2012年05月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
RSS | ATOM | SEARCH
夜の博物館で「ほこ×たて」トーク

先週の金曜日の話なのに、何だかんだで書きそびれているうちに、もう水曜日。
お蔵入りさせようかと思ったのだけれど、それも惜しいので書くことにしよっと。


25日、燕市産業史料館の夜間開館に行ってきた。
ちょうど「やかん展」を開催中で、「やかんで夜間」というダジャレでもあるらしいw


夜間開館の呼び物は、何と言っても「ほこ×たて」トークショー。
フジテレビのバラエティー番組「ほこ×たて」でユリ・ゲラーと対決し、勝利を勝ち取ったスプーン「コブラ」の制作者である、燕の洋食器メーカー・山崎金属工業工場長の山崎さんと、史料館学芸員の齋藤優介さんによるトーク。



番組収録の裏話や、洋食器職人の話など、山崎さんの話はかなり面白く(番組からオファーが来たとき、「曲がらないスプーンなんてありません」と最初は断ったっていうのには笑った)、さらには「コブラに挑戦」コーナーなんてのもあったりして、あっという間に時間が過ぎた。


これだけ内容盛りだくさんで、やかん展も見られて、それで入場料300円ってのは、どう考えても安すぎでしょ、齋藤さんw


それにしても、燕市産業史料館は何度も行ってるけど、駐車場が満車になるほど人が押し寄せてるのは初めて見た。
さすがに「ほこ×たて」効果は絶大なのであった。


この日の催しの詳細については、ぜひこちらを。↓
動画もあります。


http://www.kenoh.com/2012/05/25yakan.html





これは、館内に展示されている、「ほこ×たて」でユリ・ゲラーに勝ったスプーン「コブラ」の実物。
手前にある曲がったスプーンは、番組内でユリ・ゲラーが実際に曲げた普通のスプーンで、ちゃんとご本人の直筆サイン入りであるw
イベントの最後に、ユリ・ゲラーに画像をメールで送りたい、ということで、「展示をみんなで群がって見学している図」というヤラセ写真撮影なんてこともしたのであったw


ユリ・ゲラーさん、喜んでいただけたでしょうか?

author:ぐっちい, category:日々のこと
comments(0), -
自分たちの未来

土曜日。日立台へは行かなかったけれど、ちょうどBSスカパーで生中継があったので、リアルタイムに見ることができた、柏戦。


クロさんと西ヶ谷さんがチームを去り、上野監督代行体制になって最初の試合ということもあって、選手たちのプレーぶりが気になっていた。


テレビ画面を通してだけだから、詳しいことは分からないけれど、選手たちの積極的な姿勢、「変わろう」という強い意志が伝わってくるようだった。
チームとしての戦い方も、前からボールを奪い、人数をかけて攻めるショートカウンターという、全員の共通理解が感じられた。それが確認できただけでも、よかったなと思うのだ。


試合終了直後の監督インタビューで、上野さんがどんなことを言うのか、とても気になっていた。
穏やかな表情と口調で、
「選手たちは本当によくやってくれました」
と選手をねぎらい、
「前からボールを奪って攻撃に繋げる」
という狙いを、シンプルな言葉で語る。その口調が、学校の先生のようだなと思ったのは、育成畑が長かったせいなのだろうか。


その後、モバアルやJ's GOALにUPされた監督会見の一番最後で、上野さんが語った言葉が印象に残る。


Q:試合前は選手にどんな言葉をかけて送り出したのでしょうか。
「まず、原点なので、そこから出発しようと。セカンドボールも球際も自分たちの未来、将来がかかっているわけで、そこは激しく行こうと確認し合いました」


セカンドボールと球際に、自分たちの未来、将来がかかっている。


わずか4日間の準備期間で、チームが進むべき道を示し、選手の迷いを消すことに専念した上野さんという指導者の力量の一端を、垣間見たような思いがする言葉。
クラブが上野さんを新監督への繋ぎとするのか(上野さん自身は、繋ぎの意識を言葉の中に明確に出していたが)、そのまま上野体制で行くのかは分からないが、少なくとも選手たちのコメントを見ると、上野さんへの信頼感がすでに芽生えているようだ。
いずれの道を選ぶにしても、フロントのスピード感ある決断をお願いしたい。



ところで、この試合を最後にJ2熊本へレンタル移籍する北嶋秀朗のお別れセレモニーが、試合後のピッチで行われて、テレビでもその映像が流れた。


ミスターレイソルと言われた北嶋も、今年で34歳。


今シーズン、ネルシーニョ監督の構想から外れたことから、出場機会を求めての移籍、ということのようで、ふと、2005年夏に新潟から横浜FCへレンタル移籍していった素さんのことを思い出した。
あのときの素さんも、ベンチから外れるということはほとんどなかったものの、ベンチスタートがずっと続いていて、出場機会を求めての移籍だった。
その後の素さんがそうだったように、北嶋も、選手として柏に戻ってくることはもうないかもしれない。サポーターとしても、それを薄々感じ取っての「さよならセレモニー」だったんだろうなぁ、と推察する。


ちょうどリーグ戦が中断期間に入るタイミングということもあっただろうけれど、このような別れ方ができる選手とサポーターは滅多にいない。
愛されたままチームを去り、次のチャレンジへと進んでいける北嶋という選手は、つくづく幸せ者だと思うし、きっと新天地の熊本でも、「らしさ」を発揮していくに違いない。
同年代で全治8ヶ月の大ケガを負ってしまったウッチーのことも踏まえて、よそ様の選手のことながら、いろいろと感じるところの多いセレモニーなのだった。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(1), -
ポジティブな空気を

変わるということは、痛みを伴うことが多いものだけれど、変わることで、前に進むエネルギーが生まれるのなら、変わることを恐れてはいけません。
ここ数日の出来事は、それを改めて教えてくれるものでした。


新監督がいつ決まるか、誰になるかは分からないけれど、まずこの状況を任せられる人材として監督代行になった、ユースの上野展裕監督。
S級ライセンス保持者であるだけでなく、チームがガタガタになっていたツエーゲン金沢を立て直して、JFL昇格に導いた実績も評価されての人事かな、と感じています。

それ以前は、広島や京都で育成をやり、京都では美濃部直彦監督の下でヘッドコーチも務めていたので、今、このような苦しい状況にチームが陥ったときどうするか、ずっと考えてきた人なんだと思います。
(もしかして、新監督候補は美濃部さんだったりして。いや、ここは妄想ですけれど)


まず必要なのは、チームを立て直して、もともと高いポテンシャルを持っている選手たちが、能力を発揮できる道筋を作ることなのでしょうが、私たちにできる最大のことは、その手助けになるようなポジティブな空気を作り出す、これじゃないかな。


シーズン終了時に「もっとああすればよかった」と悔やまないように。
残りのシーズン、ピッチに立つことが叶わないウッチーのためにも、新潟らしさを取り戻す闘いを始めたいと思います。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
新潟の底力を

黒崎久志監督、西ヶ谷隆之ヘッドコーチ 辞任のお知らせ


磐田戦の試合後、スタンドへ挨拶に行く選手たちの後ろに、クロさんの姿があるのに気づいた。
試合後にクロさんが選手たちと一緒に挨拶に出てくるなんてことは、少なくとも私の記憶の中にはない。


あぁ、クロさん、辞めるのかな。


その姿を見て、漠然とそんなことを考えていた。


翌日のスポーツ紙には、クロさんが記者会見の場で目頭を押さえるシーンがあった、と書かれていた。
前徳島監督の美濃部直彦さんは、
「監督はどんなに苦しくて、家に戻ったら泣くようなことがあっても、それをコーチやスタッフの前で見せちゃ絶対ダメなんです」
と言っていたのを思い出す。
試合後の挨拶回りと、会見での涙。気持ちの上でも限界だったのかもしれない。



クロさんが選手として新潟に移籍してきたとき、まさか新潟に来てくれるとは思っていなかったから、本当にビックリした。
そして、そのプロフェッショナルなプレーや立ち居振る舞いは、まだプロチームとして未熟だった新潟の大きな財産になったことは間違いない。


2007年に、コーチとして新潟に戻ってきてくれたのも、本当に嬉しかった。
新潟にずっと愛着を持ち続けていてくれたこと、ご家族も一緒に新潟に行きたがっていたという話も、嬉しいものだった。


ただ、淳さんの後任監督がクロさんに決まったときは、えっ、大丈夫なの?と不安が先立ったのは確か。
「選手だけでなく指導者も育てる」
というクラブの方針は、一抹どころではない不安要素になっていた。


それでも、クロさんは頑張ってくれたと思うし、選手たちも
「クロさんを男にしよう」
と、一つにまとまっていた。それが去年までの新潟の強みだったんじゃないかと思っている。
それが、徐々に選手起用や戦い方に一貫性がなくなり、試合後コメントのクロさんと選手の温度差も目立ち始めていた。
求心力の強さが一番の強みだった監督に、それが失われつつあったのは、一体どこに原因があったのだろう。


「コーチ」という言葉の語源は「四輪馬車」。
「目的地に運ぶ、連れて行く」ということから、指導者を意味する言葉に派生したと聞いたことがある。
チームや選手に行くべき道を示し、到達するべき目標に連れて行くのが指導者の仕事。
それができなくなってしまったら辞めるしかないのは、厳しいけれど宿命なのだろうし、その覚悟を持ってずっと仕事をしてきたクロさんには、感謝もしているし、どこかで必ず成功して欲しいとも思う。



それにしても。
今朝の新潟日報の記事に、田村社長のコメントが出ていたけれど、
「選手との話し合いを経て判断する」
というのは、どういうことか。
まるで選手が辞めさせたような印象を与えてしまうではないか。そのようなことを社長が軽々しくマスコミにしゃべってしまっていいのだろうか。
フロントが責任を持って監督交代に踏み切ったという姿勢を見せないのは、クロさんにとっても、選手たちにとっても不本意極まりないことではないかと思う。


今は、フロントには新監督人事をとにかく早く決めて、選手たちがサッカーに打ち込める、力を出せる環境を一日でも早く作ってほしいが、自分たちの責任の所在については忘れてもらいたくない。



そして、サポーターに今できることは、とにかくスタジアムに足を運んで、選手たちを応援し続けることしかない。
これは、誰が監督になろうと、特に変わることではないしね。
アウェイに行くのは厳しいけれど、ホームではきちんと見届けたい。


シーズン途中の監督交代という、クラブ史上初の事態に直面して、色々な意味で試されてる気がするけれど、見せましょう、新潟の底力を。選手たちと一緒に。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
今、何をしたらよいのか
今日の磐田戦を見て、これからまだ強くなれるとか、そんな段階では最早ないことは、大半の人は思っただろう。

監督を替えなければ、どうにもならない。

選手がかわいそうだ。

西ヶ谷さんが中継ぎするにしても、次の候補は絞ってるよね?

それくらいの準備はしていてほしい。

お願いします。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(3), -
気が休まらない
昨日の浦和戦は、我が家のスカパー!契約では生中継で見られなかったので、モバアルのテキストライブでチェック(録画放送は火曜日までのガマン)。
試合映像はJリーグタイムで見た(マッチデーJリーグは見逃したw)。

前半の早い時間帯にマルシオに先制されたところを、前半のうちに追いついたのはよかったし、後半もチャンスは作れていたようだから、前節からかなり改善できていたらしいのはプラス材料かな。

セイヤがよかったというのもありがたい。
どんどん、セイヤのような自分から仕掛けられる選手が出てきて欲しいし、こぼれ球を押し込むゴールよりも(それ自体を否定する気はないが)、相手を崩したゴールシーンが見たい。
偶然ではなく、必然のゴール、必然の勝利を。

それにしても、相変わらず選手交替に関するクロさんのコメントは、よく分からない。

菊ちゃん→ミカの交替について、
「マークがルーズになっていたので」
って?

マークがルーズになっているなら、直接伝えて修正すればいいのに、いきなり選手交替とは。
菊ちゃんほどの戦術眼のある選手を、そんな理由で簡単に替えられるものなのか。
他にも何かあるんじゃないかと心配になってしまう。
今は何とかなっても、今後に影響を及ぼすのは怖い。

本来なら、アウェイでの勝ち点1にホッと胸をなで下ろすところなのに、ちっとも気が休まらない(ニガワラ)
取り越し苦労で済めばいいんだけど。

あー、スカッと勝ちたいねー!
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(2), -
マルセロさん
2010シーズンのフィジコだったマルセロさんが、亡くなったそうです。

恐らく、クロさんの強い要望だったのでしょうが、鹿島や川崎で実績があったマルセロさんが新潟に来るというのほ、大きな出来事だったと思いますし、クロさんが長いサッカー人生の中で築き上げてきた人脈の奥深さを感じさせることでした。

マルセロさんが急性骨髄性白血病を発症したというニュースは、まだ春の出来事でした。

治療と療養のためにブラジルに帰るということになり、チャリティーTシャツを選手全員が身につけてサポーターに挨拶したのは、ホーム山形戦だったでしょうか。

その日、所用のためスタジアムに行かなかった私は、その様子を後日知ったのでした。

マルセロさんの闘病生活がどのようなものだったかはわかりません。

でも、我が子のようにかわいい選手たちのもとへ、戻りたかったはずなのです。

あまたいる教え子の記憶中には、新潟の選手たちの顔もあったでしょうし、彼らを中途半端なまま手放さなければならなかったことに対する悔いは、さぞかし大きかっただろうなと思うのです。

マルセロさんとは、一つしか年が違わず、程度に差があるとはいえ、ガンを患った者のひとりとして。

生きることの意味を、生きるためのモチベーションを探し続けていた闘病生活だったのだろうな、と推測するにつけ。

幸い程度が軽く、生かされている自分がやるべきことは何かを、否応なしに考えさせられるのです。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
夕暮れに誓う



久々のナイトゲーム。
昼間はあれだけ吹き荒れていた風が、夕暮れ時にはすっかり止み、美しい夕焼けがビッグスワンを包み込んでいた。


トリプルヘッダーの予定だったけれど、ユースのプリンスリーグ遊学館高校戦は悪天候のため中止になり、なでしこリーグのvs浦和レディースと、J1のvsFC東京のダブルヘッダーということになった。
アルビレディースは、2人のストライカーが揃って今季絶望の大ケガを負い、さらにはB型インフルエンザで大黒柱のメグを含めた数選手が離脱という、飛車角落ちを遥かに超えた逆境状態。
それで浦和レディースを相手にするのは厳しすぎるなぁと思ったが、それでもよく頑張っていた。0-1の敗戦だったけれど。
JFAアカデミー福島出身の若林美里っていい選手だね。ルーキーとは思えない、堂々としたプレーっぷりだった。これから注目してみよう。



FC東京戦。


選手個々の差はそんなに感じたわけではなかったけれど、チーム力としての差は歴然としていた。
前半はまだ試合になっていたけれどね。
後半、先制された直後までは、まだ追いつけるつもりでいたのだ。
それが、アトム→貴章、ウッチー→ムラという、右サイド総とっかえの交替カードが切られてから、一気にチームがバランスを崩してしまった気がした。
さらにミシェウ→平井というカードが切られたことで、パスの出し手を複数失ったチームは、とてもチャンスメークどころではなくなってしまった。


先制されて、点を獲らなければならなくなったら、即FW投入?
う〜〜〜ん。


なんて言うか、クロさんのサッカーって、組み合わせじゃなくて足し算なんだよね。
1+1=2という答えが単純に出るスポーツならいいけど、サッカーって、組み合わせ方によっては1+1が3にも4にもなったりもするし、逆に0にもなってしまうこともあるんじゃないだろうか。


試合後、モバアルに出ていた監督と選手のコメントを見て、ショックだった。


【監督コメント】
「ミスを減らしていかなければリーグで勝っていくことは難しいですし、今の現状では2点、3点と獲れるのは難しいです。粘り強く闘って、同点、またその次とつないでいければ可能性はあったと思います。今日は2失点目が大きかったと思います」


【平井将生】
「前に行こうというみんなの意識が、もっと必要だと思う。リスクを冒さないと点は獲れない」


【内田潤】
「プレーしている自分たちも新潟らしさというものを感じられなかった。サポーターの反応をチームとして、個人として真摯に受け止めて、新潟のサッカーがどういうものなのか、全員で考えなければならない」


【菊地直哉】
うちは狙った形ではなく、偶然つながるような攻撃が多いので、そこは練習から形を作らないといけない。相手とは攻撃の精度が全然違うし、全体が連動して意図的な攻撃が多くあったのでそこは見習わなければならない。日頃のトレーニングの成果があると思う。今日はその差が出たゲームだった」



クロさんは敗因に「ミス」を挙げているけれど、平井もウッチーもキクちゃんも、もっと根深い問題を口にしている。選手たちの言葉から伝わってくるのは、共通した「危機感」だ。
クロさんの言葉からは、問題の本質から遠ざかったものしか感じられない。
このギャップは何なんだろう。


クロさんが、チームにある根深い問題に気づいてないはずはないだろう。
ただ、監督として、それを公式コメントとして残すことを避けているだけなのだろうか。そうであってほしいが。


今のチームを見ていると、ことさら失点しないことにばかり神経をすり減らしているようで、攻撃への仕掛けがあまりにも少ない。
前半に見せた、アトムのポスト直撃シュートのような、自分から勝負に行く姿勢を、早く取り戻してほしい。
それがあってこその「新潟らしさ」なんじゃないだろうか。



試合後、Sスタンドへと挨拶へ行く選手たちの先頭に立って、キクちゃんが歩いて行くのが見えた。
どこか決然としたものを感じさせる、力強さを感じさせる足取り。


そうだよ、まだやれることはいっぱいあるんだ。


それぞれの立場で。


今ならまだ、間に合う。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
広島戦で手に入れたもの
http://www.jsgoal.jp/photo/00094000/00094016.html

ついに決勝ゴールを決め、念願のマクドナルドのクッションをゲットしてご満悦の図w
欲しがってたもんねー。

広島ビッグアーチで手にしたものは、クッションだけじゃない。
勝利という名の自信の芽も、確かにあったはずだ。


ロペスが出場停止で、貴章とミシェウさんの2トップというか、実質貴章の1トップのような形でスタートした試合。
点を取るためには、前線だけでなく、ボランチも攻撃参加してくるシーンをどれだけ作れるかも重要だということを、改めて実感したゴールだったなぁ。

ゴールシーンの少し前から、菊ちゃんの前線へのフリーランニングが増えてきていた。
これは、ハーフタイムでの打ち合わせ通りだったのかもしれないし、平井が入ってから、いいポストプレーの場面があって、上がってこれる時間やスペースを作れるようになっていたからかもしれない。

いずれにしても、確かな「ゲームを読む目」があればこそ。
勲のパスやウッチーのクロスも、よかったよね。

ヒガシも素晴らしかったし、佐藤寿人らに仕事をさせなかった大輔とイシも、ミキッチに負けなかったジンスも、よく頑張っていた。

少しずつだけど、持ち味が出せるようになってきた平井にも、可能性を感じることができた。
終盤、守りを固めるチームメートをよそに、ひとりだけ点を取る気マンマンだったよねw
あれはもう、平井らしさなんだから、失わせちゃいけない部分じゃないかな。
もうちょっとだよ。仲間や自分自身を信じてやっていけば、きっと大丈夫。

点を取るためには、守備がもっと攻撃の起点になっていかなければならないだろうし、まだまだ課題の多いチームだけど、全てはひとつひとつの積み重ね。
もっと出来るメンバーが揃っているんだから、やるしかないよね。


ところで、考えてみれぱ、まだ私は勝ち試合を見てないのだ。
明後日、勝ちましょう、ホームで。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
古本市に出す本


6月10日に学校町通りで今年も「一箱古本市in現代市(いまいち)」が開催されるので、「ぐっちい書房」を出店することにした。

去年も一箱古本市に出たことはあるのだけど、オギノ通り祭りの方だったので、現代市は初参加。
やることは同じなんだけれどね。

で、今回もスポーツ本メインで、他のジャンルも混ぜていこうかなと計画中。
セレクトも、前回は惜しくて出さなかったものを、思い切って放出しようかと思っている。

写真は、ほんの一部。(スマホでアップすると、なぜ画像が寝るんだろうw)

山際淳司の2冊は、亡くなってから相次いで出版されたもので、特に「海と風の冒険」は、ほぼ絶筆に近い。

「1998ホームランの夏」は、マグワイアとソーサがホームラン王争いをしたひと夏の出来事を、野球ファンの視点から描いたノンフィクション。
その後、マグワイアのドーピング問題が明るみに出て、歴史に封印された感があるシーズンだけれど、ホームランに胸をときめかすファンの心理がよく書けている。

「サッカー批評31号」は、ドイツW杯前に出たもので、ほぼ丸ごと一冊ソリさんの本。
新潟の監督を勇退したばかりの頃で、解説者としてノビノビとしゃべりまくりなのが微笑ましいw
えのきどいちろうさんとの対談が面白い。

古本市まで、まだ日があるので、じっくり本選びをしよう。

皆さんもぜひ、遊びに来てください…ていうか、出店しません?
楽しいですよ!
author:ぐっちい, category:
comments(0), -