練習試合でもきっちり勝利。
4-3-3でスタートして(3トップはペドロ、大島、貴章)、途中で4-4-2に切り替えるというパターンを試したらしい。
試合のたびに出てくる課題を一つ一つ潰しながら、チームのブラッシュアップを順調に進めているようだ。
タックルを受けて左足首を痛め、病院に直行した三門のケガの具合が気になるけれど。

開幕まで2週間、怖いのは順調に来ているために、自分たちの状況を錯覚してしまうことと、ケガ。
向上心を高く持ち続けて、上と足元を見つめながら、一歩ずつ強くなって、開幕を迎えたいね、チームもサポも。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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今日は
湘南戦で全員集合なわけですが、ワタクシは当然清水へは行ってられないので、全員集合ですw

で、今日の試合は「鈴木アルビvs反町湘南」ていうより、むしろ「クラプトンvs山本モナ」の方向でw

「長町ラーメンvsラーメン二郎」でも構いませんが。

ラーメンで思い出したけど、その昔、仕事中に白根のラーメン屋の若旦那からメールが来て、

「今、店に反町さんが来てるんだけど、“麺硬めで”って言われた」


へー、ソリさんは麺硬めが好みなのかぁ…って、麺茹でながらメール打って来るなよ真面目に茹でなさい真面目に!


…なんてことがあったなあ(遠い目)



というわけで、今夜、ホテルオークラでお会いできる方はお会いしませう。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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