2014年02月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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いよいよ開幕です
22日に開幕した「にいがたサッカームービーウィーク」も、今日、無事最終日を迎えました。

多数の方にご来場いただき、ありがとうございました。

イベントに協力してくださったアライアンスのみなさん、ヨコハマフットボール映画祭のみなさん、えのきどいちろうさん、平澤大輔さん、新潟大学アルビレックスプロジェクトのみなさん、そしてサポータートークセッションにご出演いただいた浅妻さん、ktmr師匠、恭平くん、ありがとうございました。

初めての試みということもあり、手探り状態での開催でしたが、反省点などを整理しながら、来年以降に繋げていきたいと思います。


さて、サッカームービーウィークが終了と同時に、明日からいよいよJ1リーグ2014シーズンが開幕です。
Jリーグの日程が出る前にサッカームービーウィークのスケジュールを決めていたので、偶然だったのですが、なかなかいい巡り合わせでしたねw

「サントス〜美しきブラジリアンサッカー〜」の冒頭で、リベルタドーレス杯のタイトルを賭けた試合に臨むサントスサポーターが、決起集会をしているシーンが出たのですが、リーダーが仲間たちに呼びかけた言葉が印象に残っています。

「この場所にいられることに感謝しよう」

サポーターとして、タイトルを争う試合に立ち会えることの喜びを。

新潟は、まだその舞台に上がったことがありません。でも、去年の第33節マリノス戦は、その疑似体験のようなものだったかもしれないな、と思います。
2012年の仙台、2013年のマリノスと、2年連続で第33節に優勝が懸かった相手の胴上げ阻止をしたわけですが、今年こそ、自らのタイトルが懸った試合を、その昂揚感を体験してみたい。
そんな気持ちがふつふつと涌きあがってくるシーズン開幕は、J1昇格以降では初めてかもしれません。

もちろん、長いシーズン、苦しい時期も、思い通りにならない歯がゆさを感じる日もあるでしょう。
それを一つひとつ乗り越えながらチームが成長し、一歩ずつ目標に近づいていく、そんなシーズンにできたらいいなと思うのです。

今年も、愛すべきチームと共に泣き笑いできる、幸せなシーズンでありますように。

私は残念ながらテレビ観戦ですが、ワクワクしながらキックオフを待ちたいと思います。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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にいがたサッカームービーウィーク、いよいよ明日開幕です!

盛り上がったソチ五輪ももうすぐ閉幕。そのあとはパラリンピックもありますが…。J1リーグ開幕1週間前の明日、「にいがたサッカームービーウィーク」、いよいよ開幕です!


http://www.cinewind.com/news/2014-2-22-2-28/

https://www.facebook.com/niigata.soccer.movie.week

http://www.albirex.co.jp/news/others/41161


今週の火曜日の新潟日報朝刊に掲載された、えのきどコラム「新潟レッツゴー!」で紹介記事を書いていただいたことと、アルビレックス新潟公式サイトでも告知が出たこともあり、前売券に一気に動きが出てきたようです。
前売券発売は今日までです。当日券よりも300円安く確実なので、ご購入をおすすめします。
シネ・ウインド窓口か、ネットショップ(http://www.cinewind.com/itemlist/)までどうぞ。

明日は18時より、「サントス〜美しきブラジリアンサッカー〜」上映後、えのきどいちろうさん&元サカマガ編集長の平澤大輔さんによるトークショー。トークショー後は懇親会がありますが、まだ空きがあるようなので、ぜひご参加ください。

明後日は同じく18時より、「狂熱のザンクトパウリ・スタジアム」上映後、新潟サポーターによるトークセッションがあります。

平日の24〜28日は、2作品を隔日上映するほか、25日、27日は、上映後に新潟大学アルビレックスプロジェクトによるイベントを行います。

多くの皆さんのご来場をお待ちしております!

author:ぐっちい, category:サッカー
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「期待する」こと、「期待される」こと。

本当はラグビー日本選手権1回戦を見て感じたことを書こうかと思っていたんだけれど、書きそびれた。ラグビー日本選手権はまだ続くし、これは後日、ということで。

で、ソチ五輪。

今朝がたのフィギュアスケート女子シングルSPで、浅田真央がまさかの16位スタートとなり、フリー演技が残っているとはいえ、トップのキム・ヨナとの得点差は19.41まで開き、3位のカロリーナ・コストナーとも18.61という大差になったことから、早々にメダル獲得が絶望的な状況になってしまった。日本選手の中で最高位の鈴木明子(8位)でさえ、1〜3位からは14点近く差をつけられている。
そのせいか、朝のニュースを見ると、全てが終わってしまった、みたいな雰囲気。

うーん。

確かに、浅田真央にかけられた金メダルへの期待は、開幕前から凄いものがあったので、その落胆が大きいのは分かる。それはジャンプ女子の高梨沙羅に対しても同じ。
今回の五輪は、特にこの2人に対する期待の大きさが圧倒的だったので、特に目立つのだろう。

こういうとき、すぐに「プレッシャーに負けた」という言葉が連呼されるのは、昔も今も同じ。
思い出すのは、84年ロス五輪。このときも、メダルが有力視されていた日本選手がばたばたと敗退し、

「プレッシャーに負けた」

という言葉がテレビや新聞に、さんざん登場した。
それを見て、とあるおばあさんが孫に、

「プレッシャーさんって、そんなに強いのかい?」

と訊いた、という笑い話が、「クイズダービー」という人気クイズ番組で出題されたことがあったなぁ(遠い目)。

まぁ、そんなことはともかく、最有力金メダル候補と期待されていた選手が、メダルにさえ手が届かないということに対して、簡単に「プレッシャーに負けた」で済ませてないか。

「負けに不思議の負けなし」

というノムさんの言葉(ネタ元は松浦静山だけれど)を借りるまでもなく、負けには必ず要因があって、プレッシャーはあくまでもその一要素。
勝因、敗因のしっかりとした検証は、スポーツメディアの重要な役割だと思うし、そこは各メディアには頑張ってほしいと思う。
特に、冬季五輪は採点競技が多いので、なぜ勝ったのか、なぜ負けたのか、という検証記事の大切さを教えてくれたのは、ニューヨーク・タイムズだった。
男子フィギュアの羽生結弦とパトリック・チャンの演技を、採点基準の数値をもとに見事に再現し、何が明暗を分けたのかを分析した記事は素晴らしかった。

http://www.nytimes.com/interactive/2014/02/14/sports/olympics/mens-figure-skating.html?smid=tw-share&_r=1

やっぱり、選手に国家レベルの期待がかけられる五輪のような大会では、こういう報道姿勢って大切だよね。

もちろん、選手に対する「期待」という名のプレッシャーの存在もあるだろう。
選手は期待されることで力を発揮できる。が、その一方で、期待されることが見えざる敵になることもある。
そこがスポーツの難しさであり、応援する側の難しさでもあるとも感じるけれど、でも、選手というのは、期待されてナンボだと思う。

確か、2005年頃のアルビの反町監督インタビューだったと思うのだけれど、ソリさんは監督業についてこんなことを言っていた。

「監督は“期待される職業”だから」

これは、選手も同じなんじゃないかな。選手は期待される職業だ。だから、応援する側は、しっかりと期待すればいい。もちろん、それに選手が応えてくれる時もあれば、裏切られる時もある。でも、それを全てひっくるめて、「期待する」ということなんだと思う。
問題なのは、「期待という名のもとに、余計な雑音を選手に浴びせること」と、ダメな時にあっさりと手のひら返しをする姿勢、なんじゃないだろうか。

author:ぐっちい, category:オリンピック
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変わること、変わらないこと。
ソチ冬季五輪が始まって、ご多分に漏れず、寝不足の日々が続いている。

村上の中学3年生、平野歩夢くんのスノーボードハーフパイプ銀メダル、凄かったですねぇ。
私も幼稚園に上がる前の3年ほどを村上の瀬波温泉の近くで過ごしたので、平野くんには勝手に親近感を抱いている。
それにしても、15歳にしてあの落ち着きは、何なんでしょうね。自分が15歳だった頃と比べて、あまりの違いに愕然としているオトナは、多いんじゃないだろうかw


少し前の話になってしまうけれど、フリースタイルスキー女子モーグルで上村愛子が4位になったとき、なぜターンでミスをしたカーニーが3位で、ほぼノーミスでタイムも上だった上村愛子が4位なのか、と物議を醸した。
そこが採点競技の難しさ、分かりにくさであり、1番目だった滑走順など、有利不利はあったかもしれないが、その後の専門家の見解などを見ると、現在の採点基準に照らし合わせると、4位は妥当な結果、ということらしい。
 

http://matome.naver.jp/odai/2139205753567888201
 

ふーん、「カービングターン」と「スライドターン」か。なるほど、ターンにもトレンドがあるんですね。
 

上村愛子はトレンドの滑りよりも、「自分の滑り」を追求した、ということなのか。そう考えると、レース後の清々しい表情と語りが、とても納得できる。
 

より点数を上げるための滑りに自分を変えるよりも、ブレずに自分自身の精度を上げることを求め続けた結果、最高の滑りができたのなら、それはメダルよりも価値があることかもしれないね。
 

変わること、変わらないこと。
変えること、変えられないこと。
 

どっちがいいとか、正しいとか、そういうことではなく。個々の人生観や世界観といったところにまで繋がっていく話。

author:ぐっちい, category:オリンピック
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にいがたサッカームービーウィーク2014開催!
ひとつ、イベントの告知です。

新潟市中央区の万代シテイにある市民映画館、シネ・ウインドで、2月22日(土)〜28日(金)の7日間、「にいがたサッカームービーウィーク2014」が開催されます!

日本でサッカーに特化した映画祭と言えば、「ヨコハマフットボール映画祭」が有名ですが、新潟でもぜひオフシーズンにサッカーで盛り上がろう!という願いを込めて、サッカームービーウィークを開催する運びとなりました。

今回の上映作品は、

「サントス〜美しきブラジリアンサッカー〜」(2012年ブラジル)

「狂熱のザンクトパウリ・スタジアム」(2011年ドイツ)

の2作品。「サントス」はブラジルの名門チーム・サントスFCのドキュメンタリー。ペレからネイマールまで、スーパースターたちが繰り広げる「ブラジルサッカーの美」を存分に味わえる映画です。
残念ながら、カズは登場しませんが。

「狂熱のザンクトパウリ・スタジアム」は、ブンデスリーガ2部のFCザンクトパウリのホームスタジアムの熱狂ぶりを伝えるドキュメンタリー。サッカー映画なのに試合のシーンがほとんど出てこない!主役はあくまでもサポーターです。こういう映画、ビッグスワンでも作ったら面白いんじゃないかなぁ。ゴートクはこういう雰囲気の中でプレーしてるのかとか、もしもアトムがあのままコットブスに行ってたら…とか、いろいろ想像しながら見ても楽しいですよ。


2作品を日替わりで上映しますが、初日の22日は「サントス」上映後に、えのきどいちろうさんと平澤大輔さん(元サカマガ編集長)のトークショー&懇親会。2日目の23日は、「ザンクトパウリ」上映後に新潟サポーターによるトークセッションを開催します。
25・26日は、新潟大学アルビレックスプロジェクトのみなさんによるトークイベントが企画されてます。

2作品とも試写で見ましたが、どちらもとにかく面白い!海外のサッカースタジアムの雰囲気って、実際にはなかなか体験できませんが、臨場感あふれる大画面とサウンドで、スタジアムにそのまま入り込んだかのような迫力を実感できます。

Jリーグ開幕直前のキックオフイベントとして、来年以降も少しずつ上映作品を増やしていければと考えています。ぜひお誘い合わせの上、ご来場ください。

明日2月4日より、シネ・ウインド、シネ・ウインドWEBSHOP、NIC新潟日報販売店にて前売券発売開始です。

詳しくはシネ・ウインドHP(上記リンク)をご覧ください。
author:ぐっちい, category:サッカー
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