2015年02月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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そのチャレンジが財産になる
日常をバタバタしている間に、アルビレックス新潟の春季キャンプは着々と進んでいて(え?今日は湘南と非公開練習試合ですか?)、アトムはヘルシンキで公式戦デビュー&いきなり初ゴールを決めたり、黒田博樹の広島カープ復帰には心を動かされたりしていた。

アトムの移籍後初ゴールのシーンは、Youtubeで見た。
テレビ中継がなくたって、今のネット社会では簡単に映像を探し出すことができる。しかも、ヘルシンキが日本語版公式Twitterを始めたりして、アトムの入団を、日本人ファンを増やす絶好の機会と捉えているらしいw
当の本人は、本当にイキイキとした表情でプレーしている様子なので、今のところは、いい移籍ができたってことなんじゃないかな。よかったよかった。これからもっと頑張れ。

黒田投手の復帰記者会見がJ-SPORTSで生中継されたので、録画をして見たのだけれど、その決然とした表情に思わず見入ってしまった。
広島復帰について、

「不安しかない」

という言葉に、黒田の広島復帰に対する覚悟の程を感じたわけだけれど、チャレンジをした人間にしか分からないことはたくさんあるだろう。それを他の若い選手たちや、ファンが受け止めることで、大きな財産になっていくんだろうなと思う。

アトムも思い切りチャレンジして、ステップアップして、自分の力で時代を切り拓いてくれればいい。それがいつか、巡り巡って、新潟のサッカー少年たちにとっても、かけがえのない財産になっていく。
いつか、A代表で「調子乗り世代」のチームメートたちと肩を並べてプレーするアトムが見たい。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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PSM岡山戦でコルさんのタダモノでなさを実感する
昨日は1日、家でおとなしく留守番をしていなければならなかったので、天気が良かったのにどこへも行けず。

その分、スカパーでファジアーノ岡山とのプレシーズンマッチをライブで観戦。

ようやく、2015年バージョンのアルビレックス新潟を観ることができた。


新潟のスタメンは…



ギュン ラファ

武蔵 コースケ

レオ 裕紀

コル 健太郎 マイコー マツケン

守田



こんな感じかな?

結果的には0-1の敗戦だったわけだけれど、勝利という結果が出るに越したことはないが、こういう試合で重要なのはそこじゃないと思うので、チームとしての連携、狙い、選手個々のパフォーマンスに注目して観ていた。
(岡山で言えば、岩政が凄かったですねぇ。このタイミングで岩政のような強力で駆け引き上手なCBと対戦できたのは、とてもよかったと思う)

まず前半の印象は、とにかくほとんどの選手の動きが重い、ということ。
ずっと高知ではJ1では一番厳しいと言われるくらいのフィジカルトレーニングを課されていて、しんどいのは当たり前。
そういう状況の中で、どこまでできるか、という見極めという狙いも相当あったのではないだろうか。
2ステージ制になって、過密日程が組まれているので、同じような状況がシーズン中に何度か訪れるはず。そのためのいいシミュレーションにはなったんじゃないかと思う。

明らかに体が重くて走れてない選手がいる一方で、関係なく走れている選手もいた。走れていたのは、裕紀、コルテース、武蔵、マツケンくらいで、レオも重そうに見えつつ、肝心なところでは運動量を発揮していたので、そこはさすがなのであった。

低調だった前半と比べて、後半はリードした岡山の勢いが少し落ち着いたこともあって、新潟の選手たちの走力が上がったように見えた。

なんだよー、それ、前半からやってくれよー。

たぶん、ハーフタイムにヤンツーさんからネジを巻かれたに違いないw

そして、ギュン→イブ、武蔵→マサルという交替で、新潟の流れがだいぶよくなった。
マサルはいいなぁ。キャンプでかなり評価が高まっているような印象を受けていたけれど、実際にプレーを観ても、運動量とかボールへの絡み方とか、去年よりかなりやれる状態になっていることがうかがえる。
今年は勝負の年だからね。期待してもよい?


で、期待といえばコルテース。
前への推進力、ドリブル、スローイン、クロスと、非常にプレーの幅が広くて、プレーの選択も引き出しが多そうな感じ。
思った以上に、新潟のサッカーに順応が早い気がするんですけど。
不安視されるディフェンスも、他の選手たちのフォローをもらいながら、ではあるけれど、想像以上にやれていたので、さらに慣れてくれればと(ジウトンや初期のジンスよりはいいんじゃないかなぁ)。

早く観たいですね〜、ビッグスワンで生コルさんを。

連携不十分な現段階でこれだけのものを見せてもらえるなら、連携十分になったら、どこまでやれる選手なのか。非常に楽しみですね。


ギュンに関しては、非常に体が重そうに見えた選手のひとりで、特に前半は消えていた。
らしさが垣間見えだしたのは後半になってからで、裏を突く動きの鋭さは、期待に違わないものを感じさせてくれた。
ギュンは去年の磐田では、後半から途中交替で出てくることが多く、90分間闘うゲーム体力という面では、やや不安があるかもしれない。
これも、実戦練習やトレーニングゲームを積み重ねていくことで、改善していってほしい。心配はしてませんけど。


他に感じた点としては、裕紀の存在感がハンパないレベルになってきたということと、CKでいいボールが入るようになったこと。
そして、マツケンのカットイン。これ、昨シーズンはほとんど記憶にないプレーだったので、おおっ、と思った。
1回しかやらなかったけど、マツケンがこういう動きをするようになったら、相手はイヤだろうね。期待してもよい?


高知キャンプも終わり、武蔵とマツケンはU-22代表のシンガポール遠征へ旅立ち、他のメンバーはオフを挟んで清水キャンプに突入する。
いよいよ仕上げの段階に入っていくわけだ。

PSMでは、今キャンプで取り組んでいるらしい、さらにバージョンアップしたハイプレス、というのがあまり見られなかったので参考にならないのだが、
「チャンスは作れるけど、フィニッシュが決まらない」
という昨年来の課題克服は、いまだ道半ば、ということはよく分かった。
コルテースやマサルといった「チャンスメーカー」が台頭する素地は作れているので、残り3週間でどこまで最終局面の精度を上げていけるか。

この3週間は、今シーズンの新潟の行く末を大きく左右する時間になる。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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スタートラインに立つ
田中亜土夢選手 HJKヘルシンキ(フィンランド)に加入のお知らせ

http://www.hjk.fi/uutiset/Miehet-2417
(HJKヘルシンキ公式サイト)


今日の午後、突然飛んできた知らせ。添付されていた画像には、ブルー×ホワイトのストライプ柄のユニを着て、「HELSINKI」という文字が編みこまれたマフラーを手にしたアトムの姿があった。

あああ。決まったのかー!よかったなぁ、アトム!

退路を断って新潟を出て、練習参加で旅立ったというところまでは聞いていたけれど、内心、決まらなくて浪人生活なんてことになったらイヤだなぁ、と思っていたのだ。

前だけを見据えて、自分の足で前に進んでいった結果、大きなチャンスを得た。

素晴らしいなぁ。頑張れよ、アトム。

これがまだスタートラインに過ぎないことも、これからが本当の勝負だということも、一番本人が分かっていることだろう。

HJKヘルシンキというチームは、フィンランドリーグ(ヴェイッカウスリーガ…言いにくいw)で6連覇中の強豪で、欧州CLやELにも出場している。

チャンスをつかめ、その右脚で。新潟で鍛えたハードワークで。

それにしても、フィンランドリーグってどこかで中継してくれないかしらねぇ。J-SPORTSさん、いかがです?



その一方で…

コルテース選手 移籍加入決定、選手登録完了のお知らせ


よし、これで2015アルビレックス新潟のメンバーが正式に確定したわけだ。

アトムがスタートラインについた。アルビレックスもいいスタートを切るシーズンにしよう。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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オフも何だかんだで忙しいのである
気がつけばずっとブログ更新を怠ってたわけですが、この間、


ニイガタ・フットボール映画祭があったり、

(わが社のレオシルバ好きデザイナー氏が、カッコいいチラシとロゴを作ってくれました)


上越のサポーターワークショップ&新年会があったり、

(そして翌日は、高田へ行ったらお約束の高橋孫左衛門商店へ、粟飴を買いに)


ひとりオレンジ化計画を推し進めていたり、

(デジカメ、メッセンジャーバッグ、白山様の勝守。それと機種変更したスマホもオレンジです)


なにげに本業がバタバタだったり、まぁ、いろいろあったわけですよw

アルビの選手たちは元気にトゥッコさんに絞られてるんだろうなぁと、高知方面に思いを馳せつつ。


上越では、例年だと同時期にカニ宴会をやってたのですが、今年は趣向を変えてワークショップ→懇親会、という流れ。
知命堂病院のホールをお借りしてのワークショップは、新潟市内に比べるとアルビレックス新潟の浸透度が低い上越という土地柄で、どうやってアルビ熱を盛り上げていくかを、ブレーンストーミング形式でアイディアの抽出をし、出たアイディアをどんどんポストイットに書いてまとめていくのですが(KJ法という手法ですね)、これがなかなか面白かったのです。
新潟市内に住んでると分からない、上越独特の問題や悩み、というのもよく分かったし、上越の人たちがどんなことをやりたいと思っているのかも、よく分かりました。
やっぱり、現地へ行って直接話を聞かないと分からないもんだなぁと。

「ないものは作るしかない」精神で、ここまで積み上げてきたアルビサポーターの歴史、というものがありますが、上越はまさにこれから、「ないものは作るしかない」を実践しようとしている段階で、まずはどうしたい、何がやりたいか(何ができるか、ではなく)を共有するところから始めているところ。
その第一段階として、ブレーンストーミング形式というのは最適なんじゃないかなと思いました。

ブレスト4原則

●判断・結論を出さない(結論厳禁)
自由なアイデア抽出を制限するような、判断・結論は慎む。判断・結論は、ブレインストーミングの次の段階にゆずる。ただし可能性を広く抽出するための質問や意見ならば、その場で自由にぶつけ合う。たとえば「予算が足りない」と否定するのはこの段階では正しくないが、「予算が足りないがどう対応するのか」と可能性を広げる発言は歓迎される。

●粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークで斬新なアイデアを重視する。新規性のある発明はたいてい最初は笑いものにされる事が多く、そういった提案こそを重視すること。

●量を重視する(質より量)
様々な角度から、多くのアイデアを出す。一般的な考え方・アイデアはもちろん、一般的でなく新規性のある考え方・アイデアまであらゆる提案を歓迎する。

●アイディアを結合し発展させる(結合改善)
別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。

(Wikipediaより抜粋)


ということですが、今回出たアイディアをどう実行に移していくのかは、これからの話。そして、これからが一番大変なのですよね。
上越サポのみんなが持っている熱量の大きさを考えれば、今回のワークショップがきっかけで実現していくものが、いくつも出てくるんじゃないかと思います。

明日は新潟のメディアシップでサッカー楽会。私は諸事情により不参加なのですが、そこで出てきたアイディアが、今年も形になっていくのだろうなと思うと、楽しみですね。
author:ぐっちい, category:日々のこと
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