2010年04月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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神戸戦前日に「突破論。」
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買いたい本があったので、仕事が終わってからラブラ万代の紀伊國屋書店へ。

目的の本を買う前に、ふと手に取った本に、貴章の名前を見つけて思わず買ってしまった。

「突破論。〜サッカー日本代表を生んだ28の哲学」(KKベストセラーズ)

28人の選手たちが、自分にとってのターニングポイントや、「突き抜ける」ために大切にしていることを語っている。

貴章がどんな話をしているかは、実際に読んでみてくらはいw


明日の神戸戦。

アルビレックスには「突破」しなければいけない壁や殻がいくつもある。

それは、クロさんも、選手たちも、だ。


プロとして生きる矜持と意地に、私は賭けたい。
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2010-2011ラグビートップリーグ日程発表
ジャパンラグビー トップリーグ2010-2011 シーズンスケジュール

春の7人制ラグビーシーズン真っ盛りの時期に、9月開幕のラグビートップリーグ日程が発表。

いやー、今から秋の話なんて1年短すぎるw

開幕戦は9月3日、秩父宮で東芝vs三洋のいきなりの大一番。Jリーグも開幕戦に鹿島vs浦和を持って来たり、話題性のある試合を設定するのは常道である。

去年は国体の影響でトップリーグが開催されなかった新潟は、10月9日に五十公野でクボタvsサントリーがある(13時キックオフ)。


うわ。新発田にグレーガンが来ちゃうんですか。ぐは!


この日はJリーグのプチ中断期間でもあるし、五十公野は近そうで近くないけどw 当然見に行きますよ、一応サントリーファンだし。

聞いたところによると、新潟でのラグビー主要試合は新発田開催が増えるらしい。
新潟県ラグビー協会内における新発田の存在感は、年々高まる一方(熱心ですからねー)。もっと頑張れよ新潟市、と思うのだがなぁw
author:ぐっちい, category:ラグビー
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悔いを残さないために
広島戦は、勝ち点3が獲れるか獲れないかで、チームを取り巻く状況が大きく変わる可能性が大きい試合だと思っていた。

勝ち点3が獲れれば、事態が劇的に、とは言わないまでも、間違いなく好転する方向へ行く。
勝ち点1、または0の場合は、いよいよ次の展開を本気で考えなければいけなくなるなぁ、と。

結果は、追いつかれてのドロー。
負けてないからOK、というわけには簡単にはいかない、かなり重い意味を持ったドローだったと思う。
最後に守りに入ってしまったのは、勝ちから見放されている故の弱さだったのかもしれない。

確かに、試合内容は良化していた。広島の選手たちが蓄積疲労で走れなかったというエクスキューズはあったとは言っても、得点シーンでは久々に攻撃に人数を掛けられていたし、どれもレベル的には悪くないゴールだった。
何より、マルシオに今季初ゴールが生まれた。これまでマルシオのゴールがなかったことが、チームの状況の悪さを物語っていただけに、これは大きな光明。後に残るは貴章。やはりこのチームの雰囲気を変えるには貴章のゴールが必要なのだよなぁ。

ただ、シーズン当初からのクロさんの貴章の起用法を見ると、去年までの淳さんが貴章の能力を最大限に活かすことを第一に考えていたのと比べて、貴章を活かすことをあまり重視していないように感じてしまう。
なぜ不得意な左で起用し続けるのか、貴章とヨンチョルのサイドを逆にした意図は何なのか。今の使い方で貴章最大の強味である「前への推進力」が活かせるのか。そこに何か可能性を見出したからなんだろうけれど、素人目には効果の程が分からない。誰か教えてクン。
もちろん、貴章自身も決めるべきところで決められていないってことも大きいんだけれど、それは本人だけの問題じゃない気がする。

まさか、シーズン途中でいなくなる可能性がある選手を中心にしたチーム作りなんてできないってことなんだろうか…なんて、下衆の勘ぐりですねそうですね。


広島戦で勝てなかったことで、次の神戸戦で勝ち点3を獲ることが何よりも求められることになった。勝ち点1でも足りない。
この試合の結果次第では、監督交代も現実的に考えなければいけなくなるだろう。
新人監督ということを差し引いても、前任者が残した遺産にプラスアルファを積み重ねられず、今後、監督のチームマネージメントによる劇的なプラスの変化が期待出来るのか?という視点で見たとき、疑問符が付くのであれば「避けて通れない道」になる。
これがソリさんが新人監督だった頃のように、降格のないJ2にいて、じっくり腰を据えてJ1昇格を目指せた時代であれば、もっと我慢することもできたのだが…。

補強するといっても、今季1回目のJリーグ移籍ウインドーは4月2日で閉じてしまっている。2回目が開くのは7月16日だ。
中断期間のミニキャンプでチームを熟成させれば…とは言うけれど、そこまで待つ余裕はない。事態は早い決断が必要なところまで来ているのだ。クラブはどこまで考えているのだろう。
監督交代を避けるには、中断期間までの残り試合を最低2〜3勝する必要がある。そのためにも次の神戸戦をターニングポイントにしなくてはならない。

「信じる」
という言葉は大切だし、それがあったから新潟はここまでやってこれたと言っていいと思う。今でも、選手たちの「強い気持ち」を私は信じている。
「僕の中には悔しさがしっかりとある。だから大丈夫」
という貴章の言葉を信じている。
試合後のインタビューで、目に悔し涙を浮かべながら語ったマルシオの思いを信じている。

でも、重要なことに目を向けずに、お題目のように「信じる」と唱えるだけでは前進はできないのも事実。

今日、大宮が張監督の辞任を発表した。後任には「実績のある日本人監督」を起用するようだ。他のクラブは動いている。
悔いを残さないための猶予は、もうほとんどない。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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「弘法筆を選ばず」と「無頓着」は紙一重 at 川村功生サッカー講座
広島戦については、もう少し書いておきたいことがあるのだけれど、それは後日に書くとして。

広島戦当日は、まずは古町〜本町のお練りから始まり(今日になって会社の同僚に目撃されていたことが判明w)、その後はサッカー講座に参加。
お練りでは、上古町の古町糀製造所で飲んだ生姜入り糀ドリンクのホットで口の中を思い切りヤケドしたもののw、本町の人情横丁の方々から、
「今日は勝ったんですか、負けたんですかっ?!」(いや、今日はナイトゲームなんです)「アルビ、勝てないねー」「しっかり応援してきてねー」
と次から次へと声を掛けられたのであった。
スタジアムへは行かなくても、何だかんだ言って気にしてるんですよね、みなさん。


サッカー講座の今回の講師は統括エキップメントマネージャーの川村功生さん。
エキップメントマネージャーとは、早い話が「用具係」である。

海外ではどんなチームにも普通に存在しているエキップメントマネージャー(ポルトガル語ではホペイロ)だが(海外では世襲制だったりするらしい)、日本ではまだまだ確立されていない分野で、Jリーグでも専任を置いているのは、新潟を含めて10クラブほどしかない。
新潟って、専任の理学療法士を置いたり、そういうところは意外と先進的だったりするのだ。

仕事は、選手が使うシューズやレガース、ユニフォームの管理とメンテナンスだけでなく、メーカーと選手の仲立ちをして商品開発にも関わるなど(実際に商品化されたものもあるそうです)、想像以上に幅広い。

話の中心は、シューズやユニフォームに関する選手たち一人一人のこだわりについてだったのだが、アルビ選手全員の契約メーカーとスパイクの種類の一覧(本当は部外秘らしいw)と、実際にスパイクを並べ、ひとつひとつを手に取りながら、この選手はシューズのどの部分にどんなこだわりを持っているか、ということを説明してくれるのである。
これは、シューズフェチのサカヲタの方々には特に垂涎ものの講座内容だったのじゃなかろうか。

同じプロサッカー選手でも、細部にわたってこだわりがあって契約メーカーに細かい注文を出して特注している選手や、逆に「弘法筆を選ばず」タイプの選手(無頓着とも言うw)もいる。
選手のこだわりの多くは「フィッティング」で、革の伸び具合とか、ポイントの高さ、つま先のステッチの入り方、インソールにもデリケートな選手が多い、とのこと。マルシオはいつもシーズン前のスパイク選びに迷うタイプで、
「どうするんだよ、いい加減に決めろよ」
とツッコまれるまで悩むそうなw
そして、凄いのがヨンチョル。あの目にも眩しいイエローシューズは、日本では売っていないナイキのハイテク人工皮革シューズで、履けば履くほど足にピッタリなじむ逸品。さらに使用しているレガースは、F1でも使われている特別なグラスファイバー製で、なんと8万円(!)。さすが、韓国サッカー界のスーパーホープは、使ってるシューズとレガースまで違うのであるw

その一方で、天才肌で「弘法筆を選ばず」タイプwは、黒河とみっちゃん。特にみっちゃんは無頓着で、油断してると1足だけで1シーズン通しかねない。柏時代は本当に1足だけで押し通していて、新潟に来てから川村さんに「予備を作れ」と言われて、渋々(渋々てw)2足(それでも2足だけ)使っているそう。松尾のように1試合に11足もシューズを持っていく選手もいる中で、みっちゃんのシンプルさは、あまりにも「らしくて」笑える。
とは言え、川村さんにシューズの具合を聞かれても「え?壊れてないっスよ」とマイペースな答えしか返ってこない彼も、やはりこだわっているところにはこだわっていて、2度にわたって膝の大ケガをした経験から、グリップの強すぎない丸ポイントを使用している。そこは、さすがにプロですから。

今回のサッカー講座では、申し込み時に質問も受け付けていたので、
「左右サイズの違うシューズを使っている選手はアルビにどれくらいいるのか」
「シューズのキズの付き方、減り方に特徴がある選手は誰か」
という質問を書いておいたら、川村さんによれば、左右サイズの違うシューズを履いているのは、大野、オオシ、ゴートクの3人(いずれも左右で1cmくらいサイズが違う)。オオシはマリノス時代にはシューズを大きい足の方にサイズを合わせていて、サイズが合わない足には分厚いソックスを履いて調節していたが、新潟に来てからシューズを足に合わせるようにしているそうである。
キズの付き方の特徴は、マルシオはアウトサイドにキズが付きやすく、みっちゃんや千葉ちゃんのようにロングキックを多用する選手は、親指の下あたりが剥がれやすかったりするという。

ユニフォームについては、選手のこだわりが発揮されるのはサイズくらいなものだが、貴章がなぜいつも半袖なのか、ということについては、川村さんが直接本人に取材してくれたそうで、

「まとわりつくのがイヤだから」

という、実にシンプルなお答えだった由。ずっと貴章の半袖が気になっていたみなさん、分かりましたか?


とにかく川村さんがノリノリで、予定時間を軽くオーバーし、選手のシューズに触らせてくれるわ、最後は実使用ユニ争奪ジャンケン大会は開催されるわで、大盛上がりのうちに終了。

こんなに盛り上がっちゃうと、サッカー講座のネタが続くのか、非常に気になるところではあるw
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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どう立ち上がるか
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う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。


チームとして少しずつ向上しているとは言え、結果が出ないことには、選手たちに守りに入るなって言っても難しいんだろうね。

このリードを守ろうという意識が勝ちすぎて、全体が引いてしまうと、一つの小さなミスが致命傷になる。

そうなってしまうのも、突き放す追加点が奪えないことの方に問題があるんだけど。



勝ちたかったなぁ。
成功体験が必要なんだよ、このチームには。
逆転勝ちなんて、最高の良薬になったはずなのに。
凹むな千葉ちゃん、東口くん。

大切なのは、なぜ転んだかってことよりも、どう立ち上がるかってことなんだ。





ところで。次の試合はタイコなしで応援したらどうかな。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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今季初聖籠
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練習開始前、俯き加減に歩くクロさんの図。
雨と寒さのせい、だと思う。たぶんw


今日は代休を取ったので、今季初めて聖籠へ行ってみた。
試合2日前は紅白戦。紅白戦を見るのはいつ以来だろう?


雨の聖籠は肌寒いというレベルではなく、きっぱり寒い。満開の桜も長持ちしそうだ。


土曜日の試合がナイトゲームということもあってか、練習開始が15時半という時間設定。
雨がしとしと降り続く中、コーチ陣と選手達が続々とBピッチに集まって来る。

ギャラリーの目の前にゴールが設置され、キーパー練習がかぶりつき。
キーパーコーチが白井さんに代わってから初めて見るけれど、ジェルソン時代とはやり方が全然違う。
去年までは、キーパー練習はジェルソンの独擅場で、副務だった清藤くん(今年からエキップメントマネージャーになったんだよね)が助手として手伝うっていう感じだったけれど、今日はなんと、クロさんが手伝っていたのである。
フィールドプレーヤーたちがワンタッチパスのコンビネーション練習をするのを、マルセロフィジコとぽいちヘッドに任せて。

そのメニューは、ゴール前の混戦からこぼれ球を打たれる、という、よくあるシーンへの対応。
練習に参加していた4人のキーパー(東口、黒河、金井、ユースの渡辺)のうち、ゴールマウスに立つ1人以外の3人が壁役になり、白井コーチが斜め45度くらいの角度からシュートを打ち、キーパーがそのボールに対応した後、すかさず真正面からクロさんが弾丸シュートを浴びせる。しかも、壁役の3人も足を出してシュートコースを変えたり、こぼれ球を蹴り込んだりするもんだから、油断ならないんであるw

ここで、能力の高さを存分に見せつけていたのが、東口くん。
ビッグセーブとか、フィードの正確さとかが注目されてるけど、やはり彼の飛び出しの思い切りのよさ、判断は素晴らしい。
何より、キーパーとしてバランスがハイレベル。このプレーはいいけど、あのプレーはダメ、というアンバランスさが小さい。これは大きな武器。このまま順調に育てば、将来行くかもしれませんよ、A代表。


で、黙々とシュートを蹴り続け、時折2001年を彷彿とさせる弾丸シュートを決めていたクロさん。
しかし、たまに宇宙開発とかもあって、そのたびに、

「あっ、ゴメン!」

とワンオクターブ高い声で、いちいち叫んでは、物凄くがっかりしているw
いや、あなたはもうストライカーじゃなくて監督なんだから、そんなに凹まなくてもww



やがてフィールドとキーパーとで別れてやっていた練習も終わり(フィールドは、ワンタッチパスのコンビネーションを中心にやっていたようだ)、紅白戦開始。

主力組のスタートは、名古屋戦からダイゴ→ウッチー、慶行→ミカに変更。後半は貴章→オオシ。
慶行からミカに替えた意図は何なのだろうか。
どうも気になるのは、勲の相方がなかなか固定されないということ。
慶行とミカの持ち味が全く違うだけに、どちらがいいか決めかねているのかもしれないが、中盤が安定しない一番の理由はここではないかと思ったりする。これはクロさんの迷い、ということなのか。
ボランチは、そのチームの戦い方の基本を司るポジションだと思うのだが、ここをはっきりさせないとチーム全体が安定しないと思うのだけれどなぁ。どうなんだろ。

で、勲とコンビを組んだミカは、相変わらずの運動量で走り回っていたのだが、どうもマルシオ、ミシェウとの関係性があやふやな気がする。特にミシェウとの共存が気になる。
似たような動きをする2人なので、お互いの能力を相殺するようなことにならなければいいが。

紅白戦では、前半はヨンチョルの動きが目立ち、後半は動きが鈍ったヨンチョルに代わって、ミシェウが輝きだした。
できれば2人同時に輝いて欲しいんだけどw

こうやって見ると、ミシェウの動きが、他の選手ともっとシンクロしてくれば、チーム全体が向上するように思うのだけれど、シンクロまではもう一息って感じだ。他の選手たちも、ミシェウの特徴を掴みきれていないってことかもしれない。
そこを何とか、早期熟成をお願いしたいんだけれどね。

試合は、主力組が前半で2点取って勝利。マルシオとミシェウのコンビネーションが面白かった。

ただ、チーム全体の連動、という意味ではまだまだな部分が多いようなので、そこが未解消の課題ってとこだろう。


さて、広島戦。どんな試合になるんだろうか。紅白戦では、時折クロさんがゲームを止めて指導をしたり、みっちゃんが東口くんにアドバイスしたり、向上するための取り組みがそこかしこで行われていた。
そんな選手たちやコーチングスタッフの真摯さが報われる試合になってほしい。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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まだまだ勉強
最近、スポーツのトップアスリートのセカンドキャリアの案件に、仕事として少しだけ関わり始めたので、今まで以上にスポーツビジネスやスポーツマネージメントについて勉強しようという意識が高まってきた。

個人的に関心があったので買って読んできた本や雑誌、ジェブ・エンターテイメントのフットボールビジネスセミナーで勉強したことなどが、仕事で役立つかもしれない。

でも、まだまだ知りたいこと、勉強したいことなどがたくさんある。

そう考えると、新潟経営大学にはスポーツマネージメント研究で実績がある先生がいるし、公開講座が開かれてもいる(そういえば一昨年だったか、経営大でスポーツマネージメント公開講座が大々的に行われたのに参加しなかったのが、返す返すも悔やまれる。チャンスを逃しちゃいけないのは選手だけではないのだ)。
県外まで出かけて行かなくても、身近にある環境もうまく活かしたい。

新潟市内の書店で、スポーツビジネスやマネージメント関係の書籍が豊富なのはジュンク堂。久しぶりに行ってみよう。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
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3Dスポーツ
ラグビージャーナリストの村上晃一さんのブログ「ラグビー愛好日記」(携帯からの更新のため、リンクが貼れなくて何とも申し訳)に、J-SPORTSのよるラグビーアジア5ヶ国対抗ウズベキスタン戦の「日本初3D中継パブリックビューイング」の話が掲載されていた。

噂には聞いていたが、ついに3D時代がスポーツ中継にも来たか、という思い。

PV開催は5月15日、都内にて。開催場所や時間などの詳細は後日発表される由。


3D中継の試みはすでに欧州のシックスネイションズや、国内の主要試合でも専用カメラによるテスト撮影が行われているそうで、いよいよ国内で、他のスポーツに先駆けて公開されるわけだ。


究極の3Dは、現地生観戦以上のものはないのだがw、自宅に居ながらにして、スタジアムの臨場感が体験できる時代がすぐそこに来ている。

このPVが成功すれば、一気に3Dテレビの需要が高まるかもしれない。

スポーツ界にとっても家電業界にとっても、見逃せないイベントになりそう。



個人的にもすげー見に行きたいのだが、その日は結婚式出席が決まっているので(したがってホーム山形戦にも行けないのだ)、見に行った人のつぶやきに期待することにしようw
author:ぐっちい, category:ラグビー
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指導者
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今日は仕事で吉田中学校体育館へ、バドミントン講習会の取材に出かけた。

取材対象は、韓国人コーチ。
小2〜中3のジュニア選手たちへの指導を見た。


このコーチは、選手としても世界的な実績のある人で、日本語も堪能。
この人から新潟で指導を受けられること自体が幸せなことなのだけれど、練習見学を始めて間もなく、この人がいかに優れた指導者かということが伝わってきた。

選手にポイントを実演付きで少し教えるだけで、パフォーマンスが劇的に変わる。
それは見ているだけでも感動的なくらいだった。


ミスをしても一生懸命に頑張る子を全力で褒める。
左利きの子に教えるときには、自分も左で打って手本を見せる。
否定的な言葉をストレートには使わない。
「次に会う時までの宿題だよ」と、もっと上手くなろうというモチベーションを盛り上げる。

そんな指導の中、最初は引っ込み思案だった新潟の中学生も、自分から教えてほしいとアピールするようになった。


優れた指導者は、最良のモチベーター。
そんな言葉が脳裏をよぎる。


ジュニア、ジュニアユース世代でこんな指導者に出会ったら、その子はそのスポーツが大好きになるだろうな。

昼休みになっても、昼食もそこそこに、午後練習が待ちきれないかのようにシャトルを打ちはじめた子どもたちの姿が、全てを語ってくれた。
author:ぐっちい, category:その他スポーツ
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Enjoyしたかい?
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伸び放題になっていた髪をどうにかしようと、西堀に出かけた。

いつもの美容室で、
「今年のアルビは調子が出ないですねー」
なんて美容師さんと話をしながら、髪をスッキリさせてもらい、人情横丁のおそば屋さんで、店のおばさんと、
「今年はいつまでたっても暖かくならないですねー」
と世間話をしながら、玉子そばを注文。ころころとよく笑う人で、こっちまで笑顔になる。


糀小豆ドリンクを飲みながら、春祭りで賑わう白山神社を横目に、北書店に向かって歩く。

時々チェックするモバアルでは、名古屋の攻撃を凌いではカウンターを繰り出すアルビの姿が浮かび上がっていた。
千葉ちゃんと東口くんの名前ばかり出てくる。

今年の千葉ちゃんの充実ぶりは素晴らしいし、東口くんの成長は目覚ましい。
2人とも、レギュラーの移籍や負傷で巡ってきたチャンスを、見事にモノにしている。
若手の成長に期待するしかないチームで、彼らのような選手が出てくるのはありがたい限りだが、もっと他にもそういう選手が出てこなければ。

東口くんは、シュートを浴びまくり止めまくるうちに、スーパーサイヤGKになっていくんだろうなぁ。
うちのような被シュート数が多いチームは、GKが育つ環境にある、と言ってもいいのだし(ニガワラ)


そんなことを考えながら北書店に行くと、店内は土曜日ということもあって賑わっていた。
世の中を席巻している「1Q84」は置いていないのだが、あの狂騒曲とは一線を画した価値観がとても心地よくて、ついつい長居したくなる。

で、今回買ったのは2冊。

「子どものためのライフ・スタイルシリーズ 考える練習をしよう」マリリン・バーンズ著、マーサ・ウェストン絵、左京久代訳(晶文社)
「アジ紙」チャルカ(アノニマ・スタジオ)


「モノの見方、考え方」を教えてくれる子ども向けのドリル風の絵本と、世界中にある「紙」の本(ページをめくっていくうちに、本の紙質が変わっていくのが楽しい)。


お?なんだこれ?と思わず手にとってしまうような本に出会うと、その日一日がオールOKになるような気分になれるね。



そんなことをしている間にも、モバアルは刻一刻と変化する瑞穂の空気を伝えていた。

鬪莉王にセットプレーから先制点を奪われ、今日もこんな感じで負けてしまうのだろうか、と思ってしまったが、終了間際、貴章と交代で入ったオオシの同点ゴールが決まる。
喜びよりも安堵、という感情。

一番気になったのは、選手たちがEnjoyできた試合だったのか、ということだった。
今季、選手たちが試合をEnjoyしている姿を一度も見ていない気がする。だからこそ聞いてみたい。
「Enjoyできたかい?」
と。


アウェー連戦の中、勝ち点を得たことは本当に大きい。
でも、この勝ち点の本当の価値は、後になってから分かって来るものだと思う。


忘れちゃいけないのは、どんなに劇的な結末も、「リーグ戦未勝利」という現実を変えることはできないということ。ドラマに酔って問題の本質から目を逸らしてしまっては意味がなくなってしまう。

そういう意味でも、来週の広島戦は大変な試合になる。ここで勝てるか勝てないかで、アルビの進む方向が7、8割方決まってしまう可能性がある。
それくらいの覚悟が必要な試合になるだろう。

だからこそ、選手もサポーターも、心からEnjoyしよう。
そこから開けて来る未来というものが、きっとあるはずなのだ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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