2013年01月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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2013アルビレックス新潟激励会(その4)

第4グループ(レオ・シルバ、三門雄大、本間勲、渡辺泰広、村上佑介、小谷野顕治)


──まずは皆さん、この人どんな選手なのかなーと思ってると思います。レオ・シルバ選手です!


レオ (しゃべるがマイクがOFFなっていて音声が入らない)


──あっ、マイクを(笑)


レオ (通訳のもっくんと一緒に、マイクのスイッチを見つけるのに手間取る)


──あっ、スイッチを(笑)


レオ (ようやくスイッチONして、満面のスマイルで)ハイ、ハイ(笑)(ここは日本語)
   (ここからはもっくんの通訳付き)まず、みなさんの前でこうして立てたこと、非常に感謝してますし、嬉しく思っています。これから皆さんに対して責任を果たそうという強い気持ちでいっぱいです。


──レオ選手は他に色々オファーがあったと思うんですけど、なぜ新潟に行こうという気持ちになったんですか?


レオ 僕自身、国を出てプレーするという夢がありましたし、いくつかお話をいただいて、アルビレックスのことを知っていく中で、サポーターが凄いと。たくさんいるし、凄い応援をしてくれるということを聞いて、ぜひそこでやってみたいなという気持ちで、ここを選びました。


──情報によりますと、元新潟所属のアンデルソン・リマ選手にもアドバイスをもらったという話なんですけど?


レオ アンデルソン・リマ選手も一緒に1年間仕事をしたんですが、彼も僕の日本行きを勧めてくれた一人ですし、リマ選手は新潟のことを凄く愛していましたし、そして皆さんに凄く感謝しているという風に言っていました。


──レオ選手、サポーターが呼ぶときにニックネームとかありますか?


レオ レオ!(笑)


──レオでいいそうです!じゃあ、皆さん、呼ぶときは大きい声で「レオー!」って呼んであげていただきたいと思います。


レオ ハイ(日本語で)(笑)


──馴染むのが早いと思いますよ。期待してますよ、頑張ってください。


レオ アリガト(日本語で)


──そして、小谷野選手よろしくお願いします!


小谷野 新潟2年目になりました、小谷野顕治です。今年もよろしくお願いします。


──小谷野選手は今シーズンに賭ける思いっていうのは、どういう感じですか?


小谷野 今年はたくさん試合に絡んでいけるように頑張っていきたいです。


──やっぱり1年目というのは、まず慣れるということが大事だと思うんですけど、2年目になると新潟のことも分かってきて。


小谷野 そうですね、ご飯も美味しくて、新潟の人が優しいんで、凄く慣れました。


──かなり新潟の、サッカーもそうですけど、街にも慣れ親しんだ感じですか?


小谷野 そうですね、第二の故郷的な感じで。


──今シーズンも期待しております、頑張ってください。そして、渡辺泰広選手、よろしくお願いします。


ヤス リハビリ3ヶ月目の渡辺泰広です(笑)治ったらチームに貢献するので、よろしくお願いします!


──リハビリって簡単に言いますけど、結構ツライでしょ?


ヤス ケガした最初は辛かったですけど、今でも辛いんですけど、リハビリ中にも得るものは多いと思ってるんで、プラスに捉えてます。


──何を心の支えにリハビリしてますか?


ヤス …………(答えに悩む)


──支えなんかいらねーよ!オレ一人で支えてるよという?(笑)


ヤス チームのみんなとの絡みの楽しさと(笑)、寮のご飯の美味しさです(笑)


──チームメートの中では、いじる方なのか、いじられる方なのか、どっちですか?


ヤス いじる方です。


──誰が一番いじってて楽しいですか?


ヤス いじる方ですって言って、いじられる方だろっていうのをミカさんからツッコまれるのを待ってたんですけど、全然ツッコんでくれないんで(笑)


(え?オレ?という雰囲気のミカ)


──(ミカに)いじられるには値しないボケでしたか、今のは(笑)


ミカ (いきなり振られて)まさか、そんな作戦があったとは知らなかったです(笑)マイクをしっかり切って座ってたんですけど(笑)


──今、傍観者でしたね(笑)


ミカ ハイ、傍観者でした(笑)


──どうですか?渡辺選手はキャラ的には、三門選手からご覧になって。


ミカ いや〜〜〜、扱いづらいですね(笑)


──扱いづらい(笑)ちょっと掴みづらいというか?


ミカ そうですね。武蔵は色々と自分から前に出てやってくれるんですけど、ヤスは「僕に振ってほしい」みたいな感じは出てるんですけど、いざやろうとなると「エッ、どうしようどうしよう」みたいな(笑)今年はリハビリも大変だと思いますけど、メンタルが強くなって返ってきてくれると思うんで、また皆さんの前で、武蔵と同様に披露する機会があると思うんで(笑)頑張ってほしいと思います。


──ありがとうございます。続いては村上選手、よろしくお願いします。


ムラ 同期の静岡トリオに、ちょっと取り残されている村上です(笑)


──同期が集まると、オレも負けてられないなという気持ちになったりするんじゃないですか?


ムラ はい。やっぱ、あの3人は僕らの世代では代表に名を連ねる選手なので、そこに今、肩を並べられているというのが不思議ですし、僕も負けずにしっかりアピールしていきたいと思います。


──今シーズンはこういうプレーを見せたいなというのはありますか?


ムラ 去年、ちょっと自分自身、パフォーマンスがよくなかったので、今年は自分らしさというものをもう1回取り戻して、ガンガン攻撃することが好きなので、ガンガン前に上がっていいクロスを上げて、それがチームの勝利に還元できればいいなと思います。


──そして、僕のお隣、三門選手です。よろしくお願いします。


ミカ マイクも入れてます(笑)新潟5年目になりました、三門雄大です。今年も熱く、ひたむきに戦いたいと思います。よろしくお願いします。


──ひたむきにっておっしゃいましたけど、なんであんな走れるんですか?ず〜〜〜っと走ってるでしょ?


ミカ そうですね、自分ではそんなに意識してないんですけど、みんなにはそういう風に言われますね。


──なんか、走るのが当たり前になってるんですかね?


ミカ そうですね、ボールに絡むのが楽しいんで(笑)


──なんか聞いてたら犬みたいですね(笑)


ミカ そうですね!犬みたいにボールを追っかけて(笑)(パスを)出してくれたら嬉しいし、前にスッと出してくれたら、行くよ!っていう感じがあるんで。


──じゃあ、今シーズンはチームメートにどんどんボールを出してくれと。


ミカ そうですね。そして向かってきた相手には噛みつくぐらいの気持ちで行きたいと思います。


──そして本間勲選手です!


勲 14年目になりました、本間勲です。皆さんに見飽きたと言われないように頑張りたいと思います(笑)


──14年いる中でも、昨シーズンは凄いドラマでしたよね。


勲 そうですね、あまり思い出したくないですけどね。苦しいシーズンだったので。


──今シーズンはこういうシーズンにしたいというのはありますか?


勲 最後の試合の選手、サポーター、新潟に関わる全ての人たちの一体感は凄い心に残っているので、今年こそタイトルを獲って、喜びを皆さんと分かち合いたいなと思います。


──新潟のサポーターは熱いですけど、シーズン終わり頃の、バスを出迎えてくれるところなんて、どんな気持ちなんですか?


勲 本当に胸が熱くなって、本当にここで結果を残さないといけないなと感動しました。


──選手を感動させるサポーターって本当に凄いですよね。


勲 はい、本当に最高のサポーターだと思います。


──最高のサポーターに支えられた選手の皆さん、今シーズンも頑張っていただきたいと思います。本当にありがとうございました!


 


柳下監督 挨拶


「みなさん、今日は楽しみましたか?(会場から大拍手)…ということは、このイベントは成功ということですね。よかった!
我々スタッフ、選手を含め、今から3時間前、某所で必勝祈願をしていただきました。いよいよシーズンが始まるなと身の引き締まる思いがしました。このホールでは皆様方から、温かい激励の言葉をいただき、ありがとうございました。また、こんなにたくさんの皆さんに集まっていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
昨年は、皆様から何度も何度も勇気づけられました。パワーももらいました。今シーズンは一試合でも多く、皆様とともに喜び合えるように、そしてたくさんの感動を与えられるように、チーム一丸となって闘っていきます。ぜひスタジアムまで足を運んで、またあの熱い応援をしてください。
今日は本当にありがとうございました!」


 


最後に、MCの平畠さんが話してくれた言葉が心に残ったので、ご紹介しておきたいと思います。


「よく、サポーターの人って選手に“気持ちを見せろ”って言うじゃないですか。
でも、気持ちを見せるって本当に難しいんですよ。
だって、普通に仕事をしていて、“気持ちを見せろ”って言われても…って思うでしょ。レジ打ちしていて、どうやって気持ちを見せたらいいの、とか(笑)
気持ちって、ちゃんと見ようとしなければ見えないものだと思うんですよ」


今シーズンも、そして来年以降も、プレーの中に込められた選手たちの気持ちを、しっかりと見ようとするサポーターでありたいと思います。



今年の激励会は、例年以上に、選手たちの「賭ける思い」が伝わってきたような気がします。
個人的に、印象に残ったのは岡本英也だったかな。
よほど鹿島で悔しい思いをしたのか、あのギラギラした、「這い上がってやる」という強い気持ちが表れている面構えは、ちょっと期待を抱かせるものがありました。
悔しい思いを抱えた選手の、リベンジ物語を生み出すことができるのも新潟。
楽しみなシーズンになりました。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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2013アルビレックス新潟激励会(その3)

第3グループ(大井健太郎、キム・クナン、成岡翔、キム・ジンス、奥山武宰士、鈴木武蔵、菊地直哉)


──僕ね、このメンバーでのプレーを見るのが楽しみなんですよ。たぶんサポーターの方もかなり期待してるんじゃないかなと思いますけども。…鈴木武蔵選手!


武蔵 こんにちは!鈴木武蔵です。昨シーズンはわずか1ゴールしか獲れなかったので、もっともっと成長して、スタメンで出られるようにして、ゴールもサポーターの方にたくさん届けたいと思うんで、いつものようにビッグスワンスタジアムで応援してください。よろしくお願いします!


──何ゴール獲りたいとかあるでしょ?


武蔵 いや、まー、1点でも多く獲りたいです。


──で、モノマネの数も増えました?(笑)


武蔵 増えたんですけど…いいですか?


──えっ(笑)じゃ、お願いします(笑)


武蔵 えっと、マサイ族のモノマネです(笑)


──分かりました、お願いします!「マサイ族のモノマネ」です!(笑)


武蔵 (叫びながら飛び跳ねる)
   ありがとうございます!(笑)


──いやー、凄いですねー(笑)大井選手、大体ああいう選手なんですか?武蔵選手は。


大井 いやー、控え室でも何をやろうか考えて、いろんな相談を受けたんですけど、結果これでしたね(笑)


──でも、なかなかいいネタですよね。


大井 そうですね、みんなからGOが出たネタだったんで(笑)まだまだボツネタはここでは出せませんけど、今シーズン通して何とかどんどん、鈴木武蔵劇場が明らかになるんじゃないかと(笑)


──じゃ、鈴木武蔵選手はそのあたりもキャンプで鍛えていただいて、また新しいネタを。


武蔵 はい、あの「やべっち」でデジっちってあるじゃないですか。あれでもうちょっと自分を出していきたいなと(笑)


──もちろんプロですから、どんどんアピールできるところはね。


武蔵 そうっすね、そこも自分の良さなんで(笑)


──ねっ。サッカーはもちろんですけども、そういうところでも今年はアピールしていこうと。


武蔵 ハイ(笑)頑張ります!


──期待しております!


武蔵 ありがとうございます!


──そして、新加入というか戻って来た奥山選手も名前が「ムサシ」選手ですね。


奥山 シンガポールから2年ぶりに帰ってくることになりました奥山武宰士です。こっちのムサシがパンチが効きすぎてるので(笑)負けないように頑張ります。


──シンガポールでプレーされて、戻って来たら、あれ?ムサシがおるよと(笑)


奥山 自分がシンガポールへ行って1年目でこいつが入ってきたんで、ちょっとヤバイなと思ってたんですけど(笑)


──今シーズンはどっちが本当のムサシかっていう「ムサシ争い」が。


奥山 そうですね、そこも注目して見てもらえれば(笑)


──今シーズンはこんなプレーをお見せしたいというのはありますか?


奥山 シンガポール行って、海外の選手とやることによって精神的にもタフになったし、フィジカル的にも強くなったんで、そこを注目して見てもらいたいです。


──昨シーズン、左サイドをガンガン行ってくれました、キム・ジンス選手!


ジンス キム・ジンスです。よろしくお願いします。


──キム・ジンス選手のこのポーズ(祈りのポーズ)、これ、たまらないんですよ(笑)Jリーグ初ゴール、仙台戦ですよね。


ジンス はい。


──長い間サッカーされてると思うんですけど、それでも緊張したんですってね。


ジンス 仙台が強いチームだったので緊張しました。


──インサイドで決めるだけだったのに、それでも緊張したんでしょ?ボールが浮かないように。


ジンス 左利きだったので、左で蹴ったんですけど、浮いてしまったので、ちょっと緊張してしまいました。


──それだけサッカーやってる人でも緊張するシチュエーションだったということですけども、今シーズンはどんなプレーを見せたいですか?


ジンス 攻撃の面でも守備の面でも、去年の活躍に劣らないようにしたいと思います。


──今シーズンは同じ韓国籍の選手、キム・クナン選手が入ってきましたけど、お2人の関係は何かあるんですか?


ジンス 大学の先輩です。


──大学の先輩、キム・クナン選手からひと言ごあいさつを。


クナン こんにちは。サガン鳥栖から移籍してきました、キム・クナンと申します。


──クナン選手は今まで新潟と戦ってきていて、ビッグスワンの雰囲気、どうお感じになりましたか?


クナン 去年、みなさんが応援する姿を見て、凄くビックリしまして、凄くうらやましかったです。


──うらやましかったとのことですよ。じゃ、今シーズンはその声援を受けて戦うわけで、頑張っていただきたいと思いますけども。


クナン 試合に出るために、自分に磨きをかけて、いい活躍ができるようにして、チームの助けになれるように、頑張りたいと思います。


──こちらも新加入ですね、成岡翔選手!


成岡 アビスパ福岡から来ました、成岡翔です。早く顔と名前を覚えてもらえるように頑張ります。


──成岡選手と大井選手と菊地選手は、ジュビロで一緒にやってましたよね?


成岡 はい。


──同期くらいですか?


大井 同期です。


──菊地選手も?


キク はい。


──3人同期ですか。


キク ………。


──ハイって言ってくださいよ(笑)


キク はい(笑)


──成岡選手は菊地選手から見てどういう選手ですか?


キク 僕からですか?えー、そうですね、凄く頼もしい存在だと思います。


──大井選手から見て成岡選手は?


大井 本当に頼もしいですし、FWも中盤もどこでもできる選手だと思うので、個人的にも一緒にできるのが凄く楽しみです。


──成岡選手は今年、新潟の皆さんにこういうプレーをお見せしたいというのはありますか?


成岡 攻撃的な選手なんで、多くのチャンスに絡めるようなプレーをしていきたいなと思います。


──そして、大井健太郎選手です!


大井 菊地と成岡の同期の大井健太郎です(笑)プロ11年目に入りますけど、これだけ長くやってきて、プロ初めての監督であるやんつーさんのもと、3人が集まれたのも何かの縁だと思うので、当時はジュビロのためにと思ってやってましたが、今は、今年からは、って、去年からですけど(笑)


──ビックリした!(笑)


大井 いや、3人でやるのが(笑)新潟のために身を粉にして頑張る所存でございます。どうかよろしくお願いします。


──かなり心意気を感じた言葉でした!さあ、そして菊地直哉選手、お願いします!


キク 今年はケガなく、去年は後半戦、皆さんの前に出られなくなっちゃって(笑)今年は改めて頑張ります。


──同期3人が揃うというのは心強いものですか?


キク そうですね、はい。プレーも小さいときからやってますし、凄い分かり合えると思うので、そういうことを、またプロでできるというのは嬉しいです。


──子どもの頃から、少年団ぐらいの頃から一緒にやってたわけでしょう?


キク そうですね、はい。


──その選手がプロで新潟でまた一緒のチームになるって、凄い不思議ですね。


キク 嬉しいです。


──では、この3人が大暴れするのを期待しております!


キク あと、村上もいるんで、仲間に入れてあげてください(笑)


──分かりました!色々と今シーズン楽しみです。頑張ってください。ありがとうございました!…鈴木武蔵選手、もうやり残したことはないんですか?大丈夫ですか?


武蔵 大丈夫です!(笑)


──また期待してます!ありがとうございました!

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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2013アルビレックス新潟激励会(その2)

第2グループ(藤田征也、岡本英也、川又堅碁、東口順昭、田中亜土夢、竹重安希彦、坪内秀介)


──では、まず東口選手、よろしくお願いします。


東口 5年目になる東口順昭です。一昨年に引き続き、前十字断裂という大ケガを負ってしまいました。昨シーズンは本当にチームが厳しい中で離脱してしまい、本当に皆さんに迷惑をかけてしまったと思っています。復帰したときにはビッグスワンのピッチで元気な姿を見せられるように頑張っていきたいと思います。


──ケガの回復具合はどんな感じですか?


東口 今はもう順調ですね。ランニングも始めて、この前(一昨年ケガしたとき)と同じようなペースで進んでます。


──サポーターの方からの質問で、今はどんなリハビリをしてるんですか?というものが来てるんですけど。


東口 そうですね、あまり長くは走れないんですけど、走って歩いてと刻んでいくようなトレーニングの仕方を日暮さんと一緒にやってます。


──大体の目標は、これくらいにピッチに戻れたらいいな−、というのはありますか?


東口 5月12日が誕生日なんで、そこらへんに戻りたいなと。


──自分への誕生日プレゼントじゃないですけど、その日にうまく帰って来れればと言うことですね。


東口 そうですね!


──楽しみな誕生日と言うことになりますけれども。…えーと、新加入の岡本選手とはガンバのジュニアユースで…


東口 一緒にやってません!(キッパリ)


──やってない?!(笑)


東口 ハイ。


──えっ。ここにはそう書いてあるんですけど…じゃあ、先輩後輩…特に仲良しでもない?(笑)


東口 ハイ。(キッパリ)


──それでも仲いいんですとか言うてくださいよ(笑)


東口 初めてです(笑)


──大阪の人が新潟で初めて会ったんですか(笑)


東口 そうですね(笑)


──全く知らない?


岡本 全く知らないです(笑)


──じゃあ、その新加入の岡本選手です!よろしくお願いします。


岡本 鹿島アントラーズから移籍してきました岡本英也です。ヒデって呼んでください!個人的には去年はなかなか試合に出られなくて悔しい思いをしたんで、その悔しい思いを新潟で爆発させられるように頑張ります!


──もう、自分の中でも爆発する一歩手前くらいですか?


岡本 ヤバイです(笑)


──もうサッカーしたくてウズウズしてるくらいですか?


岡本 そうです。試合とゴールに飢えてます!


──どうですか、新潟に来られて寒さとか大丈夫ですか?


岡本 だいじょばないです(笑)


──はい?(笑)


岡本 だいじょばない(大丈夫じゃない)です!(笑)


──やっぱりちょっと苦手というか?


岡本 そうですね、寒いです。


──これからキャンプをやって大変ですけど、いろいろやってレギュラー獲って、ピッチで大暴れ、と。


岡本 そう考えてます。


──さらに新加入で竹重選手、よろしくお願いします。


竹重 (緊張のあまり、思わず咳払い)


──大丈夫ですか?大丈夫ですか?(笑)


竹重 ジュビロ磐田から加入しました竹重安希彦です。よろしくお願いします。


──今シーズンに向けて、こういうことをしようとか、自分の中でありますか?


竹重 キーパー陣の中でいい競争を生み出せるように、頑張っていきたいと思います。


──キーパーってプレーするのは1人しかいないんですけど、チームワークも大切ですよね、いつも一緒に練習するわけですし。その中でもいい刺激になって。もちろん自分がピッチに立ちたいという気持ちも常にあるんでしょうし。


竹重 はい、それはもちろん、プロとしてしっかりと。


──キーパーの中で、自分の売りはなんですか?セービングなのかコーチングなのか、いろいろあるわけですけども。


竹重 全部です!(笑)


──僕もアホですね。そんな1個ちゃいますよ。全部なんです(笑)。全てを見てほしいという、そんな感じですかね?


竹重 それで。ハイ(笑)


──今シーズンも頑張ってください。よろしくお願いします。…さあ、このストライカー、帰ってきましたよ。川又堅碁選手です。よろしくお願いします!


堅碁 え〜〜〜〜〜〜、1年ぶりっすかね(笑)。えー、1年ぶりに帰ってきましたぁ!そろそろ新潟でゴールネットを揺らしたいと思ってます。よろしくお願いします!


──スカパーではJ2も見られますよね。たぶん新潟のサポーターの方は岡山のゲームとか結構見てたんじゃないですか?ご覧になってたと思いますよ。かなりネット揺らしてましたもんね(笑)


堅碁 忘れました(笑)


──そんなことないでしょー(笑)逆に川又選手は岡山でプレーしていたときに新潟が気になってました?


堅碁 いやー、もう、最後の5試合は相当気になってましたよ。


──やっぱり。じゃあ試合をチェックしたりとか、あそこだったらオレならもっと決めるのにとか思ってたんじゃないですか?(笑)


堅碁 ここだけの話(笑)


──で、川又選手は最初新潟にいるときは背番号は何番でしたっけ?


堅碁 18です。


──去年は?


堅碁 20です。


──で、今シーズンは?


堅碁 20です。


──今シーズンは何で20番なんですか?


堅碁 ん〜〜、まぁ…正直言うと親父が「20番の方がいいんじゃねぇか」と(笑)


──昨シーズンかなり点獲りましたから、得点感覚は相当思い出してきたというか?


堅碁 ゴールを決めるのは元々得意だったんですけど、ちと運が悪くてポストにちょっと…(笑)


──もうちょっとずらしたらいいわけですもんね。


堅碁 そういうことです!(笑)


──ただ、たくさんのFWがいて、競争ありますよ。


堅碁 そ……いうことです(笑)負けないように頑張ります!


──次は藤田選手、よろしくお願いします!


征也 新潟3年目になりました、藤田征也です。


──今シーズンはこんなプレーをしたいとか、目標はありますか?


征也 新潟に来てからはなかなか点に絡むプレーができてないんで、今年はそういうところを意識して、ケンゴが今年はポストに当てずにしっかり決めてくれると思うんで(笑)、いいクロスを上げたいなと思います。


──いいクロスさえ上げておけばっていうことですもんね!


征也 そうですね、安心して上げたいと思います。


──ポストの「カーン!」という音はもう…


征也 聞きたくないです(笑)


──ゴールネットを揺らす「サーッ」という音がね。


征也 そうですね!


──クロスにも磨きをかけるっていうところですね。


征也 キャンプでいいボールが蹴られるように、しっかりトレーニングしてきたいと思います。


──そして、あの涙が忘れられません、坪内選手でございます。


坪内 新潟1年目の坪内です(笑)


──僕は名古屋戦のときに呼んでいただいて見ていたときも、坪内選手ゴール決めたでしょ。ボールが入るか坪内選手が入るかの勢いでワーッとゴールに入っていきましたけど、結構印象的なゴールも多かったですしね、昨シーズンは。


坪内 あ、そうすか(笑)


──そして、あの涙の真相を教えてください。最終節の。


坪内 はい。いや、嬉しくてですね(笑)


──みんな盛り上がってたでしょ、輪になってワーッと。あそこに行かなかったじゃないですか、ひとりでウーッとなってて。


坪内 いや、あんなことになってるとは思ってなかったんですよ(笑)ワーってなってて、あっと思って見たら出来上がっていたんで(笑)あっ…て(笑)


──そんな痺れるゲームなんてプロでもそう味わえないですもんね。


坪内 そうっすね、ハイ(笑)


──今シーズンの目標はありますか?


坪内 え〜〜〜〜、まぁ、風邪を引かないこと(笑)


──もちろんですね。健康第一ですからね(笑)よろしくお願いします!


──そして、田中亜土夢選手です。よろしくお願いします!


アトム 新潟、長いこと8年目になりました、田中亜土夢です(笑)


──昨シーズンはリーグ戦全試合出場!


アトム はい。


──ご自身としてもプロとして、これできたら嬉しいなっていうのがあるんじゃないですか?


アトム そうですね、これは目標にしてたことなので、よかったかなと思います。


──昨シーズンは攻撃だけじゃなくて守備もかなり奮闘してたでしょ?


アトム そうですね。まぁ、守備も僕の持ち味なので。


──サボらずに全部やる、と。


アトム それが僕の役割なので。


──今年の目標もやはり全試合フル出場?


アトム そうですね、まずそれを目標にやっていきたいと思います。


──チームとしての目標はありますか?


アトム 去年は本当に悔しい思いをしたので、上位でやりたいです。


──去年は凄いドラマがありましたけど、やっぱり基本的には悔しい思いっていうのが相当強いですか?


アトム やっぱり、僕は全試合出てて、こういう結果だったので、本当に悔しい気持ちが凄い大きかったですね。


──じゃあ、今シーズンはその悔しさをバネにして大爆発…


アトム したいと思います!


──期待しております!

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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2013アルビレックス新潟激励会(その1)



1月19日(土)、新潟テルサにてアルビレックス新潟激励会が開催されました。
田中達也新潟移籍のニュースが駆け巡った直後、あっという間にチケットが完売し、追加席もすぐに売り切れるなど、なかなか話題に事欠かないイベントとなりました。


そのせいか、メディアが多かったですねぇ〜。


そこで、平畠啓史さんがMCとして登場した選手トークの部分を、数回に分けてお送りします。
一辺に出すと長くなりすぎることと、6〜7人ずつのグループに分けてのトークだったということで、ちゃんと分けた方が雰囲気が伝わると思うので。(文字起こしが追いつかないというのが一番の理由だったりw)


それではどうぞ、おつきあいください。


※選手名の順番は、立ち位置順です。「──」部分は平ちゃんのトークとご理解ください。


 


第1グループ(黒河貴矢、濱田水輝、田中達也、酒井宣福、小塚和季、内田潤、川口尚紀)


──ちょっとね、最初皆さん、お堅い雰囲気でしたけど、こっからは楽しく…ていうか、まだ堅いですね(笑)内田選手、大丈夫ですか?


内田 大丈夫ですよ(笑)(満面のスマイル)


──いろんな選手にお話を聞いていきたいんですけど、やっぱり最初は田中達也選手のお話を聞いていきたいと思います。田中達也選手、新潟でお客さんの前で話すのはたぶん初めてだと思うんですけども、ひとことごあいさつをいただければと。


達也 浦和から移籍してきた田中達也です。新潟は守備のいいチームなので、今年は僕らFWがしっかり点を獲って、しっかり勝ち点を積み上げていきたいと思います。応援よろしくお願いします。


──今まで田中達也選手は新潟をアウェイとして戦ってきたわけですけど、ビッグスワンの雰囲気を敵として戦うって、どうなんですか?


達也 凄くイヤでした。


──それが今度は味方になるわけですけど。


達也 自分の力以上のものを出せると思ってます。


──天皇杯にも出られてましたけど、コンディションの方はいかがですか?


達也 (天皇杯が終わって)また1度休んだので、これから上げていく段階です。


──新潟に来られて寒さとかどうですか?


達也 ダメです(笑)


──やっぱりあまり得意ではないというか。


達也 寒いのを準備してきたんですけど、全然、その予想以上に寒くて(笑)


──やっぱり想像していたのとは違いますもんね。


達也 はい。今、寮に住まわせてもらってるんですけど、もう、足が凄く冷たいんです(笑)


──ご家族も、もうすぐ一緒に住まわれるんですよね?


達也 そうですね。予定では、子どもが小学生なんで、4月に来る予定です。


──僕、田中達也選手のお子さん見たことがあるんですけど、かっわいいんですよぉ。


達也 そんなことないです。やんちゃなんで(笑)


──アンケートで、三条市の男性の方から、今シーズンは何ゴールくらいを目標とされていますか?という質問があるんですけど。


達也 去年、1点も獲れなかったんで、何点って言う資格はないと思うんで、まずは新潟で初ゴールを早い段階で決めたいです。


──同じくレッズから加入ということで、濱田選手、お願いします。


濱田 初めまして。浦和から移籍してきました、濱田水輝です。アルビのために全力で戦いますので、応援よろしく願いします。


──浦和で一緒にプレーしていた田中達也選手と同時期に移籍ということですけど、何か相談とかされたんですか?


濱田 別に、全くしてないです(笑)


──じゃあ、たまたま気づいたら一緒のところに、みたいな感じだったんですか?


濱田 なんか急に、達也さんから「オレ、新潟行くわ」って電話が来て(笑)


──旅行に行くみたいな感じですね(笑)。新潟では、濱田選手は即戦力として主力で戦ってほしいと思っていると思うんですけど、濱田選手もレギュラーでという思いで新潟に来られていると思うんですけど、その辺どうですか?


濱田 そうですね、全部の試合に出るつもりでいますし、去年のいい守備を継続して、もっといい結果を出せるようにしたいです。


──新潟はディフェンスがいいって言うイメージがありますし、自分が入ってそれが崩れるというのはイヤですもんね。


濱田 それだけは避けたいです(笑)


──新加入ということでは、ユースから昇格ということで、川口尚紀選手、ひと言ごあいさつをよろしくお願いします。


川口 (慌ててマイクのスイッチを入れて)ユースから昇格しました、川口尚紀です。


──今の心境はいかがですか?


川口 早くビッグスワンのピッチでプレーしたいという気持ちです。


──ビッグスワンでどんなプレーを見せたいですか?


川口 僕は攻撃的な選手だと思うので、得点に絡めたらいいなと思います。


──あそこで大きな歓声で応援されたら、どうなっちゃうと思います?自分自身。


川口 物凄い、興奮します(笑)


──みなさん、興奮させてあげてくださいよ(笑) 小塚和季選手も新加入です。


小塚 こんにちは!帝京長岡高校から来ました、小塚和季です。1日でも早く試合に出て、ゴール、アシストを決めていきたいと思います。よろしくお願いします。


──高校選手権でのご自身のプレーに関してはどうですか?


小塚 初戦は満足できなかったんですけど、3回戦、4回戦は満足のいくプレーができたと思います。


──プロでやるというわけですが、今はどうですか?希望に満ちあふれている感じですか?


小塚 選手権で負けた翌日に、プロでやると切り換えたので、プロでは選手権以上の活躍をしたいと思ってます。


──もう、しっかりした高校3年生でね。自分のことを考えるとね(笑)。凄いですよ。期待してます!で?酒井選手は先輩ですか?


ノリ 一応、先輩です(笑)


──一応ってどういうことや(笑)。どんな後輩でした?小塚選手は。


ノリ いや、静かでしたけど、徐々に歳を重ねるごとに生意気になってきたなと(笑)


──じゃあ、ここはひとつ先輩の酒井選手、ごあいさつをどうぞ!


ノリ え〜〜、酒井高徳です…あっ、酒井宣福です(笑)。今年3年目ということで、自分としても節目のシーズンということで、ホントに全力を出して、勝利に貢献できるように、皆さんの前で頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。


──やっぱり、勝負の年という思いはありますか?


ノリ そうですね。今年は本当に勝負の年だと思ってます。


──もう、プロの水には慣れたって感じですか?


ノリ そうですね。スピードもそうですし、早くゴール決めたいですね(笑)


──ゴールをね!いや、いいんですよ、もっと言うてくださいよ。ちっさい声で「ややウケ、ややウケ」て(笑)。いいんですよ、サッカー選手なんですから、ウケなくても(笑)。ゴール決めたらパフォーマンスとか決めてるんですか?


ノリ 仁王立ちで、みんなをガッ!と(笑)


──期待しております!…さて、内田選手。チーム最年長に(笑)


内田 そうですけど…何か?(笑)


──いや、別に?(笑)内田選手からもひと言お願いします。


内田 去年はちょっと大きなケガをしてしまいましたけども、トレーナーの日暮さんとともにいいリハビリをしまして、先生からも許可をもらいまして、昨日から始動してますけども。またチームメートもそうですけど、皆さんの前でプレーできる喜びを噛みしめながら、1日1日サッカーを楽しみたいなと思ってます。あとは、どんな自分の状況であれ、自分に何ができるのか、何をしなきゃいけないのか、それを常に問いかけながら、1年間やりたいなと思っています。


──内田選手が大暴れするのは、もうすぐだという感じですか?


内田 大暴れできるかどうかは、自分次第なんですけど(笑)。そうできるように、そういう姿を見せられるように頑張っていきたいなと思います。


──そして、去年は最後、ゴールマウスを守って、まさに守護神でした黒河選手!


黒河 アルビレックス新潟在籍6年目になりました黒河です。


──今シーズンの意気込み、教えてください。


黒河 内田選手に次ぐベテランと言うことで、去年までは小澤さんという大先輩がいたんですけど、小澤さんのような存在に少しでも近づけるように、しっかりGK陣をまとめていきたいと思います。


──試合中は凄い迫力あるんですけど、しゃべりは結構おとなしい感じなんですね、黒河選手。


黒河 いや、違います(笑)


──でも、試合中は「ゴルァ!」みたいな感じでしょ?


黒河 僕はそんなんじゃないです(笑)


──「シュート撃ってみてください?」みたいな感じなんですか?(笑)


黒河 冷静に(笑)


──今シーズン、チームの目標というか、こういう戦いを見せたいっていうのはありますか?


黒河 去年はプレッシャーがかかる試合が続いたので、今年は勝利でそのプレッシャーを感じるような試合をチームとしてやっていきたいと思います。

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「木村元彦×えのきどいちろうトークLIVE」開催のお知らせ

我那覇和樹というプロサッカー選手をご存知でしょうか。
川崎フロンターレ在籍中に日本代表にも選ばれ、将来を嘱望されたストライカーでしたが、ドーピングのえん罪事件に巻き込まれ、一時は選手生命の危機に立たされました。
「オシムの言葉」等の著作で知られるノンフィクション作家・木村元彦さんが発表した「争うは本意ならねど」(集英社インターナショナル刊)は、サッカー界を揺るがしたその事件の顛末と、国際スポーツ仲裁裁判所で無罪を勝ち取るまでの、我那覇選手と彼を支えた人々の闘いを描き、サッカーのみならず、スポーツ界そのもの、ひいては日本社会そのものについて深く考えさせられる名著と言えます。
そこで、木村元彦さんをお招きし、コラムニスト・えのきどいちろうさんとの顔合わせによるトークLIVEを開催いたします。「争うは本意ならねど」執筆時のエピソードをはじめ、ディープなトークにご期待ください。


【日時】
2月10日(日) 13:00〜(開場12:30)
【会場】
市役所前・北書店(新潟市中央区医学町通2番町10-1 ダイアパレス医学町1F)
【入場料】
1,500円
【定員】
60名
【懇親会】
16時頃より、北書店にて北酒場を開催します。先着20名様、お一人様3,000円。
木村さんとえのきどさんを囲んでの懇親会です。参加不参加を明記の上、合わせてお申し込みください。
【申込先】
北書店店頭またはメールにて、sato@kitashoten.netまで。
※北書店には駐車場がありません。車でお越しの場合は、市役所駐車場、白山公園駐車場など周辺の有料駐車場をご利用ください。



【出演者プロフィール】
木村元彦(きむら ゆきひこ)
ノンフィクション作家、ビデオジャーナリスト。1962年愛知県生まれ。
主な著作に「オシムの言葉」「誇り」「悪者見参」「蹴る群れ」など。


えのきどいちろう
コラムニスト。1959年秋田県生まれ。
主な著作に「サッカー茶柱観測所」「F党宣言」「愛の山田うどん」「アルビレックス散歩道」など。

author:ぐっちい, category:日々のこと
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2013年新体制発表

 昨日はアルビレックス新潟の新体制発表をTeNYで生中継するというので、しっかり録画予約してから出勤。

帰宅してから早速見たのだけれど、クラブの都合で予定より開始が遅くなったということ以外では、まずまずの中継だったんじゃないだろうか。
個人的には、フミタケさんのコメントをちゃんと放送してくれなかったのが、若干不満だったけどw

テレビで流すのは、あれくらいが限界だと思われるので、あとはテキストでこちらを。

http://www.jsports.co.jp/football/jleague/blog/club-report/post-118/

J-SPORTSのスタッフブログだけれど、ちゃんと取材に来てくれてたんですねぇ。
で?その映像は「Foot!」か何かで流してくれるの?期待しちゃいますよ?(J-SPORTS契約者のつぶやき)

田中達也や成岡がしゃべってるのを見ても、今ひとつ実感が湧かないのだが、明日、激励会で実物を見たら、やっと実感が湧いてくるのかもしれない。

「わー。本物だ〜」

みたいな感じでw


記者会見の中で、一番印象に残るのが、やんつーさんの言葉。

「責任感のあるプレーができる選手」

という言葉を、何回か使っている。

「責任感のあるプレー」とは、チームメートから受け取ったボールを簡単に失うことなく、次へとしっかりと繋ぐ、あるいはフィニッシュまで持っていく、といったことかなと解釈しているが、モバアルでのロングインタビューでも、チームとしてのミスの多さに言及していたし、やんつーさん自身、最も改善しなければならない課題だと捉えているのだろうと思う。

やんつーさんのシビアな目は、
「責任感を持ったプレーができる選手だと判断して、新潟に来てもらいました」
という言葉の中にも表れているようだ。


一夜明けて、今日からいよいよ全体練習が始まる。
雪でグラウンドが使えないので、エコスタの室内練習場からのスタートとなるけれど、来週から始まる3部に及ぶ長いキャンプの中で、チームとしての形をしっかり作ってほしい。

ここまで選手が入れ替わったということは、それだけ熟成させるまで時間がかかるということだからね。

開幕までに、闘えるチームに育っているように。期待してます。



今回の新体制発表とは別に、おすすめの記事が一つ。



「浦和レッズマガジン」最新号に掲載されている、田中達也インタビュー。

ただそれが読みたいだけで、初めて買った雑誌だけれど、全体的なクオリティの高さは、さすがのひと言。
悔しいけど、ここまでの雑誌は新潟にはない。

田中達也のインタビューも非常に中身が濃く、ここまでどんなサッカー人生を送ってきたのか、そしてどんなサッカー観を持った選手なのかが、本当によく分かる。

興味のある方は、ぜひ。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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新チーム始動直前と、お願いが1つ

先週は、ブログの更新をしてない間もキム・クナンが来たり、マグとヨングンが修行に出されたりと、相変わらずの出入りの激しさだったわけですが、サポーターの皆様におかれましては、ちゃんとついていけてます?w

私は若干、怪しいw

ここまでの補強の感想は、ここまで監督の意向が強く表れていると思われる補強は久しぶりだなぁ、ということ。
クロさんの時も、それなりに監督の意向は見え隠れしてましたけれど、感じたのは
「新潟を鹿島みたいなチームにしたいんかいな」
ということでしたけれどね。

今回の補強を見ると、成岡まで呼び寄せたからと言って、やんつーさんは新潟を磐田みたいなチームにしたい、という単純な話ではないな、というのは何となく感じ取れるところ。
やんつーさんが今年を「改革元年」なんて悠長に考えているとは思えません。
ただひたすら、「勝てるチーム」を作ろうと勝負に出てる感があります。

そうなったら、サポーターもそれに乗っかっていかないと、置いてきぼり食っちゃいますなぁ。

補強は、恐らく日本人選手は終了で、枠が一つ空いている外国人選手については、じっくりと決めていこうということではないかな、と思います。
チーム始動後に加入が決まる場合もあるかもしれませんね。

昨日まで、モバアルでやんつーさんインタビューが連載されてましたが、それを読んでつくづく、この監督は、とことん肝が据わってる人だな、ということを実感しました。

今年、やんつーアルビがどんなサッカーを目指していくのか、どこへ向かおうとするのか、しっかりと見ていきたいと思います。

そりゃもう、期待してますよ。
プロサッカー選手も、プロサッカー監督も、期待されてナンボの職業だし、サッカーサポーターだって、まずチームに期待してナンボだと思ってますから。

今週の新チーム始動が楽しみです。



さて、前エントリーで告知いたしました、2月10日(日)の「木村元彦×えのきどいちろうトークLIVE in 北書店」ですが、順調にお申し込みいただいているようです。

そこで、北書店さんからのお願いですが、参加申込みの際には、懇親会の参加不参加も明記してください、とのことです。

よろしくお願いいたします。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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2008年組

木暮 郁哉選手 水戸ホーリーホックに期限付き移籍のお知らせ

平井 将生選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ


その昔、アルビレックス新潟というチームは、主力に割って入ってくるようなハイレベルの高卒選手がなかなか獲れず、若手育成なんて言葉とは無縁なチームだった。
J2時代、高卒ルーキーで主力級の活躍をしたのは、尾崎瑛一郎くらいしかいなかったんじゃないかなぁ。勲もルーキーで試合には出たけど、結局主力を脅かすところまでは行けなかったし。


それが、J1に上がってから少しずつ、高卒選手の中に年代別代表経験者が入ってくるようになり、その先駆けがカワや藤井大輔が入ってきた2005年シーズンあたりからだった気がする。


そして、一気にレベルの高い高卒ルーキーが入ってきたのが、フミヤや大輔、ケンゴらの2008年組だったと思う。


2008年組で最初に出場機会を得たのがフミヤで、ケガ人続出のチーム事情の中、細い体でいきなりJ1の激しい試合に放り込まれたことは、彼のサッカーキャリアのスタートとしては、かなり厳しかったんじゃないだろうか。


確か、あれは2008年のアウェイ柏戦だったと思うのだけれど、家でたまたまチャンネルを動かしたら、ちょうどスカパーの無料開放デーで、日立台がテレビに映り、いきなりフミヤのどアップが映し出された。
勲のケガで出番が回ってきたルーキーは、輝きを放つプレーを随所に見せてくれていた。でも、結局、体が出来上がっていない段階での無理がたたり、その後、フミヤはケガに苦しむことになる。
2008年シーズンが終わってからのインタビューで、当時の監督だった淳さんが、


「木暮はもっと大切に使いたかった」


と吐露していたのを思い出す。


どんどんレンタルに出されていく2008年組の中で、大輔とフミヤだけはずっとレンタルされずに新潟で鍛えられた。そして今年、ケンゴが岡山から戻ってくる一方で、大輔は柏へ、フミヤは水戸へ、カズはもう1年湘南で。アヤトは岩手でプレーしているが、マイケルは戻ってくるのだろうか。


新潟が「育成型クラブ」を標榜するようになった大きなきっかけは、やはり2008年組の存在が大きかったんじゃないかと思っているのだけれど、そんな彼らも、ケンゴだけが新潟でプレーすることになる。


いよいよ、フミヤも旅立つのかぁ。
水戸かぁ。あそこは柱谷哲二さんだっけ、監督は。
鈴木隆行をアシストするフミヤが見たいなぁ。
そして、もっとたくましくなって、カズやマサルと一緒に、来年、戻ってきてほしい。
去年のナビ杯大宮戦の追撃ゴールで見せた、最後まで諦めない気持ちを全面に出して、頑張れ。


 


平井は、ガンバと新潟のサッカースタイルや求められる役割の違いに、最後の最後まで苦しんだ印象がある。
私も、平井のゴールはナビ杯大宮戦での1点しか見られなかったのが残念だ。
それでも、コメントを見ると、本当に新潟のことを好きになってくれたみたいだし、ジュニアユースの試合をわざわざツイッターで実況してくれたのも嬉しかった。
またビッグスワンで…と言おうとしたら、考えてみれば来季はガンバ戦がないことに気がついた。いや、でも天皇杯で対戦するかもしれないしね。
2014年シーズン、J1で対戦しましょう。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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花の84年組、ふたたび

アビスパ福岡から成岡 翔選手 完全移籍加入のお知らせ

奥山武宰士選手 アルビレックス新潟に復帰のお知らせ


 


久々に、モバアルメールを見て目が点になった。



成岡だってぇぇぇぇ?



7年前、キクちゃんが新潟でのレンタルを終えて磐田に戻ったシーズン前、お父さんが磐田のオフィシャル誌に掲載されていたキクちゃんと成岡の対談記事を写メで送ってくれたことがあった。
仲良し同級生による力の抜けまくった対談、といった風情の内容だったのだが、一番笑えたのは、キクちゃんが、


「いいぞー、移籍は。一度経験しとけよ」


と成岡にしきりに「移籍のススメ」をしていたくだりで、それに対して成岡は、


「移籍かぁ〜。してみよっかな〜」


などと、脱力するようなことを言っていたのである。それ、オフィシャル誌で言っちゃう?みたいなw


去年、健太郎が新潟に移籍してきたとき、どうせなら成岡も新潟に来て「ジュビロ磐田花の84年組ふたたび」をやっちゃえばいいのに、なんて冗談半分で思ったものだったが、まさかそれからわずか1年で実現するとは。


3人はやんつーさんが監督だった磐田でプロデビューをして、そしてやんつーさんが監督に就任した新潟で、再び集うわけだ。
いやはや。運命って分かんないもんだなぁ。


磐田時代は「ガラスの10番」と呼ばれるほどケガが多かった選手だけれど、新潟が誇る優秀なメディカルスタッフのもと、安心して思い存分プレーしてほしい。
ポジション的にはミシェウさんと同じと考えていいと思うので、もしかして新10番が成岡なのか?そうなのか?


 


ムサシは、2年のシンガポール修行を経て、新潟に戻ってくる。
どれくらい逞しくなったかな。楽しみだ。
で、問題はこれでムサシが2人になることなのだが、コールの仕方とか、決めとかないと困るね、これは。

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出る人戻らない人

鈴木 大輔選手 柏レイソルへ完全移籍のお知らせ

大野 和成選手 湘南ベルマーレに期限付き移籍延長のお知らせ

矢野貴章選手 名古屋グランパスへ完全移籍のお知らせ



世の中が仕事始めモードになったとたんに、Jリーグも移籍シーズンがいよいよ佳境に入ったようで、出る人来る人戻る人戻らない人の話でモバアルメールが忙しいw


まずは、出る人戻らない人の話から。



大輔の柏移籍話が最初に報じられたのは、まだJ1残留できるかどうかも決まっていない時期だったけれど、 最初にその話を聞いたときに感じたのは、一度「世界」を体験した選手は、確実に次のステップを考えるようになるなぁ、ということだった。
W杯を経験した貴章もそうだったし、サポートメンバーとしてW杯の空気を吸ってきたゴートクもそう。そしてロンドン五輪で頑張ってきた大輔も、というわけだ。
ただ、大輔の場合は貴章とゴートクとは違って国内移籍だけれど。


星稜のキャプテンとして、新潟の強化指定選手になった年を含めると6年。
入団当時はみっちゃんや千代といった壁が厚く、ベンチ入りすらままならない日々が続いた。そんな中で、試合ではなくファン感の選手パフォーマンスの演出家としての才能を発揮したりして、このまま選手としては鳴かず飛ばずじゃ困るんだけどなぁ、なんて正直思っていたのだ。


それが、みっちゃんや千代が移籍し、監督が若手を積極的に使うクロさんに替わったこと、そして五輪代表に呼ばれるようになったことで、グングン伸びた。
時々大ポカをしでかすこともあったけれど、クロさんは我慢強く使ってくれた。これが大きかった。


ここまで育つまでに5年かかったなぁと、しみじみする間もなく出て行かれるのはツライものがあるが、違約金とトレーニング費用を新潟に残せるタイミングを選んだことは、大輔の新潟への感謝の気持ちの表れだと思うことにしている。


柏が天皇杯で優勝したので、大輔は柏に行っていきなり、ゼロックスカップとACLを経験することになるわけだ(もちろん、ちばぎんカップもw)。
新潟が手塩にかけて育てたCBなんだから、柏でもしっかり結果を出してもらわなくては困る。そして、A代表を目指してほしい。


 


貴章が新潟に戻ってきたときは、ビックリしたけれど、やっぱりうれしかった。
でも、一度海外移籍を経験した選手だし、また海外に再挑戦したいと思っているのだろうから、あまり長くは新潟にはいないんだろうな、とも思っていた。
だから、今回の移籍については、至って冷静に受け止めている。
名古屋との契約も単年契約だと聞くし、やはり海外移籍への夢を捨ててはいないのだろう。


トップフォームに戻りそうで、結局戻りきれなかった新潟での1年は、貴章にとってどんな日々だったのかは分からないが、ピッチサイド席で観戦したホーム名古屋戦で、目の前を猛烈な勢いでドリブルで駆け上がっていった姿は、いつまでも目の奥に焼き付けておきたい。


ありがとう貴章。お元気で。対戦を楽しみにしてるよ。


 


大野カズくんのレンタル延長は、マサルの愛媛へのレンタル延長とはかなり意味合いの違いを感じてしまう。
イシと大輔の移籍で穴が空くCBに、カズくんが戻って来てくれることを期待していたけれど、その一方で、湘南の3バックで機能しまくっていただけに、新潟に戻ってきて4バックでどうなのか、という懸念はあった。そんなに器用なタイプじゃないしね。


だから、湘南に残ることは本人の強い希望だっただろうけど、クラブとしても何が何でも戻す、というわけでもないようだったので、この選択がお互いにとっていい方向に行くことを願うばかりだ。


新潟戦には出場できない契約になっているから、ビッグスワンでカズくんを見ることはできないけれど、他との試合では存分に頑張れ。
そして、来年こそは帰っておいで。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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