2009年12月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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よいお年を
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2009年も今日を残すのみとなりました。

年が押し迫ったところでバタバタしてしまう出来事が発生してしまい、年賀状すら書けていないのですが、何とか無事に年は越せそうです。



今年も様々なことがありました。

アルビに関して言えば、開幕戦の味スタで、4-3-3のチームとしてのスタートを目の当たりにできたこと、そして天皇杯の日本平で、アイシテルニイガタを歌いながら、ベンチ前で選手・スタッフ全員の大きな円陣を見つめていたこと。

この2つの試合の現場に立ち会えたことは、サポーターとして大切な経験となりました。

この素晴らしい2009アルビレックス新潟を最後まで応援できて、幸せでした。

天皇杯でアルビに果敢に立ち向かっていた明治大学の選手たちの姿も、忘れられないものになりました。


ラグビーでは、2019年ラグビーW杯日本開催が決定したこと、ブレディスローカップを観戦したことが、個人的にもハイライトでした。
来年からは、W杯開催地新潟招致に向けて、少しでも力になれるよう、招致委員会に協力していきたいと思います。


野球は、新潟にエコスタが完成した記念すべき年となりました。
美しいナイター照明の中で見たこけら落とし試合も、忘れられないシーンのひとつとなりました。
日本文理の快進撃も、エコスタ完成と無縁ではなかったと感じています。


今年は国体もあり、新潟が例年以上にスポーツの話題で彩られた年でした。

しかし、その裏で、厳しい現実と向き合う覚悟を決めなければいけない年でもありました。

来年、アルビは新監督のもと、新たな歴史を積み重ねていくことになります。
サポーターの役割も、より大きなものになっていくでしょう。自分自身も、出来る限りのことはしていきたいと思います。


今年、このブログをご覧いただいた皆さまには、厚く御礼申し上げます。

今年もたくさんの方々にお世話になりっぱなしでした。本当にありがとうございました。


更新頻度も落ちてしまいましたし、情報的なこともほとんど書かなくなりましたが、これからもマイペースを崩さずにやっていきたいと思います。
あ、もう少し本のことを書くようにしないとな。そうしないと、ブログの本来の趣旨が失われてしまうのでw


そんなこんなで、来年はもう少し頑張りますw


それでは、皆さま、よいお年を。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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日曜日のあれこれ
昨日は、髪を切りに古町へ行ったら、大和デパートの壁が剥がれ落ちそうになって柾谷小路が通行止めになるという大騒ぎの真っ最中で、思わずぽかーんと見物してしまったw

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大和は来年閉店するというのに、最後の最後まで話題を提供してしまうっていうのも、何だかなぁ、と、来月末に閉店する北光社の前から大和を見上げながら、そんなことを考えたりした。

2003年にアルビがJ1昇格目前になっていた頃の古町は、通り沿いにずらっと「がんばれ!アルビレックス新潟」と書かれたオレンジのノボリが飾られ、一時的に活気が戻ってきたように見えたけれど、アルビがJ1に昇格してからはホームスタジアムがビッグスワンに集約され、古町から近かった市陸はサテライトとなでしこリーグの開催のみになった。
J2時代は、市陸でアルビの試合を見たら古町で飲む、というのがサポーターの定番だったけれど、それがなくなり、サポーターの足が遠のいたために、古町商店街もアルビに対して非協力的になった。オレンジショップもなくなったし、アルビと古町の繋がりを感じさせるものは、オレンジローソンと神明宮くらいしかなくなってしまった。そんなことも、古町の急速な衰退と全く無縁じゃないのかもしれないな、と思ったりもする。

そういえば、来年はサテライトリーグが廃止になる。ますます市陸に行く機会が減るなぁ。五十公野なんてなおさらだ。それではあまりにも寂しいので、ラグビーを見に市陸に行くようにしようかな。


古町で用事を済ませた後、昨日でグランドフィナーレを迎えた「水と土の芸術祭」の名残を惜しもうと、やすらぎ堤のバンブーハウスへ行ってみた。

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台風で倒壊して、市民からの強い要望で再建されてから初めて足を運んだのだけれど、芸術祭人気No.1ランドアートだけに、たくさんの人が訪れていた。
午前中には、作者の王文志さんも台湾から駆けつけていて、訪れた人たちと記念写真を撮ったりしていたようだ。

バンブーハウスの中に入り、窓から見える信濃川や萬代橋の風景を眺めていると、ファミリーで遊びに来ていた子がパパにこんなことを言っていた。

「ねぇパパ、バンブーハウスがなくなっちゃったら、何ができるの?」

うーん、たぶん、元のやすらぎ堤に戻るんだと思うよ、ボク。

口ごもっているパパの代わりに、心の中で答えてみる。

7月から始まった「水と土の芸術祭」は、新潟市一円を舞台に、新潟市が先人達の水と土との格闘と共存の上で育ってきた町だということを、改めて教えてくれるイベントだった。
あちこちへアートを見て回ったおかげで、今まで足を運んだことのなかった場所へも行き、町並みも歩いた。地元の人との会話もあった。
普段は一般公開していない施設にも入ることができた。恐らく、このイベントがなければ、排水機場の中に入るなんてこともなかっただろう。
この街で生きていることの意味を、もう一度考え直す機会になった気がする。いいイベントだった。

ランドアートのいくつかは、そのまま展示されるとのこと。たこ公園の船のアートも残るのかな?今ではすっかり親しまれて、ファミリーの遊び場にもなっているし、私自身も毎日通勤で脇を通っては、その姿を眺めていたので、残してくれるとうれしい。



夜、NHKで放送された「スポーツハイライト2009」では、マルシオの鹿島戦のスーパーボレー、ペドロのドリブル、ヨンチョルのゴールパフォーマンスがフラッシュで流れて、アルビにもいろんなハイライトシーンがあったなと思った。
そして、この日行われたラグビー大学選手権2回戦で、明治が関学に勝ち、正月2日の準決勝進出を決めた。えーと、何年ぶりだっけ、ラグビーのお正月はw
準決勝は、対抗戦では0-56でボロ負けした帝京との対戦だから、ここまでのチームの成長を見せるには願ってもない相手。頑張れ。
これで、今度のお正月は、箱根駅伝とラグビーの楽しみができたし、サッカーのインカレでも明治が40数年ぶりに決勝進出を決めている。まぁ、これも、天皇杯でアルビが稽古をつけてくれたおかげ、ということだろうw
年明けは、久しぶりに母校の応援で盛り上がってみるとするかな。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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見失わないように
大宮から高木貴弘が来て、広島からぽいちさんが来て、よっさんが京都に戻り、わんちゃんがFC東京へ行くことになった。

高木とぽいちさんはウェルカム。来シーズン、一緒に頑張りましょう。

よっさんとわんちゃんは、本当に残念。
フィジコとして、新潟の躍進を支えてくれたよっさん。
そして、闘志あふれるプレーと、精度の高いコーナーキックで4シーズンを頑張ってくれたわんちゃん。

わんちゃんに対しては、個人的にも少しだけ思い出があるので、いなくなってしまうのは本当に寂しい。

でも、3年前の夏にガンバからやってきて、本当に成長したし、心から新潟を愛してくれた。

来シーズンは袂を分かつことになってしまったけれど、わんちゃんのガッツと素直さは大好きだったし、新天地でも輝いてほしい。
頑張れ。




「チームは生きている」と、これほどまでに実感したシーズンはなかったけど、それはオフも同じ。

チームがいつまでも、ひとつのところに留まるということはない。

歴史があり、基盤がしっかりしていて、資金力があるクラブなら、年々プラスを積み重ねて、チームを熟成させていくこともできるけれど、歴史が浅く、親会社もなく、地域にも経済的な力がなく、資金力がない新潟のようなクラブは、ある程度の選手の流出は盛り込み済みにした進化を目指して行かなければ、生き残っていけない。

2007年からずっと、選手たちはどんなに頑張っても年俸が上がらない(上げられない)状況を、ずっと受け入れて、新潟でプレーしてきてくれた。
淳さんの求心力がなければ、それは有り得ないことだったと思う。

プロとしてサッカーで飯を食っている彼等に、年俸は上げてやれないけど、ずっと新潟にいてくれとは口が裂けても言えない。
むしろ、新潟でステップアップして、請われて新天地へと旅立つことを、喜ぶべきなのだと思ってる。悔しいけどね。


悔しかったら、強くなれ。たぶん、そういうこと。

新潟はビッグクラブにはなれないし、クラブの力は地域力も含めた総合力で決まるのだから、新潟という地域にそこまでの力はないのに、クラブだけが大きくなるなんて都合のいい話はない。でも、そんなものは目指さなくていい、と思うな。

新潟には新潟の、新潟にしかないオンリーワンを掴めばいい。
大型補強はできなくても、新潟でプレーしたいと考える選手は何人もいる。

本当の強さというのは、目先の勝利やタイトルだけじゃない。
新潟だからこそ持ち得る強さ、鹿島にも浦和にもガンバにもない強さも、そして大宮やFC東京にない素晴らしさも確実にある。
それだけは、見失っちゃいけないんだ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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弥彦神社
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急に仕事が休みになったので。ぶらっと弥彦神社。

そういえば、今年はシーズン中には一度も来なかったなー。


い、いや、別に今、切羽詰まってるわけではw
author:ぐっちい, category:モブログ
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「たかがサッカー」ということが分かっていない
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jleague/headlines/20091224-00000028-kyodo_sp-spo.html

普通に考えても常識の斜め上に行っているとしか思えない持論を、絶対に曲げようとしない姿勢というのも、ある意味「ブレない」という点でアッパレではあるかもしれない。ここまで来るとw

それにしても、だ。
今回も具体的な金額や方法論については、さっぱり言及がないのはどういうことなのか。


「観客は季節や温度ではなく対戦カードで観戦を決める」


いやー、そう断言されてもねぇ。めちゃくちゃ寒い日は、テレビ中継が見られる環境の人なら、スタジアムには来ないですよ。よほどモノ好きじゃない限りね。これは新潟でならイヤと言うほど経験している。
しかも、新型インフルエンザが蔓延している今、なおさら足は遠のくでしょうね。

え?私? 寒くたって吹雪だって行きますよ。モノ好きだし、スカパー入ってないしw

でも残念ながら、常識的な一般人はそうじゃないのだ。雪やみぞれの降る中、吹きっさらしの屋外で開場を待つ身がいかにツライかは、2007年第2節に吹雪の新潟までやってきた浦和サポさんたちに聞いてみたらどうか。いくらコアサポでも、あんな経験はもう2度としたくないというのが本音じゃないだろうか。
そうでなくても、冬は天気がいい太平洋側でも、少しでも日が射さないだけでグッと気温が下がり、とにかく寒くなるのだから、そんな日は出かけるのが億劫になる人は多いだろう。

犬飼さんの一連の論調で鼻を突くのは、
「日本サッカーのためなら行政は動いてくれるだろう」
とタカをくくっているように見える点。
スポーツに対して風当たりが厳しかった事業仕分けだとか、自治体の赤字とか、決して大分が他人事ではない各クラブの財政状況とか、長引く不況でどこも「ない袖は振れない」現実を、どう捉えているのだろうか。巨額なインフラ整備が必要になるシーズン変更を、喜んで受け入れる自治体やクラブがあると思っているのだろうか。

「サッカーは世界一のメジャースポーツだから優先的に協力してもらえる」

などと、本気で思っているとしたら、それこそJFA会長としての資質が問われる。スポーツ文化そのものが根付いてない日本で、サッカーだけが特別扱いなんてことはあり得ない。マジョリティは「たかがサッカー」なのだ。

オリンピック至上主義の日本の中で、オリンピックでもW杯でも、メダル獲得はおろか、予選突破すら難しい競技に、どれほど理解が集まるか。W杯という一大イベント招致という目の前の国家的お題目があるから、辛うじて関心をつなぎ止めているのが現実だと思うのだが。


むしろ、Jリーグの観客動員数減少や各クラブの赤字なんかよりも、野球とシーズンをずらすことで日本代表の露出が増え、スカパー加入者が増えてくれればALL OKなんだよと、ハッキリ言ってくれた方が、清々しくていいんだけどなぁ。
author:ぐっちい, category:サッカー
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代表選出
菊地くんとゴートク、いくら予備メンバーに入ったと言っても、今回のタイミングでどちらも本当に実現するとは思っていなかったのでビックリした。

ゴートクは最年少なんだし、怖いもの知らず炸裂でアピールしてほしい。遠慮なんかいらないよ。
この経験をパワーにして、両SBをハイレベルにこなせる、SBのスペシャリストとして、日本でも稀有な選手になってほしい。


菊地くんについては、何と言っていいのか、ちょっと言葉にならない。
正直言って、J復帰半年で、JFAがこういった決断を早々に下すとは思っていなかったので、嬉しさ8割、というのが個人的な実感。

でも、今までの努力や真摯な姿勢、実際のプレーが認められた結果だと思うので、本人の頑張りが認められたのだと思う。
これが免罪符になるわけではなく、単なる一過程に過ぎないことは、本人が一番わかっているはず。ぜひ、厳しく温かく見守って下されば。

(物凄く正直な思いを書かせていただければ、事件当初、あれだけ真実とは違うことをセンセーショナルに煽ったメディアが、その記事の訂正もしないまま、今回のことを好意的に書いていることは、甚だしく腹立たしい)


また祝い酒を送ろうかな、清水に。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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ラグビー大学選手権開幕
この時期になってくると、基本的にラグビー人間であるワタクシは、脳内がラグビー化してくる。

というわけで、昨日からラグビー大学選手権が開幕。1回戦8試合が各地で開催された。残念ながらこの段階では地上波はもちろんBSでも中継はないし、辛うじてスポーツニュースで映像が出てくるくらい。それも、早稲田の映像しか流してくれないことが多い。まぁ、王者様ですから仕方がないんですけれどもねw

明治は昨日は熊谷で拓殖大と対戦し、19-12で勝利。
うーん、まぁ、トーナメント初戦ってこんなもんかな、とは思うけれど、聞くところによるとブレイクダウンでは圧倒していたのにミスが多く、BKの頑張りで拓大を振り切った、という感じだったらしい。この「FWの不調をBKが救った」というところがポイントかも。
次の相手が関西王者の関学だと思うと、不安要素満載ではあるが、若い選手が多いので、楽勝するより、むしろ苦労して勝ち上がって反省を次に活かす方が、チームの成長に繋がるかもしれない。と、ポジティブに考えることにしようw
吉田監督のチームマネージメント力に期待。

早稲田と東海大中心になるだろうと言われている大学選手権だが、早稲田に圧倒的な強さはないようだし、明治も今後の伸び次第ではノーチャンスではないと思う。
何にしても、まずは関学に勝って、久しぶりに正月2日を国立で迎えられるように。今度のお正月は、箱根駅伝とラグビーで盛り上がらせてくれい。
author:ぐっちい, category:ラグビー
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2つのお知らせ
北野貴之選手 大宮アルディージャへ移籍のお知らせ

黒崎久志 新監督 就任のお知らせ



今日は2つのモバアルメールが届いた。まず北野の移籍、そしてクロさんの監督就任という順番で。

北野のコメントを読むと、いかにも北野らしい文章だなぁと苦笑しつつ、北野的には、クラブビジョンが新潟<大宮だと受け止めたってことなんだな、ということはよく分かった。
北野がそんなことを言うようになるとは、6年前には予想もしてなかったよw

もしかしたら、新潟は資金がないことが第一に来すぎて、選手に夢や目標を提示できていないのかもしれない。
ハッタリをかましすぎてダメになった大分と同じ轍は踏みたくないから、慎重になっているのは分かる。でも、せめて選手たちには夢を語れるクラブであって欲しい。今年が躍進のシーズンだっただけに、なおさら。


クロさんは、監督としての第一歩をこのタイミングで踏み出すのは、とても苦労が絶えないだろうなと思う。
でも、ここはサポーターの出番でもある。自分たちの新しいボスとして、全力で支えなければね。

ついに新潟にも、選手としてチームでプレーした経験を持つ選手が監督になる時代が来た。新時代の幕開けとして、クロさんが監督になるというのも、運命的なものを感じてしまう。
淳さんのもとで3年間、コーチとしてインプットしてきたものを、ぜひ監督としてアウトプットしてほしい。

ヘッドコーチに就任が有力になっている森保さんと2人、同じドーハ組、同じ41歳という若いコンビで、どんなチーム作りをしてくれるのか、期待しているし、とても楽しみだ。

後は、いいGKコーチに来てもらうことと、選手の流出が最小限で済むこと、充実したピンポイント補強ができることを祈るばかり。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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さらに大雪と北野のこと
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今日も今日とて大雪で、またもや遅刻した上に、社員駐車場に雪が溜まりすぎて入れず、正面玄関前の重役用駐車場に停めていいというお許しが出て、ラッキーなんだかどうだか。

新潟市中央区で、今現在の積雪45cmということは、このあたりは悠に50cmは行ってるだろう。となると、さらに雪が多い聖籠は…55〜60cmくらい、とか?!

こうなっちゃうと、天皇杯でまだ勝ち残っていたら、どんな事態が待っていたのかと、想像するだけでも恐ろしい。
まず聖籠で練習をするのはムリ。たぶん、太平洋側のJヴィレッジあたりに疎開キャンプしに行くことになったんじゃないだろうか。

いつぞやの犬飼さんは、
「高校生だって雪の中練習してるんだから、プロだってやれるだろ」
みたいなことを言っていたけれど、どこの高校生だ、それはw
まぁ、積雪50cm以上のグラウンドで練習できると思うなら、それを試すいい機会なんで、新潟にいらっしゃいませんかw



さて。北野の大宮移籍が本決まりになり、あとは正式発表を待つだけのようである。
それにしても大宮さん。毎年「大型補強」をやってるけど、今年は特に華々しいですね。え?今度は稲本だって?
ただ、サッカーってのは足し算じゃなくて掛け算のスポーツだから。

新潟ショック…不動の守護神が大宮流出

スポーツ紙はこうやってネガティブに煽るけれど、正直なところ、北野の移籍はさほどショックではない自分がいる。北野がいなくなる寂しさよりも、北野が出ることで黒河と東口にチャンスが到来するのが、むしろ楽しみなのだ。
というより、クラブが北野をムリに引き留めなかった背景には、金銭的な問題だけでなく、北野がいなくなっても大丈夫、という目算もあるんじゃないかと、ポジティブに考えみるw

北野はお世辞にも上手いGKではないが、ハートがある。
ソリさん時代は全く出番がなく、下積みが長かったが、淳さん体制になってから使ってもらえるようになり、本当によく伸びた。
GKというポジションは、経験を積むことが何より大切なんだけれど、たった1度のチャンスを最大限に活かしてアピールしないと、次にいつ使ってもらえるか分からない難しさがある。
2006年の北野は、そのチャンスを逃さなかった。そしてチャンスを掴むだけでなく、モノにしてしまった。それが何より素晴らしい。

GKとしての能力は、セービングの反射神経や身体能力については文句なし。前に出る判断力もグッと向上した。ただ、判断スピードはまだまだ遅いと思うし、フィードは以前よりは進歩したとは言え、まだまだ難がある。GKが攻撃の基点になるフィードを蹴れないのは、チームとしては結構ツライものがあったのも事実。

でも、人間性と努力する才能は素晴らしいものを持っているので、まだ伸びる選手ではあると思う。大宮へ行ってどのくらい進化するのか、注目はしていきたいと思っている。

今、チーム一番の懸案事項は、北野の移籍よりも、ジェルソンの後任のGKコーチが誰になるかだろう。黒河と東口は北野よりも遙かにフィード能力の高いGKだし、東口は年齢的にも伸び盛り。ユースにはU-17W杯に出場した渡辺くんもいる。
若い有望選手が多いだけに、GKコーチの重要性は高い。

神田センセイはGKの補強を明言しているから、即戦力を誰か連れてくることになるんだろうけど、そこから生まれる新たな競争の中から、誰が第1GKの座を掴むのだろうか。
主力の移籍は、新しい選手の台頭を促すきっかけになると考えれば、何だかワクワクしてくるじゃないか。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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大雪
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昨日から降り続いた雪は、今朝になったら積雪27cmにまでなっていた。
新潟市内の12月の積雪量としては、この10年で最大だそうな。

朝の通勤は、あちこちで立ち往生している車や、雪に刺さって動けなくなっている車が続出していて、まさに阿鼻叫喚状態w

30分以上遅刻して出社したら、半分も来ていなかった。

雪に弱い新潟市の実態をさらけ出す結果になってしまってるけれど、こんなに平野部で積もらなくてもいいから、スキー場のある山の方に降ってあげてほしいのだがw



さて。北野のこととかもあるけど、正式発表があったときにでも何か書きましょうかね。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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