2013年07月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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10年前、10年後

先週、コンビニで見つけて久しぶりに買った「週刊ベースボール」。10年前、つまり2003年のプロ野球をプレーバックしたものだった。


2003年。


アルビレックス新潟がJ2で優勝してJ1昇格を決め、田中達也がナビスコカップでMVPとニューヒーロー賞を獲得し、日本シリーズは阪神タイガースvs福岡ダイエーホークスという顔合わせになってホークスが優勝し、松井秀喜がヤンキースに入団し、小久保裕紀がホークスからジャイアンツへ無償トレードされ、日本ハムファイターズが札幌移転を決めた年。
なんかもう、そう書いただけでも、本当にいろいろあった年だったんだなぁ、と思ってしまう。


あれから、アルビレックスは1度も降格を経験せずにJ1に居続け、田中達也はアルビレックスでプレーしている。福岡ダイエーホークスも今では福岡ソフトバンクホークスで、松井秀喜はヤンキースタジアムで引退セレモニーを行った。
この年、タイガースの井川とともに20勝を挙げ、沢村賞など投手タイトルを総なめにしたホークスの斉藤和巳は、右肩の故障から立ち直ることができず、現役復帰を断念するというニュースが昨日流れた。


10年はあっという間だけれど、様々な状況を一変させるだけの長さがある。
だって、10年前に達也が新潟でプレーする姿を想像できた人は、ほとんどいないんじゃないかな。


これから10年後、2023年に振り返る2013年は、どんな景色に見えるんだろう。激変するものもあれば、変わらずにいるものもあるかもしれない。
もしかしたら、10年後にはアルビユースやジュニアユースに、選手の子どもが入るなんてこともあるかもしれないしね。


個人的には、田中達也家の長女が、聖籠で時々見事なドリブルを披露して「父親の血」を発揮しているので、10年後、岩渕真奈みたいなドリブラーに成長しているんじゃないかと、勝手に妄想しているんだけど。

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もう一度輝け

菊地 直哉選手 サガン鳥栖へ期限付き移籍のお知らせ




キクちゃんが新潟に復帰してきたとき、ブログでこんなことを書いた。

ここに至るまで、本当にいろいろなことがあったので、復帰は物凄くうれしかったんだけれど、極力冷静に受け止めようと思った結果、こういう文章になった。


その後、シーズン開幕前にケガをして、開幕戦に出られなかった。それなのにレベスタのスタンドに多数詰めかけていた大分サポさんたちの姿を見て、ああ、大分でも愛される選手になったんだな、と実感した。


その直後に東日本大震災が発生して長期のリーグ中断があったり、キクちゃん自身も再び足を故障したりして、思うようにならないことの方が多かったシーズンだっただろう。
でも、ご家族がビッグスワンに応援に訪れた夏の浦和戦、試合前にキクちゃんのチャントを歌うゴール裏の声に、お父さんもお母さんも、
「感動しました」
と言ってくださった。
「“オレの直哉”の部分が、ちょっと恥ずかしかった」
というお母さんは、そう言ったすぐ後に、


「もう、新潟では何の心配もしてません」


と満面の笑顔だった。大分では移籍当初、辛い思いをしたから(それは仕方がないことだが)、なおさら最初からチャントを作って歌った新潟サポの、キクちゃんに対する気持ちが、ご家族にも伝わったんだろうと思う。



新潟に復帰しての2年半、ケガもあったし、そうではないベンチ外も多かった。
正直言って、8年前のキクちゃんと比べて、どこか物足りなさを感じることもあった。それを実感するのが聖籠でのトレーニング風景。あんなにガツガツしてギラギラして、誰よりも声を出していたキクちゃんが、なぜか存在感が薄い。うーん、もっと「違い」を見せないと厳しいんじゃないかなぁ…と思ったことは1度や2度ではない。
監督との相性とか言っても、第三者が見た目の印象だけで語れるほど簡単なことじゃないと思うし、ましてや「確執」なんて言葉を安易に使うのもおかしな話だ(2人のやりとりを直に見聞きしてきた人が言うならともかく)。
戦術的に順応できるかどうかの問題は大きいだろう。クロさんのときも使われない時期はあった。やんつーさんはキクちゃんをプロデビューさせた監督だ。むしろ、昔のキクちゃんをよく知っているからこそ、見る目が厳しかったのかもしれない。

「お前、もっとやれるだろう」
と。


今回の鳥栖行きは、半年レンタルとはいえ、そのまま戻ってこないことは覚悟している。素さんや慎吾がレンタル移籍していったときと同じように。
8年前のこの時とシチュエーションがよく似ているし、おおよそ同じような経過を辿っているだろうと思われる。鳥栖からのラブコールは熱意に満ちたものだったに違いない(8年前のソリさんのように)。「必要とされること」の喜びは、誰よりキクちゃん自身が経験してきたことだ。

しかし、本人自身と取り巻く状況には、確実に8年の月日が流れている。
今年、29歳。残り少ないサッカー人生を充実したものにできるかは、今をどう過ごすかにかかっている。選手として、そして引退後の道筋も含めた大命題だろう。そんな中での今回の決断は、とても重いものだったと思う。これまでも何度も重い決断をしてきただろうけど、今までとはまた意味の違う重さかもしれない。



今の状況に一番納得いっていないのは、本人自身。そして、新潟サポも、菊地直哉はこんなもんじゃないはずだと信じている。
鳥栖へ行って、新たな環境、新たなチームで、菊地直哉らしさを見せてほしい。サポーターの心を、プレーでガッチリ掴んできたキミなら大丈夫。鳥栖のサッカースタイルは合ってると思うしね。
豊田がいるんだから、キクちゃんももう一度、代表を目指してほしいんだよなぁ。

でも、どこへ行っても「アルビレックス新潟出身の菊地直哉」だということを、忘れないでほしい。
そのプレーを愛し、戻って来てくれたことの喜びをチャントに託した新潟サポのことを、いつまでも覚えていてほしい。

年内の新潟戦は出場できない契約だそうだから、10月5日のビッグスワンでは会えないけれど、鳥栖戦のスカパー中継は見るようにしよう。

頑張れ。もう一度輝け。そして、また会いましょう。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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折り返し地点

ミッドウィークのアウェイ湘南戦。
長い中断期間があると、どうしても週2試合とか、水曜ナイターとかがスケジュールに入ってきてしまうけれど、いつも疑問に思うことがある。
こういう過密日程って、なぜかいつも暑い時期に多いような気がするのだ。
2005年の7月なんか、1ヶ月に6試合もあって、Jリーグではそれを「HOT6」なんて銘打って盛り上げようとしていた(盛り上がったかどうかはさておき)。


過密日程なんて、わざわざ夏になんかやらないで、もっと涼しい時期にずらしてやればいいじゃん!と思うわけですよ。
こんなスケジュールを組んどいて、


「夏は選手のパフォーマンスが落ちるから、秋春制にしよう」


なんて、どの口が言う、って感じなんですけど。


この7月は1ヶ月5試合。8月は6試合。そのうち、水曜ナイターが4試合もある。厳しいのぉ。



というわけで、新潟にとっては、2週連続の水曜アウェイ。
当然こちらとしては普通に仕事なので、リアルタイムに生中継を見ることもできず、とりあえずモバアルのテキストライブが頼り。
スカパーオンデマンドを利用する手もあるのだが、なぜか私のスマホは、スカパーオンデマンドを立ち上げようとすると固まったり落ちたりするんですよねぇ。
だから、いつもスカパーオンデマンドにチャレンジしては断念している。


しかし、Twitterのタイムラインを見ていると、あちこちで土砂降りがあって、スカパーのテレビ画面が乱れている地域も多かったようだ。
難視聴の中の湘南戦。
こういうときは、モバアルのテキストという、オーソドックスな情報の方が揺るぎなかったりするんだよね。



そんなこんなで、モバアルで試合終了まで確認してから、帰宅後に録画を見た(その前に、JリーグタイムとマッチデーJリーグを見ましたけれどね)。


いやー、2-0なんてスコアが信じられないくらい、厳しい試合だったなぁ。
あんなに攻め込まれているとは、文字情報ではあまり分からなかった。スコアが逆になっても不思議じゃなかったかもしれない。
相手にどんどん前に出てこられると、どうしてもプレスが後手を踏んでしまうし、何よりミスも多かったしね。


それなのに、なぜ0-2ではなく2-0なのか。


結局、新潟には川又堅碁がいて、湘南には川又堅碁がいなかった、ということなんだろう。
それくらい、頼もしかったですね、ケンゴは。聖籠で監督にいじられまくっているだけのことはあるw
シーズン前半戦終了で9得点ですよ。最終的に何点獲るのかなぁ。


こういう、ワンチャンスで点を獲ってくれるエースがいると、出来の悪い試合でも勝ち点3が獲れる、ということ。そんな存在に、ケンゴはなりつつある。
聞くところによると、東アジアカップの日本代表予備登録メンバーの中にケンゴも選ばれていたらしい。最終的にはA代表入りはならなかったけれど、ケンゴの名はザックの頭の端っこにインプットされている、というわけだ。
もう、こうなったら後半戦はさらに点を獲りまくって、A代表をたぐり寄せるしかない。貴章も、予備登録メンバーに入ってから、実際にA代表に招集されるまで、それなりに時間はかかったのだし。



17試合を消化して、6勝9敗2分けで勝ち点20。
もうちょっとやれたんじゃないかという思いもあるけれど、これからチームがどう変化していくのかを見ていくのは、本当に楽しみ。
前半戦でケンゴがブレイクしたように、後半戦に新たにブレイクする選手が出てくるかどうか。
補強の話もちらほら聞こえてきているし、チームはまだまだ成長できる。


早く次の試合が見たいのに、また中断か〜。2週間は長いなぁぁぁぁぁ。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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セットプレーの守備なんとかすっぺ会議



2週間で4試合ともなると、選手が一番大変だろうけど、見る方も追いついていくのに精一杯になってしまう。
…と、ブログ更新が滞っていることを言い訳がましくw


FC東京戦は、約1ヶ月半ぶりのビッグスワンだった。あぁ、柏戦、行きたかったな。


雨が降ったり止んだりのあいにくの天候で、カナールステージで開催予定だった敬和学園高校ジャズホーネッツのライブも中止になってしまった。
それでも、久しぶりのスタジアムは、やっぱりワクワクするんですよねぇ。


試合前のウォーミングアップで、黒河と一緒に出てきたヒガシを見て、ちょっとしみじみしたり、成岡翔の新チャントがシルビーニョのメロディだったので、うわー、懐かしいなぁ、と思ったりしていた。
「オレたちの成岡翔」
だって。何かいいじゃないですか。成岡さんにはぜひ、意気に感じていただきましょう。


試合の方は、何だか立ち上がり10分間で決まってしまったという感じだったけれど、3失点のうち、流れで崩されたものが一つもなかっただけに、獲られた実感がないまま終わってしまった。
セットプレーだよなぁ。点を獲るのも獲られるのも、やっぱりカギを握るのはセットプレーなんですよねぇ。


「SSNSP(セットプレーの守備なんとかすっぺ会議)」再びだなぁ。


どうすんのかな、やんつーさん。


アトムは感動的なまでに絶好調ですね。それだけに、ジンスの出場停止が痛かった。あの2人の左サイドの威力は、J1の中でも屈指だと思います。
その分、右サイドがもっと活性化してくれるとうれしい。翔さん、尚紀、さらにガンガレ。
終盤にウッチーが出てきたら、右サイドが物凄く落ち着きましたね。気の利いたクロスの入れ方といい、やっぱりウッチーがいると違う。戦術眼のある選手って大切にしないと。
敵ながら、米本にはうっかり惚れそうになった。いや、前からいい選手だとは思ってたけれど、本当に素晴らしかった。ダテに寺川に似ているわけではないw
ケガが多くて、ブレイクしそうでしきれないところがあったけれど、ぜひA代表に呼んでほしい人材だ。


まぁ、完敗は完敗なんだけれど、守備でやられっぱなしだったわけでもなく、チャンスも少なくなかった。FC東京が2点リードでペースダウンしたので、付け入るスキは山ほどあった。それで0-3というスコアにはモヤモヤ感が残る。こういう、
「何となく負けた」
という試合の方が、完膚無きまでにやられるよりも危険なんだよね、実は。


 


というわけで、気がつけば連敗になってしまったこともあり、昨日、ちょっと聖籠に行ってみた。
中断明けから紅白戦は非公開になったので、その前日の実践練習を見てみたかった、というのもあった。


時折雨が降る聖籠。風が吹いて半袖では寒いくらい。


Aピッチへ行くと、すでにやんつーさんとトゥッコさん、もっくんがピッチの真ん中で準備をしていて、念入りに打合せをしているようだった。


「おーい、小出(副務)!紅白戦に使うマグネットボード持ってきて!」


と、やんつーさんの声が飛ぶ。やっぱり、かなり実践的な練習をやるんだな。


間もなく選手たちがやってきて、ウォーミングアップを始めたのだけれど、すぐにひとりがクラブハウスの中に戻っていった。あれ?もしかしてケガ?でも、日暮さんはピッチサイドで練習を見守っているしなぁ。


練習は、案の定、セットプレーに時間をかけていた。時々プレーを止めては、やんつーさんが攻撃と守備のポジショニングを細かく確認。これぞ「SSNSP」ですよw
次の湘南戦に、この成果が出るといいな。向こうとしては守備の要の大野カズが、新潟戦には出場できない契約になっていることが、少なからず影響があるだろうし。


全体練習は1時間弱で終わり、その後は居残り練習。FW陣+こやのんによるシュート練習が見応えがあった(達也は居残りせずに上がっていたけれど)。
武蔵が、いろんなバリエーションのシュートを決めていたなぁ。なかなかのシュートセンス。
ヒデは黙々とシュートを打ち、こやのんは切れ味があった。
ケンゴは、あまり当たりがよくなかったのだけれど、失敗するたびに、
「かぁぁぁぁ!」
「あ〜、短かった〜」
とか声を出して賑やか。それに対して、見守っていたやんつーさんが、ひと言二言アドバイスやツッコミを入れるのが面白い。


見ていると、やんつーさんがケンゴを指導するのが楽しくて仕方がない、という雰囲気が伝わってきた。
やっぱり、あれだけ素直で、前向きで、貪欲な姿勢を持っている選手は、教え甲斐も鍛え甲斐もあるんだろうなぁ。
以前、クロさんがえのきどさんのインタビューでケンゴのことについて、「見ていて面白い」と言っていたことがあるけれど、そういうことなんでしょうね。


プロとして成功するためには、
「聞く耳を持つ」
ことが大切だと言うけれど、ケンゴにはそういう資質があると感じる。まだまだ伸びますよ、きっと。


 


ところで、13日にベースボール・マガジン社から発売された「完全保存版アルビレックス新潟〜10年目のPRIDE OF NIIGATA」、みなさん読まれましたでしょうか?
今年でJ1昇格から10年目を迎えたアルビレックスの、この10年間の歩みをまとめたMOOK本ですが、かなり読み応えがあります。
特にウッチーの特集と、知っているようで知らない強化部の話が非常に面白い。
ブラジル人選手担当スカウトの細貝さんが、どんな着眼点で選手を発掘してくるのか。そんな話は表に出てきたことがほとんどなかっただけに、目からウロコがかなり落ちました。

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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遠足前のような
柏戦には行けず、ミッドウィークのアウェイ磐田戦は仕事でバタバタ中で、モバアルのテキストライブもチェックできず、録画もまだ見ていない。


でも、いいんだ。


明日は行けるからね、ビッグスワンへ。

何ものにも代えられないのは、スタジアムでのライブ感。

久々に、それを体験しに行きます。


あー、眠れない!
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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繋げる、続ける

ここではやはり、土曜日の柏戦の話を書くべきところなんだろうけど、何しろスタジアムへ行っていないので、あの盛り上がりについて書けないのが残念だ。


みなさんが入り待ちしたりコレオをやったりしている間、私はというと会社の研修で月岡温泉にいた。
同僚たちからは、
「今、心ここにあらず、でしょー」
などと、さんざん冷やかされつつ。


会議中にスタメンメールが到着。
あれ?大輔がベンチにも入ってない!ちぇっ、楽しみにしてたのに〜(前日練習で鼻骨骨折してしまって帯同できなかったとか)


試合の時間帯は、試合速報のモバアルメールがいつ届くかドキドキしながら、宴会に参加していた。時々、モバアルのテキストライブを覗いてみたりしながら。


まだお互いスコアレスか〜、と思っていたら、前半25分に達也がヒデと交替とある。なに!この時間帯に交替ってことは、ケガか!ケガなのか!
中断期間を経て、コンディションのよさが目立っていたんだよなぁ。そういう時に限ってアクシデントって起こりやすい。まさに好事魔多し。


浦和サポ専務に、


──た、達也が前半25分に…


と報告しようとしたら、


「なに!達也が点獲った?!よぉ〜〜し!」


とガッツポーズ。だからぁ〜、最後まで話を聞いてくださいよぉ。


──違います違います。前半25分にゴールを決めたんじゃなくて、交替したんです!


「なに!交替?!ケガか?!そりゃ大変だ、心配だぁぁぁぁ」


…酒の席でのとっちらかった会話、大変申し訳ございませぬ。
やっぱり、浦和サポの達也への心配の仕方は、なかなか尋常ではないんである。


その後は、


おお、ケンゴが先制ゴール!
あちゃー、工藤にやられたかぁ〜。
うぬぬ、逆転されたか…
うおー、アトムが今季初ゴールで同点!
ヒデ!


と言った具合。映像もなくテキストだけでもこれだけ盛り上がれたんだから、スタジアムの盛り上がりっぷりは推して知るべし。


その夜は、スポーツニュースも見なかったので、試合のダイジェストを映像で確認したのは、翌朝のローカルニュースでだった。



翌日、選手の様子だけでも見ていこうと思い、月岡から聖籠へ直行。
天気はあいにくの雨だったけれど、あれほどの劇的な試合の翌日ということもあって、サポーターの数は結構多かった気がする。



10時からは、昨日の試合に出なかったり、出場時間が短かった選手たちのトレーニング。11時からはリカバリー組のトレーニング、という流れ。


うーん、クナンの姿がないなぁ、と思っていたら、リカバリー組と一緒に達也が日暮さんと一緒に登場。見たところ、変わった様子もなかったので一安心。
もしかしたら、磐田戦は大丈夫かな?と思ったのだけれど、JFAの指針で脳震盪と診断された選手は、6日間試合出場を見合わせるということになっているらしい。
磐田戦はお休みせざるを得ないけれど、FC東京戦は大丈夫じゃないかなぁ。たぶん。
(帰宅してから試合の録画を見たのだけれど、こめかみに思い切りボールがぶつかったのね。こめかみはなぁ〜〜、脳に響きやすい箇所だからきついよなぁ〜〜。その後15分くらいプレー続行してたけど、ボーッとしてたんじゃないだろうか)
達也よりも、メディカルチェックを受けに韓国に一時帰国したクナンの方が、かなり心配だ。
※【追記】今日のスポニチ新潟版によると、達也はFC東京戦まで欠場ということのよう。規定なので仕方ないですね。クナンは心電図異常というのが気がかり。身長の高い選手(特に190cm以上)は、心疾患が見つかるケースが少なくないだけに。


リカバリー組の中にヒガシがいるのを見て、あぁ、これはいい画だなぁ、戻って来たんだなぁ、なんて思っていたら、サブ組のトレーニングでフィードを蹴っていたキクちゃんのボールが、隣のCピッチに飛んで行ってしまい、
「あ〜!」
などと声を挙げている。
Cピッチに目をやると、オレンジのトレーニングシャツが見え、キクちゃんがフカしたボールを拾ってあげていたようだった。


ん?誰?……あー、ゴートクだ!


ゴートクがひとり、Cピッチで自主トレしていたのだった。ブンデスリーガーに球拾いさせちゃいましたかw
間もなくドイツに戻る前に、体を動かしに聖籠に来たってことだけれど、こんなことができるのも、いい移籍の仕方ができたから、なんだよなぁ。



帰宅後、早速柏戦の録画を鑑賞。
いや〜、泥臭い勝ち方しましたね。決して美しくはないけれど、新潟らしい、というか。走力とメンタルの勝利。


3得点はどれもスーパー。得点に至るまでの経緯も、何人もの選手たちの身を粉にした関与があった。
アトムのゴールは特に素晴らしかったけれど、その得点シーンの前から、鋭い枠内シュートを連発していて、ニオイはあったのだな。アシストも含めて、MOM級の活躍。
ディフェンスに課題は残されているとはいえ、何より、こういう殴り合いの試合で勝ちきったというのは、本当に大きいし、チームが逞しくなっていることを実感する。
ぜひ続けていきましょう。続けて結果を残していくことで、チームは成長できる。



さて、FC東京戦は行きますよ。行かないわけにはいかない。
その前に、ミッドウィークのアウェイ磐田戦。「繋げていく」ためにも、必勝です。

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ビッグスワンをオレンジで埋めつくせ

長かった中断期間も終わり、いよいよ明日からJ1リーグが再開。
この1ヶ月、コンフェデ見たり、J2見たりして場繋ぎしてたけれど、やっぱりマイチームの試合がないと、どうしようもなくつまらない。


再開初戦がホームゲームというのは、実にいい巡り合わせですね。



で、明日の柏戦は、こういうことになっている。

新潟日報サンクスデー「ビッグスワンをオレンジで埋めつくせ GIANT ORANGE PROJECT」

新潟日報の紙面で、ジャイキリとのタイアップ広告を大々的に掲載中だけれど、ついにジャイキリの連載誌「モーニング」にも進出してしまった。


オレンジ色の「モーニング」表紙。表4にはGIANT ORANGE PROJECTの広告が出ている。


凄いな、これ。


4万人動員を目指して、クラブと新潟日報がここまで本気になっている。試合当日にはコレオグラフィも実施するとのこと。
NHK BS1で予定されていた試合の生中継が、急遽変更になった理由の本当のところは分からないけれど、


「テレビ中継があるなら、それを見ればいいや」


じゃなくて、


「テレビ中継もないなら、スタジアムに行かなきゃ」


という気運を高めようという意図なんじゃないかと、勝手に解釈している。
そうですよ。スタジアムに行かなきゃ分からないことがいっぱいある。



…と、そんなことをエラそうに書いている自分はどうかというと、実は明日はスタジアムへ行けないのだ。
あろうことか、会社の研修とモロ被りしてしまった。研修を蹴ってビッグスワンへ行くという選択肢は、社会人の立場ではさすがにない。
キックオフの時間には月岡温泉にいるという、何とも締まりのない話である。とりあえず、スカパーの録画予約だけはしておいたので、試合の映像は日曜日に帰宅してから、ということになる。


4万人動員が叶うかどうかは分からないけれど、間違いなく、スタジアムの雰囲気は高揚感に満ちたものになるだろう。
明日の夜7時、時間がある人はぜひビッグスワンへ駆けつけてほしい。そして、新潟の選手たちを大きな声で後押ししてほしい。
その声が、選手たちに勇気を与えてくれる。

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サンダーバード!


発売を知って、喜び勇んで買いに走った「pen」最新号。

なんてったって「サンダーバード完全読本」ですよ。

イギリスで初回放送があったのが1964年で、日本では1966年から放送開始。
私が最初に見たのはいつ頃だったのか、全く覚えてないけれど、たぶん幼稚園くらいの頃だった気がするので、日本で放送が始まってから4〜5年くらい経ってからだったんだと思う。

49年経っても古くならない名作中の名作。
この本の中では、作品のストーリーだけでなく、「サンダーバード」誕生秘話や制作エピソードなどが満載で、相当読み応えがあります。

えーと、ちなみに私はサンダーバード5号に乗って、たまに宇宙から交信してくるジョンが好きでした。(表紙の右側に立ってるキャラクターですね)
ジョンって、誰かに似てるんだよな〜。名前が出てこないけど。
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