2012年07月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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ロンドンもだけどアルビもね

ロンドン五輪開幕以来、大方の予想通り寝不足の毎日に突入中である。
開会式で一番盛り上がったのは、実はMr.ビーンが登場したときだったなんてナイショだけどw


あんなに期待されてなかった男子サッカーが、スペインに続きモロッコにも勝って、早々にグループリーグ突破決定。
五輪予選やトゥーロンで、連携や共通意識の徹底不足を露呈していたチームが、見事、本番に合わせてきたのが素晴らしい。吉田麻也と徳永を見ていると、OA枠って大事だなぁ、とつくづく思ってしまう。
あの2人がチームに与えている影響力って、相当なレベルなのだろうなぁ。
マヤヤからいい影響を受けて、大輔がどれくらいスケールアップして新潟に戻ってくるかが、今から楽しみで楽しみで。


あ、モロッコ戦のあの大輔のヘッド、ゴールに入ってたように見えたんだけどね。入ってたんじゃないの?入ってたって言ってほしかったのになw
あれが認められてたら、一気に大輔もワールドクラスだったなぁw


次のホンジュラス戦で引き分け以上で予選グループ1位通過が決まるらしい。メダルを目指すためにも、ぜひ1位通過でよろしくお願いします。


 


五輪ネタはほどほどにして、やはりメインテーマはアルビのFC東京戦である。
とは言っても、私はスカパーの「マッチデーJリーグ」でダイジェスト映像しか見ていないので(J-SPORTSでの録画放送は明日なのだ)、詳しいことは分からない。
でも、浦和戦で感じた手応えが、ハッキリと結果として顕れた試合として、今シーズンの分岐点になるかもしれないな、という印象を持っている。
降格圏を脱出したという単純な意味だけではなく。


主にゴールシーンを見たけれど、ミカの先制ゴールも、アランの追加点も、その少し前のプレーから意図が感じられ、選手同士が感じ合って必然的にゴールに結びついた、というイメージ。
チームとして規律ある戦術と、個々の役割が明確になるだけで、チームはこれだけ変わる、ということか。


「マッチデーJリーグ」でも、解説の柱谷幸一さんが、


「メンバーがほとんど替わっていないのに、監督が替わったとたん勝ち出しているというのは、柳下監督がチームにどんな影響を与えているのか、気になりますね」


と言っていたけれど、本当に気になるw それが一番分かるのは、平日の練習を見ることなんだろうけどね。
やんつーさん就任以降(その前の、上野さんからすでに兆しはあった)の新潟の変化は、私たちサポーターが感じているだけでなく、外から見ても分かりやすいんだろう。
他の下位チームが夏の補強に走る中、新潟に補強の動きがないのは、神田先生ややんつーさんが、今いるメンバーをレベルアップさせることが、一番の補強だと思っているからなんじゃないか。それだけ、選手たちのポテンシャルを信じているということなんじゃないか、と感じているのだが、どうなんだろうか。


もちろん、やんつーさんが試合後の会見で話したように、今は降格圏を一時的に脱出できたというだけで、12月第1土曜日の試合終了の瞬間に、新潟がJ1にいるという結末にならなければ意味がない。
ここからスタートするつもりで、1試合1試合を大切に戦っていかないとね。



ところで、ダイジェスト映像でエジの後頭部が映ったとき、その10円ハゲ(大きさからすると500円玉くらい?)に目が釘付けになってしまったw
新潟にいた頃のエジに10円ハゲができたことなんてなかったと思うけれど、浦和時代にもできたことがあって、カタールでまた作って帰ってきた、ということらしい。


そりゃあねぇ、新潟ではエジ中心のチームだったし、サポーターは優しいし、チームメートの誕生日では、卵と小麦粉持ってはしゃいでたしwストレスはあまり感じてなかったでしょうけどね。
そうか、浦和とカタールは、そんなに辛かったのか…。だからといって「新潟に戻っておいで」なんて言う気はないけどw
東京ではハゲが治るように、頑張れよ、エジw

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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歴史を塗り替える



昨夜は当然のことながら、ロンドン五輪男子サッカーのスペイン戦を見ていた。


NHKの放送開始が22時、キックオフが22時45分っていうのは、ヨーロッパでの大会の割には見やすい時間帯でうれしい。
考えてみればウィンブルドンの決勝もそれくらいの時間だったもんね。
なるべく、この放送枠でお願いしますw


国歌演奏で、大輔の顔が大写しになったときは、さすがに感動した。
アルビレックス新潟所属の選手が、スタメンとして五輪の舞台に立ったという歴史的な瞬間。
さらに、後半、酒井宏樹のケガによる交替という形ではあったけれど、ゴートクが五輪のピッチに立てたこともよかった。
生まれはニューヨークだけど、幼少の頃から三条で育ち、三条の町クラブとアルビユースで鍛えられてきた根っからの「新潟の子」が、五輪出場を果たしたことは、何より子どもの頃からゴートクを指導してきた人たちにとって、本当に嬉しいことだったろう。
どうしても私は、サッカー講座で元アルビ育成部長の若杉さんが、
「ゴートクはね、ウエンツに似てるんですよ。ふふふふ」
と、親バカ風に相好を崩したのを思い出してしまうのだがw


ところで、三条でのパブリックビューイングの様子が今朝のNHKで出たのだが、インタビューを受けているゴートクのお父さんを見て、酒井兄弟がドイツ人のお母さんの血をいかに色濃く受け継いでいるか、ということを思い知ったのだった。
でも、いかにも息子たちに、お寺の子みたいな、一発では正しく読めない名前を付けそうなお父さんだな、とは思ったけれどw


試合は、日本の積極的な前からのプレスと、徹底したカウンター戦法がスペインを慌てさせたこと、特に前から徹底的にボールを追い回し、カウンターでもスピードを遺憾なく発揮した永井は、実質的なMVPだったんじゃないだろうか。
スペインが退場者を出したのも、永井のスピードの脅威に負けたから、でもあったし。
決定的なシュートが決められればパーフェクトだっただろうけど、それは次の試合で、ぜひ。


吉田麻也、徳永のOA枠2人の存在感も凄かったし、大輔も出足のいいディフェンスが目立った。浦和戦のときも感じたけれど、大輔って、一皮むけた感じがするんだよなぁ。



優勝候補のスペインにいきなり勝ったことで、アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」にちなんで、「グラスゴーの奇跡」という言葉が登場しているようだけれど、五輪はまだまだ始まったばかり(何しろ、開会式だってまだやってないのだ)。
アトランタのときは、ブラジルに勝った後、ナイジェリアに0-2で負け、ハンガリーに3-2で勝ったものの、得失点差で決勝トーナメントに行けなかった。
予選リーグの残り試合を全勝して、予選1位で決勝トーナメントに出て、ようやくスペイン戦の意味が本物になってくる。


なでしこも、男子も、どんな大きな世界の舞台でも、臆することなく普通に闘える、この凄さ。
今の男子U-23世代は、U-20W杯にも出ていない「谷間の世代」と言われ続けてきた選手たちだ。
五輪予選でも評価がそれほど上がらなかった彼らが、ロンドン五輪本番で輝く。そんなストーリーが楽しめたら最高だな。

author:ぐっちい, category:オリンピック
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その背中を追いかけて

以前、サカマガにフォトエッセイの連載を持っていた、フォトグラファーの近藤篤さんの写真と文章が好きで、ご本人のブログを時々チェックさせていただいている。
月1回程度の更新頻度なのだけれど、更新されているのを発見すると嬉しくなってしまう。


一番新しい日記は、震災以降、近藤さんが特に関わっている岩手県の大槌FCという少年サッカーチームの話が中心。
それと並行して、近藤さんの甥っ子が足を骨折したエピソードも出てくる。
震災の痛手がまだまだ長引く中で、サッカーのある日常を取り戻そうとしている少年たちの姿と、近藤さんが甥っ子に掛ける言葉がとてもいい。
思いやりと情熱を持った大人たちに導かれて、彼らがいつまでもサッカーのそばから離れずにいてくれたらいいな、と思うのだ。



この日記を読んでいて、ふと思い出したのは、6年前に仕事で訪ねた中条サッカー少年団の子どもたちのこと。
言わずとしれた、本間勲選手の後輩たちだ。


お話を伺ったコーチは、


「子どもたちにとって、勲の存在は大きいんですよ。やっぱり、Jリーガーになった先輩がいるっていうのは、励みになりますよね」


とおっしゃっていた。


あれから6年経ち、当時6年生だった子は今年高校3年生になっているはずだ。
それぞれが中学生や高校生になり、今でもサッカーを続けているだろうか。
2人いた女の子たちは、なでしこを目指しているだろうか。


当時、憧れのヒーローだった勲は、今や「ミスターアルビレックス」として不動の存在になった。
今でも、あの子たちは勲の後ろ姿を追いかけているだろうか。



ロンドン五輪でなでしこが初戦を勝ち、マンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司が移籍後初ゴールを決め、今夜は男子五輪代表がスペインと闘う日に、そんなことを思い出したのだ。

author:ぐっちい, category:サッカー
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イチローも気になるけれど、ムネリンも気になるのだ

昨日の朝は、7時半過ぎに突然テレビ画面に現れた「イチロー、ヤンキースへトレード」というニュース速報にビックリさせられたという人も多かったんじゃないだろうか。


しかも、その日のセーフコフィールドでのマリナーズ戦で、いきなり8番ライトで先発。
初先発が古巣戦で、しかも11年半プレーしたスタジアムで、大半をマリナーズファンが占める中で闘う。
そして、ヤンキースの先発投手が黒田である。
どこまで舞台装置を揃えたら気が済むのか、と言いたくなるくらいのドラマチックな展開。


そんな舞台で、マリナーズファンからスタンディングオベーションで迎えられ、移籍後初打席初ヒット、盗塁まで決めてしまうところが、さすがにイチロー。
この人は、とことんスター選手なのだなぁと思った。


トレードが発表された数時間後、ニューヨークではなくシアトルでの試合での出場という超スピード感は、日本ではなかなか体験できないもの。
やっぱりあれですかね、ヤンキースはイチローの新しいユニフォームを持ってシアトルに遠征してきて、現地で手渡しして慌ただしくポートレート撮影とかもやったんですかね。


一連の流れを見ていると、いかにこのトレード話が水面下で急ピッチに進んでいたかが窺い知れる。
話によれば、オールスターゲームの頃にはすでに話が持ち上がっていたとか。
つまり、私たちがダルビッシュがオールスターで投げるかどうかで盛り上がっていた頃、イチローはトレード話で揺れていた、というわけだ。


それでも、セーフコフィールドでのマリナーズファンのスタンディングオベーションに、丁寧におじぎをするイチローの姿は感動的だった。
イチローがなぜ、この時期に突然の移籍を決めたのかを、マリナーズファンは理解している。


「マリナーズを捨てて、ヤンキースへ行くのか」


というネガティブな捉え方をするファンも、中にはいるのかもしれないけれど、少なくともそれは表には聞こえてこない。聞こえてくるのは、イチローの移籍を悲しみつつも、新たな飛躍を応援したいという思いが大半だ。
この11年半という年月の中で築かれた、イチローとファンとの信頼関係は、それだけ深くて強い、ということだったんだろう。成績が上がらないチームの中で、孤軍奮闘してきたイチローのことを、ファンはちゃんと見てきたのだ。
移籍から10年経っても、未だにマリナーズファンからブーイングを浴びるAロッドのような選手もいるのだから、本当に「信頼関係の築き方」や「出て行き方」は大切、というのは、なにもMLBだけの話じゃない。



ところで、今回のイチローの移籍で、どうしても気になってしまうのがムネリンのこと。
イチローを追いかけてマリナーズに入ったばかりだというのに、イチローがいなくなってしまったことを、どう受け止めているのだろうなぁ。まさか、
「イチローさんと一緒にやりたいから、ヤンキースにトレードに出してくれ」
なんて、マリナーズのオーナーに直談判でもしてたりして…と思っていたら、こんなことを話していたようである。


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/mlb/headlines/20120725-00000063-jij-spo.html


たぶん、イチローと離れたこれからが、本当のメジャー挑戦の始まりなんだと思うよ、ムネリン。

author:ぐっちい, category:野球
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水と土の芸術祭開幕

先週の土曜、7月14日から、新潟市内各地で「水と土の芸術祭2012」が開幕。
前回の2009年同様、公式パスポートはスタンプラリー仕様になっているので、今年もアート鑑賞とスタンプ集めの楽しみを満喫しようと思っているところ。


というわけで、浦和戦の翌日、日曜日に早速行ってみた。
まずは、わが家から徒歩10分の小針浜へ。2009年のときは、小針浜ではアートの展示がなかったのよね。


小針浜の「なぎさのふれあい広場」周辺に2作品が展示されている。


No.40 加藤 立「WIND」
風力発電アート。風で風車が回ると、「WIND」の文字に埋め込まれたLED電球が光る。これは夜の方が楽しめそう。



No.41 前山 忠「日本海の視界」
波打ち際に立つ、木製の額縁。海の絵画のように見える。夕日の時間帯に、もう一度見に来たい。


 


そして、今回は私の通勤経路に複数のアート展示があるのがうれしいところ。昨日は会社帰りに、いつも通りかかる山の下海浜公園に寄ってみた。



No.35 大西 治・大西雅子「気持ちの観測衛星・SORA1号」
左が太陽、右が雲。実は人力で動くらしい。


横から見ると、こんな感じ。中に一輪車が設置されていて、人が漕げるようになっている。

普段は置いてあるだけだけど、ちょっと乗ってみたい。公園に遊びに来ていたファミリーが、
「これ、面白い!」
と盛り上がっていた。



「水と土の芸術祭」のよさは、市内各地に点在しているアートを探すために、滅多に行かない街や地域を訪れる機会が出来ること。
アートを見学しながら、新潟市の街の成り立ちや風景に出会える仕組みになっている。前回のときも、新潟再発見、みたいな感じで楽しめたので、今年も仕事の合間なども生かして見て回りたい。
会期は12月24日までと長いから、のんびりとね。


さて、次はどこへ行こうかな。

author:ぐっちい, category:日々のこと
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やんつーさんスイッチ



先週末の新潟は、土曜日から「水と土の芸術祭2012」が開幕(会期は12月24日まで)、浦和戦があり、国際ユースサッカーIN新潟や新潟ジャズストリートなど、海の日前後にイベントが集中していた感じだった。


土曜日は、当然浦和戦に行っていたわけで、スタジアム周辺の人の数が凄かったので、これは鹿島戦より観客数が多いんじゃないかなーと思ってたら、結果的には鹿島戦にはちょっと足りなかった。久しぶりに浦和サポの皆様方が大挙してきてくださったんですけれどね。


スタジアム内に入る前に、Eゲート前広場のベンチでのんびりしていたら、知り合いの浦和サポさんが通りかかった。


「いやー。今日はレッズのために花火を揚げてくださるそうで」


何言うてますねん。今日の花火は新潟が勝ち点3獲ったとき限定だから。引き分けでも揚がらないから。
万が一揚げられなかった場合は、別の花火大会で使いまわさず廃棄処分になるとか、どうとか。ウン百万円(推定)がムダになるかどうかの瀬戸際、というのも、監督や選手にいいプレッシャーになるのかもしれないw



試合は結果的に0-0のスコアレスドローで、花火は揚がらなかったのだけれど、面白い試合だった。
お互いに攻め合って、守り合って、どっちに転んでもおかしくない試合展開でワクワクしたなぁ。


ペトロビッチ監督は「新潟は9人で守っていた」なんて言ってたけど、そうは見えなかったけれどね。新潟は引きこもりサッカーやってたわけじゃない。
前半、ボランチコンビの頑張りからチャンスを作り、とてもいい形で浦和ゴールに迫る攻撃ができていたので、この段階で点が獲りたかったなぁ、というのが本音なのだけれど、それが簡単にできていれば、今の順位にはいない。


それにしても、アランのポジショニングはあれでいいのだろうかw
左SHなのに中央付近にしかいないから、左サイドがガラ空き。その分、左SBのキクちゃんが高い位置に出てきていたけれど、守備となるとアラン不在のスペースを狙われるから、相当フォローに苦労していたように見えた。
いや、それでいいという考え方だったのなら、結果的に失点はしてないし(決定的なピンチもあまりなかった)、いいシュートも打っていたし、アリなのかもしれないけれど、心臓にはあまりよくないw
ムラが出場停止で、セイヤを右SBに下げるという緊急ポジション変更でアランに出番が回ってきた、という感じだったけど、アランの左サイドとセイヤの右SBは、なかなかスリリングであった。(やっぱりセイヤは右SHの選手だね)


後半、セイヤに替えて健太郎を入れたので、ポジション変更するのかな?と思ったら、そのまま健太郎は右SB。まさかこの時間帯でドロー狙いの守りに入るわけじゃないだろうし、どういう意図なのかな?と考えていたら、前半でセイヤが足を痛めていたということらしい。
しかし、健太郎がどんどん攻撃参加してくる(磐田時代を知る友人サポによれば、あれは昔からの仕様とのこと)。そっか、健太郎は右SBもやろうと思えばできるわけね。よしよし。


セカンドボール拾いまくりだったボランチコンビと、原口やマルシオに決定的な仕事をさせなかったCBコンビ(大輔とマルシオのマッチアップは見応えありましたねぇ)、宇賀神の至近シュートを跳ね返したヒガシのセーブは素晴らしかった。フィードも冴えてたしね。
後はやはり、攻撃なのだろうなぁ。ミドルもいいけど、もっとゴール前に何人も入り込んでくる攻撃が見たい。
いい形はかなり作れていると思うので、後は結果だけですよ。うーん、面白くなってきたぞ。



ところで、試合が始まって新潟ベンチを見ると、ジャージ姿のやんつーさんが見えた。


おお!やんつーさんがジャージだ!


磐田や札幌時代のやんつーさんは、試合ではいつもジャージだったけれど、新潟ではなぜかずっとスーツだったので、芸風を変えたのかとw思ったら、ついに新潟でもジャージになった。


モバアルの広報ダイアリーによると、ハーフタイムでやんつーさんは、ホワイトボードに貼りだしたフォーメーションを書いた紙をはぎ取ってクシャクシャに丸め、
「恐れるな!」
と、選手たちにカツを入れるパフォーマンスをしたらしい。
きたきたきたー。フッキを突き飛ばした熱血やんつーさんの本領発揮って感じ。


きっと、あのジャージは「やんつーさんスイッチ」が入った証、だったに違いないw


 


翌日。地元の小針浜へ、散歩がてら、水と土の芸術祭のアート作品を見に行った帰りにコンビニに寄ったら、またもや知り合いの浦和サポさんとバッタリ出会った。


何でも、昨夜は小針浜で酒盛りをしながら泊まった、とのこと。
「なんかさぁ、どうしてたった1点が獲れないかねぇ」
と、ぼやくぼやく。


──でも、お互いに攻め合って面白い試合だったじゃないですか。
「ウン」
──新潟はドン引きしてたわけじゃなくて、チャンスも相当作ってたでしょ。
「ウン」


別れ際、
「じゃあ、また来年だね」
──また来年も来てもらえるように、頑張りますよ。
「絶対落ちないように!」
──ハイハイw


そして、赤いフラッグを掲げたワゴン車は、去っていったのであった…。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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今度はソニー・ビル・ウィリアムズ



2012年度 新加入選手(追加)のお知らせ

月曜日のニュースを金曜日に書くというのも、いかがなものかと自分でも思うのだがw、オールブラックスのソニー・ビル・ウィリアムズがパナソニックワイルドナイツに加入することが正式発表になった。
シェーン・ウィリアムズの三菱重工相模原入りでビビっている間に、今度はソニー・ビルですってよ。凄すぎて困る(困るって何をw)


パナソニックが入団交渉をしているというニュースは、結構前から出ていたが、「デル・ピエロがJリーグでプレー?」なんていうウワサ同様、今ひとつ現実味が薄かったので何となく聞き流していたら、本当に実現してしまった。
やるなぁ、パナソニック。神鋼に移籍したジャック・フーリーの穴を埋めるのがソニー・ビルって、何なんですか一体w 
まるで、レアンドロをカタールに取られた穴をペドロ・ジュニオールで埋めるみたいな感じじゃないですか(え?例えがちょっと違う?)


35歳のシェーン・ウィリアムズが引退を撤回して日本に来た一方で、ソニー・ビルはまだ26歳のバリバリである。
現役オールブラックスであり、ヘビー級プロボクサーでもあるという、ラグビー選手としては異端児中の異端児。プレースタイルも、オフロードパスのイメージが強烈で、次に何をやるのか読めない。そのエンターテイメント性というか、スター性は、オールブラックスの中でも際立っている。
王道的なスター選手であるダン・カーターやシェーン・ウィリアムズの対極にいるのが、ソニー・ビル・ウィリアムズ、というイメージ。


個性的なプレーヤーなので、日本に合うかどうか(というより、パナソニックに合うかどうか)は、やってみなければ分からないけれど、とにかくワクワク感がハンパない。
トップリーグならJ-SPORTSで見られるが、これはやっぱり生で観るしかないでしょう。


いやー、これは秩父宮へGO、だなぁ。

author:ぐっちい, category:ラグビー
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アテネ、そしてロンドン

久しぶりに本棚から「Number607号」を引っ張り出してみた。



2004年7月、アテネ五輪開幕直前プレビューとして、メインテーマは「サッカー五輪代表」。
表紙は、当時の五輪代表エースだった大久保嘉人。そういえば、そうだったなぁ。そんな時代もあったなぁ(遠い目)。


新潟的には、アテネと言えば、三田光が新潟初の五輪代表の二歩手前くらいまで行った(最終予選の段階ですでにメンバーから外れてたけど)、という記憶が新しい。



当時のメンバーを並べてみると、


GK 1 曽ヶ端 準(鹿島アントラーズ)※OA枠
GK 18 黒河 貴矢(清水エスパルス)
DF 2 田中 マルクス 闘莉王(浦和レッドダイヤモンズ)
DF 3 茂庭 照幸(FC東京)
DF 4 那須 大亮(横浜F・マリノス)
DF 12 菊地 直哉(ジュビロ磐田)
DF 15 徳永 悠平(早稲田大学)
MF 5 阿部 勇樹(ジェフユナイテッド市原)
MF 6 今野 泰幸(FC東京)
MF 7 森崎 浩司(サンフレッチェ広島)
MF 8 小野 伸二(フェイエノールト)※OA枠
MF 10 松井 大輔(京都パープルサンガ)
MF 13 駒野 友一(サンフレッチェ広島)
MF 14 石川 直宏(FC東京)
FW 9 高松 大樹(大分トリニータ)
FW 11 田中 達也(浦和レッドダイヤモンズ)
FW 16 大久保 嘉人(セレッソ大阪)
FW 17 平山 相太(筑波大学)
 
●バックアップメンバー
GK 22 林 卓人(サンフレッチェ広島)
DF 21 北本 久仁衛(ヴィッセル神戸)
MF 20 前田 遼一(ジュビロ磐田)
FW 19 坂田 大輔(横浜F・マリノス)


選手の当時の所属チームを見るだけでも、時の流れを実感してしまうなぁw 
この中で、今も所属が変わっていないのは、曽ヶ端、森崎、石川ナオ、高松、北本、前田、田中達也の7人だけ。平山って、まだこの頃は筑波だったんだっけ。


「Number」の本文にある写真名鑑ページは、こんな配列になっている。



黒河もキクちゃんも闘莉王も若いなw 徳永はあまり変わらないけど。


毎回、サプライズが付き物の代表選考だけれど、このときは、予選でずっとキャプテンとしてチームを引っ張ってきた鈴木啓太と、OA枠選出が有力視されていた高原の落選が話題になった記憶がある。
そして、バックアップメンバーに前田遼一の名前があるのを見て、つくづくマエリョーって、「代表」と名のつくものに関しては昔から割を食うことが多かったんだよなぁ、と思ってしまう。
最終メンバー選考合宿で猛アピールして、逆転メンバー入りを果たしたキクちゃんの引きの強さと比べると、とても対照的だ。そのマエリョーも、30歳にしてようやくA代表に定着できそうな気配になっているのは、ちょっと感慨深い。


あれから8年、ここに名前が出ている選手たちは全員現役であり、大半は所属クラブの主軸として活躍しているのは、この世代が、サッカー選手として順調な成長を遂げたことの証と考えていいのだろうか。



もうすぐロンドン五輪が開幕するけれど、今回のメンバーの中に、新潟の所属選手として初の五輪代表となった大輔と、新潟県出身選手としても初めてのサッカー五輪代表となったゴートクの名前があるのは、やはりうれしい。
五輪をきっかけに飛躍した選手も多いから、日本や新潟のために、そして何より自分自身のサッカー人生のために、2人には本当に頑張ってほしいと、心から願う。

author:ぐっちい, category:サッカー
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折り返し地点だけど、勝負はこれから

土曜日は会社の研修で月岡へ行っていて、試合開始早々のアトムのゴール以外の情報を知らずに、そのまま情報遮断状態にいた。


会議が終わってから、スマホのメールボックスを確認したら、アトムのゴール速報メール以降は受信メールが2通のみ。これって、試合結果速報メール2通(モバアルとニューズライン)ってことだから、要するにアトムのゴールだけで勝ったってことかw
野球で言えば、1回表の1点だけで勝ったみたいなもんだから、「隅1の虎の子の1点を守った」という表現になるわけだけど、守り切って勝ったというよりは、攻めたけど2点目が獲れなかったってことのようだ。
うーん、リーグ戦での初複数得点は、いつになるのかのぉ。


やんつーさんの試合後のコメントを見ると、開始早々の得点で、何人かの選手が楽勝ムードに入ってしまった、ということらしい。
まだ抜け切れていない「甘さ」を、やんつーさんはさすがに見逃さない。その甘さが、苦境を招いた一因だという自覚を、選手たちも持たなければいけないってことなんだろう。


試合の録画放送が日曜日の夜にJ-SPORTS1で予定されていたので、それを録画しながら見ようかな、と思っていたら、あろうことかテニスのウィンブルドン男子決勝のライブ放送とモロ被り。
ついついウィンブルドンの方を優先してしまったので(フェデラーの優勝はかなりうれしい)、今朝目が醒めてから、最初の得点シーンだけを再生して見た。


いいゴールでしたね。
大輔からスピードのある縦パスがミシェウに入り、走り込んできたアトムにミシェウがスルーパス。オフサイドぎりぎりの絶妙なタイミングで飛び出したアトムが、GKとの1vs1を冷静に制した。
札幌DFの緩さ(対応が遅れたのは岡山でしたかね)もあるけれど、ゴールまでのイメージがきちんと共有できていたからこその、きれいなゴールだったと思う。
やんつーさん就任以降、新潟のゴールシーンには意図と連動性が蘇ってきた。


最初の5分までは見たので、残り85分は、浦和戦までにはチェックしよう(殴)


さて、土曜日は浦和戦。ここでどれくらい勝ち負けできるかが、本当に今後を左右するということは、誰もが分かっていること。
特に誰を警戒する、ということよりも、いい雰囲気のスタジアムを作って、いい試合をして勝ちましょう。
勝ったら花火が上がるらしいし。



ところで、カタールに行っていたエジが、FC東京に入団濃厚とのこと。
レアンドロも戻ってきたし、Jリーグからカタールに行ったブラジル人って、結局Uターンしてくるパターンが多いね。
それだけ、カタールは長くプレーする環境にないってことなのだろうけど。



※日曜日、ちょっと聖籠に立ち寄ってから(ほとんど練習は見てないけれど)、新潟市美術館へ「平山郁夫展」を観に行った。
自分が平山郁夫の絵が好き、ということもあるけれど、とてもよかったので、興味がある方はぜひに。7月22日まで。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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サッカーの神様


関西在住の知人が、わざわざ京都まで行って、アルビのために願掛けしたものを送ってくれた、

「茅の輪守」


これは、門口の適当な場所に掲げるものだそうなので、我が家ではなく、もっと相応しい場所に飾ってもらうことにします。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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