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チームとしての覚悟

Jリーグ中継がスカパーからDAZNに変わり、さて、DAZNと契約するかどうか、docomoで契約するなら来月からかなーと思っているうちに、開幕がやってきてしまった。

幸いなことに、NHK広島局制作を新潟でも見られることになり、無事にテレビ観戦、ということになった、J1第1節、サンフレッチェ広島戦。

事前の報道によれば、スタメンに原くんが入りそうだということだった。
おお、これは実現したら、高卒ルーキーの開幕スタメンはクラブ史上初ではないかなぁ。
高卒ルーキーの開幕メンバー入りは、勲、アトム、慶らの例があるけれど。
個人的には、去年実際に原くんのプレーを見て、歴代高卒ルーキーの中では最高レベルの選手じゃないかなと思っていただけに、俄然試合が楽しみになった。

そして、届いたスタメンメールには、原くんの名前があった。慶と原くんのボランチコンビなんて、なんというフレッシュさか。

そして、スタメンにはホニやカンペーさんという新戦力の名前があり、戻ってきた貴章とノリもいる。

そして何より、フミさんが言うところの「スピーディーなサッカー」とは、具体的にどういうものか、決して長くはないキャンプ期間で、どれくらい選手たちに浸透させることができているかを、ようやく見ることができるのだ。
ここまで前知識のない状況で開幕を迎えることは初めてに近かったので(今までは、監督が代わってもセンターラインの主力が総入れ替えなんてことはなかったから、ある程度の予測はできたのだけれど)ワクワクとドキドキが同時進行なのだった。

そんなこんなで、キックオフ。

まず印象に残ったのは、2トップを組むホニとギュンギュンを筆頭に、とにかく前に出るディフェンスが徹底されてるんだなということ、ホニのスピード、慶と原くんのアグレッシブなボール奪取、最終列でのカンペーさんの存在感だった。慶にはなんだか、凄みが増している。
攻守の切り替えがとにかく速く、ボールを奪われても、すぐに全員が守備体制に入るので、ピンチの芽を潰すことに成功していた。
広島にとっては、凄く嫌だったんじゃないだろうか。

中でも、原くんの視野の広さ、ボール奪取力、予測力、カバーリング力は、市船時代の印象そのまま。
高校でやっていたプレーをそのまま出して、ちゃんと通用している。
そして、驚くのはその落ち着き。相手にどんなに絡まれても、全く慌てない。いや、高校生のときからそうだったけど。てか、彼はまだ高校の卒業式終わってないんだよねぇ。彼が対峙したのは青山とか、代表レベルの選手だらけだったはずなんだけれど、まったく遜色ない。
フィジカル的に遅れを取る場面は、まだ線の細さを感じたものの、それを引きずらない気の強さも素晴らしい。

 

試合は、立ち上がりは新潟ペースで、決定機もあったものの決めきれず、次第に広島にペースを握られるも、しっかりとした守備ブロックと粘り強さでチャンスらしいチャンスを与えずに0-0で折り返し。

後半は、徐々に陣形が間延びしてきたところで、広島にチャンスを作られ、セットプレーのこぼれ球を、新加入の工藤壮人に押し込まれて先制を許す。この失点シーンは、セットプレーの守備、守田の対応も含め、反省点は多いんじゃないだろうか。

 

それでも、その後交代で達也が入ってくると、カンペーさんがロングフィードを通してホニを走らせ、ホニが内側に切れ込んでマサルにパスを出し、そのこぼれを拾った達也が左足でゴールに突き刺す。同点。

これは、新潟が今年目指しているサッカーの形のひとつが実を結んだんだろうと思う。

 

その後も攻める広島、守る新潟、という図式が続き、そんな中で貴章の退場があって(貴章の退場は仕方がない面と不運だと思える面と両方、かなぁ)数的不利に陥りながら、新潟のディフェンスの集中力が凄まじかった。その中心にいたのは間違いなく慶。即5バックにし、アディショナルタイムには勲を入れたフミさんの手当ても的確で、こういう危機管理ができる監督なんだなという安心感があった。

今年のチームは、去年の悔しさを今年の糧としようとする意識が高い気がする。

絶対に球際で負けない。絶対に最後に止めてやる。

選手一人ひとりに、そんな負けん気がみなぎっている。

それを牽引していたのが、キャプテンカズと慶だったんじゃないだろうか。

 

1-1で試合終了。

なるほど、フミさんの言う「スピーディーなサッカー」とは、こういうことか。まず守備から入り、前の意識を高く、ボールを高い位置で奪ってショートカウンターを仕掛ける。ヤンツーさん時代の極端なマンマークではないけれど、一人ひとりにしっかりと約束事があるディフェンス。そして縦に速く攻める意識。

やりたいサッカーはよくわかった。このサッカーで新潟は今シーズンを闘うのだ。

もちろん、カウンター一辺倒だけでは、いずれ手詰まりは起こるだろう。夏場対策も必要だろうし。その点については、先日のフミさんのインタビューの中で、「ポゼッション」という言葉が出てきていたので、フミさんも考えているんだろうな、と思う。ショートカウンターにポゼッションの色を加えていく作業は、ヤンツーさんも取り組んで、未完成で終わってしまった部分なので、フミさんがどうやっていくのかが楽しみだ。

 


試合後に、去年、一緒に市船の試合を見たサポ友と話していて出た言葉が、


「思っていた以上のワンダーボーイだね」

 

ということだった。

 

ワンダーボーイ・原輝綺。そして、チームを救うゴールを決めたのが、かつてワンダーボーイと呼ばれた田中達也。

16歳差の2人がそれぞれに輝きを見せ、そしてチーム全体からも「覚悟」が伝わってきた開幕戦。

間違いなく、長いシーズンの荒波に漕ぎ出す勇気を与えてくれる試合になった。

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開幕前夜

 

さて、いよいよ明日からJ1リーグ開幕です。

 

去年からガラッと変わった顔ぶれのアルビレックス新潟。明日のスタメンも、非常にフレッシュな顔ぶれになりそうです。

 

フミさんアルビの1stシーズンは、果してどんな冒険が待っているのか。

今からワクワクしています。

(個人的には、原くんが楽しみで楽しみで仕方ありません)

 

昨シーズンのチャレンジが糧となって、今年のチームの土台にある。

その上での「原点回帰」が、しっかりと実を結ぶシーズンになりますように。

そのためにも、フミさんと選手たちに勇気を与えるサポートができればと思います。

 

順位予想なんて関係ない。自分たちの力を信じることです。

苦しいときこそ、声を出さないとね。

 

さあ、行きますか!

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J1リーグ開幕12日前ですが皆様いかがお過ごしでしょうか

すっかりブログの更新も怠っていたわけですがw

 

マイチームは高知キャンプも大詰め。昨日は愛媛FCとカターレ富山とのTRM。
今週末の土日は、完全非公開でのTRM、ということになっているようです。どこが相手かはちらほら呟きが聞こえてきますが、それはそれとして。

 

愛媛FCに負け、カターレ富山に勝ち、という結果だった昨日の試合については、悲観も楽観もしません。
だって、ダイジェスト映像しか見てないんだもの。

 

新ブラジル人トリオが果してJリーグにアジャストしてくれるかどうかも、センターラインが昨シーズンからごっそり入れ替わった新布陣が機能するかも、そして監督としてのフミさんの力量も(コーチとしては信頼していたので、もちろん期待してますが)、何もかもが「やってみなけりゃ分からない」という状況ですから、今の段階で「去年より強そう」なんてとても言えない。勲と貴章が戻ってきたことは嬉しいのは当然なんだけれど、それだけで踊る気分にもなれてないしなぁ。勲も貴章も、プレースタイルを知っているというアドバンテージはあるにしても、新チームにどれだけフィットするかは、これも「やってみなけりゃ分からない」ことに変わりないんですよね。

ただひとつ確かなことは、「ゼロからのスタート」だということです。

「やれるんじゃね?」なんて無責任なことは言えないし言いませんが、期待はしてます。どっちやねん、とツッコミが飛んできそうですが、それが正直な心境なのです。ゼロからどうチームが成長していくのか、その過程を見ていくことが楽しみで仕方ありません。

厳しいシーズンになることは分かっています。要は、どれくらい腹をくくれて、どれくらいチームを支える覚悟ができてるか、ということなんじゃないかなと。

 

チームも、練習試合を経験して、明確になった課題もあるはずなので、そこをフミさんや選手たちがどう修正していくのか、そこに期待したいと思います。

今季のアルビレックス新潟がどんなチームなのかを最初に見ることになるのは、リーグ開幕戦ということになるのでしょう。
あっ、まだDAZNに加入してなかった!契約しようかな、DAZN for docomo。(DAZNがdocomoと提携することが発表されて、ようやく入る気になったなんてナイショだ)

 

あー、もー、早く今年のチームが見たいぞ。早く聖籠に帰ってきてくれい。そのためにもこれ以上は雪が積もらないでくれぇぇぇぇ。

 

 

 

 

さて、今週末は新潟で、2つのイベントがあるので、その告知です。(実はこっちが本題)

 

2月18日(土)には、シネ・ウインドで「ニイガタ・フットボール映画祭2017」が開催されます。

 

今年の上映作品は、「栄光の黒豹」と「U-31」。どちらも日本映画です。

 

「栄光の黒豹」は目黒祐樹、森田健作(千葉県知事!)、生田悦子といった、往年の青春スターが勢揃いしている1969年製作の青春映画で、なんとオール長岡ロケ。懐かしの長岡の風景がふんだんに登場するようです。
ちなみに、映画とは何の関係もありませんが、私は長岡日赤病院生まれですw(もちろん昔の日赤です)

「U-31」は昨年公開された映画なので、ご存じの方も多いかもしれません。ジェフユナイテッド千葉が協力して製作された映画で、マンガが原作になっています。

上映後のトークショーやシンポジウムも予定されているそうですので、J1リーグ開幕戦1週間前、気分を盛り上げるのにぴったりだと思いますよ。


2月19日(日)は、東区役所エントランスホールを会場に、アカミチフルホンイチが開催されます。
私も「ぐっちい書房」として出店する予定です。ぜひぜひ遊びに来てください〜。

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アルビレックス新潟激励会2017

1月14日(土)。

 

前日から降り始めた雪は、土曜日になると本格的になり、新潟県内でも雪が少ない新潟市も、それなりに積もった。30cmくらい。

この日は新潟県民会館で、毎年恒例のアルビレックス新潟激励会が開催されたので行ってきた。

その前に、本町の人情横丁にある信吉屋さんで、今年初ワンタンメンでも…と思ったら、ワンタンは売り切れだったので、チャーシューメンにした。

 

 

お店のお父さんとお母さんに新年の挨拶をすると、お父さんは私の顔を見るとすぐにアルビの話を振ってくるのだった。

「今年は頑張れるといいよねぇ」

そうですね〜。頑張りますよみんなで。


その後、県民会館まで古町通をのんびり歩いた。あぶさんの銅像の肩にも、雪が積もっている。

 

 

県民会館に到着したのは13時半頃。
久しぶりに会った人たちと、新年の挨拶をしたり、いろいろしゃべったり、先日現役引退とアカデミーコーチ就任が発表されたクロさんへの寄せ書き集めを手伝ったり。そんなことをしていると、あっという間に開場時間になった。


激励会は、まず、クロさんの挨拶から始まった。
とても素晴らしいスピーチで、もうすでにこのあたりから涙腺がやばかったのだが、サプライズでご家族からの花束贈呈があり、長男の龍之介くんが照れ隠しでぶっきらぼうに花束を片手で渡しているのを見て、そうか、龍之介くんはもう中1なんだよなぁ、なんてしみじみしてしまった。

 

2005年9月、日本平へ清水戦を観に行った時、知り合いの清水サポさんに連れられて、スタジアム近くのレストランへ行った。
そこは、監督や選手、サポーターがよく訪れる、アットホームな家族経営の店で、お店の息子さんたちと、サッカーの話をした。
その時、会話の中で出てきたのがクロさんだったのだ。

当時のクロさんは出場機会に恵まれず、悩んでいた時期だったらしく、

 

「この間、黒河が来て悩みを聞いてあげたんだよねぇ」

 

ということだった。

 

「帰り際に“あ、子どもが生まれたんで、今度連れてきます”って言ってたよ」

 

つまり、その子が龍之介くんだったというわけだ。

2005年当時、清水で生まれて間もなかった子が、新潟で中学生になる。それだけ、年月が流れたということなのだった。


そして、サポーターが黒河応援ダンマクを掲げ、黒河チャントを大合唱した時、クロさんが堪えきれずに涙を流したのを見たら、もうダメだった。

 

クロさんのスピーチの中で、こんな話もあった。クロさんはスクールコーチになるのだが、臨時でJAPANサッカーカレッジのコーチも務めるという。

 

「JAPANサッカーカレッジには渡辺泰広がいます。彼が成長する手助けを出来ればと思っています」

 

U-17W杯に出場するなど、ユースの頃から期待されながら、トップ昇格してからはケガに悩まされて、ここまで結果を出せずにいるヤスのことを、クロさんが指導してくれるという。こんなありがたいことがあるだろうか。
それと同時に、クラブがヤスに対して、何とかモノにしたいと強い気持ちを持っていることも伝わってくるのだった。

クロさんと一緒に頑張って、来年こそはトップチームに戻ってきてほしい。それはクロさん自身も2007年に経験した同じ道なのだ。


クロさんの挨拶のあとのトークコーナーは1部と2部に分かれ、最初は平畠啓史さんと玉乃淳さん、そして内田潤コーチの鼎談、そして平ちゃん司会による選手トーク、という流れ。

 

いきなりタマジュンの「結婚しました」宣言から始まり、うっかり話がそっちに行きそうになったところを何とか踏みとどまって、今季のアルビを展望。ここでも話題になったのは、新潟のブラジル人選手獲得力だった。
フリーダムに語るタマジュンをうまく平ちゃんがコントロールし、時々ウッチーがたまりかねてツッコミを入れる、みたいな感じだったが、3人のコンビネーションは結構よかったんじゃないかなw


選手トークでは、今季は34人(+1人)という大所帯のため、4グループの人数が例年になく多かった。

富澤清太郎(カンペー)がいい味を出していたこと、富澤と達也が高校時代、国体で2トップを組んだことがあるというサプライズ話、ブラジルトリオvs武蔵&尚紀の噛み合っているようで噛み合ってないトーク(呼び方は、ジャン・パトリックは「ジャン」、チアゴ・ガリャルドは「ガリャルド」と呼んでほしいとのこと。武蔵のチアゴ案は即効却下されていたw)、大卒ルーキー森くんの、関学体育会で鍛えたボケ&一発芸の数々など、それぞれに持ち味を発揮したトークになった。
それをひとりでうまくさばく平ちゃん、さすがだなぁ。

 

平ちゃんは、スカパーがなくなって土日が暇になったので、
「またイベント呼んでください!」
とアピール。じゃあ、サマーフェスタにでもw

 

トークの詳細は、いずれ公式Facebookページに動画がUPされると思うので、ぜひそちらをご覧ください。

 

 

ところで、新ユニ。フィールドプレーヤーのユニは、基本的にオレンジ・ブルーの組み合わせは踏襲されている。

1stユニのデザインの特徴は、胸の逆V字。アディダスの人のプレゼンによれば、これは白鳥が群れで飛ぶときのV字隊列がモチーフになっているようだ。ベースのブルーは、日本海かな?
前へ、上へ、というクラブの姿勢をグラフィック化したものだと考えればいいと思う。
ちなみに、昨シーズンのグリーンの2ndユニは、今季は3rdユニになるという。シーズンに1試合くらいは登場する機会があるかもしれない。

 

新しいチームが新しいユニを身に纏って挑む2017年シーズン。

ヤンツーさんや達磨さんのもとで積み重ねてきたものを大切にしながら、新しい「新潟らしさ」の形を作り出すシーズンになればと思う。

強い思いを胸に、クラブやチームと一緒に歩いていきたい。

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あけましておめでとうございます


新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

年明け直前に、レオの鹿島移籍や貴章の復帰、他にも移籍、移籍加入のリリースがいくつもありました。

それぞれに感じるところ、思うところがあり、どう書こうかなんて思っているうちに年が明けてしまいましたw

レオには、ただただ感謝を。
以前レオが、

「10年くらい新潟でプレーしたい」

なんて言っていたのを聞いて、その気持ちは物凄く嬉しいけど、それは言わない方がいいよレオ、と思ったものですが、別れの日は確かにやってきました。

レオがいた4年間の意味の大きさは、誰もが認めるものだと思いますが、それが一番分かるのは、むしろこれからなのかもしれません。
レオの背中を見てきた選手たちが、必ずそれを体現してくれる。
私はそう信じています。


貴章の復帰は、少し驚きました。
もろもろのことが重なり合った結果だと思いますが、やはり「ご縁」なのでしょうね。

しかも、今回はDF登録。
名古屋で開花した右SBとしての能力を、新潟でも見せてくれるのでしょうか。

また強力ライバル出現だねぇ、尚紀。
たぶん、マツケンより手強いぞw

貴章の存在は、尚紀だけでなく、若手選手たちにとって大きなものになっていくんじゃないでしょうか。
貴章のストイックなまでのプロ意識の高さ、常にサッカーを最優先に考えた行動は、多大な影響を与えていくだろうと思います。


苦しかった昨シーズン。
それは新しい形にチャレンジした結果のものでした。
そのチャレンジそのものを否定したくないし、価値あることだったと思います。

シーズン終盤によく聞かれた「新潟らしさ」という言葉が、単なる「先祖返り」になるだけでは、なんの意味もないと思っています。

昨シーズンのチャレンジが、選手たちの中には根付いているはずで、そこに「新潟らしさ」というエッセンスを改めて呼び覚ましたとき、昔とは違う「新潟らしさ」の進化形が、昨シーズン目指していたはずのものが姿を表すのではないか。そんな期待をしています。

もちろん、厳しいシーズンになることは覚悟の上です。

フミさんや選手たちをサポートしながら、常に前を見て、恐れずたゆまず進んでいく年にしたいと思います。
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また会う日のために

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小林 裕紀選手 名古屋グランパスに完全移籍のお知らせ

 

2014年、裕紀が新潟にやってきたとき、あぁ、こういう「ご縁」ってあるんだなぁと、しみじみと思った。

 

2009年の天皇杯4回戦、私にとって夢の対決となった明治大戦では、宮阪政樹(現・松本山雅)とダブルボランチを組んでいたのが、当時3年生だった裕紀。新潟をパスワークで翻弄する姿を、明治のタオマフを首に巻いて明治のゴール裏で見ていた。

 

神川監督に率いられた明治は攻守にハードワークするチームで、新潟に向いていそうな選手が多かった。

 

「誰か一人でもいいから、新潟に入ってくれないかな」

 

と密かに思っていたのだったが、裕紀がジュビロ磐田経由で新潟にやってきた。

 

そして、2014年シーズンの激励会での様子を見て、これはサポーター受けする気の利いたことを言えるタイプじゃないなと思ったので、ユニに6番を入れることを決めたのだった。

 

その年の5月に、初めて聖籠でファンサをしてもらったとき、明治のタオマフにサインを入れてもらいながら天皇杯の話をし、6番ユニにサインをお願いしたら、手にしていたマーカーペンを自ら細字用から太字用にチェンジして、

 

「でっかく書いていいっすか!」

 

と喜々としてサインを描いてくれて、このツンデレキャラは面白いなぁと思ったものだった。

 


この3年間は、チームが苦しい状況に陥ることが多く、裕紀自身も、大学時代に見せていた「小林裕紀らしさ」を出し切ったとは言い難いし、キャプテンになった今年は、本当に辛いことが多かっただろうと思う。
内面からほとばしる感情が表に出るようになったのも、キャプテンとしての立場がそうさせたのかもしれない。ホーム大宮戦での号泣は忘れられない。
キャプテンとして、一気に大きな荷物を背負わせてしまったような気がして、ただただ申し訳ない、という思いが強いのだ。

 

だから、天皇杯マリノス戦前日の聖籠で、裕紀に

 

「明日はノビノビやってください」

 

と言ったのは、重い荷物を下ろして身軽になって欲しかったからだ。そのときの裕紀の表情は心に残る。

 

これは、裕紀に送ったメールにも書いたことだけれど、裕紀がノビノビとプレーしていた試合は、新潟は強かった。ある意味、レオ以上のキーマンだったと思う。
2014年のホーム川崎戦や、2015年のナビスコカップ準々決勝1stレグ、そして今年のホーム鳥栖戦、アウェイ磐田戦での躍動は、新潟での3年間の中でもハイライトと言っていいんじゃないだろうか。

ピッチを俯瞰するような視野の広さで、相手の嫌がるところに出す長短の立体的なパスは、今までの新潟にはないものだった。
来年も聖籠やビッグスワンで見たかった。でも、少なくとも来年は、天皇杯で対戦することがない限り、裕紀のプレーをビッグスワンで見ることはできない。


移籍の理由は、本人にしか分からないことだけれど、降格したチームを再びJ1に上げるというミッション、そして次期監督と噂される風間八宏さんのサッカーへのチャレンジは、プロサッカー選手としてさらにレベルアップするためには必要なことなのかもしれない。

 

この3年間、裕紀のプレーから新潟の新たな可能性を感じた日々は、楽しかった。苦しい思いもたくさんしたけれどね。
NDスタで初めてプレーを見てから7年、たぶん、こんな「ご縁」を感じる選手と出会えることは、もう二度とないだろう。
サインを入れてもらった、明大サッカー部の2009年天皇杯出場記念タオマフは、宝物だ。「ご縁の証」、だからね。

 

今年の天皇杯のプロモーション映像には、あの2009年の裕紀の姿が映っていた。J1クラブに勝って、ゴール裏にいる仲間たちに飛びつきに行った明治の背番号7。あの頃のような、のびやかなプレーを、もっと新潟で見たかった。
3年間、新潟のために闘ってくれてありがとう。本当に感謝の言葉しかない。またいつか、ビッグスワンで会える日を待っている。

その日のために、新潟は頑張るよ。だから、裕紀も頑張れ。

 

 

 

裕紀のお知らせが来た後、今度は移籍加入のお知らせが届いた。

 

北海道コンサドーレ札幌から堀米 悠斗選手 完全移籍加入のお知らせ

 

札幌から下部組織出身の生え抜きが来るのは、2010年の西大伍以来か。

 

別れがあれば、出会いがある。
アルビレックス新潟の2017年は、もう始まってるんだ。

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ミスターアルビレックス、新潟に帰る

栃木SCから本間 勲選手 完全移籍加入のお知らせ

 

 

 

ビックリした。ひたすら驚いた。

 

去年の残留争いのさなかに、ある人と話をしていたら、

 

「残留のためにも本間勲を呼び戻した方がいい」

 

と言われ、それは本当にそうだとは思ったけれど、さすがにそれは無理だよなぁ…と思っていた。

 

とはいえ、いつか戻ってきてくれたらいいなという思いはあった。でも、まさかそれが現役のうちに実現するとは思ってもいなかったし、いろいろなことを考えると、複雑な思いがあったりもするけれど、やはり「望外の幸せ」という言葉が一番似つかわしいんだろうと思う。

 

勲は、実際には強烈なキャプテンシーがあるわけではなく、自分の姿勢とか、コミュニケーションでチームをまとめるようになって、どんどんキャプテンらしさを増していったような印象がある。
そしていつしか、新潟にはなくてなならない、唯一無二の存在になっていた。

 

そんな勲を、クラブも出したくて出したわけでもないし、勲自身も出たくて出たわけではなかったはずで、いろいろな巡り合わせの結果、プロサッカー選手として生きていく以上は新潟を離れざるを得なくなったということなんだろうと思う。
クラブがずっと、15番を空き番号にしてきたことにも、それは現れている。
(個人的には、将来的には史哉に15番を受け継いでほしいと思っていた)

 

今回の勲の帰還は、様々な要因や思いが重なり合った結果、実現したことだろう。
栃木SCがJ2復帰に失敗し、多くの主力を保有できない状況に陥っているということも、きっかけになっているのだろうと思う。

 

でも、戦力的にという以上に、精神的支柱になるベテランの存在の重要性、チームが若手育成しながら勝利を求めるという2つのミッションを求められている今こそ、勲の力が必要だということを、クラブが再認識したということでもあるのではないだろうか。

 

フミさんにとっても、勲の復帰は心強いだろう。

 

そして、「新潟で現役生活をまっとうする」という道筋も、新潟にとっても勲にとっても、とても大切なことなんじゃないかとも感じている。今まで、片道切符にしかならなかったベテラン選手のレンタル移籍に、こうやって再び戻ってくるという前例を作るということは、とても価値があることだと思う。

 

勲、お帰りなさい。
ミスターアルビレックスの戻ってくる場所は、やっぱりビッグスワンだね。

 

 

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新潟らしさ



11月26日、土曜日。



仕事日だったのだけれど、急遽休みになったので、天気に誘われて聖籠へ行った。



シーズンオフ期間のトレーニング。



もう公式戦もない、直近に目標とするものも明確にはない状況で、どんな雰囲気でトレーニングが行われているのかを観てみたかった。



Bピッチへ行くと、コーチングスタッフが準備をしており、間もなく、三々五々選手が集まってきた。そして、何人か集まると、自然と輪になってボール回しが始まる、シーズン中と変わらない風景。



トレーニングには、帰国したブラジル人4人と、リハビリ組、スクール訪問へ出かけている組以外の選手たちは全員揃っていた。もちろん、移籍が決まったマツケンの姿もある。



彼らの姿からは、余計なプレッシャーから開放されて、ノビノビと、そして真摯にボールと向き合っている様子が伺えた。



これは毎年毎年、聖籠へ行くたびに感じることなのだけれど、聖籠での練習風景を観て、雰囲気の悪さとか、選手たちの取り組み方への疑問を感じたことはない。彼らはいつも、どんなにチーム状況が苦しいときでも、前向きに、真摯に練習に取り組んでいる。
監督が代わっても、選手が入れ替わっても、その空気は変わらない。



もしかしたら、これも「新潟らしさ」というものなんじゃないかな、などと思いながら、青空の下のトレーニングを眺めていたのだった。



この「らしさ」は、いつまでも失ってほしくない、と思う。







11月27日、日曜日。



市役所前の北書店で、今年も「えのきどいちろうトークショーin北書店」を開催。



聖籠でのトレーニングゲーム、イオン南での田中達也&成岡翔トークショーと被ったので、キャンセルが増えるかなぁと思ったのだけれど、逆に、前日、FM PORTさんも告知してくださったこともあり、昨日駆け込みの申込みが多くあり、当日も「予約してないんですが、いいですか?」とおっしゃる方が複数。
おかげさまで、90名弱の方々が参加してくださった。



えのきどさんも、入ってくるなり、



「これはすごいね!今までにない人数じゃない?」



と目を丸くしたほどだった。



トークのテーマは「新潟らしさ」。
今シーズンの終盤、多く語られるようになった「新潟らしさ」とは、なんぞや。
その「新潟らしさ」のイメージは、人それぞれではあるけれど、ほぼ「泥臭さ」とか「最後まで走る」といったイメージは共通している。



では、達磨さんが取り組んだサッカーはムダだったのか。そのチャレンジは意味がなかったのか。



今年の取り組みが無意味だったと否定するのは嫌だな、というのは、個人的な思いだ。
チャレンジが必ず大きな意味を持つ、あれはこういうことだったのかと実感できる日が、きっとやってくる。そう信じて、日々を積み重ねていくしかないんじゃないかと思うのだ。



…なんてことをですね、えのきどさんのトークを聞きながら考えていたわけですよ。
参加された皆さんは、いかがだったでしょうか。



最後は史哉の話になって、ちょっとしんみりしちゃったけれどw



とにかく早く監督を決めてもらって、来シーズンに思いを馳せたいですよね。



参加してくださった皆さん、そしてえのきどさん、ありがとうございました。また来年!

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次のステップへ進むキミに贈る言葉

松原 健選手 横浜F・マリノスに完全移籍のお知らせ

 

 

 

噂通りに、なんだけれど、思ったより早く発表になった、という感じだ。

 

マツケンが大分から新潟に移籍してきたとき、大分で出場機会が激減していたということもあったけれど、それ以上に、リオ五輪に出たい、そのためには同じポジションのライバルである川口尚紀がいる新潟に移籍して、レギュラーを奪い取るんだ、ということを言っていたことが、とても印象に残っている。

 

そんなマツケンも、新潟ではケガが多くて、結局、ケガの影響でリオ五輪代表を逃し、バックアップメンバーにも入れなかった。

 

最大の目的が失われてしまったら、それは次のステップを考えるときなのだろうな。恐らくそれは、一般人の人生においても。

 

 

マツケンと武蔵のコンビの明るさが、聖籠の雰囲気を明るくしていた。

その一方で、真摯にトレーニングに打ち込む姿には、感じるものがあった。

 

気持ちよく右サイドを駆け上がり、クロスを上げるプレーは、マツケンの真骨頂。ただ、チームの戦い方がパスサッカーへと移行する中、それにアジャストしきれなかったような印象もある。

マリノスのサッカーにアジャストできるかどうかは分からないが、ストイックに努力できる選手だからね。新潟戦で活躍してもらったら困るけどw

最後にマツケンダンスを踊ったのが日産スタジアムだったというのも、因縁としか思えない。

 

マツケンには、色々と楽しませてもらったよ。3年間ありがとう。幸せなサッカー人生を。そしていつかA代表へ。

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Enjoy Football!

11月11日、金曜日。

 

 

この日は定期検診のため1日休みをもらっていたので、病院へ行く前に、聖籠へ天皇杯前日練習を観に行った。

 

急遽一部非公開ということになり、練習開始から30分ほど、駐車場の車の中で待っていた。やがて、広報さんが駐車場へやってきて、「公開でーす」と言って回る。入口の扉が開いた。

 

時折パラパラと雨が降る天候ではあったものの、思ったよりも寒くはなく、クロスからのシュート練習をリラックスした雰囲気でこなす選手たちを見ていた。

 

 

今季、聖籠に足を運んだのはたぶん5回くらいだったと思うけれど、このチームの雰囲気は好きだった。適度なテンションの高さと、前向きな明るさと。緩いなぁ、と思ったことは一度もない。
それでも、徹底的に結果が出ないシーズンだった。広島戦終了後、裕紀や成岡さんが言っていたように、そこには必ず原因があり、それを突き詰める必要があるのだと思う。

 

練習終了後、選手たちはファンサゾーンにやってきてくれた。端っこの方に立っていると、裕紀が来た。

 

──明日は、ノビノビやってください。

 

と声をかけると、裕紀は真っ直ぐな視線で、

 

「ありがとうございます」

 

と、手を差し出してくれた。握手。

 

今シーズンに限らないけれど、裕紀がノビノビとプレーしている試合は、新潟はほとんど勝っているという印象を持っている。だから、残留争いという重圧から解放された明日の試合は、裕紀にノビノビやってほしかった。それは、他の選手たちにも伝えたい言葉だった。

何も恐れることはない。Enjoy Footballだよ!

 

 

 

11月12日、土曜日。

 

8時25分発の上越新幹線で東京へ。この日上京することは、大学のクラス会の日程が出た時点で決まっていて、その後、天皇杯が日産スタジアムで行われることになったので、御茶ノ水へ行く前に日産スタジアムへ行くことにしたのだ。

 

 

しかし、キックオフが15時で、御茶ノ水駅での待ち合わせが17時30分だったため、どう考えても後半途中でスタジアムを出ないと間に合わない。残念だけど仕方がない。見られるところまでしっかり見よう、応援しよう。

 

そんなわけで、天皇杯4回戦横浜F・マリノス戦は、ゴール裏の端っこの方で見ることになった。

 

 

試合が始まる少し前、ちょっと席を外して戻ってきたら、

 

「ほら、ノザがいるよ!」

 

と教えられ、斜め後方を見たら、野澤洋輔が奥さんと子どもと一緒に座っていたので、思わず「おおお!」と声を出してしまった。

 

やがて、他のサポーターに見つかったノザは、大歓声の中引っ張り出され、トラメガを持たされていた。
そして、お約束のようにサポーターを煽るノザw
いいなぁ、ノザは。変わらないなぁ。もう37なのにw
ちなみに、奥さんはとても美人で、息子くんは目元がパパ似であったw


さて、試合。

 

私は後半30分頃に後ろ髪を引かれつつスタジアムを後にしたので、最後の最後、マリノスの天野に決められたFKも、試合終了後の選手の涙も目の当たりにしていない。
だから、その場の空気感を書くことができないのが残念だ。

 

でも、前半の選手たちは、実にノビノビとプレーしていたと思う。重圧から解放されるとはこういうことなのか。そんなことを思いながら見ていた。
ずっと、こんな選手たちの姿を見たいと願い続けてきたシーズンだった気がする。

 

前半は完全に新潟ペースで、チャンスをどんどん作り、ゴールに迫る。しかし、シュートがことごとく枠を外れていく。
これが今年のチームを象徴しているようだったが、パスワークでの崩しは、ヤンツーさん時代から今年の達磨さんの取り組みがチームにしっかり根付いていることを感じさせるものだった。
そこに、来季へ向けてのベースになるものを感じさせてくれた。

 

後半に入ると、新潟のペースが落ちてきたことと、マリノスが新潟のプレスをいなしてきたこともあって、マリノスの方に流れが行くシーンが増えた。でも、決定的なピンチは、ほとんどなかったのだ、私が見ている間は。

新横浜から乗った東京行きの新幹線の中で、サヨナラ負けのような敗戦を知った。

 

ああ、本当に終わってしまった。2016年のアルビレックス新潟が。

もう、このチームを、同じメンバーで見ることはできないのか。

 

でも、ノビノビとサッカーしている選手たちを、最後に観ることができて、日産スタジアムへ行って本当によかった。
日産スタジアムで見た選手たちとノザの姿、前日の聖籠での裕紀の表情と差し出してくれた手は、忘れないだろうなと思うのだ。


東京駅に到着し、中央線に乗り換えて御茶ノ水へ。

御茶ノ水橋口の改札を出ると、クラス会の幹事がすでにいて、話をしているうちにみんなが集まってきた。

 

クラス会の会場は、大学の中にあるカフェパンセ。明治でカフェなんて、昔のことを考えると隔世の感がありすぎるw

 

カフェへ行く前に、大学生協に寄っていこうということになり、昔は師弟レストランがあった地下1階に移転した大学生協へ。
大学グッズ売り場を眺めていたら、「体育会カレンダー」なるものを発見してしまい、ついつい買ってしまった。
表紙に登場しているのは、競走部、硬式野球部、ラグビー部。そうか、この3つが今の明治大学体育会の顔なんだな。サッカー部も頑張れw

 

 

パーティーでは、昔話や近況について話が尽きなかった。いくつになっても、大学の仲間はいいものだ。
来年も、みんな元気で会おう。またアルビの試合とうまく重なればいいんだけど。

 

author:ぐっちい, category:アルビレックス
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