2010年11月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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大手饅頭のバター焼きと仙台戦

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いろいろとイベントの多い日だったのだけれど、私は紅さん主催の「大手饅頭ふるまい会」の手伝いに行っていた。


それにしても!バター焼きにした大手饅頭の美味しさったら!
あれは和菓子の域を超えるね。
よぉし、次は家で試しちゃうぞ。


このふるまい会は基本無料なんだけれど(仙台サポさんたちにも配ったし)、トークショー企画部で自前のPAを買うためにカンパも募っていた。
多数の方々にご協力いただきました。本当にありがとうございました。フラッと顔を出してくれたえのきどいちろうさんにまでカンパしていただいて、何とも恐縮至極。感謝でございます。来年はトークショー出演よろしくお願いしますw


ふるまい会が終わってからEゲート前広場へ行ったら、すでに山古志のアルパカの展示も終わっていた。ふわふわもふもふのアルパカちゃんたちに触ってみたかったなぁ。



試合の方は、といえば、ぶっちゃけ、もっと違う展開の試合にできたはずなのに、自分で自分の首を絞めていた。あえて一言で表現するなら、そんな感じ。


全体を覆う、ちぐはぐさや連動性の少なさは、最近試合ごとに増大しているような気がするのは、考えすぎなんだろうか。
何だか、選手たちひとりひとりのベクトルが、同じ方向を見ていないのが、パスの精度の低さや連動した動きの少なさに表れているような気がした。
それにしても、サイドチェンジはできていたものの、今の新潟はオフ・ザ・ボールの動きが少ないように見える。それは連戦の疲れで足が動かないのか、そういう意識が薄れているのか、どっちなんだろう。


仙台の攻撃は、ロングボール多用で徹底していたので、対処さえ間違えなければ怖くはなかった。
でも、1つのちょっとしたミスで失点しちゃうんだよなぁ、今のチームは。
この事態を招いたのは、何もみっちゃん1人の責任ではなく、前線から中盤にかけての段階でのちょっとしたサボりが、最後尾に負担をかけてしまう、その結果だったんじゃなかろうか。


「失点は全員の責任」
と言ったときの、ノザのキッパリとした表情を思い出す。


後半、みっちゃんを下げてフミヤを入れ、3バックを敢行したのはビックリしたなぁ。
あれは、クロさんの勘ピューターが働いたのだろうかw
結果的に、フミヤの突破からアトムのゴールが生まれたのだから、采配がズバリ当たったわけだけれど。クロさんには時々驚かされることがある。いろんな意味で底知れない監督だ。


アトムの今季リーグ戦初ゴールに光明を見つけ、攻守にポスト役に走り回るオオシの奮闘に感銘を受けた試合だったのだが、一見、オフサイドに見えたアトムのゴール。
後でニュース映像を見ると、マルシオがボールに触っていない。つまり、あれはオフサイドじゃないってことでOKだよね?
やっぱり、審判ってすげーわ。

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天皇杯名古屋戦

 仕事をしながらチェックしていた瑞穂の様子。
あまりにも名古屋さんのメンツが飛車角落ちどころの話ではなかったので(千代を飛車角落ちとは言いたくないけどな)、これは勝つしかないだろうと思っていたら、こちらもマルシオと慶行さんがいないし、ちょこちょこメンバーをいじっている。
名古屋のメンバーも、いかに主力がいないとはいえ、シーズンも終盤のこの時期に、プロ選手として生き残るためにはアピールし続けなければならない選手揃いだから、必死になってかかってくるだろうと思えた。


仕事で少し目を離しているスキに、速報スコアの名古屋側にいきなり先制点が入る。うわー、何事?


それでも、時間はたっぷりあるんだから焦らず攻めれば、必ずチャンスはある。後半、交代で入ってきたアトムが、ついに同点ゴールを決めたようだった。
アトムってば、天皇杯3点目だよ。今年の「天皇杯男」はアトムってこと?w


モバアルのテキストライブを見ると、それからの試合展開は、新潟が一方的に攻め続けていた。
それでも、打てども打てども入らないゴール。


ああ、やっぱり「決め切る力」なのだよなぁ。


試合はそのまま延長になり、一方的に攻める新潟、必死に守る名古屋(特にGKの高木義成が凄かったらしい)という図式は変わらず。
ツイッターで現地組の名古屋サポの悲鳴のようなつぶやきを見ると、名古屋に足をつる選手が続出し、ピッチに戻れない選手も出て、交代枠を使い切っていたために最後は10人で戦っていたらしい。
名古屋の選手たちも必死だったのだ。サブメンバーだの、2軍だのと文句言って申し訳ない。


延長でも決着がつかず、PK戦に突入し、3人目のマサルが止められたのを知ったとき、2006年の天皇杯札幌戦を思い出していた。


あのPK戦で、貴章が失敗して新潟は負けた。
でも、貴章でダメだったんなら仕方がない、という妙に納得できてしまったのも、その後、年々存在を大きくしていった貴章の成長を考えれば、必然のことだったのかも。


もしかしたら、止められたのが高卒ルーキーのマサルだったことも、何かが始まる予兆なのかもしれない。そう考えたら、またもタイトルが獲れなかったシーズンという悔しさも、少し違った意味合いを持つような気がする。


 


……てなことを書いているうちに、どんどん悔しさが募ってきたぞ。
くそぉ。来年はぜってータイトル獲ってやる!

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チームは生き物

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11月の新潟で日曜日19時30分キックオフとは、それは観客動員数を減らすための陰謀か何かなのだろうかw


しかも相手は、残留争いにどっぷり嵌っている神戸。昼間の試合で当面のライバルであるFC東京が勝っているので、神戸としても負けるわけにはいかない。というよりむしろ、勝ち点3でなければ意味がない。
そうなると、立ち上がりから相当ガツガツくるんだろうなぁ、と思っていたら、案の定の試合展開。
とにかく、神戸のつっかけが早い。新潟はボールをまともに落ち着かせることができない。無理にパスを繋ごうとして、悪い位置でボールを奪われ、カウンターを食らう展開が頻発。ボールの奪いどころがハッキリせず、セカンドボールも拾えない。いつ点を取られるかとヒヤヒヤものの時間が続いた。
ポポのスピードも怖かったけど、ボッティの運動量が凄かった。それと、最近話題の小川くんが頑張っていた。神戸の希望の星なんだろうね、彼は。


とにかく、神戸は何か吹っ切れたようなサッカーをしていたなぁ。ボールの奪いどころが明確で、チームとしての迷いも感じられなかった。
あんなサッカーやってれば、残留争いなんかしなくてもよかったんじゃないか、とも思えるけれど、打てども入らないシュート。結局それが今の苦境に陥る原因のひとつでもあったのかもな、とも思った。
神戸のシュートが決まらない間に、新潟が少ないチャンスを活かしてマルシオが先制ゴール。結局、勝負を決めるのは「決め切る力」。サッカーってそういうものだよね。


後半に入って、少しは神戸の勢いも落ちてくるかと思いきや、やはりお尻に火がついているチームに「ドタンバ力」が加わってか、ちっとも状況が変わらない。
故障が完全に癒えていないマルシオは全般的に動きが少なく、この試合中でも傷んでいたので、途中交代はやむを得ないところだったと思う。
それでも、後半に左サイドに入ったフミヤが、積極的な仕掛けでチャンスを多く作り出していたので、もう1点欲しいところだった。そこで獲れなかったことが、結果的には終盤に追いつかれるという状況の下地になってしまった。


やっぱり「決め切る力」なのだよなぁ。


久しぶりに見た不完全燃焼なゲーム。1−1の引き分けに終わり、リーグ戦での3位以内は消えた。ACLへのチャンスは、天皇杯を残すのみ。
試合前、ゴール裏で掲げられた


「可能性がある限り、もっと上へ!行こうぜASIA!」


のダンマクは、まだまだムダにはなってない。こうなったら、水曜日の瑞穂で勝って帰ってくるしかないっしょ。少なくとも選手たちは諦めていないはずだから。
あのダンマクの手書き文字は、選手たちの心にストレートに届いただろう。



それにしても。つくづく、「チームは生き物」だと感じる。
毎年、シーズンを戦う中で刻一刻と変化していくチームを見てきたけれど、去年から今年にかけてのチームほど、それを実感したことはないかもしれない。
残り4試合、2010年のチームの着地点がどこにあるのかを、しっかり見ておかないとな、と思うのだ。


 



おまけ1
画像は、「世界糖尿病デー」を記念して、テーマカラーのブルーにライトアップされたビッグスワン。きれいでしたよ。


おまけ2
試合前、アルビオフィシャルライターの大中祐二さんのサッカー講座に参加しました。去年、淳さんが契約更新しないとクラブから通達された日のエピソードが、グッと来たなぁ。
聖籠のグラウンドで、空を見上げて、
「日が短くなったねー」
とつぶやく淳さん…。あうう。
サッカー講座終了後、大中さんとしゃべったら、ご本人にとっては講座が「ボロボロの出来」だったらしく、えらく凹んでましたw
十分面白かったから、そんなに凹まなくてもいいのに…と思うけど、人前でひとりで1時間しゃべるって大変ですよね。私は約2時間半だったけど、大半は田邊さんがしゃべってくれたので楽ちんでしたw


おまけ3
グッズショップでカレンダー2種(壁掛けと卓上)をIDで買って、docomoブースでガラポン抽選をやったら、また卓上カレンダーが当たっちゃいましたw ひとつはお知り合いのサポの方に差し上げましたけど。


おまけ4
昨日は覚悟していたほど寒くなく、防寒対策をばっちりやりすぎて逆に汗をかきましたw 
今日は氷雨で昨日より10℃も低い予報。昨日じゃなくてよかったですね。


おまけ5
ピッチ状態は土曜日の高校サッカーのときも感じましたけれど、あまりよくないですね。高校生はコロコロ転んでました。完全回復は来年の春を待たなければダメでしょうか。


おまけ6
田邊さんトークショーのDVDをようやく見終わりました。前半の冒頭はあまりにも自分がテンパってるのが見苦しいので飛ばしましたが、後半の質問コーナーは、何度見返しても面白いw 特に、
「ビジョン」
という言葉に会場が敏感に反応したのを見て、田邊さんが
「えっ、言っちゃいけなかったの?!」
と本気でビビった場面は、何度見ても笑えるんだなぁ、これがw
何とか頑張って、今週中には議事録をUPしたいと思います(と、自分を追い詰めてみるテスト)

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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選手権へ
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全国高校サッカー選手権新潟県大会決勝、新潟西vs開志学園JSC。


新潟西、22年ぶりの選手権出場!


まだ「新設校」気分が抜けないままの自分にとって、

「古豪復活」

なんて言われてしまうと、未だに違和感が抜けないのだけれど、ともかく、22年ぶりなのだ。


堀井先生にも、同級生のサッカー部だったヤツにも会った。

同級生はすっかりおじさんになっていたけれど、堀井先生は御年70歳とは思えない若々しさ。
すっかりタイムトリップしてしまった。



個人技やパスの精度などは、間違いなく開志の方が上だった。

でも、サッカーはチームスポーツ。

ひとりひとりが新潟西のサッカーを理解して、ミッションを忠実に遂行し、最後まで走り続けた西高の後輩たちに、スポーツに一番大切なことを教えてもらった。


おめでとう、新潟西高校。



さぁて、寄付金でも何でもどんとこい!w
author:ぐっちい, category:サッカー
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勝ち組、負け組

 考えてみれば、アウェイFC東京戦の記事をUPしてなかった。


いや、別に結果にがっかりして書く気をなくした、というわけじゃなくて、いろいろと思うところはあって、書きたいこともあったのに書かなかった。
気持ちがトークショーの方でイッパイイッパイで、精神的余裕がなかった。というのが正解。


あの試合、親を連れて越後湯沢へ出かけていて、モバアルのテキストライブも追えなかったので、夜になってから結果だけを見たのだった。


マルシオがPK失敗して試合終了ってのだけは、分かった。


FKの駆け引きと、PKの駆け引きの違いについて、ずっと考えていた。もちろん、サッカー経験者ではない自分に分かるはずもないのだけど。



磐田戦も、仕事中だったのでテキストを追っているヒマはなく、スコアライブだけをPCの端っこに貼り付けていた。


だから、夜のニュースで両チームのゴールシーンしか見ていないし、今季リーグ初先発だったフミヤの躍動も分からない。



アウェイに行っていない分、ホームでそのイマジネーションを膨らませている。


終盤を迎えたリーグ戦の中で、アルビレックス新潟というチームの中で、確実に進化しているものがあり、何かが変わり始めていることだけは、分かる。


それを再確認するための作業が、今週末のビッグスワンで待っている、というわけだ。


 


リーグ戦開幕前、オフに主力がごっそり抜けたことで、メディアには「負け組」と書かれたけれど、本当にそうだったのか?
そもそも、「勝ち組」「負け組」って何なんだ?
主力が移籍したから負け組なのか?大型補強をして「勝ち組」と言われても、結果が出ないチームはどうなんだ?


「新潟は負け組なんかじゃないでしょう」


という田邊伸明さんの言葉を、もう一度繰り返してみる。


少なくとも、選手たちはそんなことを微塵も考えていない。
サポーターが勝手に「負けた気」になっているだけだ。


「勝者のメンタリティー」をクロさんから教えてもらわなければいけないのは、選手よりもサポーター自身なのかもしれないなぁ、と思う2010年。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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臨時講師の1日
昨日、上越市柿崎区にある小学校で、総合学習の臨時講師をさせていただいた。

子どもたちが地元のガイドブックを作るというテーマで、どうやったら見やすく、読む人に町の魅力を伝えられる誌面になるか、ということを主に指導したのだけれど、自分が今までやってきた仕事の基本に改めて立ち返る機会にもなり、自分自身もいい勉強になった。

全校で40人足らずの小さな学校ということもあって、子どもたちは元気で素直。
学生時代の教育実習で教えた高校生とは、また違う楽しさがあって、行ってよかったと思った。

で、お楽しみの一つは何といっても給食。

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メニューは、野菜たっぷりの味噌ラーメン、もやしの中華和え、もち米肉団子、ジョア(白ぶどう)。
ちょっと味噌ラーメンの盛り付け方がきれいじゃないけど、キニシナイ!w

授業が終わってから、案内されて行ったのが、新潟県名水百選のひとつ、大出口泉水。

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クセのない軟水で、とても美味しい。たっぷりお持ち帰りさせていただいて、これで緑茶を入れたら、本当に美味しかった。まさに天水。

少し晴れたと思ったら、一気に土砂降りになったり雷が鳴ったりと、猫の目のように目まぐるしく変わる天候で、せっかくの紅葉も鮮やかさが失われてしまっていたのが残念だけれど、いい1日だった。

黒川小学校のみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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もう少しなんだよ
本日は仕事だったため、磐田戦はモバアルチェックもできず、辛うじて、スコアライブの画面をPC画面の端っこに貼付けていた。


幸先よくミシェウのPKで先制したときは、何とかなるかな、と思った。

さらに、もう大丈夫だろうと思いつつ席を離れ、打ち合わせをしている間に、いつの間にか動転に追いつかれていた。


どうも、ここ数試合連続で、試合終了直前に何かが起こるな。
喜びも悲しみも悔しさも、すべてがアディショナルタイム。

マルシオがいなければ勝てないという評価を覆すために、もう少しだったんだ。
本当にもう少し。結果さえ出れば、後は一気によくなるはずなんだけれどなぁ。



夜、日本シリーズの合間にNHK「土曜スポーツタイム」を見て、同点にされたシーンを見た。

ゴール前にはたくさんいたのに、なぜか前田遼一がフリーになっていた。


これが、天性のストライカーである前田だからなのか、新潟の選手たちがボールに気を取られすぎたせいなのか。

恐らく、どちらも正解なんだろう。

サッカーは怖い。だからこそ面白い。

でも、まだまだ夢は諦めないよ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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中華そば「江ぐち」
 昨日、久しぶりに立ち寄った北書店で、この本を見つけた。

中華そば「江ぐち」。

かつて、三鷹駅南口商店街のビルの地下にあった、小さなラーメン屋さん。
オーソドックスな醤油ラーメンが、何とも言えず美味しい店だった。

東小金井に住んでいた頃、三鷹の友人と何度か食べに行ったなぁ。
まずチャーシューをつまみに瓶ビールで乾杯して、そのあとラーメンを頼む、なんていう王道をやったこともあったっけ。

その江ぐちが閉店すると耳にしたのが、今年の1月頃の話。

もうあの醤油ラーメンが食べられないのかという、残念な思いと、当時のことが色々とよみがえってきて、またひとつ、東京時代の思い出の店がなくなってしまうことの寂しさがこみあげてきたものだった。

この本は、久住昌之さん(ほとんど、えのきどいちろうさんと同類の人ですねw)が、軽妙な文体で江ぐちのご主人と、江ぐちをめぐる人々を描いている。

さて、じっくり読むとするかな。
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ジャイアントキリングってなんやねん

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鹿島戦当日の日曜日は、ハッキリ言って朝から頭の中は田邊伸明さんのトークショーのことでイッパイイッパイで、試合のことは二の次だったんである。
どーもすんません。


まぁ、ゲストは初対面ではない田邊さんだし、しゃべりの達人でマイクいらずのデカ声である田邊さんに大半は任せておけばいいやくらいに考えていたので、前日までは割と余裕をかましていた。


だがしかし。


新潟駅の新幹線改札口で田邊さんの顔を見た瞬間、実は自分が緊張していることに気がついて、一気に現実に引き戻されたのであったw


トークショー会場へ行くまでのタクシーの中や、会場の隣のラ・ピアンタで開演時間を待ちながら、田邊さんと四方山話をしながら気を紛らわしていたのだけれど、100人もの人の前でしゃべるなんて経験は、ぶっちゃけ学生時代の教育実習以来のこと。
最初は緊張しまくっていてモタモタしてしまい、何とも申し訳。
田邊さんがしゃべってる間に緊張も解けて、その後は割といい調子だったような気がするw って、参加された皆さん、楽しんでいただけたでしょおかw


トークショーの詳細については、手元にDVDが届いたら再チェックして、後日UP予定なので、しばしお待ちのほどを。待ちきれない方は、どなたか参加された方を捕まえて話を聞き出していただきたい。


田邊さんは非常に率直に、ストレートな質問にも真摯な受け答えをしてくださった。そして、新潟が向かうべき方向を、しっかりと提示してくださったことは、サポーターにとっても、大変有意義なトークショーになったのではないかと思っている。


ノーギャラで快く出演を受けてくださった田邊さん、本当にありがとうございました。


あ、それから、お土産に差し上げた「しその実入りかんずり漬」ですが、ご飯のお供にも酒の肴にもなりますが、チャーハンに入れても美味しいですよw


 


トークショーが終わったのは、予定を大幅にオーバーしてキックオフ約1時間前。
ほとんど魂が抜けた状態でスタジアムに入り、ビールを一杯飲んでようやく復活w


そして始まった鹿島戦、両チームともベストメンバーで臨んだこの試合は、鹿島にとっては首位を独走する名古屋を追撃するためには絶対に勝ち点3を取らなければならず、新潟にとってもACL圏内を目指すためにも、やはり勝ち点3が必要だった。
そんな両チームの選手たちの気迫がプレーに溢れていた。まさに、五分と五分。


そんな中、際立っていたのが新潟の攻守の切り替えの速さで、この点で鹿島を圧倒していた。鹿島のカウンターがそれほど怖く感じなかったのは、新潟の徹底した攻守の切り替えが功を奏していたのだろうし、特に誰が、というよりも、とにかく全員が素晴らしかった。


オオシの芸術的なポストプレーとか、せっせと相手ボールをマイボールに変えてしまうミシェウさんとマルシオとか、どんなに囲まれてもボールを失わない勲とか、素晴らしいボールさばきを見せてくれたヨシユキさんとか、漢パスが冴え渡っていた千葉ちゃんとか、ラインコントローラーとしては円熟の域に達しているみっちゃんとか、素晴らしい運動量でアップダウンを繰り返すダイゴとゴートクとか、柔らかな身のこなしでハイボールを難なくさばくヒガシとか…


マルシオのゴールも、終了間際の勲の決勝ゴールも、そういったプレーのひとつひとつが結実したもの。


鹿島も、新井場はいいなーとか、本山が引っ込んでも出てくるのは野沢かよ、とか(2人が並び立てないというのも、鹿島の悩みどころかもしれないが)、小笠原はやっぱりうまいなーとか、見どころは随所にあったけれど、それを凌駕する新潟の出来のよさだった。


新潟にとっては、鹿島に対して勝つべくして勝った、今季ベストゲームと言っていい試合になった。
勲のゴール、魂が揺さぶられたよ。



ところで、あちこちで書かれていることなのだけれど、新潟が鹿島に勝った(その前には名古屋にも勝った)ことを「ジャイアントキリング」と表現しているメディアが複数あるらしい。


ただ単に順位が下のチームが上位に勝つことをそう表現するなら、次の直接対決で鹿島が名古屋に勝ったら「ジャイアントキリング」と言われるかといえば、そうじゃないだろう。
でも、ハッキリ言うけど、新潟が名古屋や鹿島に勝ったのは「ジャイアントキリング」なんかじゃないからね。
名古屋にホームで負けたのは2004年のナビ杯だけだし、去年の対鹿島は2連勝、今年もこれで1勝1分。ここ3年間で鹿島に負けたのは2008年の第4節だけなんだし。



さて、これで今季リーグ戦も残り6試合。
あくまでも上へ、ACL圏内へ。
スピードを緩めることなく、最後まで行くしかない。 

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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