2012年08月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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SBW祭り

 

8月31日から、いよいよラグビートップリーグ2012-2013が開幕。
猛暑が続く中でラグビーシーズン開幕というのも、何だかヘンな感じだけれど、来月に入ると大学ラグビーも開幕するし、暑かろうと何だろうと、国内シーズンが始まっちゃうのである。

というわけで、「ラグビーマガジン」最新号は、シーズン開幕特集。
表紙の人は、今シーズン、パナソニックでプレーする、オールブラックスのソニー・ビル・ウィリアムズ。
本文でもソニー・ビルの特集が組まれているし、さながら「SBW祭り」といった感じだw

ラグビーにちょっとだけ関心がある会社の同僚に、ソニー・ビル・ウィリアムズが日本でプレーするんだよねぇ、という話をしたら、彼はビックリして、

「そ、それは、ジーターが巨人に入るみたいなもんじゃないですかっ!」

なんて口走っていた。
おおー、それはいい例えだねぇ。そうそう、そんな感じですよ、うん。
いやー、観に行きたいね、パナソニックの試合。やっぱり秩父宮かな。

ちなみに、今年のトップリーグ新潟開催は10月20日。ビッグスワンでNTTコミュニケーションズvs福岡サニックスがある。
その日はアウェイ大宮戦だけど、私はビッグスワンへ、元オールブラックスのブラッド・ソーンのプレーを楽しみに行ってきます。

author:ぐっちい, category:ラグビー
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ハードワーク

 

日曜日の、水と土の芸術祭メイン会場・万代島旧水揚場。
このアートは、日比野克彦作「動きたい水灯台 動かない土灯台」
夏休み最後の日曜日とあってか、会場にはファミリーが多くて、wah documentによる「夏休み子ども工作強化合宿」も大盛況のようだった。
子どもたち、夏休みの工作は無事間に合ったかな?


万代島旧水揚場は、もともと新潟漁協があった建物を利用したもので、建物を活かしたアートが集まっている。
パエリアのおいしいカフェやグッズショップもあるので、アートと港の風景を楽しみながら2時間は遊べる。おもしろ半分制作所のアジトとか、秘密基地みたいなアートもあって、本当に飽きない。
会期は12月24日までだけれど、水辺が気持ちいい場所なので、あまり寒くならないうちに行くのがオススメですよ。


 


さて、鹿島戦は土曜日は家事でバタバタしていて、モバアルチェックもろくすっぽできず、速報メールでミシェウさんの先制ゴールと勝利を知ることになった。
で、映像を見たのは日曜日の録画放送。
やんつーさんや選手たちの試合後コメントを見て、よっぽど防戦一方で、ミシェウさんのゴールシーンぐらいしかチャンスがなかったのかと思いながら映像を見たら、テレビ画面で見た印象では、そこまでひどくないな、という感じ。
ピンチを凌ぎながら、攻撃を繰り出し、相手ゴールを十分に脅かすこともできていた。
ただ、鹿島のチャンスは決定的なものが多かったから、現地で見ていたら生きた心地はしなかっただろうなぁw


ミシェウさんのゴールは、ヒガシのスローを受けたロペスがドリブル突破し、ミシェウさんに絶好のタイミングで出したスルーパスから生まれた、「巧」マークを差し上げたくなるようなテクニカルなもの。
あの人を食ったような、ふわりとボールを浮かせたゴールは、ミシェウさんらしいなぁ、と思ったけれど、鹿島のディフェンスの緩さもどうなのか。
試合開始当初から、鹿島のディフェンスが緩いことは、解説の川本治さんも指摘していたけれど、そういう意味では必然的に生まれたゴールシーンでもあったと思う。


新潟は、その後のピンチも全員がハードワークして凌ぎ、ミシェウさんの獲った1点を守りきった。
交替で入ってきたアランや健太郎、貴章も含めて、誰一人サボることなく、90分を闘いきった。そこで鹿島を上回ったからこその勝利。試合後の、


「新潟の選手たちは練習から100%やってくれています。そういうところを神様が見ていてくれて、プレゼントしてくれたのではないかという気がします」


というやんつーさんの言葉が、とても実感として分かる気がした。


先週、先々週と、2週連続で水曜日に聖籠へ練習を見に行ったけれど、そこで感じたのは、やんつーさんという監督は、技巧で勝負するよりも、最後までハードワークする選手、自分の特長を出してアピールしようする姿勢が見える選手をきちんと評価する人なんだな、ということ。
そこで物足りない選手は、どんなに主力クラスでも容赦なく外される。

キクちゃんが鹿島戦でベンチ外になったことに驚いた人も多かったかもしれないけれど、先週の水曜日の練習でのパッとしない印象(その前の大学生相手の練習試合でも、よくなかったと聞いている)では、それもやむなしかな、と納得している。
同じ練習で、自分の特長を出そうと頑張っていた小谷野とフミヤが、鹿島戦で揃ってベンチ入りしたことが象徴的だった。

もし、試合での起用法や交替のさせられ方などで納得いかないという気持ちがプレーに出ているのだとしたら、それでは困る。
苦しいチームのためにも、救世主になってもらわなければならない選手なんだから。それは本人が一番分かっているはずだと信じてますよ。
鹿島戦に出場したチームメートたちの、身を切るようなハードワークを見て、感じるところも多かったんじゃないかと思う。もともと、気持ちでプレーするのが身上の選手。セレッソ戦での巻き返しに期待している。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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晩夏の聖籠


今日は定期検診日。血液検査があって長時間拘束されるので、仕事は休みをとった。

検診が終わったのが14時半で、薬局で薬をもらってから、そういえば聖籠は15時から練習だったなぁと思い立ち、車を飛ばした。
聖籠に着いたのは15時15分頃。ちょうどフィジカルトレが終わり、ハーフコートトレーニングが始まるところだった。

ビブス組とビブスなし組による6vs6で、アタッキングサードからの攻守をパワーアップさせるためのトレーニングをしているのは先週見たときと同じ。
前回はビブスをしているかどうかで主力かサブかが見分けられたけれど、今日は明確に分けていたわけじゃないのかな?という感じ。

トレーニングはハーフコートから11vs11のフルコートへと展開していったのだけれど、終始、やんつーさんの声と選手たちの声が飛び交っていて、賑やかだった。
いいね、こういう雰囲気。

選手の中では、フミヤと小谷野、アトムの、自分の特長を前面に押し出したアピールっぷりが印象に残っている。

特長をアピールするって、プロとして大切ですよ、うん。

平井と貴章、菊ちゃんは、必死にやってるんだと思うけど、ここはあえて、もっとやれるはず、と書いておく。
これからの新潟にとって、キミたちの働きが重要になるんだから。期待してますよ。期待していいよね?


練習は、約2時間弱で終了。
練習中、武蔵が日暮さんと、まるで親子みたいな雰囲気でリハビリしていた。
年齢から考えれば、そんな感じだよね(ちなみに、日暮さんは私と同い年だw)。

ユースの川口くんもいたし、小塚くんらしき姿も見えた。

状況は楽ではないけれど、チームは確実に明日に向かってる。

うん、自分も自分にできることをやるよ。頑張ろ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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鉄腕アトムと辻尾JAPANの方々

 
 
土曜日。
広島戦はナイトゲームだったので、昼間は水と土の芸術祭めぐりをしていた。
今回は車がないと行くのが難しいところを攻めようと、西蒲、中之口、潟東、白根、小須戸、新津へ。

新津美術館の敷地内にあるアートを観に行ったついでに、新津美術館で開催中の「手塚治虫展」を見た。
いや〜、よかったですねぇ。手塚ファンとしても楽しめたけれど、ネームや絵コンテ、メモなど、発想と制作手法にまつわる資料が公開されていたのも面白かった。
ファミリー客も多かったので、夏休みの思い出にぜひどうぞ。8/26日までですよ。

で、入口に鉄腕アトムと手塚治虫さんの像が置いてあったので、拝まさせていただいた。
アトムの2試合連続ゴールはこれで決まりだぜ、なんて思ったんだけどなぁ〜w




スタジアムに到着すると、Eゲート前広場で辻尾JAPAN(○辻軍団という呼び方が正式名称なの?)のTシャツを着た方々をちらほら見かけることができた。
おお、すげー。ちゃんと広島仕様に白地に紫色文字のデザインになってる!

果たして、広島のゴール裏に集結した辻尾JAPANの方々は、Lフラッグもゲーフラも、すべて紫に衣替えしていたのであった。
その実行力と経済力、分かっちゃいたけど素晴らしすぎる。
しかも、試合が始まると、ちゃんと広島の応援チャントに合わせて拍手をしたりしてる。
ついこの間まで、エスパルスのサンバで踊ってたのに!w
その適応力は、感動的ですらあった。

辻尾真二を新潟で獲得したいかどうかは別として、辻尾パパはスポンサーとしてぜひ獲得したい、とこれほどまで熱望したことはないぞ。
佐川急便さん、ぜひ新潟のスポンサーにw


…と、ここまでが実は前振りw


最終スコアは0-2。
このスコアで済んでよかったという見方もあるだろうけれど、もっと何とかできたんじゃないか、と思ってしまったなぁ。
手も足も出なかったんじゃなく、自滅というか、自分たちの方から手も足も出なくなる方向へ持って行ってしまった、みたいな。
実際、前半の失点シーンまでは、互角に渡り合えていたし、チャンスも同等に作れていたのだ。

最初に目についたのが、ミカが高萩を徹底マークしていた姿で、その分だけミカの位置取りが低くなり、ほとんど5バックに近い形になっていた。
高萩がやりにくそうにしていたのは確かだけれど、ミカが後ろに引っ張られるせいか、セイヤとアトムもサイドではなく中に入ってくることが多く、サイド攻撃ができる体制にあまりならなかったような気がする。

何だかんだ言って一番怖い高萩から自由を奪う、というプランは間違っていなかったとは思うけれど、結局、失点が高萩をすっ飛ばした縦のロングボール一発で佐藤寿人に裏を取られるという形だったのは、悔しさ倍増、だったんじゃないだろうか。
そこは広島の対応力の素晴らしさを褒めるところなんだろうけど。

先制点の取られ方が、あまりにロンドン五輪の韓国戦に似ていたので、大輔に悪夢が蘇ってしまうんじゃないかと思ったりもしたのだが、そこまでヤワじゃないよね、大輔は。

その後も、新潟にチャンスがなかったわけではないが、ことごとくミスで潰す。
攻撃にかかっても前線に人数が増やせない。
プランがうまく機能しなかったとき、そこから次の手を繰り出す力が、新潟にはまだないのは確かだと思うけれど、形を作ってこなかった2年間のツケは大きいなぁ、とも感じてしまう。
今、やんつーさんが一番苦労しているのはそこなんじゃないだろうか、と。

これで17位になってしまったけれど、ここで凹んでいるヒマはない。
まだまだ、やれるはずなんだよ、ウチは。
ひたすら上を目指して、みんなで頑張るしかないでしょ。

自分たちが今ここにいる理由、そして自分自身の存在価値をアピールできるのは、ピッチの上しかない。
それをプレーで体現してくれる選手のことは、サポーターは文句なしに後押しするものだ。


あ、そうそう。初めて生で「アルビの坪内」を見たけれど、よかったですよ。
これから、チームの力になってくれると思うので、期待してます。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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時機を逸したのでマリノス戦のことより練習見学のことなど

のろのろしているうちにロンドン五輪が終わってしまい、マリノス戦もJ-SPORTSのマリノス戦録画放送が火曜日と遅かったため、ことごとく書くタイミングを逸してしまったw

14日22時から放送予定だったマリノス戦が、その前のプロ野球中継が雨の中断があったりして延びに延び、なかなか終わらなかった。
うっかり寝落ちしてしまい、ハッと目が醒めたときにはサッカーが始まっていた。
幸い、試合開始前だったので間に合ったけど。

マリノス戦は、俊輔の飛び道具と、中澤とマルキーニョスの決定力にやられた、という感じだったけれど、アトムの2ゴールは、どちらもよかったなぁ。
流れの中から生まれた、必然的なゴール。
十分ポジティブに考えていいんじゃないでしょうか、攻撃に関しては。
同じ形で3失点した守備は、ちょっと反省が必要だろうけど。

で、昨日。
休みを利用して、超久々に平日の聖籠へ行ってみた。
監督がやんつーさんになって、どんな雰囲気で練習してるのかを、ぜひ一度見てみたかった。今年は日曜日に何度か聖籠へ行ってるけど、試合翌日はリカバリーしかやらないからね。

大輔がロンドンから戻ってきて、ケガ人以外は全員集合した練習は、活気に満ちていた。
ハーフコートを使って、アタッキングサードの攻撃&守備と、11vs11のゲーム形式。
ハーフコートトレーニングでは、時間をかけずにシュートまで持っていくことが求められていたようで、一定の時間が経つと、シュートまで行かなくても即攻守交代。やんつーさん、当たり前のことだけど妥協がない人だ。

11vs11では、坪内が加入したSBの激戦区っぷりが凄かった。
坪内が使い勝手のよさが評価されているのか、主力組に入ることが多く、ムラやキクちゃんはかなり危機感を持っているんじゃないだろうか。
ケガで離脱中のジンスも、リハビリのペースが上がってきているようなので、ジンスが復帰したらSBの勢力図はどう変わっていくのかが楽しみだ。

ロンドン帰りの大輔は元気いっぱい。コーチングの声がよく聞こえていたし、ドリブルで持ち上がったり、五輪で得た自信って言うのは計り知れないんでしょうねぇ。
マリノス戦でお休みだった勲とミシェウさんもキレキレ。アトムとミカの好調さも目立った。
不動のポジションはもちろんあるが(ダブルボランチや大輔、ミシェウさん、ロペスなど)、全体的には競争が激しくなっていて、それがチームにもたらす相乗効果っていうのが、確実にあるんじゃないかと思う。
広島戦、楽しみですよ。


ところで、終わっちゃったけどロンドン五輪。
なでしこの銀メダルも感動的だったけど、男子も頑張りましたよ。
44年ぶりのベスト4という結果は、もっと評価されていいと思うなぁ。
聖籠での自信に満ちた大輔の姿を見ただけでも、U-23の若い選手たちが五輪本番で6試合闘ったことの意味の大きさを感じます。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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LA FAMILIA


先週の柏戦より、2012年サポーターズCD「LA FAMILIA」が発売開始。

えーと、第1弾の「FEEEVER!!」(2002年)から、もう11枚目?
なんかもう、クラブの歴史の1ページを見事に飾っちゃってますね。
それくらいの快挙だと思うなぁ。

今回は、ウッチーの2人の娘さん(いちかちゃんとさくらちゃん)が歌うウッチーのチャントから始まり、Hi-Standard、ペンパルズ、フロムクレセントという3組のプロミュージシャンのコラボ、そしてトドメは、いちかちゃんとさくらちゃんによるパパの似顔絵w
もう、丸ごと1枚、「内田潤家に捧げる」と銘打っちゃってもいいくらいの内容だ。

いや、もちろん、他の選手チャントなどもてんこ盛りだけど。

そして、もう一人の主役は、全曲紹介を書き、レーベルの中央にバモってる姿が映っている、ktmr氏であることは言うまでもなくw

今回は諸事情により2,650円という価格設定になっているけれど、アルビサポなら一家に1枚。
いや、家族ひとりひとりに1枚。
ということで、何とぞよろしくお願いします。

「LA FAMILIA」…アルビは家族。

今年こそ、アルビのファミリーとしてのパワーを発揮しなくてはね。


そして、新たにファミリーの一員になってくれた坪内秀介選手。
ようこそ新潟へ。
CBとSBをこなす守備のユーティリティ。
ケガ人続出のSB陣の強化のために、期待してます。

大宮アルディージャから坪内 秀介選手 移籍加入のお知らせ
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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柏戦


今、まさに柏戦の録画を観てるところ。
ちょうど、貴章が頭を切って、タマネギになったところである。

貴章のタマネギ化に象徴されるように、昨日の新潟は、勲の退場後も全員が攻守にハードワークしていた。

それは感動的ですらあり、ようやく新潟が「らしさ」を取り戻したんだなぁ、とシミジミしてしまうような試合だった。

アランが本領発揮してきた。
やっぱり、暑くなるといいんだな、ブラジル人はw
ミシェウさんがいないときのゲームメークにメドがたったかな。
それとアトムかな。
貴章も徐々に戻ってきたかな、という気がする。
試合後のやんつーさんのコメントに、

「(貴章は)ハードワークしなければ普通の選手だから」

とあったけれど、それは貴章に対する厳しくも期待を込めた言葉だな、と思った。
みんなが待ってるんだよ、貴章の完全復活を。
この試合での貴章のゴールが、復活の証明であってほしい。


試合後、ビッグスワンはロンドン五輪男子サッカー準々決勝のPV会場に早変わり。
柏サポさんたちも一緒に、U-23日本代表応援だ。
なかなかいいよね、あの雰囲気は。
おかげで、メキシコ五輪以来のベスト4進出という歴史的瞬間をリアルタイムに見届けることができた。
その瞬間のピッチに、大輔とゴートクがいる幸せ。



ところで、昨日からサポーターズCDが発売されました。
買っていただけたでしょうか?

私もライナーノーツでお手伝いさせていただきました。

すでに、
「文章長すぎ」
という苦情もいただいておりますがw
お買い上げの際は、ライナーノーツもスルーせずに読んでみてください。何とぞ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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