2018年03月の記事 | ぐっちいのスポーツを読もう!
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お久しぶりです。

大変ご無沙汰しておりました。

 

いや、別に何かあったわけでもなく、至って元気にしておりました。

 

ずーっとブログ更新を怠っていた間に、ニイガタ・フットボール映画祭が開催されたり(ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。ヨンハと木村元彦さんのトークや、ブラインドサッカー体験会もよかったですよね)、J2リーグが開幕したり、書くことは山ほどあったのに、何だかバタバタしていて更新せず。
いい加減、真面目に更新しようかと思います。

 

リーグ戦も早3節を消化。新潟はルヴァンカップもあるので、すでに4試合をこなしています。
リーグ戦は1勝2分け。ルヴァンカップ初戦の仙台戦も引き分けだったので、トータルで1勝3分けということになります。
リーグ戦は開幕戦の讃岐戦で勝ってからは、松本、京都と連続して追いつかれての引き分けという形になっているので、中には不満やイライラを募らせている人もいるかもしれませんね。

 

J2の状況を見てみると、開幕3連勝が岡山と山口。水戸、横浜FC、町田、福岡、ヴェルディも好調です。
降格組では、J1昇格候補筆頭という評価が大多数を占めていた大宮が、開幕戦で甲府に勝って以降は2連敗。甲府に至っては未勝利です。前評判の高かった千葉も勝てていません。
すでに大方の順位予想とは違う様相を呈しているだけに、今季は飛び抜けたチームがなく、未曾有の大混戦になりそうな予感がします。

新潟は、監督がマサくんに変わり、昨年の主力の大半が残ったとはいえ新加入の選手も多く、マサくんが基礎から教えつつ新たなチャレンジを始めている段階。チーム作りの完成度は6〜7割くらいではないかという印象です。その中で、ボロボロのピッチやアフター気味に削ってくるファウルに苦労した讃岐戦のような試合、基準がはっきりしないジャッジなど、J1とは違う難しさも体験しました。(昨日の京都戦、アドバンテージをあまり取らない主審だったのも、何だかなーでしたが)
そんな状況での1勝2分けは、望んでいた結果ではないとはいえ、決して悪くないスタートではないでしょうか。

 

昨季なら、追いつかれたらそのままサクッと逆転される、という展開になっていたところを、最低限の勝ち点を確保するところまでは持って行けている、出来の悪い試合でもしぶとく勝ち点を拾えているのは、昨季からはチームが着実に変わり始めているのだと感じています。

 

まず、守備で粘れるようになった。ここ数年、守備の安定は大前提だということをイヤというほど思い知らされてきたのですから、守備の整備から着手したマサくんのアプローチは、理にかなっているんじゃないでしょうか。
守備が安定すれば、次は攻撃。攻撃のスイッチの入れ方や、もっとゴールへのアイディアが豊富になれば、点も複数取れるようになるんじゃないかなと思うのですが。1点は取れてるわけですから。そこは、マサくんが繰り返し言っているように、「判断の共有」の完成度をもっと上げていかなければなりません。

 

攻撃陣の組み合わせは、マサくんもいろいろと試してる感じがありますが、2トップの組み合わせがカワと佳純、カワと貴章、ターレスと貴章…などなど、どれが一番いいのか。カワと佳純なら縦関係になってカワが1トップ気味になるので、カワはその方がやりやすいのかなとか、貴章の高さとターレスのパワーと柔軟性も捨てがたいなぁ、とか。ミチ、高木善朗と、精度の高いクロスが繰り出せる選手が増えたので、貴章の高さは活きますね。ターレスもたぶんそう。

カワは、京都戦では裏へのパスを再三要求していましたが、彼の得意な裏抜けができないとき、どう打開するかが課題のように見受けます。
マサルの左SHが本領発揮一歩手前なのが気になるのと、SBはミチと誰を組み合わせるか。ミチがとにかく別格のプレーを連発しているので(あのボールの奪われなさ加減とか、サイドチェンジのセンスとか、何なんですかね)、京都のようにミチとの勝負を避けてゴメスの方を集中的に攻めてくる、という状況は今後も続くでしょうから、ミチとバランスがうまく取れるSBの出現を期待したいところです。頑張れ尚紀とゴメス。

 

個人的にはまだプレーを見ていない大卒ルーキー2人、戸嶋祥郎と渡邉新太が見たい。先週のルヴァンカップでは、サチローくんの評価がうなぎのぼりだったようですし、新太くんは我が真砂小学校が生んだ初のJリーガーとして頑張ってほしい。
もちろん泰基くんも見たいですしね。


かつて、鈴木淳さんは「チーム作りは薄い紙を一枚一枚重ねていくようなもの」と言っていたことがありますが、マサくんのチーム作りを見ていると、本当にそうだなぁと改めて感じます。1試合ごとに試合内容は良くなっている。出てきた課題を一つひとつ潰していくように、着実に前進していける力が、今年のチームにはあるように感じます。1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後と、チームがどんな変化を遂げていくのか、楽しみで楽しみで。
サポーターとしても、焦れず、目先の勝ち負けに一喜一憂しすぎることなく、チームと一緒に歩んでいけたらと思います。

 

 

 

ところで、明日13日から新潟日報さんのスポーツWEB「新潟日報スポーツモア」で、アルビサポーターコラム「ハピだね」がスタートします。
今回、日報さんからお声がけいただきまして、毎月1回、浜崎一さん、加藤恵理花さんと3人でリレー形式で担当させていただくことになりました。(今月の担当は浜ちゃんです)
基本は有料サイトですが、新潟日報購読者の方は登録すれば無料で閲覧できます。どんな展開になるかわかりませんがw、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

おまけ。
昨日の収穫物。

 

 


是永社長、サインくださーい!

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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