2014年06月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
RSS | ATOM | SEARCH
ザックジャパンの戦いは終わりましたが

ブラジルW杯の日本代表の戦いは、グループリーグ3試合で終わってしまいました。
日本サッカーの今後のためにも、1試合でも多く戦ってほしかったのですが、残念です。
この3試合の中で、最後のコロンビア戦が一番内容がよかったというのは、多くの人の意見が一致するところだとは思います。1-4という最終スコアは、リスクを負って攻撃に出た結果なので、仕方がないという気持ち。最後まで、今までやってきたサッカーを貫き通そうとした姿勢を見せてくれたことは、よかったなと思うのです。

戦術的なことは、サッカーに詳しい方々にお任せするとして、素人目線で感じたことは、日本はこなれていないというか、したたかさやアドリブが利く選手が圧倒的に少ないなぁ、ということでした。
あれだけ欧州組が増えても、日本人の本質的な部分を変えるのは容易なことではないのかな、と。

高さで勝負できないのに、可能性の薄いハイクロスを連発したのはなぜなのか。もっと可能性のあるプレーの選択肢はあったんじゃないのか…。

もちろん、すべてはピッチで起こっていることなので、テレビ桟敷の素人が言うことじゃないのは分かっていますが、最善のプレーを即座に選択できる臨機応変さ、戦術眼があればなぁ、と思うのは、アルビレックスの試合を見ていても時々感じること。それと同じ現象が、史上最強レベルと呼べる日本代表にも起こってしまう背景について、きちんと考えなければいけないのかもしれません。
やっぱり言われているように、育成年代から…なんでしょうか。

選手の中では、大久保の率直な意見が、なるほど、という感じでした。
http://www.footballchannel.jp/2014/06/25/post45265/

結果はとても残念だし、もっとこのチームの試合が観たかったなぁ、というのが本音なのですが、その一方で、日本代表がW杯の舞台で攻撃的な姿勢を貫こうとする時代になったのか、という感慨もあります。
チームをここまで引き上げてきたザッケローニ監督の功績は間違いなくあるはずですが、4年という限られたスパンの中では、ここまでが限界だったのか…とも感じてしまいます。そう考えると、代表監督って難しい職業ですよね。

日本代表のW杯は終わってしまいましたが、W杯そのものはこれからが佳境。寝不足になりつつ、最後まで楽しみたいと思います。
やはり南米開催は南米のチームが勝つ、というジンクスは継承されるのか、それとも、それを打ち破る欧州チームはいるのか。

日本の試合がなくなったのに、J1の再開まであと1ヶ月近く待たなければならないのは、結構辛いものがありますがw(その前に天皇杯はありますけどね)、何とか乗り切りたいと思います。

まずは、日曜日のサマーフェスタかなぁ。(雨予報だけど…)

author:ぐっちい, category:FIFA World Cup
comments(0), -
上越→魚津、新背番号19


ずっとお誘いを受けていて、なかなかスケジュールが合わずに未観戦だった、フットサルチーム・新潟モナルカの試合。
ようやく昨日、フットサル北信越リーグ第3節の試合を観戦しに行った。
場所がリージョンプラザ上越だったので、クラブスタッフの人の車に便乗させてもらっての旅。

11時過ぎに会場に到着すると、コートではカベーラ新潟の試合中。超久しぶりに見るカベーラだけど、選手の顔ぶれがガラッと変わってしまっていて、別チームのような感覚。
監督代行が元GKの坂田さんだった。坂田さんも現役じゃないんだなぁ。

13時から、新潟モナルカvsグランドルフ金沢。新潟モナルカは、アルビユース出身の選手が中心になっているチームで、将来的にFリーグ加盟を目指している。
今、新潟では一番力があるのかな。
ただ、この日は所用やケガで出場可能な選手が少なく、本当の少数精鋭で試合に臨まなければならず、苦戦が予想された。
それでも、結果的には8-3で勝利。後半は相手のパワープレーに苦しめられたとはいえ、攻撃の崩しとかアイディアは、遥か上を行っていたと思う。

いやー、久しぶりのフットサル観戦、面白かった。

試合終了後、一緒に観戦していた人たちと、これから魚津に行こうか、ということになり、急遽、北陸道を飛ばして魚津へ。
アルビがミニキャンプを行う桃山運動公園は、魚津ICから約4kmくらいの高台にあった。

15時から練習開始ということだったのだけれど、私たちが到着したのは16時少し回っていた頃。ピッチでは、選手たちが黙々とペース走を行っていた。かなりキツそう。トゥッコさんと通訳のもっくんの声だけが響く。



遠目で見て、山本康裕を確認。小池くんらユースっ子が数名いる中、見慣れない顔がひとり。
ネットでいろいろと飛んできた情報によると、Kリーグ蔚山現代の左SB、イ・ミョンジェという選手らしい。見ると、19番のトレーニングウェアを着ている。完全にジンスの後釜ですね。
見るからに負けん気が強そうな面構え。若そうな選手だなーと思っていたら、20歳なんですね。ジンスよりも年下なのだなぁ。
走ってる姿しか見てないので、プレースタイルは全く分からないけれど、気合いが入ってそうな顔つきが期待を抱かせるではないの。

トレーニングは、16時半ころ終了。
この競技場にはシャワー施設がないらしく、選手たちはタオルで汗を拭き拭き正面玄関前に出てきて、ファンサをしてから停まっていたバスに乗り込んでいった。

そんな中、正面玄関前の人だまりの中に、元アルビの明堂を発見。奥さんと赤ちゃんを連れて、会いに来たらしい。
声をかけたら、

「今、カターレ富山のスクールで教えてます」

と答えてくれた。相変わらず笑顔がいい。
すると、明堂の姿を見つけた守田が寄ってきて、がっちり握手。ああ、そうか、富山で一緒だったんだね。
守田は、たくさんのファンに囲まれて、サインや記念撮影に応じていた。さすが、富山で一番人気。

明堂に対しては、他の選手たちも声をかけていて、カズなどは赤ちゃんにちょっかいを出して泣かれていたし、栗原コーチが、

「おっ、元気?じゃあ、またな!」

とガッチリ握手した後、トゥッコさん、三浦フミさんと3人でホテルへランニングの旅に出て行った。

正面玄関を振り返ると、ヤンツーさんとケンゴがファンサ中で、終わる気配がない。
すると、選手とスタッフを乗せたバスが2人を残して発車w
でも、ちゃんともっくんがワゴン車の運転席に座っていて、2人を待っている様子だったので大丈夫でしょうw

私たちも引き上げて、まず電車で糸魚川方面へ帰る人を魚津駅へ送ったのだけれど、その途中、さっき運動公園を走って出発したコーチ3名が走っているところに遭遇。
車の窓を開けて手を振ると、フミさんが気がついて振り返してくれた。
もしかして、これを毎日やるんですか、みなさん。コーチ陣も追い込んでるなぁぁぁ。

このミニキャンプは28日まで続き、最終日にはカターレ富山との練習試合も予定されているとのこと。
競技場からは日本海が一望でき、とても景色のいいところだった。いい環境の中、選手たちもいいトレーニングが積めるだろう。相変わらず、ピリッとした雰囲気がよかったしね。
今回は上越まで行った勢いで観ることができたけれど、チャンスがある方は、ぜひ行ってみてください。




【追記】

韓国・蔚山現代からイ・ミョンジェ(李 明載)選手 期限付き移籍加入のお知らせ

早速出ました、公式発表。
プロ1年目のルーキーをレンタルで出すという現代の判断は、それだけ期待の選手だということなのでは。
ヨンチョルやジンスを育てた実績は、新潟にとっていい若手韓国人選手を獲得できるチャンスになってますね。

で、最終的な背番号は19じゃなくて29なのねん。
 
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(3), -
さよならは別れの言葉じゃなくて


昨日の昼頃に飛んできたモバアルメール。

ジンスが今、新潟に来ているので、サポーターにお別れの挨拶をビッグスワンでやるという。

18時半から15分間。
う〜ん、間に合いそうにないなぁ。この時間帯のバイパスは混雑するからなぁ。

諦め気味だったのだけれど、でもやっぱり行きたい。定時ダッシュするとして、バイパスを経由せずに速く行くにはどうすればいいか。

そうだ、高速道路だ!新潟空港ICから1区間、新潟亀田ICで下りる。そこからエコスタの裏側を通る道に入れば、混雑にあうことはまずないだろう。

もう、飛ばしましたよ。そうしたら、目論見どおり、20分かからずにビッグスワンに到着。平日ナイターの試合を観に行くとき、バイパスを使っていつも40分近くかかっていたのに、この速さ。さすが高速。
そうか、これからは平日ナイターのときは高速使えばいいのかw(いまさら)

Eゲート前広場へ行くと、アルビトラックの仮設ステージがあり、かなりの人数のサポーターが集まっていた。
ハングル語の長いダンマクが出ていたので、制作者であるktmr氏に聞いてみたところ、意味は

「ドイツで輝く活躍を!ロシアに向かってファイト!私たち永遠にOne Team!」

新潟駅近くにある民団のオフィスに、日本語で作った文章を持ち込んで韓国語翻訳をお願いしに行ったとのこと。苦心の力作なのだ。


まもなく、広報の栗原さんと一緒にジンスが登場。通訳のドンちゃんは同行していないので、ジンスはオール日本語でスピーチするんだな。

W杯韓国代表メンバーからケガで離脱して、どんな心境でいるのか心配していたのだけれど、いつもの笑顔のジンスがそこにいた。
「泣きそうなんですけど」と言いながらも笑顔。
そうだよね、もうジンスはもっと先のことを見つめている。彼はプロサッカー選手だ。

ステージに立ったジンスは、「日本語が下手なので…」と言いつつ、よどみない日本語でスピーチしてくれた。ユーモアを交えて笑いを取りつつ。
もっとしんみりした雰囲気になるのかなぁ、なんて思っていたのだけれど、とても爽やかで明るいお別れ会になった。それもジンスの人柄だよね。


「19歳で新潟に来て、今、22歳。いろいろ成長することができました」

「向こうにはゴートク選手もいるし、楽しみです」

「新潟のことは死ぬまで忘れません。死んだ後も忘れませんw」

「新潟からドイツ、遠いですよ!でも、よかったら応援しに来てください」

「30歳くらいになったら新潟に戻って来たい。30歳過ぎると思いますけどw…それまで待っててください」


韓国の大学生が、19歳で祖国を出て、新潟でプロサッカー選手になった。
ジンスが新潟に新加入してから2年半。2年半しかいなかったのか、とビックリしてしまうけれど、それだけ濃密な日々だったってことだよね。
昨年末の北書店でのえのきどさんトークショーで、えのきどさんが披露してくれたエピソードには、ジンスがアトムに、

「アトムー!俺、来年も新潟。アトムは〜?」

と声をかけてきた、という笑い話があったけれど、その屈託のない明るさとスピード感あふれるプレーで、ホッフェンハイムのサポーターにも愛される選手になってほしい。

そして、またいつか、新潟で再会できたらうれしい。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
コートジボアール戦で凹んでいたら、山本康裕が来ましたよ
ジュビロ磐田から山本 康裕選手 期限付き移籍加入のお知らせ




本来なら、昨日のブラジルW杯の日本vsコートジボアールのことを書くところなんだけれど、気持ちの中で整理できていないし、今日は新潟的に大きなニュースが出たので、そっちの方を書くことにする(半分現実逃避)。

とりあえず、コートジボアール戦は…うーん。
後半の長谷部→遠藤とドログバ投入で、試合の流れが激変したように感じた。いや、激変したというより、前半の日本先制後から続いていた流れが、決定的なものになったというか。強烈な個の力に対抗するためには、徹底した組織戦に持ち込むしかないところを、徹底し切れなかったなぁ、ということと、どこの国を見ても攻守の切り替えのスピードが基本になっている時代に、もう遠藤じゃないってことかなぁ、なんてことを漠然と考えたりしていた。

すんません、家事をやったりしながら真剣に見てたわけじゃないので、この程度の感想しか言えないんですけどw

別にこれで終わりではないのだし、残り2試合勝てば可能性は十分あるわけだし。何てったって、2010年南ア大会のスペインは初戦負けたけど優勝しましたからね(今回も初戦で負けましたけどねw)。
まずは切り替えて、ギリシャ戦に全力を尽くすしかないね。




で、今日。少し前から獲得の噂があったジュビロ磐田の山本康裕のレンタル移籍加入が正式に発表された。

ジュビロの下部組織育ち(ヤマハジュビロSS浜北ジュニアユースでは貴章の後輩でもありますね)で、福西崇史の後継者として、福西の23番を受け継いでいたほど、ジュビロ期待のボランチだった選手。
ロンドン五輪では最終メンバーには選ばれなかったものの、アジア最終予選までU-23日本代表として活躍していた。

ジュビロでも去年までは順調にレギュラーだったと記憶しているんだけれど、今年、監督がシャムスカに代わってからバッタリと使われなくなり、ベンチ外が多くなっていた。

ヤンツーさん時代には、ボランチからSB、SHへのコンバートで出場機会を得ていたとのことなので、ボランチとしてはともかく、サイドでの適性を見出されていたんだろうと思うのだけれど、なぜシャムスカに使われないのかは、よく分からない。

それにしても、ロンドン五輪最終メンバーから外れたという点では去年の水輝と同じだし、前所属チームで監督の方針と合わず出場機会を失っていたという点ではマツケンと同じである。

もしかして、そういう選手をあえて狙ってます?ヤンツーさん、神田センセイ。

マツケンは見事にレギュラーを獲得してしまったので、山本コースケが活躍し出したら「ヤンツー再生工場」という称号を進呈いたしましょう。「反町再生工場」は主にベテラン選手だったけど、「ヤンツー再生工場」は主に若手か。

ジュビロで将来を嘱望された選手が監督と合わず、出場機会を求めて新潟にレンタル移籍…って、2005年にも同じパターンの人がいたようなw
コースケの場合は浜松出身で、根っからのジュビロ育ちだから、出る決断をしたというのは、覚悟という意味でも、よほどのことだと思う。
選手が生き残っていけるかどうかは、監督との相性次第でどうとでも変わってしまうということを、つくづく感じてしまうなぁ。


というわけで、頑張れ山本コースケ。新潟としては、ボランチというよりも、攻撃的な選手(SHあるいはSB)として期待しての獲得という話なので、とにかく期待してますよ。
サイドは層が薄いからな、ウチ…。

裕紀にとっては気心が知れているコースケの加入はうれしいだろうし、ケンゴやマイコー、カズにとっても、同い年のライバルはいい刺激になるはず。チームのより一層のレベルアップに貢献してほしい。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
「新潟から世界へ」が特別なことではない時代に生きている
キム ジンス選手 ホッフェンハイム(ドイツ・ブンデスリーガ)へ完全移籍のお知らせ




噂は早い時期に出ていたので、ついに決まったか…というのが正直なところ。
ブラジルW杯に「新潟の代表として行く」と挨拶してくれたジンスが、W杯メンバーから直前で外れ、その悔しさを胸にブンデスリーガでチャレンジする道を選んだ。

なんだよー、カッコいいじゃん、ジンスめ。

2012年にヨングンと2人で入団してきて、新潟の生え抜きとして育ってきたジンス。

最初の頃は、攻撃力に光るものがあったものの、ディフェンスで無理に突っ込んではピンチを招き、何度ヒヤヒヤさせられたか分からない。

一番印象に残っているのは、クロさんが監督を辞め、ヤンツーさん体制になった初戦の清水戦。
試合開始早々にイエローを貰ったジンスが、その後も危なっかしいプレーを連発して、これはいつ2枚目を貰っても不思議じゃないぞ…と心配していたら、ヤンツーさんはスパッとジンスからキクちゃんに替えた。
あの容赦ない交替劇が、その後のジンスの成長に、大きな影響を与えたような気がしている。

そして、第33節仙台戦の決勝ゴール。勝たなければ降格が決まるギリギリの試合で、ジンスのプロ初ゴールが新潟を救ってくれた。

昨シーズンは、プレーに安定感が増して、アトムと組んだ左サイドは、新潟にとって武器になった。

今年も、左サイドをえぐって、角度のないところからシュートを突き刺したナビ杯名古屋戦の先制ゴールに、ジンスのスケールアップを感じさせてもらった。

まだまだ、カッとなると無鉄砲なプレーをしてしまうところがあるので、それはちょっと心配なんだけれど、素直で聞く耳を持っているジンスなら、ドイツでもいろいろなものを吸収して、成長していけると思う。

すぐにドイツ語もペラペラになるんだろうな。

ブンデスリーガという舞台で、新潟で育った生え抜きの左SB2人…ゴートクとジンスが対戦するのかと想像するだけでも、なんだか凄いことだなぁ、と思うのだ。


新潟から世界へ出て行くことが特別なことではなくなる。つくづく、凄い時代になってきた。

頑張れ、ジンス。ジンスはどこへ行っても、新潟の子だよ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -
晴れ男さんありがとう@一箱古本市in現代市(いまいち)


毎年6月に行われる、学校町通りのお祭り「現代市(いまいち)」。
学校町通りの半分くらいを通行止めにして、フリーマーケットや一箱古本市などが開催されるのだけれど、6月という梅雨の時期でありながら、不思議と降られた記憶がない。

で、昨日の天気予報は、曇り時々雨、だったにも拘らず、午前中は見事に晴れ。強烈な晴れ男は、北書店の佐藤さんか、ニイガタブックライトの亀貝さんか、どっちなんだろうなぁw
みなさんの日頃の行いがいいってことで!


今回も出店しました、ぐっちい書房。

サッカー中心のスポーツ本と、そうじゃない本も若干交えての品揃えにしてみたんですけどね。

いつものようにアルビエンブレム柄のレジャーシートを下に敷いて、今回はタオマフなんぞを首に巻いたりしていたら、

「アルビのファンなんですか?」

と声を掛けてくださる方々多数。なぜか握手を求められたりw


最初のお客様は、パパと小学生の男の子の親子。サッカーファンのパパは息子をアルビサポに育てるべく教育中だそうで、

「お前〜、昔のことも知っておいた方がいいんだぞぉ」

と言いながら、2006年の月刊にいがたのアルビ特集や、去年のアシストプレス、バルサ本などをお買い上げ。果たして、パパの英才教育は実るのでしょうかw

いつも常連でサッカー雑誌を買いに来てくれるショーネンは用事で来られず、代わりにママがご来店。エルゴラの2013年J1総集編をお買い上げくださいました。ありがとうございます。


2007年版の全カテゴリー日本代表写真名鑑に鋭く反応してくれたカップルは、彼氏がGKをやってたとのこと。彼女の方が増島みどりさんの「ゴールキーパー論」にも興味を示していたのでオススメしたら、彼氏は、

「いやー、GKはもういいっす」

との答えw よほど辛い思い出が…?
写真名鑑の若き日の本田圭佑を見て、盛り上がってましたねぇ。

遠藤保仁ファンだというおばさまが、遠藤本を2冊お買い上げ。

2000年の市陸での浦和戦を見に行っていて、怒り狂った浦和サポが選手バスのワイパーを曲げる瞬間を見たという男性が、「浦和レッズJ2戦記」をお買い上げ。

いつもブログを見てくださっていて、北書店でのえのきどさんのイベントにも参加してくださったことがあるという女性が、「ジャイキリエクストラ」の監督特集をお買い上げ。あ、それ、ソリさんと淳さんのインタビューがいいんですよぉ。

「私、この時の日本ジャンプ陣の追っかけやってたんですっ」
という女性が、「長野オリンピック写真集」をお買い上げ。

「これ、今やってるドラマの原作ですよね?息子に読ませます!」
と、「弱くても勝てます」を買ってくれたお母さん。

これ、実は掘り出し物なんだけどなぁ…と思って何気なく並べておいた、約30年前の昭文社「東京たべあるき地図」を目敏く見つけて、
「これは面白いなぁ〜」
と買ってくださった某新聞社のNさん。

今回は、今まで以上に「語る」お客様が多かったなぁ。
このお客様との会話が、このイベントの楽しさなんですよね。

「新潟特集のフットボールサミットはないんですか」
「えのきどさんの本はないんですか」
とおっしゃる方々もいましたけど、それはまだ書店で売ってますから、ぜひ新刊を買ってください!w

「いつも娘がお世話になっております」
なんておっしゃってた、某関東サポさん(最近東京移住した人ですねw)のご両親。
いや、なーんにもお世話してませんから!DMで何度かやりとりしたことがあるだけですから!お嬢様の古本を何冊か売っただけですから!
それなのに、たくさんジュースの差し入れをいただいて、恐縮至極でございます。

そして、アイスコーヒーとお菓子を差し入れてくださった鉄々書房(今回は不参加)の店主様。ありがとうございます〜〜。
お買い上げくださった「名古屋グランパス勝利の食堂」は超オススメ本です。内容的には、去年のアルビレックス新潟サッカー講座での、クラブ専任管理栄養士さんのレクチャーとかなり被りますね。プロサッカー選手の勝つための食事学ってとこかな。


心配された雨も、終了間際に降り出した程度で、影響は最小限。いや〜、よかった。
次回の一箱古本市は、たぶん10月のオギノ通り祭りでしょう。
何事もなければ、次回も出店予定なので、またのご来店をお待ちしております!
 
author:ぐっちい, category:
comments(0), -
一箱古本市in現代市2014
来る6月8日(日)、新潟市中央区学校町通にて「一箱古本市in現代市(いまいち)」が開催されます!

今回もまた「ぐっちい書房」として出店します。

いつものように、スポーツ関連書籍中心の品揃え。W杯開幕直前でもありますし、サッカー本を多めにしようかな。

6月8日(日)10:00〜15:00の開催となります。学校町通を通行止めにして、フリーマーケットや一箱古本市のお店がずらりと並びます。

ぜひぜひ、遊びに来てください!
author:ぐっちい, category:
comments(0), -
中断期間へ
日曜日は新潟市体育館で開催される新潟フットサルフェスタを見に行って、その帰りに美容室で髪を切って、帰宅したらテレビで大宮戦、という段取りにする予定だったのだが、朝一にかかってきた電話一本で、すべてがキャンセル。
ようやく用事が終わって帰宅したら、大宮戦はもう後半だった。

というわけで、大宮が10人だということに途中で気づき、守田のPK阻止は試合が終わるまで知らず、試合後に流れたダイジェスト映像を見てビックリした。
試合後の守田のコメントによると、家長のPKのクセはスカウンティング済みで、会心のPK阻止だったらしい。

「新潟の守護神・守田」

の称号は、いよいよ不動のものになったと言っていいんじゃないだろうか。

試合の方は、35℃近い昼日中の猛暑の中、新潟の運動量が上がらず攻撃のスイッチがなかなか入らない状況で、10人の大宮に守りを固められ、逆にミスで失ったボールをカウンターで運ばれてピンチを招く、という流れ。
新潟は、いくつかいい攻撃の形が見られたんだけれど、シュートに持ち込むところでミスが出たり、判断がよくなかったりしてボールを失い、逆にカウンターで反撃を食らうという、悪いときの典型的な試合、という感じだったかな。
全体的に精彩を欠く中で、マイコーとジュフンのCBコンビと守田の奮闘ぶりが目についた(レオは言わずもがなの凄さなので、いちいち触れない)。今の新潟にとって、GK、CB、ボランチの安定感が何よりの強みだなぁ。

悪い中でも、よかったシーンも当然あって、裕紀やレオから縦パスが入り、それをサイドに展開してSBがクロスを入れたり、あるいはそのまま中でパスで崩してシュートに持ち込むという形は、トレーニングでも繰り返しやってきたこと。
サイドに展開してSBがクロス、という攻撃は、去年の武器だったけど、その前に縦パスというスイッチが入るのは、去年はあまりなかったパターン。縦パスの入れ方、それの受け手の次への判断、動き出しのタイミング、クロスの精度、フィニッシュの精度などなど、熟成していかなければいけないプレーがたくさんある。その大前提である、ゴールにどう向かうかという共通イメージを、中断期間中に熟成させてほしいところだ。
まだまだ「考えてから動く」選手が多いし、「考える前に動く」が自然にできるようになるかどうか。簡単なことじゃないけど、それができる選手が一人でも増えていけば、全然変わってくるんじゃないかなぁ。理想は、全員ができるようになることなんだけど。

収穫もあったし、課題もたくさん見つかったナビスコカップ。
今年も決勝トーナメントに行けなかったけれど、慶が活躍したり、コヅが試合に絡めるようになってきたり、ジュフンが大器の片鱗を見せ始めたりと、例年以上の収穫があった。やはりこれは、ナビスコだからこそチャレンジできた側面は大きいんじゃないだろうか。
理想は、こういったチャレンジをしつつ、さらに勝つことなのだけれど、まだそこまでの選手層は新潟にはない。選手を外から連れてくるよりも、現有戦力のレベルアップで選手層を厚くしていこうという取り組みは、簡単に結果がついてくるものではないけれど、将来に繋がっていく。
初タイトルを期待する中での予選敗退は、受け入れがたい気持ちもなくはないけれど、これから先の新潟にとって、とても意味のある戦いができたことは大きかったと思う。

そして、その答えが出るのは、まだまだ先のこと、だとも。

アルビレックス史上、最もタイトルやACLという目標が明確になったチームに対して、早い段階から結果を出すことを求めるのも大事だけれど、ここはサポーターが先に焦れないのが肝心。

チームのベースは出来上がっていて、後は細部を詰める段階。
ジンスが戻ってきて(この段階で戻ってくるのは残念だし、幸せなことじゃないけれど)、春季キャンプをほとんどと言っていいほどチームトレーニングできなかった裕紀が、中断期間でチームに完全フィットすることで、ブラッシュアップできる部分というのは少なくないはず。そして、さらにレギュラーを脅かす存在が、もっと出てきてほしい。

まだまだこれから、たくさん見せてほしいものがあるんだ、このチームには。




それにしても、これから1ヶ月以上も試合がないのか〜〜〜〜〜。うぬぬぬぬ。
何とか、W杯で食い繋ぐことにします。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
comments(0), -