2009年11月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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役者はアスリートである
今日は母と、芸文へ鹿賀丈史主演の舞台「錦繍」を見に行った。
今月は、友人に誘われて宝塚も見に行ったし、何気に演劇づいている。

宝塚は初めて生で見たけれど、ファンにも色々と作法があるということがよく分かったので、貴重な体験ではあったw


で、今日の舞台で目を奪われたのは、鹿賀丈史よりも、共演の小島聖。(トヨエツの元カノ、と言った方が通りがいいかも)

演技力も凄いんだけど、何に目を奪われたかと言えば、セリフを言うたびに腹筋が動くのが、ワンピース越しに分かるのが凄いw
舞台役者は腹式呼吸でお腹の底から声を出さないといけないので、当たり前なんだけど、いやー、普段から腹筋をめちゃくちゃ鍛えてるんだろうなぁ、と、そんなことばっかり考えていた。
いや、もちろん芝居そのものも、ちゃんと見てましたよ見てましたってば。


さらに、夜に帰宅して見たNHK「坂の上の雲」で、モッくんと阿部寛の腹筋を見て、つくづく

「役者はアスリートである」


と感じ入ったわけだ。いや、もちろんドラマそのものも、ちゃんと見てましたよ見てましたってば。




ところで。
舞台が終わってから外に出て、Jリーグの結果を見たら、清水がマリノスに負けていた。
えー、5連敗なの?夏場の調子だと、優勝しちゃいそうな勢いだったのに、気がつけば新潟と勝ち点差が1しかない。

ウチにしても、清水にしても、考えてみるとお互いに柏に優しさを発揮してからおかしくなってる、という点ではいい勝負なんだけれど、そんなチーム同士が天皇杯準々決勝で対戦するというのもねぇw

「柏に負けちゃいましたダービー」ってことなら、なおさら負けるわけにはいくまいw
author:ぐっちい, category:日々のこと
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明日のためにその1
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仕事をしながら、モバアルのテキストライブでチェックしていた川崎戦。



悔しい。



何が何でも悔しい。



「まぁ、新潟はこれくらいでいいんだよー」

なんて、訳知り顔で言う気が知れないくらい、悔しい。



へたれサポーターの私でさえ、涙が出るほど悔しいのだから、選手たちや淳さんの悔しさはいかばかりか。
(淳さんは超絶負けず嫌いの人だから、私たちの数百倍は悔しいに決まっているのだ)





現地にすら行けず、悔しさの数百分の一すらも共有できなかったことがあまりにも悔しかったので、仕事帰りにローソンで天皇杯のチケットを買った。


このチームと、もっと一緒にいたい。瞬間を共有したい。
ただ、それだけなんだ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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あくまでも4位を目指す
仕事がようやく先が見えてきたので、ココロにゆとりができたところで更新w


明後日は等々力で川崎戦。
ワタクシは普通に仕事なので(実際、休める状況ではない)、不参戦。
仕事中にモバアルチェックしながら、結局仕事にならずに終わる可能性大なのだがw


えのきどさんが書いているように、川崎戦も絶対に勝たなくてはいけない試合であることには違いない。

最終目標が4位になった今、その目標を達成するためには、負けてらんないのだ。

だって、4位になれば、天皇杯の結果次第ではACLの出場権が得られるんだよ?
もちろん、天皇杯優勝で自力で行くのが一番いいに決まっているが、可能性の選択肢は多ければ多いほどいい。
形なんてどうだっていい。可能性を全て追い求めるのは、結果が全てのプロスポーツだからこそ。選手達のコメントを見れば、それがよく分かる。


棚ぼたなんてカッコ悪い、という人も、サポーターの中にはいるかもしれないけれど、棚ぼたも、この1年間の積み重ねがあったからこそ生まれるもの、という視点が欠けてはいないだろうか。

ここまでチームが上位に踏ん張り続けてきたから、棚ぼたのチャンスが生まれてきたのだ。

チームが積み重ねて来た結果から、生まれてきた棚ぼたのチャンス。吉と出るか凶と出るかを計算するより、選手達が、ACLへの可能性が一つ生まれる4位に希望を見出だしているのなら、サポーターとしては、その後押しすることを最優先したい。
そうしなければ、淳さんと選手達の、この1年間の積み重ねを、否定してしまう気がする。
少なくともワタクシは、そんなことはしたくないのだけれど、そう考えない人も多いのだろうか。

ちと悩む。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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三段オチ
柏戦の前日、久しぶりにJリーグチップスを買った。

あえてカードの中身は見ず、試合が終わってから開けようと思いながら、ほったらかしていたのを、昨日開けてみたら…































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これかよ!w
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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柏戦もろもろ
今さらながら、柏戦の話。


試合前は、えのきどいちろうさんのサッカー講座に参加。

前回同様、アルビの小山部長との掛け合いで、ほとんどが、小山さんにえのきどさんがツッコミを入れる、という展開であった。

最初に、
「ところで、来年は『アルビレックス散歩道』はどうなるんですかね?自分は単年度契約だと思ってたんですがw」
と、えのきどさんが振ると、
「来年も引き続き、でいいんじゃないですか?」
と小山さん。さらに、
「ぜひ、よろしくお願いします」
という広報の栗原さんの一言で、契約更新決定w

そのあと、今の新潟の状況について、えのきどさんは、

「今年はJ1優勝、ACLを初めて意識して、経験値を高めている年。タイトルや目標って、それに対する具体的イメージを持つことができて初めて、説得力が出るんだと思うんですよ。解像度って言うのかな」

と表現していた。「解像度」という言葉に、かなり共感。
日比野克彦さんが以前、

「サポーターが勝利をイメージすれば、選手がそれを形にしてくれる」

というメッセージを送ってくれたことがあったけれど、新潟はまだ、そこまでできていないと思う。


そして、話は淳さんのことになり、

「アルビレックス新潟と鈴木淳という才能が出会ったのは、画期的なことなんですよ」

淳さんの評価は、日本協会で育成コーチをしていた頃から非常に高く、協会内部をよく知るジャーナリストの中には、
「鈴木淳さんという人材を手放してしまった協会には問題がある」
という人もいる、とのこと。

淳さんに対する評価は、サポーター内でも高くなっているけれど、その一方で、温度差もあるのも確か。
もしかしたら、淳さんの元で闘ったこの4年間の本当の価値を私たちが理解できるのは、まだ少し先になるのかもしれない。


このあと、えのきどさんが始めたのは、会場も巻き込んだ「その人は誰でしょう」というクイズ。
小山さんにアルビの選手を誰か一人をイメージしてもらい、周りから、
「その選手は、攻撃的な選手ですか?」
「その選手は、浦和戦でパスミスした選手ですか?」w
「その選手は、時々やらかしちゃうけど、どこか憎めない選手ですか?」ww
などと質問をしていき、それが誰かを絞り込んでいく。これがかなり盛り上がった。

圧巻は監督編。
「その監督は、若いですか?」
──うーん、年取ってますねぇ。(会場どよめく)
「その監督は、有名な人ですか?」
──かなり有名です。テレビにもよく出ています。(この時、隣にいたアイアンさんと、「まさか、松木…」と言っていたなんて内緒だ)
「その監督は、Jリーグの監督経験がありますか?」
──ないと思います。(場内、???が飛び交う)

で、結局は楽天の野村監督のことだったというw

小山さんの腹黒っぷりがいかんなく発揮されたのだった。

最後に、えのきどさんが一言。

「その監督は、来年、サポーターの前に姿を表したとき、みんなが幸せな気持ちになれますか?」
──なると思います!(きっぱり)


それがクロさんのことだったのか、真実が分かるのは、これからになるけれどね。





ここまで書いてきたら、試合の話を書く気が失せたのだがw少しだけ。

・立ち上がりは柏がガツガツ来なくてビックリするくらいだったのだけれど、その時間帯のビッグチャンスを一つ決めていれば、多分勝てた試合。
・選手同士の距離感が狂ってる感じだった。
・サイドチェンジが少なく、足元へのパスばかりになる悪いパターンの典型。なぜかこれがホームでばかり起こるんだよな。なぜなんだろう。
・ジウトンが足りない。
・千代と接触して負傷退場したマルシオ、大丈夫かぁぁぁ。
・芝の状態が、国体以降、見た目よりもよくない気がする。選手達がやりにくそうだった。
・試合後、ウッチーにバックスタンドから何やら言ったサポーターがいたらしく、ウッチーが歩み寄ってやり取りしているのを、北野が連れ戻しに行き、その周辺のスタンドがざわめいていた。何を言ったのか知らないけど、やり切れない気分になる。
・選手は勝ちたくて勝ちたくて仕方がなかった。負けて誰よりも悔しかった。それは、プレーを見ていれば分かるでしょ。
・3位以内が消えたなら、次は4位。そして天皇杯ですよ。行きましょ行きましょ
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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手遅れ
昨日は、髪を切りに西堀へ行き、店長さんと

「大和撤退でどうなる古町」
「あんまり話題になってないけど、ウィズビルもかなりヤバい件」
「なぜ西区には焼肉店が少ないのか」

という話題で盛り上がり、そのあと、入院中のマイサポさんをお見舞いに行った。

ご本人は見た目はまずまず元気だったので、ちょっと安心しながら(病院で「白い巨塔」のDVDを見てるってのもどうなのかw)、テレビのあるスペースへ行って、たまたま写っていた大分vs川崎を見ながらアルビ話をしていた。

見ていると、やたら36番君が画面のあちこちに映る。それくらいボール奪取で目立っていたし、金崎が凄い。
川崎をサイドからあっけなく崩し、ダイアゴナルなドリブルで侵入してきた金崎からのクロスをフェルナンジーニョがキレイに合わせ、大分が先制。

おお、次節は新潟もこれで行こうwと思いながら、どうしても頭に浮かんでくるのが

「手遅れ」

という言葉。爽快な勝ちゲームも、まともになった九石ドームの芝も、何もかも手遅れ。
サポーターは、どんな思いで試合を見ていたんだろう。

他会場の途中経過を見ると、千葉までがFC東京に勝っている。江尻さんの初勝利も、あまりにも遅すぎたなぁ。

大分も千葉も、どちらもナビスコ王者だけれど、新潟にとっては、いいお手本であり、最大の反面教師である皮肉。
大分や千葉にならないための結論が「黒崎監督」ならば、そのフロントの判断は信じたいと思う。
(いずれにしても、新監督の正式発表はリーグ戦終了後だと思うので、もう少し待とう)


それにしても菊地くん。
大分に入ってから負けを経験してないのにチームは降格という状況を、どう受け止めているんだろうなぁ。
でも、今サッカーがやれていることの喜びを感じながらプレーしている様子が、テレビからビンビンと伝わって来るから、彼にとっては、J1だろうとJ2だろうと、全力を尽くすことに変わりはないんだろうな。

画面に大写しになった顔を見ながら、そんなことを考えたのだった。
author:ぐっちい, category:サッカー
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解像度が足りない
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典型的な自滅試合だったけれど、思い出したのは、サッカー講座でのえのきどさんの言葉。

夢や目標に対する具体的なイメージが持てているか。
解像度は上がっているか。

サポーターが優勝やACLに対して、イメージが出来ているかどうかって、チームにも微妙に伝わるもののような気がする。

今日の試合前からのスタジアムの雰囲気は、そんな感じだった。


夢への解像度を上げていくためには、我々はまだまだ色々なことを経験しなければならないってことなんだろう。


夢のスタート地点には立てている。
あとは、どうやったら夢に辿り着けるか、それを試行錯誤しながら探して行かなきゃいけない。
今、私たちはそういう場所にいる。
これは幸せなことなんだよ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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えのきどさん
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柏戦の前に、えのきどいちろうさんのサッカー講座。


えのきどさんは来季も契約更新だそうですw
author:ぐっちい, category:モブログ
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反対側から見た風景
朝5時に磐越道の安田ICに集合し、会津若松回りで天童へ。
NDスタに到着したのが8時半と早かったため、近くの道の駅で足湯に入ったり、買い物したりしてからスタジアムに戻った。

11時の開門を待つ間は、ビジター側でマルシオと鈴木アルビへのメッセージダンマク製作を見学。その時には明治のタオマフを首に巻いていたので、通りかかる知り合いにことごとくいじられたw

「ビジターサポは向こうへ行ってくださーい」
と、五泉の高校2年生。何言うとんじゃい。明治はホームなんだよw


11時を過ぎてから、銀杏入り炎のカリーパンを食べつつホーム側のゴール裏へ行くと、まだ2、3人しか来ていないw
少ししてから、ぞろぞろと部員たちがやってきたので、多少賑やかになったけれど。
見ると、部員と女子マネ(美人揃い)、サッカー部父兄会の他には、いかにも「明治大学校友会山形県支部」という感じの人たちと、現役学生らしいワカモノ数名と、ワタクシのようなモノ好きな卒業生がちらほら。
ワタクシはアルビサポでありながら母校に寝返った同志wのSHANGさんご一家と一緒の観戦となった。

どうやら、明大サッカー部追っかけおじいちゃん(どうもOBっぽい)がひとりいて、やたらと盛り上げていた。
GK練習で新潟側から北野コールが起こると、
「北野北野うるせーぞって言ってやれ!」
と、部員たちをけしかけるw

新潟ゴール裏を見ると、さっき作っていたメッセージダンマクが、きれいに出されていた。


試合が始まると、いきなり新潟も明治もフルスロットル。とにかく展開が早い。明治がチャレンジャーの気持ちでぶつかってくるのは当然として、新潟の選手たちも対等にプレーしていた。
ちょっと余裕のパス回しなんかをしようもんなら、あっという間に明治の選手がインターセプトしてしまうので、新潟としても気を抜こうにも抜けない展開ではあった。
明治は、よく新潟を研究していて、新潟のストロングポイントもウイークポイントもしっかり把握しているようだった。ボールの奪いどころが勲やマルシオのところであったり、急造左サイドコンビ(フミヤとジウトン)ところであったり、GKとCBの連携の部分であったりと、とにかく新潟がやられやすいところを徹底的に突いてきた。

いやー、よく走るなぁ。鍛えられてるなぁ。それぞれがちゃんと自分のミッションを心得ているなぁ。

明治のサッカーを目の当たりにした感想はそういうことだった。新潟のチームに、よく似ている。
神川監督が「組み合わせを見たとき、新潟と戦うことを目標にした」と言っていた理由が、分かる気がした。
神川監督が目指すサッカーは、淳さんが目指すものと同じ。明治にとって、最高のお手本になるチームが新潟なんだろう。

観戦しながら、どっちを主語にして判断すればいいのか時々分からなくなり、新潟のパスミスに思わず、
「あー」
と声を出してしまい、そのたびに、
「いや、ここは“よし!”って言わなきゃダメなとこだったw」
とSHANGさんと2人で苦笑い。
だから、ジウトンの単純なクリアミスから失点したときも、
「ジウトン〜〜」
と言いながら、明治のゴールを喜ぶという状況w 慣れないことをするのも、なかなか疲れるのであった。


結果は3-1、全得点をオオシと貴章が獲り、さらに貴章のプロ入り後初の1試合2ゴール以上というオマケつきで、新潟の快勝。
明治をリスペクトしながら、全力でやるところと、いなすところをうまく使い分けていた新潟にJ1チームとしてのプライドを感じ、最後まで諦めずに全力で走り通した明治の、学生らしいハツラツとしたプレーに快感を覚えたナイスゲームだった。

淳さんと神川さんの、監督のフィロソフィーがしっかりと浸透したチーム同士の闘いは、本当に清々しかった。


試合後、新潟のゴール裏で、選手とサポーターがバンザイをしている声を聞きながら、ゴール裏に挨拶に来た明治の選手たちに拍手を送っていた。
ちょっとうつむき加減にやってきた彼らも、スタンドと相対したときには、しっかりと前を向いていた。
4年生が少ない、若いチーム。きっとまだまだ強くなるんだろうな。神川監督って、いいチーム作りをする人だな。
久しぶりに校歌を歌ったことも楽しかったし、新潟のサッカー、そして新潟のサポーターを反対側から見たことで、中に入り込んでいるときには見えなかったものが、見えた気がする。
そういう意味でも、明治のゴール裏へ行ったことは正解だったと、今でも思っている。

新潟も、明治も、上を目指す闘いはまだまだ続く。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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天皇杯サイコー
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明治ゴール裏で見た新潟の試合。

いやー、面白かった。
明治は、ひたむきに最後まで諦めずに走る、よく鍛えられたチームだった。ここまでの快進撃がフロックじゃないってことがよくわかったよ。

久しぶりに歌った校歌は楽しかった。
もう2度と経験できないカードだろうけど、明治側で見た新潟の強さも課題も印象に残ったし、新潟のゴール裏の声もメッセージ段幕も忘れないと思う。


さ、元日までいきましょ。
author:ぐっちい, category:モブログ
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