2010年03月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
RSS | ATOM | SEARCH
no title
DVC00353.jpg
仕事が終わって吹っ飛んで来たら、後半8分。

前半はどうだったか分からないけど、点が取れる気がしないね。

選手が試合をエンジョイしているように見えないのが気になる。
ひとりひとりの役割が明確じゃなくて、迷いながらやってる、という感じ。


これは時間がかかるなぁ。もっとサッカー楽しもうぜ!
author:ぐっちい, category:モブログ
comments(3), -
あなたのお名前なんてーの?
DVC00349.jpg
久しぶりに本の話。

ラグビーマガジンの最新号を買おうと入った書店で見つけたのがこれ。


「新潟県の名字」森岡浩著(新潟日報事業社)


名字を見れば、大体どこ出身の人か分かることが多いけれど(例えば、古俣さんや朝妻、浅妻さんは新潟市西区に多いとか、村山さんは魚沼系とか、私が知ってる中川さんは、ことごとく佐渡出身だったりとかw)、この本では、新潟県の名字ベスト100から、珍しい名字まで、全国順位も交えながら、そのルーツを教えてくれる。

ちなみに、私の名字は新潟県第33位で、九州に多いらしい(んですってよ、素さん)。


アルビに所属する新潟県出身選手の名字は全員ベスト100に入っていたが、「同じ名字の著名人」として、勲とゴートクが紹介されていたりする(他にもアルビ関係は何人か登場しているので、探すのも楽しいかも)。

さて、あなたの名字は何位かな?
author:ぐっちい, category:
comments(1), -
優しさだけでは生きてゆけないの(はぁと)
今日は親戚の四十九日法要があったため、否応なしの情報遮断状態。終了後に結果だけを見た。


0-2ですか。湘南に、ですか。


攻めあぐねてるうちに、一発カウンターで失点という、ウチがJ1昇格初年度に逆にやってたパターンをやられたんじゃねーの?ソリさんだし、と思っていたら、まぁ、そんな感じだったみたいだ。


わははははは。(乾笑)


しかも、現地からの情報によれば、試合後にノザとテラが新潟ゴール裏に挨拶に来て、新潟の選手に対するものより大きな声援や拍手が送られたんだとか。

うはー。湘南の昇格が決まったときに最も恐れていたことが、早速起こってしまったのだなぁ。
3年前の最終節での苦い思い出が蘇ってしまうではないか。

私も、ノザとテラに対しては格別の思いはあるが、新潟サポーターもそろそろ、「優しさの使い分け」を考えた方がいいんじゃね?と思うけれどね。



試合のことは、全く見ていないし、何も書くことはない。
ただ、もう、とにかくクロさんとどこまでハラを括れるか、という勝負になりつつあるなこれは、という気はしている。
「いい内容」でも結果が出ないというのは、クロさんにとっても選手たちにとっても、相当精神的に厳しいものがあるだろう。

開幕前に覚悟していたことではあるけれど、新人監督と若手選手両方の成長を促し続けなければならないっていうのは、サポーターにとってはやっぱりしんどいもんだぜ(ニガワラ)



でも、負ケナイ!w
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(3), -
「異物」は取り込むのか排除するのか
パラリンピックも終わったと思ったら、カーリング世界選手権をやってるし、世界フィギュアも始まっているらしい。
その一方で、センバツ高校野球やプロ野球もやっている。
冬と春がごちゃまぜになっている今の時期ならでは、という感じ。Jリーグも一応春なんだけど…(え?どこからか『サッカーは冬のスポーツだ』って言ってる声が聞こえるような気がする。気のせい?w)

次に私が見に行く予定になっているホームゲームは3月31日のナビ杯仙台戦。この季節に新潟でナイトゲームである。
過去、3月のナイトゲームで命の危険を感じるくらいに寒い思いをしたことがあるので、ちとばかりブルーなのではあるが、寒さなんかに負けねぇよ!という勢いで仕事をムリクリ終わらせて、キックオフに間に合わなくてもいいから行きたい。相手は久しぶりの仙台でもあるし。


先日、仕事の打ち合わせで初めてお会いした方とお話ししたとき、話がオリンピックのことからスノーボードの國保選手のことになった。
例の騒動の件について、感想を聞かれたのだったが…。

その騒ぎのさなかに、自分なりの意見を書こうかと思いつつ、書くタイミングを逸してしまったが、備忘録を兼ねて今さらながら書いておこう。やや極論がかっているかもしれないけれど、ご容赦を。


私の目には、國保の騒動と朝青龍の騒動がかなりの部分で重なっているように見えた。
多くの人が感じていたであろう、2人に共通する「異物感」の本質は、よく似ている気がする。

私にとっては、國保も朝青龍も“カタカナな人”。國保は「日の丸をつけた五輪選手」ではなく「Xゲーマー」、朝青龍は「国技である大相撲の横綱」ではなく「スモウレスラーのグランドチャンピオン」と考えれば、納得のいく存在だ。
日本の世論が反発した「異物感」の本当の原因は、

「オリンピックとは全く別次元にあるXゲームを、オリンピックに取り込んでしまったこと」
「日本の国技としての大相撲精神を理解できるとは限らない外国人力士を、多数スカウトしてしまったこと」

という、選手本人たちの問題よりも、IOCや日本相撲協会、つまりは取り込んだ側の問題(認識不足や準備不足)の方が大きいと感じている。
もともと相容れるのが難しいものを、お金の問題や目先の盛り上がり、注目度と引き替えに取り込んだのだから、「異物感」があって当たり前。
はなから規格外のものに対して、「日の丸」や「品格」という言葉で括ろうとしても無理な話で、どうしても彼らを取り込みたいのであれば、その「異物感」をいなすくらいの図太さが受け入れる側にも求められる、と思う。そうなれば、Xゲームをあえてオリンピック種目に入れ、外国人力士を大量雇用した意味があるかもしれない。

取り込んではみたものの、結局異物感がイヤということになったら、ただ排除されてしまうだけなのだろうか。
そんな「無菌室」みたいなところから、本当の強さは生まれないんじゃないかなぁ。異物って、結構大切なものだと思うよ。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
comments(1), -
野球を見ながら、アルビのことやら何やら
DVC00348.jpg
画像は、今日のランチ。小針小学校近くの中華料理店「かなみ屋」の四川坦々麺。
四川料理メインの店で、一品料理も充実している。麺類は珍しいメニューがあるので、ちょっと楽しめそう。この坦々麺は定番メニューだけれど、美味しかった。




この週末は、スカパー環境にないこともあって、テレビでは野球ばかり見ている。

パ・リーグと、センバツ高校野球。

たまたまBSでは、札幌ドームでのファイターズvsホークスを2日連続で生中継していたし、甲子園も楽しんでいる。
札幌ドームでは、ホークスが開幕2連勝を果たしたのだけれど、日本ハムの稲葉が打席に入ったとき、NHKのテレビカメラが「稲葉ジャンプ」の揺れを強調するために、わざわざ画面を上下に揺らしているのを見て、先日、ヴィッセル神戸がホームで実験した、振動で発電する装置を、ぜひ札幌ドームにも設置してほしいと思った。
稲葉ジャンプなら、ヴィッセルよりもいい結果が出ると思うけどなw


甲子園では、今日の第1試合で勝った和歌山の向陽高校が印象に残った。

今年の出場校が発表されたとき、かなりの割合で21世紀枠での出場を確信していた新潟高校OB数名が、

「海草中学って言われちゃ、敵わないよなぁ」
と素直に脱帽していた、21世紀枠代表。

私はかなりの甲子園オタクだったのでw、戦前の海草中学の活躍と、伝説になっている嶋清一投手(大学は先輩にあたる)の物語は、以前から読物で知っていた。

そんな超がつく伝統校へのノスタルジーが、創部100年以上も甲子園に縁がない、地方の学校よりも上に来るのは仕方がないところはあるかもしれない。
嶋さんが2008年に野球殿堂入りしたことや、新潟高校が北信越大会で初戦で負けたことも、大きく影響したと思うけれど。


それでも、向陽高校の戦いは素晴らしく、エース藤田投手のスライダーは、高校生ではトップレベルの切れ味だったし、何より、試合終了後の校歌斉唱で、ナインの満面の笑みがよかった。

話によれば、向陽の監督さんは、部員たちに海草中学時代からの栄光の歴史を語るのを躊躇したという。
それが選手たちに不必要なプレッシャーになることを恐れてのこと。

それでも、21世紀の高校生たちは、実にのびのびとプレーし、勝利を勝ち取った。
プレッシャーに打ち勝つということは、口で言うほど簡単なことではないが、それを乗り越えた選手たちは、次の試合も、どんな強豪校相手でものびのび戦ってくれるだろう。

一度、「緊張」や「プレッシャー」から解き放たれたとき、本当の力が出る。

あぁ、それって、ガンバ戦の東口くんと同じだね。
モバアルでMIP賞に選ばれてのインタビューで、あの「あわやゴールインのロングフィード」について、
「狙ってました」
なんて言ってのけるあたり、もう過度なプレッシャーから解き放たれたんだなと感じたものだ。

あ、「東口って何者や」と思ったガンバサポの方々。彼は「ガンバ大阪ジュニアユース出身」ですから。


ガンバが古巣の選手が活躍するパターンがここ数年続くガンバ戦。
逆に新潟からステップアップ移籍して行ったはずの選手が、フィットできずにプレー以外のところで醜態を曝すのを見るのは、ため息しか出てこない。
よそから出来合いの選手を大量補強する一方で、下部組織出身が芽を出しきれずに外に出されるパターンが続いているのは、少し考えどころではないですかね。


…なんて、強気になれるほど、今の新潟の状況もいいわけではない(特に個人的心配は貴章だったりする)。
気を引きしめて、湘南に勝たなくては。
author:ぐっちい, category:日々のこと
comments(0), -
Number創刊30周年、そしてガンバ戦
DVC00347.jpg
ガンバ戦の日は、モバアルのテキストライブで試合をチェックしてから、夜の飲み会のために新潟駅へと向かった。

店へ行く前に、新潟駅地下の文信堂書店で買ったのが、Number創刊30周年特別編集号「Numberが見たスポーツと世相 1980〜2010」。

Numberが山際淳司さんの名作「江夏の21球」とともに創刊されてから、もう30年経つわけだ。
この間、Numberを意識して創刊されたスポーツ総合雑誌は数あれど、そのほとんどはNumberを超えられずに消えて行った。
今だに生き残っているのは「スポルティーバ」くらいじゃないだろうか。

私自身、創刊当時からNumberを愛読してきて、スポーツの見方や考え方、主役である選手への視線の持ち方など、多く影響を受けた。中でも、山際淳司さんの作品と出会えたことは、何よりの財産になっている。

何度か投稿が掲載されて、特製スウォッチやTシャツ、テレホンカードなどを貰ったり、ささやかな原稿料を貰ったりしたっけ。ちょっとした、いい思い出。


駅前の店へ行くと、万代にあるスポーツバー「ミラン」でガンバ戦を観戦していたメンバーが、すでに揃っていた。

口々に、
「東口が凄かったんだよ」
「東口のロングフィード、あれは凄いよ。そのままゴールに入っちゃいそうなのもあったもんなぁ」
と言う。
もう、想像ばかりが膨らんで、頭がパンパンになっちゃうくらいに、みんなが東口くんのプレーについて語る語るw

その後、色々とサッカー番組を見たりしたのだけど、安田のミドルを横っ飛びで防いだシーンは見られたものの、あわやゴールインのロングフィードは、まだ見ていない。むむむ。

敵地での勝ち点1をどう捉えるかは、意見が分かれるところではあると思うけれど、それが確実に前進している結果であるなら、シーズンの1年トータルというスパンで考えれば、とても意味のある試合だったんじゃないかと推測している(なにぶんにも、見ていないのでね)。

東口くんだけでなく、ヨンチョル、ゴートク、ミカなど、若い選手の台頭が目立った試合だったと聞くし、クラブが打ち出した苦肉の若手育成路線が吉と出てくれるなら、願ってもないこと。

でも、若い選手たちにとって、何より一番欲しいのは、「内容のいい試合」よりも「目先の1勝」。
一つ勝てば、自信という財産も手に入れることができるし、若い選手がそこから得るものの大きさは計り知れない。

とにかく1試合でも早く、勝利という果実を掴みたい。
そうすれば、選手たちの成長カーブは、一気に上昇するんじゃないだろうか。
若手育成と勝利の両立という、簡単ではないテーマに取り組んでいるシーズンだからこそ、勝利にこだわっていかなければいけない。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(3), -
チャンス
新潟経営大学グラウンド

今週は仕事で新潟経営大学へ、2日間ほぼ丸一日ずつ行っていた。

経営大はとても小さな学校で、外観は大学には見えないが、その分、教員と学生との距離が近く、とてもアットホームな雰囲気。学生たちは一人一人がそれぞれに明確な目標を持ち(資格を取りたい、将来は起業したいなど)、イキイキしている。何度来ても、いい大学だなと思う。

今日は、アルビレックス新潟と新潟医療福祉大学とのタイアップ企画として昨年から始まった「ともだチケット」担当の学生さんの話を聞いた。
これは、スタジアムに高校生、大学生層が少ないので、スタジアムに一人でも多く誘導しようと、経営大の先生が企画案を出したのが始まり。昨年は思ったほど学生を集めることができなかったそうで、
「去年の反省点を生かして、今年はもっといいものにしたいです」
と、話してくれた。

そんなことをしている間に、携帯にモバアルメールが飛んできた。

前節目を負傷した黒河の全治1ヶ月という診断結果と、JAPANサッカーカレッジからアマチュア登録でGKを獲得したという2通のメール。
黒河の負傷で、トップチームのGKが東口くんひとりになってしまうという非常事態で、残るはユースの渡辺くんしかいないのだから、アマチュア登録でもGK補強に走らなければならなかったのも仕方がないところ。
黒河も、高木も、とにかく早く復活して欲しい。

しかし、東口くんにとっては、プロ2年目にしてスタメンGKのポジション奪取という、千載一遇の大チャンスを得た、ということ。
誰かの不幸が誰かのチャンスになる。プロとして、このチャンスをモノにできるかどうかが、彼の今後のプロサッカー選手としてのキャリアの大きなターニングポイントになりそうだ。

黒河の負傷のメールを見て、取材を立ち会ってくれていた経営大職員の人に、
「東口くんは当面スタメンですよ」
と言うと、
「そうですか!いやー、頑張れですよねー。テレビで見たいなぁ」
と、しみじみと嬉しさを噛みしめた答えが返ってきた。

新潟経営大学が生んだ、初めてのJリーガー。東口くんにかかる学校の期待は、ことのほか大きい。1年前に仕事で会ったときも、そのことは本人も強く自覚していた。

周囲の期待を背負いつつ、ひたすら結果を出すことだけを考えて、チャンスを掴め東口。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
一歩一歩
DVC00340.jpg
【昨日の試合結果】

J1リーグ第2節(東北電力ビッグスワンスタジアム)

アルビレックス新潟 1ー1 ジュビロ磐田

【得点者】
54分・オオシ(新潟)、78分・那須(磐田)


朝10時に白山神社の社務所に集合し、TeNYさんの取材を受けながらスタートした「古町お練り」。
オレンジのものを身につけて、Lフラッグを持ち、だからといって声を出してアピールすることはせず、あくまでもゆるゆるとした街歩き。
雰囲気としては、「ブラタモリ」風を想像していただければw

道中、神明宮で必勝祈願したり、金巻屋さんでおやつを買ったり、男性陣は案の定、百貨さかいに吸い込まれそうになったりしつつ、道行く人から声をかけられ、礎町のローソンでは店員さん全員が笑顔で出迎えてくださるなどなど、周囲の反応は概ね好意的。

思った以上に楽しかったし、反応も返ってきたので、またやりたいなぁ。次はルートを多少変えて、っていうのもいいね。


新潟駅で解散した後、オレンジガーデンで15番レプユニを受け取り、シャトルバスでスタジアムへ。
あれ?と思ったのは、バスに磐田サポらしい人が全く乗っていなかったこと。今までなら、必ず数人はサックスブルーな人がいたものだけど、全く見かけないというのは…。しかも、今日は土曜日なのに。
これは、今日は磐田ゴール裏はスカスカってことかなぁ、と思っていたら、果たして、スタジアムへ行ってみると、磐田ゴール裏は史上最小人数だった。


スタジアムでは、フードコートにスポーツバーミランが初出店していたり、ごんべえ農園さんに新メニューが出ていたり、食の充実が進んでいた。
試しに食べた、ごんべえさんの「越後ハーブ鶏の唐揚げ丼」、うまー。甘酢タレがからまった唐揚げが美味しかった。オススメ!



さて、試合。

前節から左SBがヒロシ→ゴートクに変更となった以外は、メンバーはそのままの新潟。磐田は前田遼一が復帰。あれ?加賀って、いつから背番号が2番になったんだっけw(私の脳内では、いまだに15番)

立ち上がりこそは、多少磐田にボールを回されるシーンがあったものの、勲とみっちゃん&千葉ちゃん、黒河の連携がよい。川崎戦の教訓が生きてるって感じ?
前田とイ・グノに決定的な仕事をさせない。っていうか、磐田のチームイメージが去年からほとんど変わっておらず、すっかり並のチームっぷりが板についてしまった感じがする。


いやー、川崎戦に続いて千葉ちゃんがいいね。相手を簡単に前を向かせないし、攻撃の基点になるパスやフィードが素晴らしい。
千代がいなくなったことをチャンスにして、しっかりモノにしてるだけでなく、千代に物足りなかったビルドアップの部分を進化させてる。もともと持っている力を普通に発揮してるだけ、とも言えるけど、モチベーションの高まりは今までにないレベルなんじゃないだろうか(バイスキャプテンだしね)。千葉ちゃんみたいな選手がどんどん出てくることで、チームは成長するのだ。他の若手もがんばれ。


攻撃の部分では、ただいまブレイク中のヨンチョルが、右サイドを制圧。ウッチーとのコンビネーションがかなりいい。
前節ネックになってしまった左サイドは、カワとゴートクのコンビに代わったら、カワがやりやすそうだったのが印象的だった。ゴートクはどんどん前に出てくるし、カワを追い越す動きもしてくれるから、前への積極性に物足りなさがあるヒロシより相性がいいのかもしれないね(ゴートクはミスも多かったけど、ミスを恐れずにどんどん前へ行く意識を持ち続けることで成長する選手だと思う)。
それに、カワ自身、川崎戦の失敗が身に染みているのか、攻守の切替は向上していたように見えたし、よく頑張っていた。

それでも、やはり右と左では、右サイドの安定感が際立っているので、サイド攻撃も気がつけば右偏重になりがちで、中央の生かし方も物足りない。あれでは攻撃が単調になって相手は怖くないだろうし、右と左の差をいかになくすか、中央とのバランスをよくするかが課題なんじゃないかな、と思った。
マルシオが戻ってくれば、中央ももっとうまく使えるようになるだろうし、そうなったらどんな攻撃ができるだろう?


川崎戦と比べて、攻守のバランスがよくなり、しっかりとした守備から攻撃へ、という流れがよくなっていた。
黒河のフィードを初めて公式戦で生で見たけど、素晴らしい。前線にピタッと収まるし、タッチを簡単に切ったりもしない。明らかに狙ったフィードが多い。…え?それが普通なの?w

後半のパス回しは、昔磐田に見せ付けられていたものを、逆にやってみせている感じがしたほどで、隔世の感でしみじみしてしまったのだが…。

結果的には、後半にCKからオオシのヘッドが決まって先制したものの、黒河の怪我というアクシデントがあって、急遽東口くんがリーグ戦初出場という事態になり、CKから突っ込んできた那須にニアを破られて追いつかれるという展開になってしまった。
あれは、ディフェンスの選手がもう少しケアできなかったかなぁ、という思いが強いけど、東口くんはその後も積極的な動きで臆することなく、持ち味を出していたと思う。
何より、こういった形であってもスワンデビューができたことは、今後に必ず生きてくるだろう。それは大いにポジティブ要素として考えていいんじゃないだろうか。


どう見ても勝ち点3がとれた試合だったが、やはり大切なのは「2点目」。GKのアクシデントは理由にはならないだろう。
ボールを回せても、ゴール前で得点に結び付ける形が作れなければ。
サイド偏重の攻撃、そして「最後を決めきる力」ともども、課題はまだまだあるなぁ、という感じ(小林慶行の投入がえらく早かった采配は、クロさんって意外と慎重派なのかな、と思ったり)。
マルシオがいないと全然ダメ、というわけではないのだから、もう少しなんだけどな。


少なくとも、降格するようなチームではないと思うからこそ、早く勝ち点3が欲しい。
若い選手たちも、新人監督とヘッドコーチも、勝利が何よりの栄養になるはずだから。


そんなチームの中、キャプテンイサオとみっちゃん、ウッチー、オオシ、貴章の存在は大きいな、とつくづく感じる。

ここにマルシオが戻ってきたら、どんなサッカーを見せてもらえるだろう。

全てがすんなりうまくいくとは思わないし、楽しいことよりも、苦しい思いをすることが多いかもしれないけれど、一歩一歩チームが成長する姿を見失わないように、このシーズンを駆け抜けたい。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(3), -
蹴球風見鶏


Amazonで注文して届いた、とうこくりえさんの「蹴球風見鶏」。

改めて表紙と内容を眺めているうちに、思い出したのが、この漫画。



よしだみほ著「馬なり1ハロン劇場」。


実在の競走馬を擬人化して、馬同士や騎手、調教師と本音トークするのが面白い漫画で、某競馬週刊誌に連載されていた頃は、これを読むためだけに、毎週買ってたりしてたのだがw

選手や監督、マスコットにまで本音トークをさせてるところが、ちょっと雰囲気が似てるかも。

この2作品に共通するのは、他の記事はスルーしても、この漫画だけは読むってとこかなw



やっぱり、何度見ても、去年の貴章の海外移籍騒動を描いた回は、ちょっとグッとくる。
author:ぐっちい, category:
comments(4), -
「だいし金融資料室」へ行ってみた
先週、仕事で東堀の第四銀行本店へ行って来た。
これがかなり面白かったので、少しばかりご紹介。

だいし金融資料室プレート
目的地はここ。
「だいし金融資料室」

だいし金融資料室内部
日本国内4番目の国立銀行として、明治5年に設立されて以来の歴史と伝統を誇る第四銀行。その歩みがひと目で分かる、貴重な資料がいっぱい。まさに新潟県の金融史そのもの。


だいし金融資料室資料
これが設立当初の本店の建物。写真じゃなくて日本画で描かれているところがいいですねぇw


だいし行章
第四銀行の行章の由来の紹介。柿を食べながら行章のデザインを考えていたら、ふと柿の実の断面図を見てひらめいたっていうエピソード、みなさん知ってました?


だいし通帳類
昔懐かしい預金通帳の数々。「こども銀行」なんていう通帳もあったんですねぇ(さすがにこれは覚えてない)。


だいしノベルティグッズ
面白かったのがこれ、銀行のノベルティグッズ。
一緒に行ったスタッフが、「あっ、この貯金箱、ウチにもあった!」と叫んでましたw



他にも、大判小判やら、戦前や戦争中の貴重な資料なども多数。結構穴場的スポットかもしれないので、古町に買い物にきた時にでも、ぜひ覗いてみては。
意外な発見がある…かも?
author:ぐっちい, category:日々のこと
comments(0), -