2009年10月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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クリアファイルコレクション
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以前にも書いた通り、ワタクシはクリアファイルフェチだ。

仕事柄、クリアファイルを使うことが多いので、実用も兼ねた趣味なのだけど、おかげで、頂き物をすることも多い。

本当にありがとうございます。

というわけで、今日、日頃からお世話になっているチャキチャキの神戸っ子wの方から送られて来たのがこれ。

神戸市消防局と、ひこにゃんのクリアファイル。

ひこにゃんがカワイイのは言うまでもなく、神戸市消防局のも、消防車や救急車、ヘリコプターなどのイラストの散らし方がセンスがいい。しかもレアものだし。

でも、

「こうべしょうぼう ほっとな 安心 とどけます」

って…

「ほっと」

なんて、消防局のキャッチコピーとしては、なかなかチャレンジャーなキーワード使うなぁ。

侮れないぜ、神戸w
author:ぐっちい, category:日々のこと
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天皇杯とブレディスローカップと慶明戦と
明日はビッグスワンで天皇杯3回戦の横浜FC戦があるが、ワタクシは観戦しない。

というのも、その時間には神宮外苑にいるからである。

朝8時に新潟駅南口を新潟県ラグビー協会が仕立てたツアーバスに乗って出発し、まず14時から秩父宮ラグビー場で、関東大学ラグビー対抗戦の早稲田vs帝京を見て、終わったら国立競技場へ移動し、17時30分キックオフのオールブラックス(NZ代表)vsワラビーズ(オーストラリア代表)の伝統の定期戦・ブレディスローカップを友人と一緒に観戦することになっている。
そして、夜は三鷹のホテルに宿泊して、日曜日は秩父宮で明治vs慶應を観戦、夜に新潟に戻る、というスケジュール。2日間で、ラグビーを3試合観戦するわけだ。
天皇杯の経過は、秩父宮で携帯をチェックすることになるだろう。

ワタクシ的には、天皇杯では新潟と明治が勝ち、日曜日の慶明戦で明治が勝ってくれれば最高の週末、ということになる。
天皇杯で新潟が横浜FCに勝つのは当然計算に入れておくとして、明治が山形に勝ってくれたら、11月15日の4回戦はNDスタで、新潟vs明治が実現するのだ。もう、そんなことになったら死んでもいい…って、アルビがクラブW杯に出るまでは死ぬわけにはいかないんだけどw、もしもそうなったら、喜び勇んでNDスタに行き、明治ゴール裏へ行く気マンマンである(殴)

というわけなので、新潟も明治も勝ってくれ。頼む、この通りだ。

それにしても、恐らくベストメンバーで戦うであろう新潟が、天皇杯の頂点と、リーグ戦残り4試合にしっかりと繋がる試合をしてくれるのかも気になるし、山形vs明治は、明治OBであるミヤや石井にとっても、母校との対戦は嬉しく、かつ絶対に負けられないだろうから、面白い試合になるだろう。
東京の空の下で、2つの試合のことを大いに気にかけることにしよう。


さて。
ワタクシにとっては久々の「ラグビーウィーク」となる今週末。
その最大の目玉は、何と言ってもブレディスローカップだ。
オールブラックスもワラビーズも日曜日には来日していて、大一番に向けた調整をしながら、各種イベントに参加しているようだ。100年以上続く定期戦だけに、気合いの入り方も格別なんだろう。

先日の記者会見では、オールブラックスのマコウ主将が、

「強豪国のテストマッチがどんなものなのか、ラグビーとはどんなスポーツなのか、トップレベルのラグビーがいかにプレーされているのか、みなさんにお見せするのも我々の役目だと思っています」

と語っていたそうだけれど、これ以上ないガチのゲームを見せてくれることを期待している。
ここにきて、ワラビーズのCTBバーンズが練習中に負傷し、試合に出られないというニュースも入ってきているのが残念だが、「これぞラグビー」という試合を、ぜひ見たい。

ワタクシとしては、どちらに肩入れする、というわけでもないが、ワラビーズのプレースタイルの方が好きなので、気がつけばワラビーズを応援しているかもしれないw
そういえば、10年以上前のワラビーズのレプリカジャージを持ってるんだった。着て行っちゃおうかなぁ?w

日曜日の慶明戦は、ようやく「吉田メイジ」を目の当たりにできるのが嬉しくて仕方がない。
今シーズンの大学ラグビーの行方を占う試合であることは間違いないので、土曜日の早稲田vs帝京とワンセットで楽しみたい。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
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U-17W杯スイス戦
昨夜はついつい、U-17W杯スイス戦を見てしまった。

よって、非常に眠いw

前半は圧倒的に日本ペース。京都の宮吉の2ゴールであっという間に2-0にしたときは、4-1くらいで勝てちゃうかも?という感じだったが、前半終了間際に1点返されてから、流れがおかしくなった。
後半になると、まるで前半を正反対にしたような試合展開。
簡単にDFの裏を取られて、あっという間に同点に追いつかれると、日本は足がバッタリと止まり、中盤が全く機能しなくなってしまった。
身体能力ではどうしても劣ってしまう分だけ、運動量で勝負出来なくなると、どうしようもなくなった。もっとサイドに散らして攻撃出来ればよかったかもしれないけれどね。
ピッチが人工芝で、さらに試合中に雨まで降ってきたので、ピッチのスリッピーさ、球足の速さは日本ではあまり経験出来ない種類のものだっただろう。足がバッタリ止まったのも、慣れない人工芝で疲れが早く来てしまったのだろうか。

今のU-17日本代表は、足元のテクニックに優れた選手が多いので、足元でのパス回しに固執し過ぎた感もあったし、一度がっくり来てしまうと立て直しが利かないのは、あの年代の若い選手では仕方がない面もあるのだろうけれど、ちょっと残念だった。

目についた選手に対する印象を箇条書きにしてみると…

・ガンバの宇佐美は、トップ下での出場。本当にうまいし、視野が広い。でも、足が止まるのも早いw テクニックは凄くて、前半はボールが彼を経由すると、ほとんどチャンスになったのは目を見張ったけれど、いかんせん運動量が少ない。フランサみたいな選手だなと思った。
・新潟国際ユースで一番目立っていた青森山田の柴崎は、今後の成長が気になる選手。いいボランチになるだろう。
・京都の宮吉は、ちょっとモノが違う気がする。スピードがあって、動き出しが素晴らしいし、ボールタッチがとてもいい。京都ユースって、何年かに1人は飛び抜けた選手を輩出するね。
・右サイド(だったかな?)の堀米って、いいパス出してるな、どこの選手?と思ったら、甲府ユースなんだね。へぇ〜、甲府か…。
・高木豊の次男坊くんも頑張ってたが、あのシュートは決めて欲しかったなぁ。顔はお兄ちゃんより確実にお父さん似だw

アルビユースの渡辺クンの出番はあるかどうかは分からないけれど、1試合くらい使ってくれないだろうか、池内さん…。
author:ぐっちい, category:サッカー
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監督
サポリンSNSの戦術・采配コミュで、監督論の議論が活発だ。

試合での監督采配がクローズアップされやすいスポーツの筆頭は、何と言っても野球だと思うけれど、サッカーは試合が始まってしまえば、その大半はピッチにいる選手の判断力に委ねられる。
それだけ、試合に至るまでの「準備」によって、結果が大きく左右されてしまう。
よく「段取り八分」って言うけれど、まさにそれ。
監督の能力=チームマネージメント能力と言ってもいいんじゃないだろうか。

サッカーの試合本番で、監督采配(言い換えればゲームマネージメント)が発揮されるのは、主に交代枠の使い方とハーフタイムでの修正能力、ということになるのかな、と思うけれど、これも、日頃のチーム作りが基本になることに変わりはない。
だから、大胆な選手交替をするにしても、替わって入る選手もチームコンセプトをしっかりと表現できなければ意味がないわけで、これって当たり前のように見えて、実は非常に難しいことなんじゃないかな、と思うのだ。

だって、会社でも、同じ部署のメンバー全員が、コンセプトを共有しているかというと、実は微妙に違っていてビックリするなんてことは日常茶飯事だもんね。

これを個人事業主の集まりであるプロサッカーチームでやろうとするなら、監督に相当な求心力がなければいけないし、選手獲得の段階で、チームコンセプトに合うキャラクターの選手を見つけてこなければならない。

つくづく、チーム作りって難しいものだ。


ラグビーではどうかというと、試合では監督はスタンドにいたりするし、サッカーのようにフィールド上の選手に直接指示を出せるテクニカルエリアもないから、試合が始まってしまうと、監督の意志が反映されるのは、選手交替とハーフタイムしかない。選手交替も、以前は怪我人が出ない限り認められず、戦略的選手交替ができるようになったのは、ここ数年のこと。
だから、試合ではフィールド上の選手たちの判断力に委ねるしかないので、試合に至るまでのチームマネージメントで全てが決まってしまうと言っても過言ではない。
それだけ、「フィールド上の監督」としてのキャプテンにかかる比重は、サッカーに比べると、とてつもなく大きく、優勝するチームには、例外なく素晴らしいキャプテンがいる。

キャプテンを育てる、あるいはそれにふさわしい選手を見つけ出すことも、監督に求められる能力だろう。


で、新潟では比較されやすいのが、前任の反町さんと、現監督の淳さん、ということになるけれど、どちらもチームマネージメント能力に長け、選手たちへの求心力もある。おまけに、選手交替が遅いところも、よく似ているw

14年のクラブの歴史の中で、歴代監督はわずか5人で、99年のJ参入以降だけ見ても、永井さん、ソリさん、淳さんの3人しかいないというのも、実はかなり凄い。
他クラブの中には、毎年のようにシーズン途中での監督交替を繰り返しているところもあるのだから、ここは新潟としても大いに誇るべきところだと思うし、的確な監督選びというクラブの伝統は、これからもぜひ続けて行きたいところだ。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
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今こそ、IBELIEVE!
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父が車の運転から引退することになり、この春買ったばかり車を私が引き継ぐことになった。
そのため、6年乗ったヴィッツを手放すことに。

車に積みっぱなしの荷物を整理していたら、いろいろなものが出てきた。
6年前の9月の鳥栖戦でもらった、docomoサンクスデーの炎のステッカーとか(表に書いてある「GO for J1!」の文字が懐かしい)、4年前のFC東京戦でのコレオボードとか。

コレオボードには、こんな言葉が書かれている。


「残り3試合!勝って、次の10年へ。

1996年、アルビレオ新潟が会社として創立されてから10年がたちました。
北信越リーグというアマチュア時代からJFL、J2とステップアップし、そしてJ1のステージへ到達。
この10年間、サポーター、スポンサー、地域自治体、クラブと一体となって走り続けてきました。
一つの勝敗に一喜一憂するのではなく、“夢は必ず達成するんだ”というゴールを見据えた、共に戦う意志が現れた10年でもありました。この10年の節目があと3試合で終わります。
それは、みんなと共に歩む日本一、そして世界への足がかりへ。
次なる10年に向けて今その想いを再確認していきましょう。
想いとは『みんなと共に夢に向かって信じぬくこと、そうI BELIEVE!』」


このコレオをやったときは、残留争いからようやく一歩抜け出していて、この試合の結果で残留確定、という状況で、実際には負けたのだが、他との兼ね合いで残留が決まったのだった。

このシーズン、J2に降格したのは神戸だった。


このときはまだ、世界への足がかりと言われても、正直それどころじゃないという気分だったけれど、その言葉の意味が、今なら理解できる。

あの苦しかった2005年も、そして去年も、全てが今に繋がっている。
チームの歴史とは、そして成長とは、つまりそういうこと。


今日も勝たなければいけない試合だった。それを一番分かっていたのは、選手たちだっただろう。

それでも、神戸に負けた。
負けたことがない相手と言っても、上位と下位の力量に差がないJリーグでは、何のアドバンテージにもならないのだが、やっぱり悔しい。

どんなに試合の主導権を握っているように見えても、決めるべきところでチャンスを逃していれば、わずかな隙を突かれて失点し、それが試合を決めてしまう。
サッカーは、そういうスポーツ、ではあるのだけれど。


まだまだ、甘い。
精度が足りない。
経験も足りない。

それを思い知らされる。


でも、今リアルに経験している上位争いは、間違いなく「経験」という名の財産として蓄積されている。
それを生かすも殺すも、自分たち次第なのは、言うまでもなく。

夢を現実にするために、今新潟に何が必要か。
今、そしてこれから先。
サポーターに何が出来るのかを、もっとよく考えたい。

優勝もACLも、可能性がある限り、目指し続けるしかない。
選手たちが諦めてないのに、サポが先に白旗上げてちゃ、お話にならないじゃん?

今こそ、「I BELIEVE!」の意味を噛み締めたい。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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あれから5年、もっと上を目指すために
今日で、中越地震から5年目を迎えた新潟県。

あれからの日々の重さは、直接被害を受けていない新潟市民である私には、そのほんの一部しか理解できていないだろう。

5年経ったから「節目」という言葉を簡単に使っていいものかどうか。被災地の人たちにとっては、何年経っても「節目」など永遠に訪れないのかもしれないけれど、この5年を振り返りつつ、目はしっかりと前に向けていたい。そんな気持ちでいる。


あの年、J1での歴史の第一歩を踏み出したアルビレックス新潟。
中越地震が発生したとき、約1ヶ月ホームゲームが開催出来ず、地震直前まで4連勝していたチームは、あっという間に調子を崩した。

だから、地震発生後、ようやくビッグスワンで迎えたホームゲームで、FC東京に逆転勝ちしたときの、ノビノビとピッチで躍動する選手たちのプレーは、今でも忘れられない。

避難所へ救援物資を持って行った反町監督やチームスタッフ、被災地の小学校で子どもたちと一緒に遊んだ選手たち、そして、ジーコジャパンドリームチームvsアルビレックス新潟のチャリティーマッチ。

アルビレックス新潟というチームが、新潟にとって大きな存在であることを思い知った年だった。


さて。

あれから5年経ち、チームは優勝争いに絡むまでに成長したけれど、それと反比例するかのように、スタジアムの熱気は薄れてきてしまっている。
2004年には4万人超が当たり前だったビッグスワンも、今年は先日の浦和戦でさえ、4万人に届かなかった。

もっとチームが上を目指すためにも、クラブ、スポンサー、サポーターがひとつに繋がりたい。選手たちを4万人の大声援で力づけたい。

そんな思いから、このようなチラシが浦和戦当日の入場ゲートで配布された。
※画像をクリックすると大きくなります。

チラシ表


チラシ裏


もっと上を目指すために、次のステージへステップアップするために、今こそ、クラブ、スポンサー、サポーターがひとつになろう。そんな思いが凝縮したチラシだ。

クラブを支援してくれているスポンサーに、感謝の思いを込めて。そして、クラブもサポーターも、同じ方向に向かって、しっかりとした足取りで歩いていけるように。

リーグ戦も残り5試合。
悔いを残さぬよう、やれる限りのことをやっていきたいと思う。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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帰ってくる


城島健司が日本に帰ってくるらしい。

捕手として日本人初のメジャーリーガーとして、マリナーズに入団して4年。
ずっと主力捕手として活躍してきたものの、今年は厳しいポジション争いで、ベンチを温めることも少なくなかった。

あと2年残っているマリナーズとの契約を破棄してまで、日本に戻ってくる決断をした背景には、やはり、

「プロは試合に出てナンボ」

という強い思いがあったのかな、と推測する。戦友であるイチローの「贈る言葉」にも、ちょっとグッと来た。

気になるのは、日本のどの球団に行くのか、ということになるけれど、すでにタイガースが獲得を熱望しているという。古巣であるホークスも当然、手を挙げるだろう。

矢野の後継者が全く育っていないタイガースが、33歳とまだ若いジョーを欲しがるのは当然だし、ホークスも、ジョーがアメリカへ行ってから捕手難に泣き、優勝から遠ざかっているという現実がある。ただ、ここにきてようやく、打力に定評がある田上が定位置を確保するようになったので、そのまま田上を一本立ちさせるのか、ジョーの復帰を期待するのかは、どちらを選択するかで将来的なチーム構想が変わってくるだろうから、ホークスとしては熟慮が必要になってくるんじゃないだろうか。

ただ、アメリカへ行って何年経っても変わらないジョーの佐世保弁を聞くたびに、「骨の髄まで九州人」なんだな、と思う。
タイガースに入ってくれても嬉しいけれど、やっぱりジョーは、福岡ドームのフィールドに立つ姿しか想像できない。
author:ぐっちい, category:野球
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この人はそんなにツッコまれたいのだろうか
浦和戦から2日経って、こんな記事が出てきて、久しぶりに笑わせていただきました。
おかげで、土曜日の負けが若干チャラになった気分(ならねーよ)

犬飼会長“浦和サポーターよ吠えろ”

いやー。素晴らしいなあ、ネタ提供に余念がないJFA会長。どう見ても、狙ってるとしか思えないw

「浦和は公共性が高いチーム」って、そんな「大巨人軍思想」をJFA会長がサッカーの土俵で振りかざすのってヤバイんじゃね?とか、ツッコミどころ満載過ぎて、いちいち書くのもめんどくさいので省略w

土曜日の試合、チームやクラブを取り巻く状況が劣悪な中、浦和ゴール裏が試合後ではなく試合前の第一声に「We are Reds」を選択したことに、選手たちへのメッセージを感じたけどな。
まあ、これは他サポからの見方だけれど。

URAWA BOYSの反応が聞いてみたい気がしますが、どうなんでしょうかw(あ、浦議を見に行けばいいのか)
author:ぐっちい, category:サッカー
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進化と真価
昨日は朝からバタバタしていて、シーパスを忘れずに持って行くことに気を取られていたら、携帯電話を忘れてしまった。
やれやれ。

朝から普通通りに仕事をして、14時半過ぎにお許しをもらって会社を一旦出てビッグスワンへ。

駐車券を買えなかったので、スタジアム周辺の民間駐車場を探したものの、どこも満車で、仕方なく、かなり離れたところに駐車できるところを見つけた。
そんなこんなで、スタジアム入りしたのは、キックオフ直前。
駐車場からスタジアムまで30分弱を小走り移動して、試合前から疲労困憊だよw


席に座って間もなく、選手入場、キックオフ。
スタメンをチェックできていなかったので、電光掲示板で浦和のメンバーを確認しているとき、何とも言えない喚声が起こったので、ピッチを見ると、エジらしい人影が触ったボールが、なぜか無人のゴールにコロコロと転がっていくのが見えた。新潟の選手が何人か必死に追い掛けたものの、間に合わずゴールイン。



え?ゴール?

何があった?

何で北野がそこにいない?

まだ40秒くらいしか経ってないじゃん!



「?」マークが頭の中を駆け巡り、気持ちの半分では、これは錯覚であってほしいと願いつつ、それでも無情に浦和にカウントされる「1」の数字。
(試合後に会った人に聞いたら「千代のバックパスが…」という話だったのだけれど、後で調べてみたら、みっちゃんの北野へのバックパスのミスをエジに掻っさらわれた、ということだった。みっちゃんと北野の連携は、たまにこのような凡ミスを引き起こすことがあるけど、これは千代も含めた3人で、きっちり改善してもらわないと困る)

それから後は、完全に引いて守って(ラインを見事に高く保ちつつ)、スキあらばカウンターを徹底してきた浦和。
新潟のパスの基点になる勲とマルシオに対するマークは徹底していて、2、3人がかりで潰しに来た。この2人にミスを誘発させたのも、浦和の作戦勝ち、という感じかな。
新潟の選手の足元にパスが通ると、足元目掛けてガツガツ来る。スカウティングが徹底していて、ボールの奪いどころが明確だったし、選手一人一人がミッションを確実にこなしているのが印象に残った。

新潟は、先制されても時間はたっぷりあったので、失点して、逆にチームが落ち着きを取り戻せば、十分挽回は出来たと思うけれど、慌てて攻め急いでしまったことでミスが増え、自分たちで苦しくしてしまったような気がする。
浦和の、新潟のサイド攻撃封じは徹底していたし(堀之内は上手かったなぁ)、GKの山岸が冴えていたのも辛かったな。
でっかい田中くんは、相変わらずポジションがどこなのか分からずw、エジとちっちゃい田中くんのコンビは、距離感がとてもよかった。その分、高原の居場所がますますなくなった感は強くなった気がするけれど。


新潟は、ジウトンの退場が象徴するように、ストロングポイントを潰されて、非常に苦しい試合展開になってしまった。
そこを打開するオプションがもっとあればなぁ、とは思うけれど、この時期に言っても仕方がないので、このような展開になったときにどうするかを、もっと明確にしておく方がいいかもしれない。
ストロングポイントを潰されながらも、ゴールに迫ることはできていたのだから、後はラストの部分。必要以上に悲観することはないし、修正は十分利くんじゃないだろうか。

見ていて、ミカはこのまま順調に成長すれば、かなり面白い存在になるな、と思ったし(浦和の選手が、ミカを邪魔くさそうにしていたのは痛快だった)、最初の失点シーン以外では、守備が安定していたのは大きいな、と。浦和にもミスが多かったけれどね。

まだまだまだまだ。選手たちは前を向いている。サポも上だけを見て行こう。
試合終了直後にめちゃめちゃ凹んでいた千代も、一晩寝れば切り替えてくれるだろうし。



試合後、馴染みの人たちと会って、少し話をしたあと、ぽっぽ焼をお土産に、会社へ戻った。
いやー、疲れた。
やっぱり、会社とサッカーの往復なんて、するもんじゃないw


12時近くに帰宅してから、スタジアムで帰り際に買ったプレビューを読んでいたら、素さんのコラムの最後の7行が目に入った。

「優勝も見える位置でこれから大詰めです。もう、もったいない試合は絶対にダメです。『わかっていたのにミスをした』、『あのプレーがなければ』といった、悔いの残る試合をしたら生き残れません。大切なのは自分たちの戦い方を貫くことです。」

あいたたたw

素さんが昨日のプレス席で、
「あーっ、だから言ったのに…」
と言っている様子が目に浮かぶようで、思わず苦笑してしまった。

いや、ホントにね。
これからは、毎試合がトーナメントだよ。

チームは確実に進化しているけれど、その真価を問われるのは、これからの闘い方だ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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浦和戦を前に
明日は仕事日で、仕事の状況は、とてもサッカーのために休めるものではないのだけれど、

「明日、見に行かなかったら後悔するだろ?」

と、その時間だけ会社を抜け出して、ビッグスワンへ行く了解をいただいた。
つくづく、自分は周りに恵まれていると思う。ありがとうございます。


というわけで、会社とビッグスワンを4時間以内で往復する計画。
うまくいきますように…。


浦和も代表組が強行出場するなら、新潟もヨンチョルがU-20W杯から戻ってきたので、ようやく全員が揃った。

え?山田暢久がいない?右SBが怪我人だらけ?

そんなの関係ないね。


相手のチーム状況がどうだろうと、自分たちのやるべきことを完遂するまでだ。

淳さんも選手たちも、そう思っているだろう。


明日の勝ち負けで、新潟の命運は大きく変わる。

来季にも直結する大一番だと、私は思っている。

残り6試合、負けてもいい試合など、ひとつもない。

直近の数試合で実感したチームの進化と、福井で見たチームの底上げを、明日の試合で確信に変えたい。




勝つよ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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