2016年01月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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アルビレックス新潟激励会2016
先日、新潟県民会館でアルビレックス新潟激励会が開催されたので行ってきた。

例年とは趣向を変えて、2部構成。
第1部は新ユニフォーム発表の後、ゲストの平畠啓史さん(平ちゃん)と宮澤ミシェルさんに内田潤スクールコーチの3人によるトーク。第2部は平ちゃんとミシェルさんをMC役として、全選手を4グループに分けてのトーク。
いや〜、何というか。ミシェルさんが飛ばす飛ばすw ホントにシラフなの?みたいなw
ミシェルさんが飛ばすのを、平ちゃんがさり気なくフォローするコンビネーションが、なかなかのものであった。

で、注目の新ユニフォーム発表は、ヤフーのトレンドワードに「ハッピーターン」が上がるほど、世間を大いに騒がせたのでw、ここで改めて書かないけれど、面白かったのはアディダスの開発担当者社員によるプレゼン。これが、大したもんだったんですよ。

2ndユニが緑と分かった時の会場の「ええーーー!」という反応を受けて怯む場面もあったけれどw、そこから逆にサポーターからの「頑張れ」の声と拍手に、笑顔で立て直し、むしろサポーターとの一体感を醸し出しながら、堂々たるもの。
私はプレゼンをしたことはないけれど(台本は作ったことはある)、あんな反応をされたら、続行できる自信はないなーw
まだお若い方だったが、あの場へ単身で送り込まれるあたり、アディダスの期待の星なんだろうね。

で、新ユニ。
賛否両論あるけれど、個人的には嫌じゃないかな。
ただ、アルビくんとスワンちゃんが新ユニ姿なのを見て、これは体型を選ぶかなーとw
選手は似合うと思うけど、ネイビーとオレンジの切り替えが胸のあたりなので、下膨れ体型の人は危険かもしれないなぁとw
いや、選手がピッチで映えればいいんです。映えると思いますよ、2ndユニも。


第2部の選手トークでは、印象的だったのは、レンタル復帰組の成長ぶり。
マグもノリもコヅも竜馬も、実物は本当に逞しくなったなぁ。体の厚みとか、インタビューの受け答えとか、本当に大人になったし、レンタル修行に出る前とはすっかり変わっていた。

京都から加入の伊藤優汰は、とにかくかわいいw(会場からも「かわいいー」という声が)
23歳の割には幼さがあるのが気になるけど、天才肌っぽい匂いがする(天然ともいうかもしれないw)。平ちゃんとミシェルさんによれば、彼の持ち味は「独特なリズムのドリブル」ということなので、彼の能力をどこまで引き出せるかは、今年のポイントのひとつになるのではなかろうか。
豪と史哉は、もう言わなくてもわかってるよね、という存在。竜馬を含めた同級生トリオには、大いに期待してますぞ。

で、私は今年もユニには6番を入れることにしている(注文済み)。
裕紀には仙台から正式オファーが届いていた。本人はかなり悩んだ末に(返事を急かす代理人さんと喧嘩したそうな)、新潟に残ることを決めたらしい。

それだけ強い気持ちで新潟でのプレーを決めたのだから、激励会でも断固たる決意を表明するんじゃないかと思うでしょ?
ところが、そうじゃないんだなぁ〜w

平ちゃんに今季に向けた意気込みを尋ねられても、

「いや、別にー」
「今まで通りに」

と、のらりくらりな受け答えw
その一方で、ご飯仲間のギュンギュンについて聞かれて、

「山崎くんは、本当にご飯をおいしそうに食べるんですよー」

なんて嬉しそうに語るもんだから、私の隣の席にいたサポ仲間が、

「彼女かよ!」

とツッコミを入れていたであったw

「別にー」じゃないに決まってるのだ。相当期するものがあるはず。でも、それを表に出すのが嫌なタイプなんだろうねw
あくまでもマイペースを崩さないあたり、今年もブレてません、コバヤシさんw
(万が一、裕紀が移籍したら、史哉の番号を入れようと思っていたなんてナイショだ)

最後の達磨さんの挨拶もよかった。
これから、この監督のもとで新潟は闘っていくんだなぁというイメージが湧いた。
激励会で選手たちを観て、改めて感じたのは、本当に若いチームだなということ。この中にいると、黒河がすっかり「お父さん」であるw
今年23、24歳になる年代の選手が多い構成なので、豪と史哉はルーキーではあるけれど、チームの中心になるくらいのつもりでやってほしい。

達磨さんが志向するチーム作りは、これからキャンプを通じて徐々に見えてくると思うけれど、じっくり腰を据えて見守っていきたい。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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読後感
吉田達磨監督就任会見 会見録



達磨さんの監督就任会見をテレビの映像とこの会見録を読んで、この「読後感」が誰かに似ているなぁ、と思った。
誰だっけな。言葉を尽くして語る感じが…あ、小林伸二監督かもしれない。今季から清水の監督に就任する、コバさん。

過去の歴代監督もそうだったけれど、言葉の端々に「この人は本当にサッカーが好きなんだな」ということが伝わってくると、こちらも嬉しくなってしまう。

達磨さんが志向するサッカーについて理解するには、招聘したコーチ陣を見れば、いろいろと見えてくるものがある。
フチさんと能仲さんのトップチームコーチ就任は想定の範囲内で、あー、やっぱり、という感じはあったし、キタジがまさか新潟のコーチになるとはビックリしたが、かつての三浦文丈さんのような、攻撃力UPに力になってくれそうなコーチ、ということで考えれば、なるほどなぁ、と納得できる。
(それにしても、達也とキタジが選手、コーチとして新潟に揃うなんてことが、10年前に想像できただろうか?)

それでも、コーチ人事の中で最も象徴的なのが、トゥッコさんと入れ替わりに就任が発表された安田好隆さんではないだろうか。

安田さんの肩書は「トップチームコーチ」ということだけれど、その経歴を見れば、トゥッコさんに代わるトレーニング担当コーチであることが分かる。
それが、フィジカルコーチという肩書ではないのは、従来の新潟におけるフィジコとは一線を画した理論の持ち主だからなんじゃないかと思っている。フィジカルコーチというより、トレーニングコーチとかコンディショニングコーチとか、そんな感じ?

安田さんは、國學院久我山高校を卒業してすぐサッカー部コーチになり、31歳という若さにもかかわらず、コーチ歴は12年だという。
その途中で、ポルトガルのポルト大学大学院へ留学して、モウリーニョが推奨している先進的なトレーニング理論「戦術的ピリオダイゼーション」を学んできた、とある。

戦術的ピリオダイゼーション????

調べたところ、フィジカルトレーニングと戦術トレーニングを別個なものとせず、ざっくりと言うと、

「ボールを使った練習で体力も強化する方法」

ということになるようだ。
わかりやすく解説しているブログを見つけたので、下にリンクを貼っておこう。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hospi/article/187
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/hospi/article/198

今までの新潟で常識だった、素走り中心の走り込みや筋トレから、さらに前進して、戦術トレーニングの中でフィジカルも鍛える、という考え方。ポイントは、「陸上競技的トレーニングを別個にやらなくても、ボールを使ったトレーニングの中でシーズンを戦えるフィジカルが鍛えられるメソッド」、ということか。
クラブとして、今までのフィジコのやり方を見直す方向に舵を切ることになったと考えられる招聘で、それには達磨さんの要望とともに、けが人が続出した昨シーズンの反省が前提になっていると思われる。

就任会見で達磨さんが明言しているように、ヤンツーさんのもとで築き上げてきたベース…とにかくタフで、闘う、走る、すでにあるベースをしっかり引き継ぎつつ、さらに進化させていこうとしている。

これは新潟にとって新たなチャレンジだと思うし、それによってチームがどんな変化を見せるのか、今からワクワクしている。
特に聖籠でのトレーニング風景が、昨シーズンまでとは全く変わりそうな予感がする。これはもう、聖籠に練習見学に行くしかないではないか。

達磨さんを監督に迎えて、新潟はまた新たなステージへのチャレンジを始めることになる。
そこには、もちろんリスクもあるだろうけど、リスクを恐れ、変わることを良しとしないうちは、タイトルも目標達成も遠い話にしかならないだろう。
達磨さんが率いるアルビレックス新潟の道のりを、しっかりとサポートして、じっくりと見守っていきたい。

そんな新しいアルビのチャレンジの中に、尚紀やゴーソンの姿がないのは、物凄く残念なことなんだけれど、これはもう、お互いに成長した姿で再会しよう、ということだよね。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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スタート2016
新年明けましておめでとうございます。

本日、仕事始め、ということで、ブログ始めとすることにしました。

今年もボチボチ更新していこうと思いますので、よろしくお願いいたします。

あ、しばらくはラグビー成分多めになるかもですが、大学選手権準決勝で明治負けちゃったからな〜。今後の楽しみは高校ラグビーとトップリーグLIXILカップとスーパーラグビーですね。


さて、目をアルビレックス新潟に移すと、天皇杯も終わり、いよいよ吉田達磨監督体制が本格始動ということになります。そろそろ達磨さん、新潟にお引っ越しでしょうか?年末年始に引っ越しなんて、バタバタっぷりが目が浮かぶようですw

今週末の3連休が明けたら、新チーム始動ですよ。来週の土曜日は激励会ですよ。リーグ戦が早く終わったおかげで、勝手にオフが長いと思ってましたが、そんなこと全然なかったですねw
で、達磨さんがまだ柏監督として天皇杯を戦っている間も、神田センセイたち強化部の皆様は、粛々と新チーム編成のために動いていたわけで、その成果が、京都から伊藤優汰獲得、武蔵、マグ、ノリの3人のレンタルバック、そして現有戦力からの流出を現時点で健太郎とコースケの2人だけに留めていることに現れています。
監督が変わるというタイミングは、選手の出入りも激しくなるのが常ですが、恐れていたほど選手が動かなかったのには、少しびっくりしました。
健太郎とコースケが新潟を離れたことは、大いに痛いけれど、コースケの後に伊藤優汰、ということでしょうし(伊藤優汰のイメージは勝手に、鈴木慎吾みたいなタイプかな、と決めつけてますw)、健太郎の後にマグ、ということなのか(もしかしたら、CBの補強はまだあるのかもしれませんが)。

まだレオ、コルテース、ラファ、ユファン、ジュフン、尚紀、竜馬についての発表がありませんが(ハットンはブラジルのチームに移籍するというニュースが、ブラジルのメディアに出ました)、現段階では24名。
外国人枠をレオ、コルテース、ラファに、アジア枠をユファンかジュフンのどちらかに、そして尚紀は更新発表待ち、竜馬はレンタル延長かな? 
移籍による補強はあと1人か2人と考えると、久しぶりに支配下選手が30名を超える可能性もありそうです。
もっとも、今年はサテライトリーグが復活するので、少し多めの方がいいかもしれません。


今年のチームの特徴は、まず若い選手がさらに増えた、ということ。22、23歳前後の選手が最大勢力になるようです。
達磨さんが監督になるということも大きく影響しているのかもしれませんが、その年齢でチームの中核を担う役割を期待されるというのは、なかなか経験できることじゃありません。武蔵、マグ、ノリ、伊藤優汰、宗、豪、史哉、尚紀、マツケン、慶、ゴーソンらの頑張りに、チームの浮沈が懸かっていると言っても過言ではありませんね。
そして、そういう若いチームであるだけに、一層、裕紀、前野、マイコー、ギュン、カズら年齢的に中堅の選手たちに、チームリーダーとしての強い自覚が求められます。
若手と中堅、そしてベテラン組の力がうまく噛み合うことが、今年をいいシーズンにするためのカギなんじゃないでしょうか。
特に、昨シーズンに相当悔しさや苦しさを実感したことを、インタビューで吐露していた裕紀には、その悔しさをバネにした活躍を期待したいところ。
仙台から正式オファー(新潟との契約が残る裕紀に対して、違約金を払う前提だったらしい)を受け、悩んだ末に、それを蹴飛ばしてでも新潟に残る決断をしたのですから、大きな覚悟を持ってのことだと感じます。
悔しい思いをバネにできる選手は成長できるので、裕紀には本当に頑張ってほしいと思います。
ええ、新ユニにも6番入れますよ。

新生吉田アルビは、監督も若いし、選手も若い。いやー、不安もあるけど、ここは楽しまなきゃソンでしょう。

いよいよスタートする2016シーズンのために、今からウォーミングアップしとかなくちゃ。
author:ぐっちい, category:アルビレックス
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